アーカイブ:2020年11月

金融危機はチャンス

カタルが、あちら側の世界に行ったら…やってみたい「投資」があります。昔…カタル達の仲間で、成功をした人が「債券投資」をしていました。カタルはこの記事を読んで「トルコ債」の打診買いをして、様子を見てみたいと思っています。債券投資は、最低で1億円単位でない投資はできません。通常は10億円単位が普通でしょう。トルコに不動産資産があっても良いですね。

ギリシャなど…時々、金融危機が勃発する国があります。ロシアの通貨危機では「ロングタームキャピタルマネージメント」と言うノーベル賞学者らが創ったヘッジファンドが破綻をしました。株だけではなく債券投資も面白そうです。トルコは微妙な立ち位置の国です。万年、外貨不足です。その為に格付けも低い状態が続き、高利回りです。カタルは行ったことはありませんが、なかなか地理的に面白そうな場所で興味があります。

様々な通貨危機や経済危機などの背景を検証すると、国が、大きく…「体制転換」に動くときはチャンスに見えます。今のサウジも同じような環境下に在ります。体制転換の真っ最中で…意見が対立しており揉めています。イラン、イスラエル、エジプトなんかも絡み…イエメンの代理戦争など…興味深い地域です。

「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」の諺の通り、「ピンチはチャンス」でもあるのでしょう。少ない資金では、相場も思ったように張れず面白くありません。でも一度、ノウハウを身に付けたら…金融の世界は無限のお金が市場に溢れていますから面白いですね。

昨晩は、あの後…会員向けレポートを書いており、反省も含めて、自分自身の力がないために、正しい相場も演出が効かない事を嘆きました。僅かな、お金があれば相場なんか…簡単なんじゃ、ないか…と思っています。

長く相場を観察していると…いつも思うのです。市場が熟すタイミングに「切っ掛け」を与えるだけで…相場が動くのが、分かるタイミングがあります。

ようやく…日本株は「デフレの関門」からの完全な離脱期を迎え、これからです。31年も「失われた時代」の中で、悲哀のどん底生活を味わってきました。「四面楚歌」…なんてもんじゃなく、「塗炭の苦しみ」よりも絶望感の中で、ただ仕方なく…待つのです。やるせない…あの時間は、真剣に生きてきたものでないと分からないと思います。

だからようやく2012年の暮れに安倍政権が誕生し、2013年春に日銀が量的緩和を採用し、大きく方向転換をしたのが…楽しみでした。

実はカタルは2010年に、年収1000万の歩合生活に終止符を打ったのは、馬鹿らしいブローカー業務で、いくら頑張っても限界があることを…体感したからです。稼ぐと、税務署様が訪れて…経費の計上に文句を言います。

あいつらの価値観は別次元です。いくら説明をしても…無駄です。だからハニックス社長は、国税局前で焼身自殺をしたのでしょう。メディアは大きく報じていませんが…あれはやり過ぎです。村論理はそれを体感したものでないと現場を理解できません。

しかし…2010年に日銀は緩和政策を実施しますがポーズで終わりました。

だからカタルは資金ショートに陥り、新聞配達を経験します。その後、安倍政権の誕生を待つしかありませんでした。ようやく本格的な名目時代へ向け、舵を切りましたが、金融庁を始めとするチグハグナ政策対応が、長く続き、なかなか日本は本格的に動きません。それが2013年から2020年までの…7年にも及ぶ「流動性の罠」と言うジレンマです。

今回のコロナ禍は、日本にとって…まさに「神風」です。

世界中が日本化して…お金をジャンジャン発行しています。溢れるお金は、時代の進化を後押しします。日本が世界で一番、恵まれた環境下にあります。流石、バフェットです。彼が商社株投資を実施したのは、出遅れ株投資の一環ですが、2003年の竹中平蔵が推し進めた不良債権処理の最中と…同じタイミングで日本株投資を実施しました。

日経新聞は29年ぶりの高値などと…寝ぼけた解説をしますが、歴史的な転機なのです。ベーシックインカム論の本当の意味は、人類の価値観が大きく変化することでしょう。本日の日経新聞に中国のGDPの話が載っています。輸出シェアが拡大して外需で潤う昔の経済のGDP論です。GDP統計には表れない、ソフト資産の価値がドンドン高まります。

「鬼滅の刃」は、何も偶然に興行収入が飛び抜けたわけではなく、歴史的な背景が存在するのでしょう。カタルはそう考えています。カタルは昔小さいころ、漫画ばかり読んでいましたが、最近のアニメブームと言うか…全く興味がありません。

つまり時代感覚がずれているのでしょう。もう65歳ですからね。かなり感度が鈍っていると思って間違いないでしょう。しかし長く…市場を観察していると、チグハグな日経新聞などの解説の粗は、良く見えます。テレビの解説も良くそう感じます。馬鹿が嘘を言っていると思います。

カタルはスマートニュースを閲覧していますが、その中でホリエモンがGOTO対応に対し菅総理を誉めていました。カタルはもともとコロナ程度でワイワイガヤガヤ騒ぐ方がおかしいと思っている方です。ですが…今回の騒ぎが、日本株の「新しい扉」を開いたことは事実です。この対応のお陰で「新しい時代の扉」の幕が開きました。

デフレの関門の22750円の意味を多くの人は理解をしていません。自分が真剣に失われた時代を生きてこなかったから、この躍動感が理解できないのです。新鮮な新しい時代の風を感じていれば…中国の輸出シェアの話など…へそが茶を沸かす茶番劇です。

知的財産権の確立を、中国に迫るのです。そうしてソフト資産の価値を認識しましょう。ベーシックインカム論と言うのは、働かずに食べることが出来る世界の話です。モノの価値観はどんどん失われ…仕組みのプラットホーム、ソフト資産、コンテンツなどの情報の価値観が一気に高まるのです。「文化の香り」を感じて欲しいと思っています。

会員の方は、深夜に新しい原稿をアップしましたから…お読みください。たぶん…紹介した米国株を3年程度持っていれば…かなりの金額になるのでしょう。楽しいですね。新しい相場を体感して、共にそれを楽しみましょう。又あした。



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