アーカイブ:2021年1月

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民衆党のブルーウェーブが確定し、米国の10年物金利が上昇しています。こちらがその様子です。もともとコロナ禍での時が一番安い金利水準で債券価格は高くなっています。過去、こんな金利水準はないのです。MMT理論などがありますが…人間と言うのは規律を重視することは出来ない堕落した動物だとカタルは思っています。だから日銀の量的緩和を「ラストリゾート」と呼び、「ガラガラポン」を警戒しており、「財政ファイナンス」だと述べています。

米国10年債の金利推移

一方、MMT理論があるように…同時にベーシックインカムの話があります。このベーシックインカムとMMT理論は、国家が国民の生活を保障する話です。決して竹中平蔵氏が述べている一人7万円の水準が正しいわけではなく、MMT理論なら一人20万円でも良い訳です。

人間は食べるために働かず、お金が一番と言う価値観が大きく変わる可能性もあります。あまり飛躍した考え方を披露すると…皆さんは戸惑いますから、ここでは人間の価値観が「物質的な豊かさ」ではなく、楽しめる時間を提供する文化の価値観が上がるという「精神的な豊かさ」の時代に変化するという認識でいいのでしょう。

株式投資を考える場合、人類は、何処に向かうか?…と言うデッサンが常に必要になります。我々は、どんな世界(社会)を望み…そうして希望するのか? そのための方策は何か?…そういう話です。脱炭素化の話もそうです。

市場経済は、誰もが理想とする社会が違いますから、その「せめぎ合い」を演じています。国家の規制の話は、そういうことです。中国の強権政治が良いという人も居ます。極端な話、北朝鮮だって、上に立つ人は非常に良い社会だと思っていると思います。

バイデン大統領が議会で承認され、トランプ支持者が議会になだれ込んだ話が報じられていますが、コロナ禍で社会の不満が溜まっており、分断の対立構造の激しさを認識できます。これは、成功したものと…失敗したものとの「格差」の話です。

新時代に移行し…そんな中でトランプが誕生し、アメリカンファースト(米国第一主義)を掲げ、製造業の職を奪った中国を敵国にして、対立しています。今も残された任期で、中国企業への投資の制限をかけてきました。通信会社を巡り、NY取引所は二転三転し、上場廃止だとか…。今度はアリババやテンセントも、そのターゲットだと言います。ソフトバンクの株価が下がるのは、そう言う背景があります。

加えて…中国政府とアリババのジャック・マー氏は対立しています。この話はアントが絡み、デジタル通貨の話に関係します。中国が仮想通貨を禁止しているのは、国家権力への介入だと考えているからです。だからアントも規制を受けました。この話と民主党のバイデンのブルーウェーブの成立で、巨大IT企業への独禁法を巡る争いがありますが、この根底は同じ土壌です。

カタルは市場原理主義者なので…やがて世界は地球連邦に向かうと思っており、既に国家と言う考え方は古いと思っています。だから世界共通のデジタル通貨が生まれる時に、一度大きなリセッションを迎えると思っています。ドルと言う基軸通貨の崩壊です。

少し…方向性が違うから、面白くないかな?

でも大切なのです。先ほどの米国金利の上昇を理解するために、根底に流れている背景を説明しているからです。この話を理解できないと…相場の流れが見えてきません。

自分が理解をできないものに、大切なお金を投じることは出来ません。しっかりした理論武装が出来ていれば…株価が下がっても株を買うことができます。下値になって…人気がなくなると、株を投げる人は大勢います。株で儲けるのは、基本的な経済原則などを理解していれば…先読みが出来て、株式投資で、労せずに大儲けできます。

ですが…まず種銭を作るのが大変です。アルバイトをして100万円を貯めるのは容易ではありませんからね。 何故、カタルがいつも100万円や200万円から投資を開始しているか?

昨年、会員レポートで「勝って兜の緒を締めよ!」書いたレポートは8月の23日でした。皆さんにも、カタルガ途中でお金を引き上げた話をしています。300万円をカタルの口座から引き出して、100万円は別口座を作り、新しい実験を…。

もう200万円は引き出して生活費になっています。その内100万円はインプラントです。入れ歯の話を、今度、いつか…します。非常に厄介です。やはりインプラントを選択すべきでしょう。1本で約50万円かかかります。年を取ると治りが悪くなり、たぶんカタルの年が最後のチャンスかもしれません。

話を戻します。先日、野村証券の信用金利が0.5%の話をして、野村証券はフェアだという話をしました。松井証券は、株式手数料は安いようですが、信用金利が高いのです。いくらかはよくわかりませんが…おそらく3%程度でしょう。だからカタルは野村証券に口座を設けて信用取引を開始した話をしています。200万円から始め、この口座では配当利回り投資を兼ねて、野村証券株を1万株だけ買った…と紹介をしています。

タイミングよく…と言うか、実は昨年の9月に配当を取ろうと買った株価は500円です。しかし今回は、約540円の買値のようです。最初の取引が封書で、二回目はハガキで売買報告書が届いています。バカ野村です。このコストは軽減できるはずですが…。この報告書を見ると540円で5000株を買った売買代金は270万円ですが、手数料は477円で消費税が47円になっています。

1%程度の手数料を覚悟していましたが、手数料もネット料金です。松井と大きな違いはないように考えています。それなら野村証券の方が有利です。

特にカタルの場合は、あまり短期投資が得意ではありません。本日も昨日に続き、東芝を利食いしています。上がる株を利食いする?

でもカタルは目先、窓埋めをするような若干の「下げ」があると思っているから、安値で買えるかな?…と「取らぬ狸の皮算用」をしている訳です。そう言って述べたグロームHDは結局、1850円が買えずに、2050円です。下手糞です。まだ三菱UFJが今年の高値489円まで…間がありますが、野村証券は586円の関門をクリアしました。でもまだ株価は安いですね。たぶん…自社株買いをすると考えています。

これだけ総花的な株価上昇なので…みんなが儲かって、当たり前です。この中でカタルはロコンド一本勝負で低迷しています。如何に下手糞を絵に描いているか…分かると言うものです。偉そうに相場解説展開している場合ではありません。

ですが、流石にプロですから、株式投資で損はしていません。カタルは間もなく…相場全体は休むと思っています。だから27270円を挟んで「値固め」相場を頭に描いています。ですが…どの選択肢が選ばれるか分かりません。

市場の流れは、様々な潮流が流れています。その流れの中で一番早く流れる選択肢を選ぶ作業に、昨年の9月に失敗をしました。カタルの失敗で、その模様を語っています。6月には気づいていましたが、見えていたのに…失敗をしました。だから山手線のように…もう一周、電車が戻っているのを待っているところです。もうキリンのように首が長くなっています。話があっちに飛び、こっちに飛び、分かる辛いかもしれません。

冒頭の米国金利上昇を、昨日のWBSで山川さんは「悪い金利上昇」と述べていましたが…間違っていると思います。彼はブルーウェーブで米国債が大量発行されるから、金利が上がったので、悪い金利上昇と述べたようですが、このお金が景気を回復を後押しして、経済成長率が大きく伸びる可能性を、市場は見ているのでしょう。ですが…20年物の金利は上がっていませんから、この解説も信頼性が些か欠如しています。

本当の悪い金利上昇は、ドルが下落することですが…この金利上昇を受け、ドルが買われ円安になっていますから、カタルは正常なプラスの解釈です。良い金利上昇だと思っています。彼は、コロナ禍で金利が上昇すると、景気に悪影響と考えているのかもしれませんが、現状は良い反応です。米国株も上がっています。米国にお金が流れています。最も心配をするのはドルも売られ金利が上がるパターンです。ですが…今はそのような杞憂は考える必要はありません。

ブルーウェーブになり追加の財政出動から成長率が上がるシナリオが優勢なのでしょう。だから出遅れている金融セクターの株価が、水準訂正をしています。ですが…バブルのスタートのように…金融株がストップ高するような相場にはならないのでしょう。何しろ20年債の利回りが0.4%だそうですからね。おかしいでしょう。こちらの記事です。だからたぶん…時間がかかるのでしょう。だからマザーズの流れの読みが優勢だろうと思っていますが…果たしてどうかな?

相場の読みの解説をしていますが…やはり難しいでしょう。皆さんのレベルだと、もっとケネディクスの株価の話の方が良いのかな? 昨日、カタルは748円で残った800株を買い増ししました。先日15000株をクロスして買うときに200株だけ半端の株数を増やしたので、もう800株を買い、16000株にしたのです。この口座はそうですが合計ではたぶん10万株以上を保持しています。どうなりますかね。明日が最終日ですね。結果が楽しみです。カタルは宮島さんの判断に反対です。配当も実施しないなんて…おかしいと思っています。

基本的にこれだけ中央銀行がお金をジャンジャン流していますから、必ず、ケネディクスの価値が大きく浮上するでしょう。1000円まで買い続ける方針に変わりはありません。ですが…いい加減に買い付け価格が上がるなら持ち株を売ります。少しは記念に残しますが…大半は売るでしょう。価格次第ですね。でもこの株より他に良い株はたくさんありますね。働かない経営者は首になるべきです。所詮、雇われ経営者です。こんな成績は誰でも作れる環境です。だって日銀がリートを買っているのです。

本当に腐っています。昨日WBSで初めてまともな解説をしていました。医療崩壊はおかしいという話ですね。ネット時代なので…様々意見が流れています。こちらの見方がカタルの見方と近いものですから紹介をして本日はお終いです。銅の価格も近年に見ないほど上昇しています。だから金融株の上がるシナリオもありますね。20年物国債金利がおかしいのかもしれません。果たしてどうなりますか…それでは、また明日。



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