アーカイブ:2022年5月10日

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11日が米国のCPIの発表だそうです。前回のFOMCでは相場の流れは変われませんでしたが、今回のCPIの発表で相場の流れは変わるかどうか…が、注目されます。「株価は全てを知っている」という「効率的市場仮説」を信じるなら、そろそろ「市場の流れ」は変化を迎えても…おかしくありません。

S&P500の月足推移

昨日の米国の流れは、過剰な「不安心理」の状態を示しています。その理由は、株安の原因とされている原油価格は、中国のゼロ・コロナ政策の影響で相場が下落しています。そうして…米国の10年債も利回りが低下していました。それにも拘らず…株式の3指数とも大幅安をして、ナスダック指数は4.29%も下落をしていました。しかし…今回の調整局面はリーマンショックの「システム転換」より軽いと…カタルは考えています。

ただ複合的な要素があります。ロシアの制裁で明らかになった米国の凋落です。この話はカタルだけでなく…JPモルガンのダイモンCEOも述べていました。ドルの信認に対する考え方の話です。カタルは前からこの話を述べていますが、カタルの観測は、世界通貨がデジテル化される時代背景において起こると予測していましたが、ダイモン氏は、今回のロシア制裁が効かない現象を観て…米国の威信低下を述べているようです。

いずれにせよ…この話は「地球連邦構想」において避けることは出来ません。国連では、ロシアや中国の「常任理事国」問題が浮上していることも、大きな体制転換の話です。でも今は…過剰にそこまで考える必要はないと思っています。

まぁ時間軸を延ばした未来図の話は、これくらいにして…基本的に昨晩の米国株市場は「市場の整合性」から見ると…不合理な関連性ですから、どちらかの動きが間違っている筈です。近々…この動きは修正されるでしょう。

カタルは「株安」現象が、おかしいのだろうと思っています。ただ前回も米国10年債の乖離問題を指摘して「三尊天井」の可能性を指摘しましたが…これは敢え無く…外れています。このような話は、一般の人にとって面白くないでしょうが…未来の相場を考える上では…重要な事なのです。

もう「秒読み」の段階でしょう。カタルは今回のCPIの「前月比」の上昇率が落ちていることが確認され、市場のムードが変化すると考えています。

BASEが600円~200株ずつ買い始め、500円台から2000株に引き上げて…そうして400円台から5000株、350~360円の所でかなり買いました。そうして一時、カタルの持ち株は10万株近かったのです。

ようやく昨日の相場を観て…今まで2000株単位でしたが、買う株数を増やすことを考えています。今の相場で、最も…売られているのは、このセクターでしょう。

昨日も日経平均株価を観て、その事を指摘しています。日経平均株価は26000円台ですが…今のマザーズ関連株の株価位置は、日経平均株価が16358円まで落ち込んだ水準を下回るような株価位置です。2020年3月の…あの下げに匹敵する下げ方ですから…いくらなんでも行き過ぎでしょう。

本格的な上昇はないでしょうが…前回に次いで「リバウンド相場」の可能性があると思っています。問題は資金力です。

BASEの日足とRSIの推移

お金があるなら下値を買い続ければ良いのですが…貧乏人はそれが出来ません。一応、株価と移動平均線とRSIと言う指標を掲げておきます。しかしまだ底値圏でしょうが…底値かどうかは分かりません。でも10月から1年7か月ですからね。いくら何でもある程度のリバウンドが起こると思っています。

2月下旬に我々は相場に参加して仕掛けました。前回に次いで…ここから下値を株価が下がるなら…買ってみたいと思っています。ただ…貧乏人ですから、買う株数は、まだ2000株単位です。

昨日は寄り値の330円で買ったものを340円で僅かな利幅で利食いをして…そうして325円、320円を買っています。なんと…この325円の買いは10本に分かれています。320円も7本だったかな? この現象は弱小の個人投資家が売っている株を拾っている現象でしょう。

こんな株はムードが変わると、何処かで一度は、ストップ高をするような株です。そのような大幅高をするものです。ただし…その株高は継続的なものではなく「一過性」なのでしょう。前回と同じです。

皆さんは、この辺りの感覚を会得してないようです。メールを読むと…爪を伸ばして失敗しているものばかりです。だから信用買い残が膨らみ、たぶん追証による投げが「断続的」に続いているのでしょう。企業評価ではなく…単に需給バランスの問題でしょう。まぁ、業績が良いわけではないでしょうが…。

一方…好業績の船株は、すごい利益ですね。川崎汽船の場合でカタルは一株利益を6000円と事前観測していましたが、実際にふたを開けると…6887円です。株価は7720円ですよ。PERは1.12倍です。カタルには、何故、こんな市場評価なのか…謎のままです。

昨日の日本郵船は、今期の営業利益予想が30.5%減の18700億円で利益は28.6減の7200億円が市場のコンセンサスに届かなかったから、日本郵船は買われなかったという解説がありましたが…この1Qの段階で強気予想を「予想する」方が、馬鹿なのでしょう。でも残念だったのは、自社株買いがなかったことです。検討はしたが「見送った」と報道されています。やはり馬鹿社長です。

三菱と言うのは…重工もそうですが、落ちぶれましたね。技術の伝承も出来ていません。MRJの開発過程を観ると…お粗末です。客船製造の見積もりを誤ったり…もう完全に凋落企業のイメージです。電通が本社を売る時代ですから、不正は日常茶飯事になっています。「日本製鋼所」(5631)の不正なんか…お粗末です。管理者不在です。東芝の凋落ぶりを観ると…政治家や政策官僚は、猛省をしなくてはなりません。しかし当人達は「他人ごと」です。これでは…23年間も株価は高値を抜けない訳です。情けない話です。

しかし…本日の日経新聞の一面に、カタルが前から述べている「未来図の現象」が掲載されています。記者も、カタルと同意見を載せています。「TDK」(6762)は、岩手で500億円投資をして…電子部品の工場を新設するそうです。

経済安保からサプライチェーンの見直しです。昨日のWBSでは、上海コロナの影響で日系企業の60%台の企業が操業をストップしたとか…。この上海市の1月から3月期のGDPは1兆10億2500万元だそうです。上海市だけで年間4倍とすると…ざっと80兆円です。凄い金額です。

今回のゼロ・コロナ現象は日本の経営者を震撼させました。だからTDKに続く企業は続々と…このようは報道がどんどん続きます。何も、京セラやソニーだけではなく…すべての日本企業の「回帰現象」が、しばらく…続きます。

つまり労働者が不足しますから…賃金が上昇するのです。皆さんは、あまりに…ネズミの時間です。ここはバフェットのようにノンビリ構えましょう。でもカタルは貧乏人ですから「朝三暮四」です。昨日も、僅かな利幅で利益を抜いて売り買いしています。薄利多売買で相場を「楽しむ時間」だろう…と考えている為です。しかし、ここから下値に、株価が大きく振れるなら、思い切って…何かに的を絞って、株を買う段階になって来たとも思っています。

300円を割れて急落するBASEとか…。ソフトバンクの「窓埋め」なども対象でしょう。でもこの株安でも…「住友化学」(4005)は、全く下がりません。驚きます。流石に…本日のBASEは、みんな追証の投げなのでしょう。今、310円も買えてきました。本日は既に3本を買っています。

持ち株も増えてきました。5000株程度だったかな? 一度…持ち株を外したのですが…今は25000株になって来ました。出来高が大きく増えると面白いのですが…どうでしょうね。

いまのBASEは323-323-308-309=3207100(9:37)です。最低、やはり1000万株台に乗らないと駄目でしょう。自社株買いの「ヤマダ電機」(9831)は450円が買えました。あまり…所望ではありませんが、有言実行です。

本日は他に…ソフトバンクも買っています。ロコンドも買いましたね。あっちもこっちも買って担保があるのかどうか…。川船は長く引っ掛かっていた玉を7900円で外しました。また買いましょう。

ここでやるなら…船だろうと思いますが、「仕掛け人」が不在では仕方ありませんからね。今は迂闊に動けない制約を抱えているのでしょう。

インフレ圧力が強過ぎるとは思っていません。カタルはやはりFRBのオーバーキルを疑っています。既に株価が大きく下がって来ましたから…方向転換をすべきだろうと思っていますが、相手は、馬鹿のバイデンです。昨日の戦勝記念日でプーチンはトーンダウンしていました。和平を模索する段階だろうと思っていますが、ゼレンスキー大統領は、欧米の支援を受け強気に変化しているように見えます。彼は、若いですからね。

本日も安いのですね。473円安です。あまりいい気になって買っていると追証になりますから…気を付けないとなりません。何しろ追証は相場観に関係なく…待ったなしです。皆さんも、もし追証なら…シクシクと対処をしましょう。

この程度で…追加のお金を入れるのではなく、先ずは…過剰な持ち株の整理を急ぐことです。下げ過程を買う奴は、余程の金持ちか…馬鹿です。株と言うのは底値を確認してから出動をしても十分なのです。

株式投資は安値を当てることではなく…上手に安値を買うことでもありません。むしろ逆です。早すぎる出動の場合、時間を待てずに…ヤレヤレ売りになります。ある程度株価が上がってから参戦した方が良いのでしょう。

今は、まだ分かりません。基本は「秋口にならない」と大勢は判明しません。カタルはFRBのオーバーキルを恐れています。バイデンに急かされて…慌てて動いているようにも見えるのです。

その理由は10年債のチャートです。0.5%から既に3.1%台ですよ。それも僅かな期間での上昇です。金融政策と言うのはドラスティックな動きは駄目なのです。兎に角、緩慢だ…と言われる時間推移で政策を転換すべきです。

金持ち時間と貧乏人時間の喩えと同じです。パウエルは貧乏人の出なのでしょうか?

この矢継ぎ早の展開は、危ういですね。「綱渡り」をしているような感覚に見えます。落ちなければ良いのですが…。馬鹿が上に居ると…末端の人間は苦労をします。BASEの下げは止まりませんね。だれも買わなくなってきました。時価総額は、株価が309円ですから347億円です。現金がたしか…240億円でしたね。赤字と言っても20億円程度なのでしょう。

まともな市場関係者は居るのでしょうが…でもみんな、この関連株は新安値ですね。くわばらくわばら…一気に出来高が膨らみ…「悪抜け」すると良いのですが果たしてどうでしょう。

やはり…ここは川崎汽船とBASEかな? 王道では野村証券、ニコンも安くなってきました。今日は、これから孫と動物園です。カタルもお金持ちになれるように…象さんに会ってきますね。ネズミの時間ではなく…象さんの時間で、のんびりとやりましょう。日経平均株価は530円安の25790円程度の水準です。果たして…日本は復活するか? 本日の目玉は、やはりTDKの設備投資でしょう。2024年末に稼働だそうです。つまりあと2年です。

カタルは単純なので…長い「空洞化の時代」が終わり…回帰現象が見られていますから、日本にお金が落ちます。そうして工場が出来ると人手が足りません。TSMCやソニーなどが新工場を九州に建設しており、人材が不足します。

誰が考えても「日本株復活」です。何しろ…日本から生産基地が中国に移転して空洞化して、日本は衰退をしたのです。今度は逆です。基本は日本にお金が落ちて…そのお金が動くことが、景気を活発化さるのです。評論家は馬鹿ばかりですか?

必ず、海外投資家は大挙して…日本株買いを始めます。それでは有言実行のカタル君、今の…野村の株価は483.7-484.3-479.4-480.3=4698500(10:08)ですが…もう2000株だけ480円で買い指値を入れて…動物園に行きましょう。

♬ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね。早く…カタルも向こう側に行って…レポート屋稼業の卒業式を迎えたいものです。それでは…また明日。

参考までに…カタルの川船の買値は8615円なのです。今の株は7680円です。約1000円下で買えるのですよ。仮に、この玉をカタルがトントン…で、利食いできるなら、今、川船を買う人は1000株で100万円が儲かります。金儲けは簡単でしょう。常にカタルの買値より、下値を買えば儲かります。ハイ、野村証券の480円を2000株、お買い上げです。それでは…またね。



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