本日の日経新聞の11面にバフェット時間の話が載っています。お金持ちはこのタイミングから株式を買う話です。カタルは、象さんとネズミさんの時間の話をしました。お金持ちと貧乏人は、時間の考え方が、まるっきり…違います。貧乏人は「朝三暮四」です。しかしお金持ちは、どうでも良いというか。その内、何とかなるだろう…と言う感覚です。
「マザーズの逆襲」で採り上げていた「BASE」（4477）最近は「メルカリ」（4385）ですが、いずれも弱い動きです。同じグループですが…「ソフトバンク」（9984）は、年初からほぼ「横ばい」です。流石、「株主還元相場」の筆頭です。他のマザーズ株は滅茶苦茶ですが…「一兆円の自社株買い」効果は、やはり凄い威力です。
一方、カタルは船を短期運用に加えています。「日本郵船」（9101）は7％アップですが…ほぼ年初から横ばいです。年末に買った「三菱UFJ」（8306）は20％アップのプラス評価です。日本郵船も、このチャートでは７％アップです。でもメルカリは悲惨です。今の「売り人気」がNO1の株です。
でも皆さんが、何と言おうが…カタルはメルカリを、買い続けるでしょう。でもそんなに熱くなっている訳ではありませんが、「悪くもない選択」だと思っています。もしカタルに1000億円以上の運用資金があるなら、高額配当の海運株は魅力です。基本的に株価が横ばいでも…10％以上の利回りです。格付けが低いジャンク債でも、こんな利息は付きません。
考えてみると…日本株は、やはりチャンスです。
さて…相場が始まりました。本日はメルカリとBASEを買っています。他も広範囲に買い物を入れたのですが…なかなか下値が買えません。どうして…こんなに強いのでしょう。日経平均株価は89円高です。あれれ…カタルは「寝ぼけて」いますか？ 確か…米国株は大幅安をしていたと思いますが…もう「米国離れ」が始まったのですか？
全く…株って分かりませんね。
てっきり…安値を買えると思い、楽しみにしていたのに…。先ほど2138円で買ったメルカリもプラスになりそうです。どうなっているのか…。まぁ、良いか。昔の日本株は、米国株に関係なく…強かったのです。カタルの現役時代は、米国の事をあまり気にしていません。今回は、色んな株を観ています。流石…ネットの時代です。手軽に過去のデータや海外の情報が手に入ります。
1929年から…かな？ 世界大恐慌の頃の話は、情報の伝達に時間が掛かり、その時間が混乱を招いていました。情報の伝達速度の話では、カタルは新潟ですから…東京と新潟の相場が昔は違ったのです。電話も「特急」とか言って…1日に1回か2回なのでしょう。株価を知るのは、短波放送が頼りでした。あの当時の証券会社は、ずるく…顧客の売り注文を安値で買って、鞘を抜いていました。今のように、顧客が株価データを、瞬時に手にすることは出来ません。時代が変わると…色んなことが変わります。
やはり日経平均株価は下げてきました。今は162円安ですが…意外に個別株は強いようです。カタルにとって海運株が強いのが救いです。やはり…相場が始まる可能性もあります。今は、やはりこの選択肢が正しい可能性が高いと思っています。
メルカリは2260円までありましたが、今は2164円です。先ほどまで2120円の攻防をしていました。今の時間は9時48分ですが…株価は2138-2260-2118-2177＝5962500ですね。出来高は…まもなく600万株です。やはり、もう少し買ってみますか…。
今、成り行きで200株買いに行ったら…買値は2192円でした。まぁ…良いか。下値に用いた買い物は、全く買えていません。今の時間で…この出来高なら、本日は、また1000万株を超えますね。このクラスの1000万株は…かなり多い方でしょう。基本は株価ではなく…出来高です。
メルカリでも、なんでもそうですが…株価動向を観る上での基本は株価トレンドの中で出来高を重視します。出来高が膨らむという事は強弱感が対立しているという事です。メルカリの値動きはこんな感じです。この4月下旬からの動きは、メルカリと言う株にとって長い歴史の中でも特別の時間の筈です。一つのポイントですね。
でも全体の相場の流れは、違うのですよ。成長株より「バリューの選択」だから、先ほど三菱UFJと日本郵船との比較をしました。基本の相場の流れ…「潮流の選択」を理解することでしょう。
米国ではエクソンが300億ドルの自社株買いを発表しました。コロナの時は33ドル前後の株価だったのですが、今の株価は85ドルです。この高値圏でも…自社株買いを発表するのです。これが「市場原理主義」の米国企業の経営者です。果たして、日本郵船は自社株買いを発表するか、どうか…どうでしょう。
カタルが日経新聞批判するのは、米国の株主還元姿勢を一度も、報道したのを観たことがありません。しかし…武者レポートは、2015年から2020年だったかな？ 彼が調べたデータでは…100％程度の株主還元をしていたのです。だから米国では、お金が回るのです。でも日本はずるいですね。日本郵船の社長の良識が、どの程度か…を観る機会でもあります。野村証券は、自社株買いを続けています。基本的に、このように成長力が乏しい業種の企業は、既に内部留保を積み上げるべきではなく…市場にお金を返すべきでしょう。
もう日本人は、腐っていますよ。情けない種族なりました。これじゃ…世界競争に負けるわけです。
インフレ派と言うか…米国の元財務長官のサマーズは、このような事を述べています。しかしカタルは、この路線はあるが…今は、そこまで心配をする必要はないと思っています。
問題は中国の動向です。いま中国経済は悪く、成長力はかなり落ちます。固定資本形成に頼らざるをえないと思っています。何しろ人口が大きいので…少し動くと市況はアッっという間に変わります。だから…「ばら積み船の市況」に注目して、商船三井に可能性を早くから…見出していますが、この選択は非常に危ないのです。何しろ、時間軸が限られています。
だから仕手化するのです。根性のある奴が買えば面白いですが…果たして今の時期にそういう種族が居るかどうか。この辺りの読みですね。所詮、株は仕掛け人次第なのです。カタルにお金があるなら良い相場を創ります。
でも同時に株価操作で挙げられる可能性もあります。この基準は難しいですね。相場操縦と言うのは…株を買ったり、売ったりすれば…相場操縦です。だから客観基準を設けるべきです。大引け間際の注文を連続で出したらアウト…出来高に対する関与率の基準だとか…。
誰でも、わかる客観的な基準を設ければ良いのです。ところが日本人はズルいですね。「自分が法律だ」と言い出すのです。東京地検などは、そういう人種です。だから地検改革で…敗れたのは哀しい話です。仕事をしようとすると改革になりますから、その連中は抵抗をします。だから安倍さんや菅さんは、メディアから叩かれていました。官僚ロボットの岸田さんは、何も仕事をしないから…メディアは好意的です。
でも今回のインドネシア、ベトナム、タイへの訪問は良いことです。カタルはもっと早く行くべきだと思っていました。でも失格です。カタルなら経団連の御一行様と同行します。単なる表敬訪問では時間の無駄です。仕事をしないから、経団連を連れて行きません。これだけ見ても…やはり失格です。
まぁポーズでも…そろそろデンソー、日本製鉄、ニコンなど…もう時間ですよ…のタイミングでしょう。だから米国株がバーゲンでも、日本株は割引程度です。住友化学も買えず…本日は安く買えることを、期待していましたが…まぁ、良いか…。ノンビリやりましょう。
本日嬉しいのは、やはり船の値動きです。
唯一、可能性があるのは…。今、メルカリの2240円が200株売れました。本日は2138円と2192円で200株ずつ買いました。だから僅かな利幅でも200株だけ利食いをしてみました。このような作業を通じて、売り買いを繰り返していれば…何れ、株が買えなくなります。そうしたら…本格的な上昇相場でしょう。今は打診買いの最中です。
先ほどの船の話ですが…カタルの狙いは、これだけの企業業績ですから…過去最高の株価を更新するのが、普通だと思っています。前に、いずれも会社も棒が付く話です。何故、今回だけ…これだけ船は、大儲けしているのに…過去最高の株価を抜かないでしょう。ここが相変わらずの…謎なのです。
まぁ貧乏人は、まだまだ「薄利多売買の時間」でしょう。金持ち時間を、はやく体験したいものです。金持ち時間は買い続けます。僅かな利幅など狙いません。鞘を抜くのではなく…株をどれだけ買えるか…。その量が問題になります。
5％は最低ラインです。10％程度を下値で買うのはなかなか難しいですよ。だから時間を掛けます。本日の日経新聞11面は、そういう時間だと述べているのです。このバフェットは2020年のコロナ禍の時に、日本の商社株を利回りで買っていました。金利裁定と言うのは、そういう意味です。バフェット以外に、金持ちなど…世界中に腐るほどいます。
昨日、シンガポールから娘が帰って来て…これから楽しい孫との時間です。シンガポールの教育費は高いですね。年間300万程度だそうです。しかも塾代も高いようです。流石、金持ち天国です。何しろ、税金が安いのです。カタルも早くあちら側に行きたいものです。それでは本日は、この辺でお終いです。まぁ慌てることはありませんよ。ノンビリやりましょう。まだまだ先は…「光が差す」程度の時間です。
先ずは…目先は、船の大相場が見られるかどうか…試金石の一つになるかもしれません。また…明日。
書き終えた後…2217円に253700株が見せ玉として出ています。今2211円に下げましたね。果たしてどうなりますか…。一度で。買うようでは駄目ですよ。カタルなら2万株か…3万株…単位で、3回ほど買って、売り物が切れなければ…諦めます。このような玉が出ることが「仕掛け人の関与」です。たぶん…「買いたいため」の見せ玉の売り物だろうと思います。相場は面白うでしょう。誰かが少し買うなら…カタルも200株だけ参戦をするかもしれません。だって、さっき2240円で200株を売っていますからね。所詮、遊びです。
