アーカイブ:2020年12月22日

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イギリスで新種のコロナウィルスが発見され欧州市場は揺れています。この動きからか…NY市場も事前予想は安かったのですが、場が引けると…結局、株価は高く…追加の財政出動の効果が勝るのでしょう。この所、上昇を続ける株価の価値観を巡り、市場の意見は大きく割れているようで…強弱感が対立をしているように見えます。例えばこちらの記事ですね。

代表格はS&P500種に新規採用されたテスラです。指数採用の昨晩は、もっと売られても良かったように感じます。ですが…結果は45ドル安の649ドルです。事前に…株価は期待感から上がっていたのに、「材料が出尽くし」になるという現象を緩和されたように感じています。通常なら…欧州の市場動向を見ると、もっと下げてもよさそうに思います。

ここで先日、日経新聞が報道をしたROEの話を思い出しましょう。米国は16%、EUが12%で、日本は8%です。

ただドコモに続き、ソフトバンクも月額2980円を表明し…菅政権の成果が評価されます。

通信業界は、電力業界と同じで…村社会構造が根強く残っている巣窟です。官僚と癒着しています。ここでは…東京電力の後処理をみると、その村社会構造が分かります。あの原発事故は東電の責任ではなく、カタルは原子力委員会が認めたので、国家の責任だと述べていました。だから東京電力は免責されると考えていました。しかし処理の仕方は違いました。

それなら…東京電力を潰すべきです。それもせず、玉虫色の決着になり、関係ない関西電力なども奉加帳方式で連帯責任になり損金の負担を求められました。いつしか…責任の所在がウヤムヤになり時間の経過で風化をさせ、当時の村論理の既得権力者は責任が回避できる仕組みにも見えます。

ライブドアの粉飾決算後、東京地検は、もっと悪質なケースでも緩い対応でした。IHIや東芝など…日本には、二重の基準が存在し…フェアな競争社会ではありません。国民がメディアを信じて、それを容認しているのだから…仕方がないとも言えます。ですが…現場の歩合給の世界で風雪に晒され続けた人生を歩むと…カタルの考え方も「歪んで」きたように思います。

一体、何が正義なのか? やはり…カタルにはサッパリポンなのです。

真剣に生きてないから、社会構造の矛盾に気づきません。この携帯料金の引き下げは非常に大きな変化に感じられます。村社会の仕組み構造が…通用しない、真の新しい時代に突入した「証の一つ」ではないかと思うのです。

そうです。ここでは…「市場の整合性」も成り立ちます。

仮にそうなら…「グロームHD」(8938)にとっては追い風です。

何故なら、日本に「社会改革の風」が吹いているからです。後期高齢者は75歳だそうですね。この負担金が2割に引き上げられますが…所得制限があるそうです。一律に引き上げるべきでしょう。統計学上、75歳以上の医療費は急上昇するそうです。

残り少ない人生に、社会の税金を回すのか? それとも子育て世代に、お金を回すのか?

結局、企業のROEの違いは、効率的なお金の使い方の話です。日本の企業は475兆円も使わない内部留保を貯める必要があるのでしょうか?

グロームHDは、その社会保障費、つまり増大する医療費を削減する貴重な中核企業になる可能性があります。

既得権力の厚生労働省が、チャチャを入れられない自由な行動を認可すべきでしょう。だから携帯料金の値下げとグロームの株価は、間接的に関係があります。こういう株をテスラのような感覚で大きく持ち上げると…社会変革が加速します。これが株式・市場主義の考え方です。テスラは株高を利用して、新工場を建設します。

アマゾンは豊富な利益を支えに…レベル5の自動運転への投資資金を確保しました。これは市場が支えたのです。

自前で自動運転車を開発しようとするトヨタの経営姿勢をカタルは批判しました。お金があるのだから、M&Aで優れた技術を開発をする企業を買収して、時間競争で先行するべきだったのです。それを…それ以上のお金をかけても、自前に拘るのです。

何故、M&Aが来年以降、盛んになり、日本もようやくグローバル化へのステップアップが出来るかと言えば…経団連会長の中西さんは、日立の出身、しかも村社会の人間です。その人が脱炭素化を容認し始めています。日立が変化をするわけです。トヨタ社長は他の人間に比べ…カタルは好きです。しかしそろそろ時代感覚が合っているのかどうか…。

読者から、「武田薬品」でメールをいただきました。何故、カタルが武田に注目し始めたか? 

一つはCEOのクリストフ・ウェバーが20億7300万千円という多額な桁違いな報酬です。彼が主導して6兆円を超える巨額な資金で、アイルランドのShireの買収に臨みました。これを受け…市場の評価は割れています。まだ資金繰りの最中ですからね。アリナミン・ブランドの大衆薬部門を売却しました。非常にアクティブな行動です。

武田薬品(4502)の日足推移

武田薬品の株価位置が低い事もあり、カタルは、これからの時代はM&Aが当たり前になると思っています。社会変革のスピードはどんどん上がっていきます。だから果敢に挑戦をするロコンドの田中社長も大きく評価しています。この売り上げ成長の背景にはM&Aがあります。自分でやってないからわからないのです。出来上がった会社を改造したほうが時間もお金も掛かりません。ケネディクスなどは明らかに宮島さんの経営力不足です。だからエリオットに狙われたのです。

昨日のWBSの報道で東京ヴェルディがTOBなのかな? J1になかなか復帰できない社長が退任要求されるのは当たり前でしょう。どんな形の買収劇なのか…分からないから、これ以上はコメントできませんが、成果をあげられな経営者は退任すべきでしょう。当たり前の理屈に思えます。

やはり株価は正直ですね。カタルはそう考えます。

本日のグロームは高いのですね。とっても…カタルには追撃で買うユトリはありません。今しがた…2170円2160円さらに2110円で1000株ずつ合計3000株を買ったところなのです。もう無理ですね。この後、さらに下がるなら…今度は、「虎の子」のケネディクスを少し外して…買うしかありません。1万株売れば…2000株程度、いや3000株を買えます。

もうお腹が一杯なので…この辺で鉾先を収めて欲しい…と大魔神様にお祈りをします。グロームはようやく楽しみな世界になってきました。このあと積み上げ式の利益構造ですから…全国の医療法人がどんどん参入すると、一気に華が開きます。コロナ禍の影響で医療界の経営も難しいと報道されていますから、この環境もグロームにとって追い風です。コロナ禍…携帯料金の引き下げ…みんなグロームHDを応援しているように見えます。

古河電工(5801)の日足推移

これが「市場の整合性」の考え方ですね。何故、カタルが武田薬品の注目をし始めたか? ここでは2018年に失敗した敵討ちの古河電工も注目されます。そのチャートをつけておきましょう。やはりWindows10と言うのは、慣れると便利なツールに思えてきました。このキャプチャーも…まだ慣れていませんが、その内、手の内に入るでしょう。

人間はやはり「拘り」を捨てて、新しいことに対して…「前向き」に取り組まないとなりません。否定的な考え方を採用するより、カタルは意識して常に、前向きなポジティブな発想を採用しようと思っています。 

本日は…ロコンドにとって、超えられない「2週間」という時間軸の関所です。果たして…既に、次のステップに向け、その「通行手形」を獲得しているかどうか…後場からの相場で判明をします。

また…明日。



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