アーカイブ:2022年5月31日

5/31

多くの人が日経新聞などの間違った報道に誘導されて…基礎認識が誤ってインプットされています。それ程…バブル期の混乱が及ぼした影響は大きかったのでしょう。1989年以前の株式相場を観れば分かりますが、「資産インフレ」に…過度に依存した結果。バブルとなりました。ある意味で正常化の為には、「失われた時代」は、「必要悪」だったのかもしれません。1989年から2022年の33年間も掛けて…日本は構造改革に取り組んできました。

でも基本的に時間を重視する改善ではなく…痛みを和らげた「時間による改善」(成田闘争)を選択したのです。その為に徐々に体力が奪われ…最近では、格下の韓国に対しても劣勢になってきています。本来はGDPの規模からすれば…世界第3位ですから、もっと発言力が強くても良いのです。でも日本人は、国内の改革に虐げられ…国民が自信を失いました。時間闘争と言うのは…酷な仕打ちです。

この失われた時代は、カタルにとっては「屈辱的」な日々でした。

株屋ですから…資産インフレが商売です。しかしその資産インフレを認めない清貧思想を日本はやって来ました。赤字法人への融資禁止など…もう完全に狂った世界です。貸出先はトヨタなどの優良企業だけなのです。

しかし…そのトヨタは、自前で銀行の調達資金を有利な金利で資金調達できますから、多くの銀行は疲弊をします。資産インフレを認めないデフレの世界ですから、金融機能はマヒをします。でも世界は「資産インフレ」を容認して…この資金力を活用して成長を続けます。

これじゃ…日本人が、どんなに努力をして負けるわけです。

最近の株式相場を観ると分かるでしょう。個別株要因と市場要因の話を良くしますが…個別株要因が「働いて得る所得」だとすれば…市場要因は、「資産インフレによる富の増大」のようなものです。つまり経済活動には、二つの力があるのです。両方とも重要です。

でも個別株要因より、市場要因が追い風でないと…株式投資は基本的には儲かりません。それほど…市場要因の力が大きいのです。年初からマイナスだった市場要因が、最近はプラスに変化してきました。

この資産インフレを認める世界が「名目成長率」を重視したインフレの世界です。一方、日本は長く…この資産インフレを認めない「実質成長率」重視のアホ政策を続けてきました。だから悪徳政策に怯えて…動かないお金が1092兆円も生まれ、本来、経済活動をして利益を得るのが企業ですが…その企業も、必要もない内部留保を484兆円も貯め込んだのです。でも日経新聞は、この肝心な事を全く伝えていません。もう狂った新聞社です。ROE経営を批判するような記事ばかりを掲載します。ヘッジファンドを乗っ取り屋のハゲタカファンドと称したり…狂った概念を、日本国民に与え続けるから、お金が動かなくなりました。水が凍り…「氷河の時代」です。

その氷河期が終わったのを、確認できるのが、この日経平均株価の月足推移です。

日経平均株価の推移(月足)

早く気付いたものが「勝利」を収めます。「インベスト・イン・キシダ」遅々としたスピード感ですが、徐々…融解しているイメージです。昨年の10月ですから、もう7か月も経過しています。早く早く…。

原発の再稼働から、難題の日銀が買った国債の永久債への転換です。難しければ…50年債や30年債でも構いません。先ずは先送りしましょう。カタルは、この課題が避けて通れない気がしています。こいつは意見が割れますから「難題」です。原発再開のハードルはそんなに高くありませんが、この日銀の保有する国債の処理は、難しい課題です。基本的には消費税の引き上げを実現させるのが…正当な処理ですが…。どっちをやるか?

アセアンへの投資減税も、「良い狙い」だろう…と思いますが、このアイディアを提言する奴が居るかどうか…。

そうすれば…日本の商業圏は、アジアに拡大し…盤石の成長軌道に乗ると思っています。だからJトラストは、間違いなく…4桁以上の器でしょう。

本日は此方を紹介しようかな? これは先行して会員向けにレポートしましたが、このビデオを聞くと…千葉さんと言うのは、なかなかの人物に見えます。カタルは戦略上、短期運用の玉を、少し…外しています。実は…この短期運用で使っている証券会社は、何故か…個別の信用規制が掛かっており「増し担保規制」になっていますから、無駄な資金になります。よって…持ち株を維持したまま…証券会社を変えようと思っているのです。

でも何処かで下がって欲しいものです。でもこの内容だと…下げを期待してもダメかもしれません。一段高の可能性は高いですからね。

Jトラスト(8508)の日足と価格帯出来高推移

何故なら…この価格帯出来高チャートを観ると、基本的に636円まで真空地帯のようなものです。そうして、その高値を抜いてからが「本番」で、一気に…4桁を目指す可能性が高いように感じています。問題は全体相場の「市場要因」の方です。個別株要因の方は、かなりの大物感が漂っています。

この意味は、「京都銀行」(8369)などの話にも結び付きます。

ご存じ…京都銀行のお膝元の企業は、みんな高株価です。任天堂に村田製作、日本電産もそうかな? この任天堂だけ売って…自社株を買えば、大半が賄えると言います。京都銀は地銀の中でも、最も多くの政策保有株を抱えており、その価値は同社の時価総額の約3倍に相当するそうです。今、この持ち株を売れという圧力が経営陣に掛かっているようです。

先般の「三菱UFJ」(8306)が持ち合い株式の解消を、加速させる報道と…同じ背景です。地方銀行株は、もともと安値に放置されており、大変な魅力を有しています。

だから「SBI」(8473)の北尾さんの着想は、素晴らしいのですよ。新生銀行の買収においても村社会論理を理解して、金融庁の人間を持って来ました。これが日本です。東芝の事例と同じです。官が管理しようとする弊害ですが…これを逆に利用するのです。

昨日、思ったのですが…ひょっとすると、ひょっとします。

メルカリ(4385)の日足推移

何が?…と問われると「メルカリ」(4385)の動きは、明らかにおかしいのです。まだ観察を続けないと…ハッキリしませんが、本当にカタルの「希望の幻想」が実現する可能性もあります。昨日の出来高は1089万株なのです。今回の会員レポートで書いたのですが…新興株(マザーズ株)は200日線を、奪回できるかもしれません。

「BASE」(4477)なども、同じように感じています。今回は、完全に…「市場心理が逆転」したように感じています。

つまり「本物の動き」に繋がる…株価上昇になる可能性があります。実はITバブル後のソフトバンクも、一度は200日線をチャレンジしています。その時間軸に、まもなく…なるのです。そう考えていたところに…昨日の相場です。メルカリの1000万株以上の出来高は、やはり魅力があります。本日は2050円~10円刻みで200株ずつ買っています。今のところは…2030円までの3本を買いました。勿論、BASEも370円で2000株買っています。

まだ本格的な上昇期には入りませんが、前回より、確かなリバウンド相場でしょう。

でも本日、買っている船株も魅力的です。商船三井の3550円と3530円を200株ずつ買い乗せしました。やはりカタルは、どうしても…「低PRRの謎」が気にかかるのです。

よって株価が下がれば…ある程度は、買ってみようと思っています。…と言っても賞味期限が限られていますから、大きな株数を買うつもりはないのです。カタルの考え方を試すためにもここは「有言実行」です。株と言うのは…最後のフィナーレが「盛大」なものです。誰もが…熱くなる「演出」が待っています。

でも「博打」と割り切れない人は、参加は見合わせましょう。

むしろ…株価位置が少し高くなりましたが…「Jトラスト」の方が。ずっと天井も高く魅力があるのかもしれません。カタルは売った分を、450円から下になったら買い始めようと思っており、今450円で2000株だけ買い物を用いました。先ほど460円まで売れましたから…ね。基本はクロスです。

持ち株を減らすつもりはなく、増やそうと思っています。でも世の中は上手く行きません。お船の相場を観れば…結果論では、株価が上がっていても…上手く利用していませんからね。なかなか…難しい話です。

そうそう…忘れていました。皆さんが読めるかどうか分かりませんが、二つの話題を提供しておきましょう。先ほどの京都銀行の話のアイディアはWSJのもので…読者からSBIのヒントを頂いたのです。北尾さんも、この地銀株を買い場だと思っているから、動いたわけですね。既に5年近くの歳月をかけているのでしょう。Jトラスト時間です。

そうして、こちらの紹介記事は、先ほどの千葉さんの動画は古いものですが…その時間軸が到来しているから…このような記事が報道されます。

だからJトラストは、必ず1000株程度買って…出来ることなら2000株だけ買って、株価が4桁になったら1000株だけ売って、後の1000株は売らずに、ずっと…持って置きましょう。現物株投資だけでも、色んなやり方があります。株価が2倍になったら半分を売って、後は売らないのです。簡単に「億」単位のお金になりますよ。ただし…どんな株も2倍になるのは時間を要します。

お船だって2倍ですからね。でもお船の利益は「一過性」の可能性が高いので、やはり人気になったら…売るべきでしょう。あちゃちゃ…453円程度までしか下がりません。また株価は461円です。困ったな。これでは持ち株が減っただけです。トホホ…。上手く行かなければ…また高値で買い直さねばなりません。

貧乏人は担保の関係があるから大変です。それでは…皆さん、本日はこの辺でお終いです。株式投資の基本は「無理をしない。」「自分の力量を守る」ことが、最大の決まり事です。今の株価は27320円台です。つまり名目時代だと…市場は告げています。

金融所得課税強化で「岸田アレルギー」のカタルも、徐々に緩和されてきています。もし原発再開、更に日銀の保有国債の永久国債への転換などやれば…直ぐに、自民党支持に切り替えます。今はまだ…維新かな? 変わり身コロコロ…株屋の世界です。またね。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2022年5月
« 4月   6月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
株式投資関連の本