アーカイブ:2021年10月4日

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そういえば…8月から連日、開催していた「船祭り」で「コロッケの唄」を用いたことがあります。本日は米国株高を受けて始まりましたが、船株は毎日「コロッケ」ではなく…毎日「追証」です。まるで焼き豚のように焼かれているイメージです。

カタルも何故…こんな現象になっているか?サッパリポンです。いくら「市況もの」の利益とは言え…この時期に、この動きは予期しておらず…当然、買っては投げ、買って投げを繰り返しています。本日は他の銘柄…野村証券も5000株、追証の為に売りました。コンチクショウ! 折角、バラ色路線をイメージしていたのに…これじゃ、どうにも止まらない…追証ラッシュです。

とうとう「日本郵船」(9101)は8000円を割れました。スッカリやられました。船株は時間を掛けないと…「戻り」も見えないのかな? 

一度、追証の連鎖が止まってからに、なります。それから考えないとなりません。「あや戻し」を狙う「スケベ心」が婀娜になりそうです。全く…不可解な「理解不能」の下げです。世の中には分からないことが沢山あります。こんな時は時間を置くしかないですね。自分の仮説に、拘り続けると…大変です。やはり多くの人が一時的な「特異な現象」と言う株価判断だったのでしょう。

だからPERの評価は、2倍や3倍程度なのでしょう。川崎汽船は1倍台のように見えますが…それでも、まともな機関投資家の買いは望めないようです。株主還元率との話でしょう。先日、現引きした川崎汽船の買値が5510円ですから…株価は反発すると思っていますが、期待はできません。出来高はあまり膨らんでいませんからね。

この株価ラインで…この下げなので、既に出来高が1000万株ぐらいにならないと強弱感が対立したことになりません。この場合は、株価より出来高でしょう。手替わりが進むかどうか…出来高に掛かっています。

川船や商船三井より日本郵船を観ると良いのでしょう。今の出来高は552万株です。金曜日は1905万株ですから2000万を超えて…本当は3000万近くになって株価が上がれば…目先の下げは終わります。凄いなぁ~昔からの格言に「3割乱高下に向かえ!」と言う諺がありますが…川船は既に38.7%です。呆れてものが言えません。

市況産業のPER5倍と言う感覚も通用しない相場か…。まさにトホホです。

良いですか…意地を張らず…追証はシクシクと対処して出来ることなら時間を置きましょう。無理をしないことです。いくら仕手株扱いでも…もう話になりません。

ANA(9202)の週足推移

さて他は…コロナ明けを睨んだ動きもあるようですね。ANAが高いようです。ただやはりチャートを観るとこのラインから上は壁があるようです。このコロナから復活銘柄の中でサンマルクなどを参考に掲げています。此方もようやく上昇気配です。(何故か…いつも使っているケンミレのチャートは間違っています。故に他の会社のものを掲げます。)

ロコンドを買っているためにチヨダやABCマートも見ていますが、やはりチヨダよりABCマートの方が株価位置は高いですね。ロコンドも上がっていい筈ですが…果たしてどうでしょう。カタルは期日分を現引き対応にしました。

10月5日が期日なのです。あとは13日かな?これが終わると…カタルの高い買値のものは消えます。だから需給バランスは改善されるでしょう。よって後の焦点は「企業業績の読み」だけになります。既に2Qの数字は四季報で減額されており、どの程度、株価が織り込んでいるか? この現象は決算発表後に分かります。通常、靴屋は冬のブーツなどの単価が高いから…3Qの昨年のヒカル効果と相殺されると思っていますが…この2Qの発表が最短の復帰パターン、3Qの間のどこかが…転換点だろうと思っています。

ただ昔のような値動きは期待せず、地道な業績回復の数字次第でしょう。既に売り上げの伸び率も落ちています。やはり高成長を続けるのは難しいのでしょう。

でもカタルは田中君を応援すると決めているから当分は付き合います。そういえば…昨日会員レポートを書いているときに思ったのです。カタルは今年初めに「Jトラスト」(8508)を買っているのです。買値は215円でした。今は10月ですから、あのまま続けていたら…復帰したことになります。215円が500円台です。

カタルは「ブツブツ投資」は絶対だろうと思っています。ですが船株は例外ですよ。今回は期間限定の「賞味期限」を事前に述べています。最大は来年の2月までの期間限定商品だろうと思っています。

正直に言うと…半分は諦めています。ですが…未だに、すべての船株は1万円以上があると思っている自分も存在します。今も…です。

追証の苦しんでいるのに…もう困った性格です。よって、そのシナリオに沿って本日は川船から商船三井を先ほど7300円で500株だけ買いました。しかし…郵船同様に泥沼状態です。どうも解せませんが…現実は受け入れるしかありません。

この感覚は「コンテナ船」から「ばら積み船」に焦点が移っている…と言うので、川船から商船三井に変えたのです。石炭の輸入などが発生して「傭船」が困難になると言うシナリオです。だから…予想利益は3000円程度ですが…意外に4000円台から5000円台になるかもしれません。このシナリオなら…仕手戦になるようにも思うのです。まぁ、高値を抜いたら面白いなぁ~と思っている「幻想」です。今の段階では、もう…「空想」の世界です。

出来高が大きく膨らめば面白いのに…。本物の仕手戦を、観てみたかったなぁ~と今は落胆しています。お金があるなら…買い続けますが、貧乏人はシクシクと追証に従います。あらら…また日経平均株価はマイナスです。

今、日経新聞をざっと見ましたら…11面に「さらばゴルディロックス」のタイトルで今の市場の迷いが解説してあります。この記事をよく読んで置いてください。

何故カタルが、年初から一貫して…「難しい相場」だと述べているか? 

その解説になります。だから船株は仕手戦の可能性が存在します。このカタルの一言が、皆さんに理解できるかどうか…。カタルはインフレ論者なのです。パウエルは間違っていると思っています。彼は既存の枠組みの中で一過性のインフレ論を述べています。しかしカタルはコロナ後に、人口の多いアジア圏が所得の上昇から…昭和30年代の日本のように躍進すると言う仮説を述べています。

そう考えると…この時期にJトラストが500円台の株価に復帰した理由も納得できます。Jトラはインドネシアやカンボジアに拠点があります。アジア圏の躍進は、きっと世界の需給バランスも「タイト」(需給ひっ迫)にすると思っているのです。

船株の一時的なコロナ感染からの市況高説が覆ります。だから欧州の天然ガス不足、中国の電力不足などの現象が「ばら積み船」需要になっていますが、この動きはやはり息が長い可能性がある。そうするとPER5倍説が可能だと言う論法です。

でも…この先読みの確率は、今のところは市場から支持を受けていません。

この日経新聞の難しい読みから…短期金融の世界に150兆円ほどの資金が逃避しているのです。この方向性が決まるのは「テーパリング」が始まって…来年にならないと分かりませんね。ようやく日本郵船の出来高は1080万株なって来ました。

今の時間は10:16です。株価は8270-8450-7580-7590です。やはり一度、反発しないと期待する出来高になりません。今は慌てて…「一時的な現象」のシナリオを消化している最中のようです。駄目ですね。全く…反発の兆しも見えません。しょうがないから、また整理です。

資源価格が上昇することにより…遅れますが千代化の株価も満更、捨てたものではなくなってきます。あの時、Jトラストと千代化の選択に迷い…JTトラストを残して千代化を切りましたが…復活の路線も、「インフレ」で浮上します。

でもこの低金利を説明できる仮説は、昨日紹介したキャシー・ウッド(アーク・インベストメント・マネジメント創業者)のAIの進展が効率化を生んでデフレ圧力になると言う見方です。この加速度がどの程度か…ここにMMT論理が絡みます。

この辺りの読みが難しいので、お金がなかなか動かないのでしょう。あと1時間です。前引け間際に船株がプラスにならないと…「手替わり」説から仕手戦の可能性が消えるかもしれません。これだけ下げた理由を考えると「仕掛け説」がやはり有力ではないか…とも思っているのです。でもカタルの幻想が、実現するかどうかは分かりません。

可能性はあるが…やはり駄目説も確率が高いのです。それならコロナ後を観た…ANAのような…何か人気株が出てくるはずです。今のANAの株価は2966円の102円高です。でもカタルはこの路線は大きくなるかどうか自信がありません。

やはり難しい。まぁ、無理をせずにノンビリやりましょう。本日の日経新聞の11面「さらばゴルディロックス」は是非、読んで置きましょう。必読です。良い記事です。

米国金利の動向など…の謎の解明はまだ時間を要するのでしょう。ヘナヘナヘナ…また追証だ。毎日、毎日コロッケならぬ追証地獄…皆さんは決して無理をしないように…時間を置きましょう。追証の人は待ったなしに…切りましょう。その内、チャンスが来ます。今は静観するのが妥当なのでしょう。それでは…また明日。船株のストップ高からの仕手戦などの幻想は抱いてはなりません。カタルは空想家です。それでは…また明日。



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