アーカイブ:2020年12月

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どうもバイデン大統領の方向性から「大きな政府」の容認に向かい、カタルが最も恐れるドルの基軸通貨問題が浮上しつつあります。この基軸通貨問題は中央銀行のデジタル貨幣への転向と言う話と同じ土壌に位置しています。中国の軍拡の問題も絡みます。同時にMMT理論も流れていますし…ベーシックインカムの話もあります。

沢山の出来事が未来図の方向性を変えますから…注意が必要です。カタルが述べている市場動向を探る「市場の整合性」を考える上で、何れも非常に重要なアイテムです。

こんな事を書くと、難解な経済学の本を読んでいる様に聞こえるかもしれません。今から30年前かな? カタルが上京した時に発行された本で、ジョージ・ソロスが書いた「相場の心を読む」という翻訳本が出版されましたが、余りに難解で、カタルは読むのを途中で止めました。しかし今なら…ある程度は理解できます。

何れ、カタルが述べているドルの基軸通貨問題からMMT理論を絡めたベーシックインカムの話などを、皆さんも理解できるようになるでしょう。

今は人気が冷めましたが、韓国の「BTS」株の時価総額が兆円単位と…一時的に付けた価格とは言え…おおきく評価された現実は「物から文化」に、人間の価値観が移行する現象を示しているのでしょう。物質的な欲求から、楽しい時間を求める現象です。コンサートのチケットがなかなか手に入らないとか…言う現象とも合います。人類が新しいステージに入るのでしょう。

先日、コンドラチェフの景気循環を述べました。今は、時代の革新期なのです。このような視点を持って…相場を眺めると、また違った価値観が生まれます。例えばテスラ株の評価も、そうかもしれません。アナリストの目標株価の平均値は364ドルだそうですが、現実は600ドルを超えています。何故、こんな現象が生まれるのか? 

この背景を理解しないと…新しい時代の相場観が見えなくなります。株価の値動きを追うのではなく、株式の…自分の「独自の価値観」を磨くのです。

カタルは「ロコンド」株(3558)の評価を5000円以上だと思っています。条件が整えば…株価1万円があってもおかしくないと思っています。しかし現実は2184円の評価です。

何故、このギャップが現実として…存在をするのか? ここまで株価が下げたことを、何故、事前に…カタルは読めなかったのでしょう。この辺りの「間違い」を実感として味わうのです。株価が下がり、「追証の痛み」を通じて…自分の間違った相場観を修正します。常に机上論ではなく、実践を通じて…自分の相場観を鍛えます。

ケネディクスもそうです。カタルは4ケタ以上の器だと、ずっと思ってきました。ようやく時代がカタルの感覚に追い付き…デフレの関門の22750円を抜きました。

これから日本株は…「名目時代」を謳歌できると思っていたらTOBです。

ある意味で…流石、一流域の投資家は違うと思いますが、現状の750円の評価は非常に割安に見えます。ドームの現実は分かりやすい事例です。ユニゾもそうです。現実の価値と株価が遊離していましたから、買収になると現実の評価に変わりました。含み利益の現実化です。

昨日はソフトバンクのMBO観測で、大幅高しています。この株を、カタルは今年の春、3000円の時に推奨をしています。

ですが…自社株買い発表をしても、当初は「株価は高い」の大合唱でした。ソフトバンクは危ないという評価を大手メディアは報道していたのです。 たった9か月ほど前の話ですから、どんな馬鹿でも覚えているでしょう。資金繰りが危ないとか…言っていましたね。WeworKが倒産するとか…。投資の失敗だとか…述べていました。

ウーバー(UBER)の日足推移

しかしソフトバンクが、投資するウーバー(UBER)の公開価格は45ドルでしたが…初値は42ドルで始まり、その後13ドル台まで叩かれます。

しかしカタルは、ずっと注目をしていました。そうして最近、ようやく…この45ドルの公開価格を上回り…昨日は53ドル台でした。カタルは時間の問題で、何れ100ドル台になるのだろうと思っています。今はダッシュが人気です。日本の出前館の米国版です。

自分独自の「ものさし」を鍛えれば、株式市場は無限に…お金を生む場所です。

だからバフェットのように、正しい千里眼は「兆円単位」のお金を生む筈です。100や200億円レベルではありません。株価は需給バランスで上下をしますが…その企業が保有する価値は変わりません。メディアは目先ばかりを追い、ワイワイガヤガヤ言います。でもカタルは、読者の皆さんには…「賢い投資家」になって欲しいと願っています。

その為に、カタルの赤裸々の投資記録を公開しています。

今回は9月に大失敗をしました。実際は6月の地点で…この構想はありました。そうして今は11月の末から、新しい兆候が生まれ始めています。SUMCOの動きや川崎汽船などはその事例を示す動きです。そう考えるとカタル銘柄の低迷していた株も、復活があるかも知れませんね。先ずは…優先順序として、報告は有料会員からです。

既に公開している出遅れ株も、順調に株価が上昇を続けています。読者から教えて貰った株です。当時は300円を割れていましたが…本日の株価は377円です。カタルは時間の問題で500円を超えると述べて…皆さんにも推奨をしています。何も…ケネディクスやロコンドだけではありません。このレポートの活用の仕方は、皆さんの気持ち次第です。

世の中には、様々な情報源があります。どれを採用して、活用しても自由です。あの時にソフトバンクが危ないと思い、売った人も居たでしょう。でも9か月後の現実はどうでしょう?

良いですか…情報に溺れることなく、自分で…その情報を活用しないとなりません。

カタルなど失敗ばかりです。今回も、その失敗の模様を語り反省をしています。上がる株は分かるのです。しかし時間の選択が難しいのです。ブイキューブもPSSも活用せずに、今回の田中化研もそうです。カタルが注目している時に、ピッタリ来て…相場になるかどうか…。難しいのです。貧乏人のカタルには、様々なアイディアは浮かびます。しかし…このギャップは、なかなか埋めることが出来ません。

半導体のスポット価格の動きを示すDXI指数の推移

本日は…日経新聞にDRAMのスポット価格(DXI指数)の上昇の背景が載っていました。火災が原因と…日経新聞は報道をしていますが、どうも納得できません。カタルは中国の「輸出管理法」が絡むんじゃないか…と言う推測を持っています。此処でも…あるアイディアが浮かびます。ですが…発表は会員レポートの後です。

これは仕方ありませんね。でも公開レポートだけで、カタルは充分だろうと思っています。カタルの考える「未来図」は伝わっているでしょう。本日、冒頭に難解な話を提示しました。そうして…カタルの持論である人間の価値観が大きく変化をしている話をしています。テスラ株を、どうしたら…容認できるのか?

難解な現実を解くことが、株式投資の面白さでもあります。読者の中で、「ビーロット」(3452)の株価は、安過ぎるとメールをくれた読者が居ます。あの時点では現在の数字が見えませんが…あの時にカタルは「自転車操業の利益」と「本物の利益」の違いがあるという回答をしたはずです。ここでは…キラリと光るラッセル組の評価です。

それでは本日は、この辺でお終いです。3000円を割れていたソフトバンクは、本日も上がり…株価は7770円前後です。僅か9か月前の話です。「企業は人なり」…なのです。メディアは嘘ばかりを報道しています。自分自身が情報を選択して、使いこなせるようになりましょう。

それでは…また明日。今、1400円に6800株の売り物が出ています。それでは…500株だけカタルが買ってみます。 短期投資で買うのは、これが初めてです。ハイ、1400円で500株のお買い上げです。どうなりますか…。



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