アーカイブ:2021年10月21日

10/21

米国ではNYダウ平均株価が新高値を付けたと言います。凄いですね。流石、市場原理主義の国です。資産インフレを上手く利用して…実体経済を押し上げています。基本的に、この資産インフレを活用した「金融経済活動」を利用するやり方が、一番、正しいのでしょう。しかし日本は壮大な実験をします。この資産インフレを認めずに…「清貧思想」を続けた結果…どうなったか? 

新高値を更新するのNYダウ平均株価の推移

電通の高橋さんの自殺は、頂点だった企業も疲弊した証です。事実、本社ビルを売却しました。東芝の粉飾決算からの凋落も同じ背景です。最近では三菱電機などの不正も後を絶ちません。全ては政策のミスリードから生まれた「失政」の為に起きた現象です。我々の周りでも振り込め詐欺が横行し…ヤクザだけではなく、一般の若者が犯罪に加担するようになっています。社会モラルも欠如して…国民の不満は他人批判になって現れます。「他人の不幸は蜜より甘い」恐るべき…劣化した日本国民意識です。

カタルが、このサイトを最初に始めたのは1998年の末の話です。株式市場では、どんなに努力をしても食えないから、「転職を決意」して、これからはインターネットの世界だと思っていました。その最初のサイトの題名が「株式市場 日本を考える」と言うものです。お金儲けをしながら…日本の在り方を、共に考えて改善したいと願って始めたホームページです。今でも、この趣旨はあまり変わりません。

株式投資だけでなく…日本の真実(の実態)を知って欲しいと願っています。

だって…知っているのかどうか分かりませんが、日経新聞なんか…全然、実態が見えてないように感じます。使わない内部留保を貯め込み…既得権力者を応援する新聞屋なのです。確かに広告料を貰うから、ある意味である程度は、仕方ないと言えば…そうでしょう。しかし紙面を見れば…日本の未来を真剣に考えているかどうか疑わしいのです。カタルにはジャーナリストの「理念」がまったく感じられません。

政治の季節になり…分配、分配と騒ぎます。そうして格差拡大の是正を叫びます。でもジニ係数はそんなに高いですか? もともと格差があるのが当たり前です。だって同じ仕事をさせて…1時間で達成できる人と…1日も掛かる人の所得は同じではおかしいですね。大リーグを観ると分かります。今は年収20億円が当たり前の時代です。だって稼げるからですね。大谷君の評価はうなぎ登りです。

それを「妬み」か、何か知らないけれど…ゴーンが日本の仕組みに配慮して、隠れて正当な報酬をもらうことが、そんなに悪い事かどうか…。あの時に日産自動車は凋落して、倒産が噂され…村山工場を売却して構造改革を成し遂げ、ようやく世界トップ水準まで立ち直したのです。彼の実績ですよ。その為に多くの人は救われたのです。

きっと…この内部では過酷な競争原理があったのでしょう。だから村社会論理で排除しました。この判断が正しいのかどうか…。正当な報酬を認めても良いように感じます。そうすれば…あんな横領のような犯罪はなかったのでしょう。

大相撲界の白鵬の扱い方も疑問です。あれだけの成績を残しているのに、最後が「横綱の品格」です。カタルには、やはり…さっぱり理解できません。

村社会論理は、「負け組」人間の仲間意識なのでしょう。その結果、日本の国際的な地位はどんどん下がっています。本来のGDP総額では世界第3位の筈ですが…何故、世界競争に負けるのでしょう。ようやく…補助金(税金)を使って、TSMCの新工場を誘致でき…今度は米国のマイクロン社が、広島で8000億円の大規模投資だそうです。たぶん…税金が投入されるのでしょう。

問題は税金を投入しなくても…海外から「日本に投資をしたい」という国造りの筈です。これを成し遂げないとなりません。此方のサイトを見ましょう。

交易条件が悪化し…悪い円安の「ガラガラポン」が進行しています。世界はEV化が進みパラダイムショックが起きていますから…もう時間がありません。自動車生産で稼げなくなります。村社会論を繰り広げた時間闘争である=「成田闘争」を、いつまでも繰り返すべきではありません。早く、早く…75歳以上の要介護者は、どんどん増加しています。

金融所得課税の見直しなど…、政策指導部は、いつまでも清貧思想の自説に拘り…共同貧困の道である「清貧思想」を、まだ続けるつもりでしょうか? 先ずは、38915円を奪回してから考えるのが筋でしょう。

僕ら国民は、確り判断して…選挙に臨まないとなりません。福岡選挙民は、「山本幸三」なんかに票を入れてはなりません。彼を当選させることは、「共同貧困」の道に繋がります。こんな事ばかりを書くから…なかなか閲覧数が伸びないのでしょうが、株式投資を真剣に考えると、行き着く先は「教育論」になります。

最後は日本国民の教育問題です。時間が掛かるのです。先ずは…1989年の最高値38915円を奪回してからの話です。

さて冒頭の話に戻しましょう。NYダウ平均株価はようやく正常な形での株価上昇に見えます。たぶん…先行した株価水準に、実体経済である企業業績が追い付いてきたのでしょう。何故、そう考えるか?

ラッセル2000の指数推移

ラッセル2000、つまり新興企業の小型株指数の推移を観てください。全く横ばいを1年近く続けています。NYダウの高値と共に米国10年物国債金利も上がって来ました。今度は金利高を克服して、株価が上昇をするかどうか…ここが今の焦点です。既に米国では人件費が上がり、これを社会が吸収するかどうか。この度合いがインフレとの兼ね合いです。

米国10年債利回り推移

ですが…中国は「共同冨裕」と言う共産主義らしい統制経済で石炭の価格抑制など…電力料金の引き上げを吸収できない「統制経済」になっています。国際価格で競争に勝てるかどうか…これまでは固定資産投資、つまり土地などの資産インフレで「眉唾の成長」を遂げてきました。日本はプラザ合意で、関門にぶつかりました。日本村価格です。

同じことが中国で進行しています。だから成長率が4.9%に落ちてきました。しかし国際価格の上昇を、国内物価に転嫁できません。故に電力不足問題など…色んな弊害が出ています。

地方財政の30%は、土地の権利売却の収入だそうです。この後が大変です。不動産税の導入が共産党員の利殖手段の為に遅れています。これは当然でしょうが…強引なやり方をすると習近平体制の基盤も壊れます。だって成長力は4.9%増だそうですが、先日発表された企業物価指数は10%を超えていました。完全なスタグフレーションです。

米国はこれを狙っていた可能性があります。だから物価高、インフレは続く可能性があります。「一過性」などと言う眉唾論理を信じては、駄目なのでしょう。海運株の推移を見ていれば分かるでしょう。米国には、まだ本格稼働してないシェールガスがあるのです。原油価格は100ドルを超えると思っています。だから「石油資源開発」(1662)の株価も論理価格まで上がるのでしょう。

このような基本概念が、我々投資家に在れば…僕らは円安インフレの物価高でも…年金額分の税金を納め、毎年1000万以上の金融所得を得ることが出来るでしょう。豊かな老後の実現です。若者には体力で敵いませんが…我々老人には、これまで生きて来た「知恵」があります。この知識を活かして…これから訪れるガラガラポンにも対応が可能でしょう。

何故、三菱UFJを始め…野村証券などは、上がるか? もう分かりますね。

商船三井(9104)のレーティング

バフェットはやはり賢いのです。商社の株価は、これから正当な評価を受けるのでしょう。今なら、どれも…配当利回り投資なのです。此方の記事が目に入りました。いい加減でしょう。レーティングなど言う証券会社サイドの調査は…。こんな評価をするなら、自分で株を買うはずです。先ずは、このような証券会社のレポートを書いた奴に直接聞いてみると良いですね。「何故、自分で株を買わないの?」

カタルは、良く顧客から言われました。「そんなに良いなら、自分で株を買え!」だからカタルは500円台のベンチャリを1万株、買ったのです。合計で5万株を買いました。そうして貧乏をしたので…株価が下がって行く過程で投げています。だって…毎月の生活費は100万円以上です。とっても…あっちこっちを継続できずに、ビスタニュースも直ぐに閉じました。

だって銀座の事務所の家賃は、月間で50万ほどでした。1年も2年も続けられません。最初は…1か月100万や200万程度なら持続できると思ったのですが…リーマンショックはやって来ます。カタルは「空売り」をしないし…この負担金は無理です。サラ金からの借金も続きませんからね。世の中は、なかなか上手く行きません。いつも挫折ばかりです。昨日も折角、買った「川船」を大引けでは…売っています。

早く、早く…本物の名目時代が待ち望まれます。今日はインフレと株価の話をしました。人件費や原材料費…そうして金利高を克服して株価が上がるのが正常な成長過程なのです。だから日本企業は、ドンドン原材料費を製品に転嫁すれば良いのです。

何故、国際価格が重要なのか? 

コメの価格を始め…菅政権が携帯料金を下げた意味を、良く知らないと駄目です。日本の企業経営者もROE経営に邁進して…真の競争力を養うべきでしょう。横綱の品格などと、文句を言う前に…先ずは、実績を自らが挙げるべきです。能力のない奴が、結託して他人批判をするのは「負け組の精神」だと思っています。

カタルは「本物の世界」を目指したいと願って、日々努力を続けます。それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2021年10月
« 9月   11月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
株式投資関連の本