アーカイブ:2020年12月

12/21

正午前に帰ってきました。これから原稿を書きます。全体の相場は、やはり年末らしく…整理基調に見えます。年末は「損切り」をするために、売られるケースが多いですからね。どうしても…新規に仕掛ける場面は少ないように見えます。

スカラ(4845)の日足推移

でもカタル銘柄の中では、「グローム」(8938)に続き…「スカラ」(4845)など意外に強く見えます。この株も、ケネディクス同様に、決算を受け…先日は大きく売られました。ストップ安をしました。その翌日の寄り値近辺が安値で…株価は切り返してきました。GX絡みの動きは、変わらないのでしょう。

下げ続ける年末の東邦チタン(5727)2018年末

カタル自身、2018年の「東邦チタン」(5727)程のケースではありませんが、年末は一度損を計上しましたが、再び…損切りを続けています。ですが…担保がギリギリなので「際どい」売り買いになり…証券会社からクロス取引において注意のメールが来ています。

何故かな? 確かに…結果だけ見ると…同日に同値の売り買いに見えますが、多少は時間をずらして、概ね、持ち株は同じなのですが…それでも多少は持ち株数も変わっています。カタルが現役を辞めてから…制度が変わったのでしょうか? あまり目くじらを立てるような取引ではありません。

まぁ、もう大きな損はなく…ほとんどが「儲け」のものなので、損切りの分は、もう…あまりないのです。たぶん…今週中は、こんな状態が続くのでしょう。

ですが…米国でも追加の財政出動が決まりそうで…お金がジャンジャン流れます。だから基本的に株式相場は強いのでしょう。基本は需給バランスです。ただ「掉尾の一振」という相場で…株価が大きく飛ぶかどうか…。カタルは、そのような…期待はしていません。

本日は、「グロームHD」が安いから100株だけ追加で買いました。下がれば…また買うつもりです。ですが…この銘柄を、大きく買うのは「流動性」が乏しく…貧乏人は躊躇われます。この株は「流動性リスク」があります。つまり…売りたいときに売れない、買いたいときに買えないという株です。だから安い日に…現物で少し買えばそれでいいのでしょう。

1750円以下は何処でも買い場でしょう。カタルはずっと前から述べています。既に前に棒が一本付きました。いずれこの1の数字が2に変わり、3になり、時間の経過で順調なら大台を変える株になります。ようやく…基盤ができたので、あとはスムーズに流れるはずです。そうしてこの流れは加速を始めます。今回の借金の増資は、そういう事です。

ロコンドも…カタルは、そう考えています。最近は、めっきり出来高が落ちてきました。板もスカスカです。やはり市場は、ヒカル君達の売り上げは「フロック」(まぐれ?)、つまり一時的な売り上げの計上だ…とみているのでしょう。そうでないと…株価の説明がつかないのです。

しかし…カタルはこの見方を、株価が高いときに皆さんに伝えています。その後、株価が下がり、「3割乱高下に向かえ!」と…カタルは本格的に株を買い始めています。この買いは結果論から見ると早かったですね。だから「カタルの失敗」と言う原稿を書く羽目に追い込まれました。

ですが…インフルエンサーの活用は、ジャパネット高田のようなものだと考えており、継続的な利益に繋がると思っています。だから損出しの「クロス」を継続しているのです。基本的には、なるべく持ち株を落とさずに…年末を乗り越えようと思っています。本当は買い増しをしたのです。ですが…お金がないからね。

週末にリンクを張りまくり…「市場の整合性」の勉強をしました。なんとなく…理解をされれば…良いのでしょう。株価同士には、それぞれ関連性があります。同業種の場合は分かりやすいのですが…異業種の場合は、銘柄間の繋がり具合が見えないケースもあります。でも世の中の事象は、必ず、何かに繋がります。その関係は強いケースと弱いケースなど…様々ですが、「風が吹けば…桶屋が儲かる」という話と同じ事です。

ここに来て…菅政権の支持率がコロナ対応で落ちています。メディアは携帯料金の値下げという功績より、コロナ対応を批判します。ですが…意外に国民はよく見ていると思っています。日経平均株価が上昇を続けているなら、基本的に、政権は支持をされているのでしょう。カタルはそう考えています。この携帯料金が下がると…可処分所得が増えることになります。国民は、そのお金を消費に回せますから、大きいと思っていますが…来年、再来年にかけ統計上に表面化するかどうか…。このような選択は難しいですね。どんな…お金の使い方が効率的なのか?

脱炭素化社会を発表したら…トヨタ社長が嚙みついたとか…。自動車業界は構造改革の嵐に入ります。既に…アマゾンが「レベル5」の実験を開始しました。こちらです。こういうニュースを見ると、カタルが述べている「コンドラチェフの波」の景気循環と、相場動向の理解が進みます。

だからテスラ株の評価が割れます。あそこまで…極端な事例が正しいのかどうか…カタルも分かりませんが、トヨタとテスラの株価価値の違いが、何故、生まれるか? このような…革新的技術の違いが背景にあるのでしょう。

カタルが、村論理を批判するのは、既得権力が進化を妨げているからです。ホリエモンがあの時にフジテレビの買収に成功していたら…孫さんが朝日放送株を手中に収めていたら…こんな世の中になったかどうか…。

もっともパイオニアの指名解雇の話が出たときに、真剣に日本の行く末を考えていたら、きっと「失われた時代」は避けられたのでしょう。悪戯に…構造改革を否定するのは、止めましょう。いずれ…時間経過の話で、未来図は、必ず訪れます。早いか、遅いか…の話です。構造改革に抵抗しても…「脱印鑑」の時代は、来るのです。後ろ向きな抵抗活動より、前向きな進化にスタンスを切り替えましょう。それがM&Aです。

だから野村証券株は上がるのです。

株の手数料で稼ぐより、構造改革を促す努力をすれば…国民がハッピーになれます。手始めに…ケネディクスなど良い事例だと思います。

ROEが15%に届かない経営者は、みんな首ですよ。地価が上げ続ける環境で…日銀様がリートを買うのに…何故、慎重な経営姿勢を貫いてきたのか? 

ですが…宮島さんは時代背景をよく知っているから、たぶん今回は、この「端境期」を狙い仕掛けたのでしょう。流石です。あと1年もすれば…状況は大きく変わっており、こんな株価では、手に入りません。今はコロナでリモートが盛んになり、オフィス需要が低迷する環境で、しかも12月の海外投資家の決算月を狙い、仕掛けます。この期を逃したら…後がありませんからね。

海外ファンドも、日本株投資を増やし始めているところも多くなってきました。だから意外に大型資本の株価も強いのでしょう。さらにコロナワクチン接種の影響も考慮されたのかどうか…分かりませんが、FRBは自社株買いを容認し…来年早々から自社株買いが始まるといいます。それで三菱UFJの株価も強くなってきました。こちらの報道です。

楽しみな…来年です。もう…本日はこの辺でいいですかね。朝早く起きて…出かけましたから、もう疲れました。年を取ると体力が落ちますね。もうカタルは老人の仲間入りです。失われた30年というのは、大変な長さなのです。希望に燃えて…上京したのに…未だに穴倉生活なのです。冬は暖かい太陽の光を浴び…夏は北向きの涼しい所ですごしたいものです。せめて…その程度の生活ができるよう…神様は微笑んでくれないか…なぁ~。



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