アーカイブ:2020年12月

12/11

本日の日経新聞には…と書きだしましたが、日経新聞を材料に原稿を書く機会は昔と比較して、ずいぶん減りました。昔は良く日経新聞の記事を材料にレポートを書きました。しかし最近はロイターなどからの引用が増えているように思います。例えばこちらです。

これもグローバル化が定着して、時代が進化している現象なのでしょう。その「後追い新聞」(日経新聞)のスクランブルに、「リンク債」の話が登場し…数千億円のお金が戻るそうです。名目時代は、負の連鎖が消え…プラス思考に変化する事例の一つです。基本的にお金は昔から、充分すぎるほど在ったのです。

問題は、お金を「動かす気力」の話です。

だからケネディクスのような現象が生まれました。本来は賢い経営者ならオープンハウスの事例になります。社会が後ろ向きの話題に終始しているから、「流動性の罠」に陥ったのです。ケネディクスはTOBになり、折角、これから本格的な名目時代入りになるのに…その仕手化相場が楽しめません。どちらにしても…経営者が出口を模索している以上、何れ…上場廃止になるのでしょう。

しかしデフレの関門である22750円、この関門は…なかなか抜けなかったのです。この関門も抜いて、この所は1991年の高値を次々に抜き始めています。故に29年ぶりの高値更新と言われます。しかし…やはり27270円の関門は難しいそうです。この価格を抜くことが、本当の意味で「名目時代」入りになります。あとはバブル期の最高値だけです。

今もメディアはコロナで一色です。しかも悲観的なシナリオに視聴者を誘導します。こんな話ばかり聞いていると…人間の心は、どんどん暗くなります。株式投資なんかしません。だから配当利回り株が、ゴロゴロしているのに…1031兆円の個人の現預金は、なかなか動きません。しかし米国はどうでしょう。テスラなど…誰が考えても理屈に合わないと言います。個人の金融資産は増えています。

それは、そもそも…使っている「ものさし」が、違う人種の価値観なのでしょう。

カタルは年金世代になり、アニメと言われても…ピンときません。昔は少年マガジンにサンデー、ジャンプと毎週、雑誌を買って読んでいたのです。漫画が大好きの人間でした。ですが…今は「鬼滅の刃」と言われても…自分の心はなかなか動きません。

どちらかと言えば…カタルはテスラのロビンフッターを批判する人種です。今回も、アンジェスの株価上昇を批判していました。イナゴ族の感覚が、なかなか理解できないのです。「モメンタム投資」と言うのは…分かります。行けるところまで…行こうとするのでしょう。しかしその背後は「値動きだけが信条」の短期投資です。背景には、企業業績の伸び率が必要なはずです。しかし理解できない株価が多く存在するのが事実です。

今回はイナゴ族と初協賛になった「ロコンド」株で、様々なことを学んでいます。彼らの精神構造を理解できないと、これからの株式相場で…十分な利益をあげられません。

彼らはITバブル期の光通信やソフトバンクの株価上昇で生まれた新人類です。あの年、確か9月頃にはソフトバンク株が一万円を超えて…カタルは推奨を止めました。しかし…そこから2月まで、株価は10倍、20倍になるのです。この感覚に付いて行けなかったのです。

今も似た感覚の相場が存在をします。それを批判するのは容易いですが、カタルは批判をするのではなく、なるべく理解しようと努めます。

今回はかなり高額の授業料を払いました。ロコンド株を一緒にやり、途中で抜けたのはマズマズなのです。最後は現物株を僅か数千株だけを残しただけでした。しかしその後が失敗です。まったくカタルの想定外の感覚でした。この株の値動きを通じて、彼らの感覚を、少しでも理解しようと努めます。

市場には様々な流れが見えています。11月の後半に生まれたSUMCO株の急上昇は海外の投資家の参入です。川崎汽船などもそうです。これと同時進行で「出遅れ株修正」も始まり、景気循環の流れも生まれました。

昨日は出遅れ株の「名村造船」(7014)が人気になっていました。そうです。カタルが自動車株と同じ時期に注目していた株です。市場では「TOBの対象」だという噂があったようです。この変化を感じてください。

カタルが何故、野村証券に注目しているか? 

M&Aでは、経験豊富な人に任せないと市場の支持を得られず、結局、高い手数料を逆に払うことになります。ドームとケネディクスはプレミアム率が違い、その動向が注目されます。やはり市場価格に対し、「上乗せ部分」が問題になるのでしょう。何しろ…経営権の話です。出し惜しむべきではないでしょう。 

ソフトバンクを見れば分かります。あの当時は3000円を割れていたのです。

そういえば…この所、ケネディクスに関するメールも良くいただきます。出来高を見ていれば分かります。信用買い残があったために、目先は多少…売られています。ですが…この価格で株が集まるなら…集めてみろ!です。 ケネディクスの株主の多くは、外人投資家のファンドです。様々なファンドが関与しています。

未来の事は分かりませんが、カタルは4桁に乗せまで…枠が開くなら、買い増しを続けると公言をしています。だから…カタルに分からないことを、メールで聞いても無駄ですよ。カタルがどう考えようと…それが正解ではありません。最終的には自分で決めることです。カタルは1000円以下は安いと思っています。前からそう述べています。

ただ…相場的には、既に妙味がなく面白くありません。だから仮に次の段階になり株価が引きあがれば…諦めて売ろうと思っています。むしろ野村證券などは、これからです。名目時代を考えると、これから楽しい相場が始まります。

必ず…カタルが述べているようになっていると思います。

昨日はソフトバンクの話を書きました。このレポートの右のカレンダーから前の原稿を読めば分かります。大手メディアが倒産すると騒ぐときにカタルは僅かですが、株を買っていました。昨日は、名村造船が一時200円台に入っていました。この名村造船も割安株の出遅れ株として…何度もレポートに、自動車関連株と共に登場しています。

別に実績を強調するわけではありませんが、カタルのいくつかあるシナリオの一つです。ですが…貧乏人のカタルは、蛍のように飛び回れないから…仕方なく、ロコンド一本勝負に走り失敗をしています。その様子も赤裸々に公開しています。

カタルは実にオープンな人間です。嘘なんか言いませんから、公開ページで書いていることを、メールで聞かないでください。ケネディクスは資金が続く限り…4桁に乗るまで買い続けます。ロコンドも持ち株は追証の為に減っていますが、それでも本日も僅か700株ですが買っています。

昨日は昼から2130円、2125円で更に買っていました。僅かですよ。もう枠がないのです。300株、500株です。それでも…自分の相場観に自信を持っています。その為に、せっかく買ったばかりのグローム株の500株を「日ばかり」に追い込まれました。大引けにかけロコンドの株価が下がった為です。コンチクショウです。

常にギリギリの状態に自分を追い込み、自分の相場観を育てています。その為に大引けに株価が下がると、どうしても維持率問題が生じます。株価が上がり含み利益があれば…良いのです。ケネディクスの含み利益のある口座は大丈夫ですが…短期口座で持っているケネディクス15000株の買値は755円なのです。

まぁこんな人間が書いているレポートなので…自分なりの判断で、このレポートを賢く利用してください。でも方向性は、かなり優れていると思っています。必ず、このレポートに登場する株は人気になります。ですが…残念ながら、カタルには力がなく、相場をコントロールする資金もありません。だからタイミングは「他人任せ」なのです。

はやく…このステージから脱出を図りたいものです。それでは…本日もパソコントラブルで、ノートで作成しているために相場をあまり見ていません。他に書きたいこともあったのですが…念願の新しいパソコンが、この日曜日に入ります。早く慣れると良いのですが…古い人間にとって、パソコンも、目まぐるしく変わる相場も理解するのは…なかなか大変ですね。

人間はいつもそうですが、自己中心型です。常に自分が正しいと思って行動をします。そう考えるから…テスラを空売りするのでしょう。ですが…現実は違います。50億ドルの資金調達は設備投資に充てられ…進化のスピードが速まります。ようやく日本もM&A時代に入り、一気に加速します。モデルナのMRNAの技術開発は3年も早まったのです。お金が進化を早めます。それでは…また明日。



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