アーカイブ:2021年10月31日

選挙に行こう!

本日は衆議院選挙の投票日ですから、是非、投票をしてください。

ブツブツは、長く…無記名投票をするという行動で政策批判を続けていました。面白い人間です。白紙投票をするために…投票所に行ったのです。実際に…株屋にとって選択肢がない時代が長く続きました。「失われた時代」は悲惨な経験です。

仕方なく…多くの日本人は、米国の株を買うことになります。何故、日本人が日本に投資できないのでしょう。ソフトバンクのビジョンファンドが、初めて日本企業に投資をしたと話題になっていました。バイオベンチャー「アキュリスファーマ」への総額68億円規模の投資への参加だそうです。こちらの記事です。

今の時代の一番の問題点は、量的緩和の必要性ではなく「安心してお金を動かせる環境」です。「信用(貨幣)乗数効果」の話です。この視点が欠けているのでしょう。何故、企業が内部留保を貯め込み…MBOやTOBが発生しているか? 

新生銀行も東京機械も…西松建設も、みんな村社会論理の「甘え」から、生まれた結果から生じた出来事です。あのトヨタも日本製鉄からの…訴訟ですよ。その関連の話題がこちらです。

今回の東京地裁の判決は…まことに残念な結果でした。市場には様々な意見があります。TOBを拒否するなら、上場を選択するべきではありません。自分の経営する会社が…自分のつけた評価より、高く評価されるということは「自分の経営」が怠慢だから…なのでしょう。常に真剣に仕事をしているなら…市場は正当な評価を与えるはずです。

農業をはじめ…建設業もすべてそうですが…なぜ、海外からの日本へ投資のラッシュが起きないのでしょう。

中国は異質だと批判をしておきながら…中国への投資は、なかなか途切れません。ジョージ・ソロスは否定的ですが、ブラックロックは盛んに投資をしています。日本でも…ユニクロの柳井さんは、米国より中国重視です。無印良品もそうです。

昨日、近くの…南砂にあるショッピングモールというのかな? 行ってきました。そのなかにはユニクロ、無印良品、ワークマンなどが店舗を構えています。無印良品が一番、二番はワークマン、そうしてユニクロの順番でしたが…カタルの評価はやはりユニクロです。

たぶん…システムが進んでいるから、混雑してないのでしょう。タグは無線で反応するチップがついているようで、すぐに合計金額が表示され…無人清算でした。たぶん…人件費は大幅な削減でしょう。量産化することで、このチップの価格はさらに下がるのでしょう。無印やワークマンが混んでいたのは、清算にかかる待ち時間が長く…人だかりのような印象を持ちました。

流石…ユニクロです。すでに実用化です。この仕組み…急速にスーパーなどにも導入され…カタルが述べている無人清算に移行します。コンビニも同じです。このような実例を身近に感じる機会になりました。

DX投資の実例ですよ。何も…銀行のRPAだけでなく…どんどん誰もができる軽作業が自動化されています。この進展にインフレ動向が影響を受けます。分かりますか? 

昨日の原稿でMMT理論の話とAIを活用したDXなどの進展度合いがインフレにも影響する話です。故に日本は少子高齢化なので…スムーズに、この変化の受け入れが進行すると思っています。ワクチンの接種率の話と同じで…日本は労働力不足をロボットが補うのです。

孫正義が述べたスマボ(スマート・ロボット)の世界の話です。そのファナックも自動車同様に…部品不足で生産が思うようにできません。何もコロナによる「一過性の現象」ではなく…このような意見も出てきました。カタルが、船株を買っている根拠の一つです。

ECBは物価高は、未だに「一過性の認識」だけれど…来週かな? 開催される予定のFOMCで果たして、事前観測のようにテーパリングを始めるか、どうか…。すでに金利は上昇しており、高確率でFRBは金融の縮小に向かうのでしょう。

なぜなら…物価高の価格転嫁が進み(企業内物価の上昇が消費者物価に転嫁され)…人件費も上昇しているからです。

日本は歪です。大きくの企業経営者は、まだ「失われ時代」下の意識を捨てきれません。実際、日本の人件費は上昇していませんから、売れ行きが鈍るのでしょう。ですが…まずは食品から値上げが進行しています。電気もそうです。この動きを…馬鹿にしていたら…大変です。

例の空コンテナ問題で、罰金を採用するそうです。1日100ドルと言っていました。スムーズな物流システムの構築に着手してから…時間の経過で実態が明らかになります。24時間体制の「荷揚げ作業」や、今回のコンテナ罰金でも、たぶん…なかなか解消しないのでしょう。

船株の運賃は一時的…と述べている人たちは、船株を「カラ売り」をすれば良いのです。自説を行動で示すべきです。口で…海運相場が「一時的な上昇だ」と言うなら…どんどん空売りをすれば良いですね。そんな度胸がないなら…ワイワイガヤガヤ言わないことです。

評論家もそう思います。自説にこだわる行動をするのが、「筋」だろうと思います。要するに…本物でない人間は野次馬なのです。だからTOBに遭遇すると…バタバタして騒ぐのでしょう。その点、関西スーパーを諦めた二宮さんは好きです。株主総会で理路整然と自己主張して敗れたら…仕方ありません。

関西スーパーの既存株主の選択が正しいかどうか…分かりませんが、カタルは東陽町に引っ越しをして、初めてOKの存在を知り驚きました。すべての品ぞろいがあるわけではありません。実際に明治の板チョコは昔はあったのですが、今は売り場から消え…森永しか並んでいません。でも多くのナショナルブランドの製品価格が、常時2割以上安いのです。冷凍食品も半額程度なのでしょう。常時ですよ。これは支持されます。

東陽町は近くにはイトーヨーカ堂がありますが、バカバカらしい価格に思えます。カタルは引っ越して、初めて…OKの存在を知りました。

今ほど…原稿を書くのを中断して、投票所に足を運びました。10:45でしたが、初めて…投票所で並びました。こんな経験は、たぶん、初めて…なのです。時間帯のせいかな? よく分かりません。

今回の選挙では「金融所得課税」を打ち上げた自民党は避け、立憲民主党も同じですね。橋本総理の秘書だった江田さんなんか、NISAまで課税をすると述べて…あとで訂正しました。そんな党にカタルが投票するわけに行きませんから、別の選択肢の維新になりました。でもこの混雑にはビックリです。今回は投票率が高いのかもしれません。

本日の原稿は雑談程度で…あっちこっちに話題が飛んでいます。商船三井らしい選択で…やはり想定通りの増配の選択でした。ですが…配当性向の20%はいただけません。

でも今まで…海運業界は「塗炭の上の苦しみ」でした。だから1期程度なら仕方ないかもしれません。ですが…カタルはすべての産業に言えることですが、ROEが10%以下なら株主還元率を100%にすべきでしょう。悪戯に内部留保を蓄積すべきではありません。要するに、そんな会社は日本に必要ありません。PERは10倍程度の評価しか与えられません。

基本的にPER20倍、30倍の評価の会社は、最低でも15%程度を確保しなくてはなりません。売り上げの伸びが高い会社は、この範疇ではありませんが…5%程度の会社は、言い訳ができません。

カタルにもっとお金があるなら…もっと別の選択肢の実験をやってみたいのですが…今の資金量では無理です。はやく…あちら側に行きたいものです。

今の市場の見どころの最大の焦点は「物価の上昇」の考え方です。この見方をどう考えるかで…投資戦略が変わります。自分で決められない人が多くいます。カタルは様々な選択肢を比較的わかりやすく…解説しているつもりです。

ところが…野村証券などの決算で「右往左往」する投資家の人がいるようです。もともと配当利回り投資株と述べており、その中でも未来において成長が見込めると思っている株です。

確かに…今回は残念な結果でしたが、実態評価はそんなに悪い数字ではありません。昨日も述べました。上期の利益は517億円で、この一株当たりの利益が16円だから、2倍の32円でPER10倍で320円の株価という考え方ではありません。

事実、第一四半期には、前期に発生したアルケゴスの追加損失の650億円を計上し、この第二四半期は390億円を、新たに…特別損失で追加計上しました。10年以上、前の訴訟だと言います。こんなことが許されるのかどうか…。監査をした歴代の会計法人を訴えて…損害賠償をするのが筋でしょう。

ですが、その話は置き…実態は、だから517+650+390=1557億円の利益だとも言えます。一株利益は48円ですから、この2倍で96円の一株利益の会社の株の株価が550円なのです。この評価はPERは5.7倍です。

追加分…この計算は間違っていました。この赤字部分は後で加筆しました。よって少し前後の文で整合性がありませんが…ご承知ください。

正確には1Qの前期分のアルケゴス関連の費用は654億円で、この期に野村総研の売却利益362億円がありますから…計算は517+654-362+390=1199億円程度ですね。これを発行済み株式で割りますから…一株利益は37円になり2倍で74円です。何故、書いている途中で気づかなかったのだろう。ごめんなさい、訂正します。だからPERは7.4倍です。という事は…利回りは9.7%程度になり、配当利回りを加えても12.7%程度になるのでしょう。

これは…約6年間、我慢をしていれば…投資したお金が全部、返ってきます。つまり…12%程度の利回りなのでしょう。実際は、途中で配当を貰え…3%なら15%です。やはり、まずまずの投資対象でしょう。

計算が間違っているかな? まぁ自分で電卓を叩いて計算をしてください。特別損失は、通常、毎回は続きません。一回、限りのはずです。ですが…自社株買いは永続的な効果を生みます。要するに、その綱引きです。

目先の数字の分析もできないようでは…と思いますが、カタルのように、「追証になる人」は、仕方ありませんから…シクシクと処理をするしかありません。貧乏人はチャンスで株を買えません。悲しい性(さが)です。

でも来週は三菱UFJや川船などの数字が明らかになります。

日本郵船と川船は為替のレートが保守的で、商船三井は110円でしたが…前提が105円だったのです。これは円安になったので、この方が有利で利益はさらに伸びます。でも…会社の資質は商船三井の方が意欲的ですね。いつも商船三井はそうです。決算発表も早いし…市場の期待に応えます。だから証券マンの間では…海運株と言えば…商船三井なのですが、今の市場は日本郵船が一番に評価され、川船は村上ファンドが関与しています。

でもカタルの持論では、「変化率で株価を評価する」と述べています。

株式投資というのは、「変化」を評価するものなのです。だから海運の中では一番悪かったから、劇的に改善する川船が「仕手化」の道を歩むのでしょう。本来の一般論の選択は10月の中旬から下旬に、9月末に売った船株を買い戻するのが一般的なシナリオでした。

そうして、このまま…年末年始に向け、「株価は上昇を続ける」というシナリオでした。ですが…あまりに下落率が大きく、最近は時間軸がズレた…シナリオも選択肢として考えています。この辺りの時間軸の選択は、今でも迷います。ですが…下落率は大きかったのですが、タイミングは…当初の一般的なシナリオ通りの相場展開です。

チャート論の「効率的市場仮説」を信じるか、どうか…の選択です。

この話は、「野村証券」にも言えます。なかなか上昇しない株価の背景には「恒大集団」絡みの損失が、事前に噂されていました。カタルは発表されてから考えるべきだと述べていました。事前に「窺った見方」をするべきではないという立場を貫いていました。

だから余裕が生まれたら、すぐにの野村証券株5000株を追加で取得して…5万株に…持ち株水準を引き上げました。ですが…実際の株価の動きは鈍かったのです。

つまり…「効率的市場仮説」の「株価は全てを事前に知っている」という野村証券の動きだったのが、今回の決算で、明らかになりました。これで「悪材料が出尽くし」という考え方も成り立ちます。

要するに…様々な選択肢があるのです。

それを…カタルに求められても無駄ですよ。カタルだって分かりません。ようは株価が上がろうが、下がろうが…どっちでも良いのです。事前に、自分の方針を決めておけば良いのです。何度も…述べていますが…この感覚が、なかなか皆さんに伝わってないように思います。未来の選択肢は様々あります。自分が、どれを選択しようが自由です。要するに自分の力量配分の話です。

カタルは事前に、様々な考え方を紹介して…自分自身の行動も述べています。それなのに…まだ、誰も分からないことを相談されるのです。まぁ、日本人は「画一化教育」を受けており従順な人種ですから、決められない、世論に流される種族です。メディアがこういえば…そうだなぁ~と思うのです。 最後にこちらのレポートは面白かったですね。流石、アメリカの教育です。

自分で決めて…衆議院選挙に足を運んでくださいね。それでは…また明日。



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