アーカイブ:2022年5月18日

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インフレは「悪」ではなく、今の混乱は「ドラスティックな政策移行」にあると思っています。それを良く表しているのが「原油価格の相場」かな? この長期のチャートを観ると…今の水準は、確かに高い水準ですが…別に驚く高値ではありません。

原油作物価格の推移

2003年から2008年の5年間にかけて上がった原油高、そうして今回は2年です。この時分はカタルが浮かれていた時代です。毎晩、銀座にクラブに遊びに行っていました。だいたい一日に20万円ほど使っていた時代です。銀座の一流店のお寿司屋さんは、だいたい一人4万円程度の料金です。クラブは席に着いただけで…その料金が取られます。基本的に一人4万円の世界なのでしょう。今は…分かりません。もう年々も、夜の街から遠ざかっています。この5年間が株屋時代のカタルにとっては良い時代でした。

2003年5月「みずほ(8411)が倒産する」と言われ…株価は10万円を割れて行きます。その時に、カタルは「みずほが倒産するなら…日本沈没だ!」と述べて、みずほ銀行だけをセールスしていました。カタルの銀行好きは、ずっと前の「バブル相場」からです。あの時代は、全ての金融株は「数千円」の株価が付いていました。金融が落ちぶれる国は、駄目ですね。お金が回らないと…経済は動きません。お金は、「使う人」の為に存在します。

今回、カタルはお世話になった姉妹の老人ホーム探しをしました。何億もあるのに…最終的には税金でしょう。

たぶん…多くの人は「認知症」の実態を、知らないと思います。カタルは自分の義母が認知症ですから…ある程度は分かります。彼女は91歳ですが…たぶん10年ほど前から色んな症状があったのでしょうが、なかなか…外部からは、分かり辛いのです。

今回も…お姉さんに最初に会った時は、正常に見えました。しかし専門家に言わせると…その時分から既に認知症は進んでいたようです。本人の話が「二転三転」するのです。カタルは当初、きっと、その日の気分によって…気持ちが変わったのかな?…と考えていました。そうして彼女の場合は我儘です。自己本位的で他人の行動など関係なしです。

当初からカタルに「認知症」の完璧な予備知識があったなら、もっと別の対応があったのですが、相手が正常だと思っていた為に、時間が掛かりました。昨年末に話が来て…先月27日に、ある意味で、強引に…姉妹を老人ホームに入所させたのです。本人たちは自分の事は自分で出来ると思っているのですが…。

今回は、何人かのケアマネジャーに会って、専門家の意見を聞いたのです。やはり「餅屋は餅屋」です。専門家の意見と言うのは、貴重ですね。

確かに…株式投資は分かり辛い面が多々あります。企業業績が良いのに…「日本郵船」や「住友化学」は、決算を受けて、株価が大きく下がりました。 カタルは何故か? 分からなかったのですが…面白い反応です。でも…そこが買い場になっています。

昨日のデータを観ていましたが、今は好業績でもPERは10倍を割れているのです。

カタル論理からすると…今の株価は異常な評価です。今回のJ君も、この変化率でPER10倍割れです。まぁ予想だから分かりませんが…。でもやり方次第では、4桁の実力を付けるのが…妥当な評価でしょう。カタルはそう考えて「買い増し」をしていますが…残念ながら、ここ数日は、全体相場が強く…なかなか下値を買わしてもらえません。

仕方なく…昨日は、大引けの359円で2000株を追加で買いました。

本日も、昨日より1円上の360円~買い物を用いましたが、始まりは残念ながら…365円でした。コンチクショウです。高値を追って買っているのは、この株だけですが…困った問題です。先日は274円だったのです。既に100円も高いのです。カタルの一番安値の買いは287円2000株の買いです。今回は338円から下値を、何度か…に分けて買い下がったのです。

本当に…株と言うのは分からないものです。カタルは専門家を自負していますが、そのカタルも戸惑うのが、今の相場です。微妙なニュアンスを、どう解釈するか?

例えば昨晩のナスダックの相場です。これは1分足かな?

ナスダックの短期のチャート

昨晩の3時過ぎに…FRB議長が講演をして「インフレ抑制を決意」を語りました。この報道を受けたのでしょうが…その時間帯にナスダックの株式は下がっていますが…大引けには戻り、ほぼ高値圏で相場を終えました。この解釈をどうするか? 

ばら積み船市況の推移

色々…と、考える訳です。原油価格はこの所…「上がり気味」です。上海の稼働開始は6月と言う報道を受けたものかどうか…。同じように、最近は「ばら積み船の市況」(バルチック海運指数)も上昇しています。

カタルは中国が、景気に「テコ入れ」するためには「固定資産投資」しか…「方策」がないと思っています。つまりこの所、値下がりしている住宅などの産業を応援することや、鉄道、道路などのインフラ投資の加速です。固定資産への傾斜で…中国の「資産インフレ」が起こり、基本的にGDPが「底上げ」されました。先進国に「追いつく」水準まで、それら資産価格は上昇しています。

既に上海などのマンション価格は、東京以上に高い物件がゴロゴロしています。でも所得格差の拡大が弊害になって「共同冨裕」を持ち出しましたが…大衆は不満です。失業率がドンドン上がっています。

だから…必ず、固定資産投資が盛んになると思っています。中国が動くと…また物価が上がります。資源価格の上昇は、当面、続くのでしょう。ただ…どんどん上がるイメージより…高止まりするのだろうと思っています。

昨日の海運株は、みんな「ヤレヤレ」…の売りを出しており、新規のカラ売りも増えています。ようやく…カタルが狙っていた「仕手株相場」がスタートするのかもしれません。その為には…「強弱感」が対立する「シチュエーション」が必要です。本日は川船が9100円、9200円と売れています。一気に、始まるかもしれません。昨日の個別株指標のデータは、そんな条件が整ってきました。

あらら…いい気になって原稿を書いている場合ではありません。もうJ君は381円の高値を付けたじゃないですか…トホホ。まだたった19000株しか持ってないのに…。

何処かで株価が「緩んだ時」に買おうと、下値の指値をしている場合ではないのかも知れないし…難しい判断です。何れ…4桁の株だと思っても、カタルの「想像時間」と「市場時間」は、いつもズレが生じています。この船株は、結局、事前の読みは、悉く…外れています。その為に…折角の上昇相場ですが、上手く利用することが出来ません。なかなか…株式投資と言うのは、難しいものですね。

貧乏でなければ…追証懸念などないのですが…貧乏故に、いつも保険料を払っています。

BASEも、なかなか…良い出来高です。本日は402-414-385-402=8778000(10:10)です。この出来高なら…株価上昇は維持できそうです。何処まで戻るのか? 昨晩のナスダックは上がっていましたが…基本的に、まだまだ分かりません。時間さえ問わなければ…今回大きく株価が下がった新興株は、必ず…戻ります。本格的な株価上昇は「秋」以降だろうと思っていますが…リバウンドは、かなり大きいですからね。

野村証券の月足推移

でもカタルの今の心境は「野村証券」などの「日本株の復活」を主眼に相場を観ています。この野村証券は中期計画を立て一株利益は108円だそうです。株屋とは…思えない計画です。カタルなら一株利益の300円程度のシナリオを話します。利益が1兆円の世界です。これから始まる…今回の「日本株ブーム」は、息の長い相場が続くと思っています。その一里塚が今回のインフレでの始動です。コロナで恐怖に怯えた原油価格はあり得ない筈のマイナス40ドルですよ。そこから114ドルと…なんとまさに激動の時代ですね。

野村証券の日足推移

この後、アジアの「隆盛の時代」がやって来ます。人口が多い昭和30年代の大量諸費の国々が多く誕生します。その核となるのは。人口が2億7000万人を超えるインドネシアです。首都移転などもあり…今は絶好とも言える環境です。やはり…J君は出番到来でしょう。2019年だと思いますが…約3年間の「ブランク」がありました。

結局、このアイディアは正しかったのですが…その条件が、なかなか整いませんでした。そうして昨年の1月に195円の株価は636円になりましたが…今回は大きく下落して274円の底値を付けて「底入れ」した株価は、昨年11月の高値を目指すのでしょう。取り敢えず…の話です。最終的に2019年に述べたように…株価は4桁以上になると思っています。

野村証券と共に…今回の相場の目玉になると思っています。

その野村証券の本日の動きは479.8―481.5―477.3―480.2=4773900(10:28)です。それでは担保が余っていますから有言実行のカタル君は2000株だけ買いに行きましょう。ハイ、今チャートを作っていたら、時間を喰って…若干、安く買えました。478.4円で2000株のお買い上げです。これで今回の野村証券株の持ち株数は…14000株かな? 平均買値は481.6円です。

此方も5万という事は、2000万だから…カタルには、まだ負担ですね。まぁJ君とどちらか…増やしましょう。この路線は年末にかけて…明確な流れになって、皆さんは理解すると思っています。日本株の爆発高のスタートです。何もカタルだけではなく…最近は、この主張を支持する評論家様が増えています。

時代の読みが、あまりに早いと…2019年にJ君を買うことになります。しかし…この構想は正しいのです。何れ、アジアの時代になります。

本日の日経平均株価は26755円前後です。やはり27270円より…上値で株価が推移しないと、なかなか積極的な買い手は見つかりません。今回、主張している…この路線は、少し時間軸を長く観ています。カタルだって、神様ではないから分かりません。でも確実に訪れる時間です。

先ほど期日の為に「損切り」をしたソフトバンクですが…株価がマイナス圏になって来ました。それでは…5100円~下値を100株ずつ買ってみようかな? これは別口座です。今週から来週に期日が来るのです。先日の安値を買って、気分が良いのです。だって買値は4500円前後でしょう。ハイ、5100円のソフトバンクを100株買いました。次は5000円割れかな?

まだカタルは「トラウマ」を抱えています。しかし薄利多売買をせずに、少しユトリガ出てきました。理由は、お船の上昇により…評価損から評価利益になったからでしょう。今までは、建玉の評価はマイナスだったのですが…既にプラス評価に代わりました。でもなかなかトラウマは消えません。それでは…皆さんも、無理はせずに…少しの利益でも我慢をして自重しながら…相場を楽しみましょうね。また…明日。



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