「疑心暗鬼」の心は消えませんが…ここは「大らかに」先ずは「おめでとうございます」。「インベスト・イン・キシダ」の報道はこちらです。ところが…日経新聞の一面のトップは、米国のFOMCの話でした。日経らしい対応です。カタルが編集長なら違う選択です。
このような報道もあり、今後どのような具体策を、どの「スピード」で岸田さんは展開するか?…ここが問題になります。講釈は、もう十分です。全ては…「行動」で示さないとなりません。東電の原発再開も…方針表明から既に時間が経過しています。これでは…FRBと同じように「市場は反応しない」かもしれません。WSJは此方の報道を掲げ、懐疑的な様子を伝えています。
基本的に市場は中央銀行には勝てません。だから…「友達の関係」が重要です。金融政策だけでなく、政府の一般的な対応も同じです。
嘗て…三重野元日銀総裁は「市場は関係ない」と…傲慢に述べたのです。総裁自ら市場原理を否定するのです。この発言を聴いて…カタル達は「彼は狂っている」と思いました。まぁ彼だけの責任ではありませんが…その結果は、日本国民は自殺者の山を築き、「失われた時代」が今も…継続しているとも言えます。何しろ1989年ですから33年前の日経平均株価の高値38915円が、未だに抜けません。これを「失政」と呼ばず…何と言うのでしょう。日経新聞は、現政権を批判しませんからね。
本来なら日経はFOMCの記事の前に、先ずは一面トップには、大きく「インベスト・イン・キシダ」の解説をすべきでしょう。
この辺りの感覚が、カタルと違います。カタルは、このような報道の取り扱い方を観ると…内部情報を知っている記者は、この発言は「参議院選挙目当ての…「狂言だ」と認識しているから、扱いを小さくした」…と窺った解釈が生まれても…仕方ありません。報道の読み方は、こんな記事の配置でも「印象度」が変わります。
だからNHKの大河ドラマの演出などは、たいしたレベルなのでしょう。
今回のドラマはなかなか面白く拝見しています。鎌倉の時代は、江戸と違い…分からないですからね。まぁ、歴史は直ぐに風化します。やはり記憶に残すために…日記などの記述は、重要なのでしょう。カタルが税務署に挙げられた時、担当の税理士は「手帳を作成しろ」と言われました。何月、何日、誰々と会食という具体的な証拠が必要だという訳です。その手帳があると…領収書の裏付けが出来ますからね。でも結局は無駄なのです。担当官により解釈が変わるのが日本の「裁量システム」です。
この裁量の範囲は社会が荒廃して、どんどん…狭まりました。村社会は不合理な仕組みの部分が沢山あります。それを補うのが…人情味あふれる「大岡裁き」です。
時代劇では人気です。現代もあったのです。カタルは高校生の頃、バイクに乗って一時停止違反でおまわりさんに捕まりました。でもそのお巡りさんは高校生のカタルに厳重注意を与え、切符を切らずに大岡裁きです。でも今は、こんな光景を第三者に目撃されていると…大岡裁きをした警察官が、逆に「不正を働いた」と処分される世の中です。このような小さな裁量権も、厳格な対処になっています。「あそび」のないハンドルの車が、事故を起こすようなものです。
村社会の良さより…嫌な面ばかりを感じる始末です。
振り込め詐欺は最悪です。痴呆老人は多く…本来は社会が守るべき社会的弱者です。その弱者を食い物にする犯罪は、やはり許せません。本当に最近の日本は哀しい社会に…「ユトリガない世界」に転落しました。岸田政権を操っている政策官僚は、実質成長時代を長く続け…資産インフレを認めない社会の結果がどうなるか?
日本は33年も、その実験を繰り返して…ようやく方向展開で、アベノミクスが始まったのです。また「ふりだし」の戻そうと…言うのでしょうか?
だから…今回の「資産インフレを起こす」と述べ…個人の現預金残1092兆円を始め家計の2023兆円を動かそうとする政策は、カタルが前から主張している話ですから大賛成です。「貨幣乗数」効果を上げるために、動かなくなったお金を動かす話です。素晴らしい…パチパチパチ。もう38915円を抜けたようなものです。バンザイ!万歳!ばんざい!
日経新聞の記者は、日頃から日本の事を全く考えてないから、一面トップの扱いではないのです。日経新聞の編集長は、役員だろうと思いますが…やはり器と言うか…。3流域の世界なのでしょう。本物の人間なら、この話を、どんどん…「大きく報道して」「連鎖を起こそう」とする筈です。何度も、繰り返し…その方向性に「時代を動かそう」とします。時代を動かすには、努力が必要です。安倍さんの森・加計問題などのような…何度も「繰り返す努力」を、後ろ向きではなく、「前向きな方向性に」使うべきです。
でも岸田さんに、ロンドンで言わせたことを…先ずは褒めましょう。
素晴らしい着眼点で、今こそ、「タイムリーな政策」です。故に…米国株安を受けた本日の日経平均株価が注目されます。「行って来い」になった米国株と比較して、「日本は変わったんだ」…と示すチャンスです。GPIFさん、通常は、岸田さんの演説を支援して…大量の日本株を買うのが、あなた方の使命です。
昔の話ですが…初代東証理事長の藍沢さんは、戦争開始の時に、ボロ(平和不動産)を買い漁ったそうです。昔の時代の「指標株」です。この背景は株価操作です。国民の意思高揚の為の演出です。株と言うのはポイントを押さえて…少し背中を押せば、正しい時代の選択なら…その演出が良く機能します。僅かな…力は、何百倍の効用を示します。
時代が流れているか?
本日の相場の見処は此処ですよ。まだ相場が始まるまで…30分以上も間があります。最近のカタル君、何故か…はやく起きて原稿を早めに書いています。
本日の注目点は「日本郵船」(9101)かな? 日経新聞には「布石」が打たれています。経常利益1兆円だそうです。円安も追い風…インフレの追い風…朽ちる前の果実は、きっと美味しいのでしょう。
カタルはこの後、中国が固定資本形成を中心に、投資を増やすと思っています。これしか景気の悪化を止める…手段がないと言うか、大切だからです。だから当然の話ですが…「ばら積み船」の需要は、どんどん増えます。EUの脱ロシアも同じ背景を持っています。だから…当然の話ですが、「バルティック海運指数」も上がると思っています。そのチャートを付けておきましょう。
「早起きは三文の得」とか言いますが…まだ相場が始まりませんね。あと3分です。本日は再びメルカリに買い物を用いました。2250円、2200円、2150円と200株ずつです。お船は先日買っています。今回は展開を観て…超短期で参入しようかな?
「ソフトバンク」(9918)は、あまり下がっていませんが、「共同冨裕」の方針転換と言うか…政策方針の緩和があるのでしょう。だから下値を拾っていくと…何処かで「見直し」が入るかもしれませんが…この株価では、それほど良いのかどうか…。やはり「住友化学」(4005)は上がっていますね。この環境下で…この動きです。あの買値は535円なのです。
本日は金利高を受け、三菱UFJが買われ…でも野村証券は下げています。おかしいですね。「インベスト・イン・キシダ」の第一人者は、野村証券でしょう。だから野村証券は買い場でしょう。そもそも…岸田さんの市場評価は、日経新聞と同じく…「ポーズだ」と市場は述べていることになります。
本来なら…野村証券に船株同様に、「買い気配」が付いても…良い筈です。市場の不思議です。このような「市場の整合性」を観て、材料の良し悪しと言うか…。信頼度と言うか…。それを市場で計る? 測る?のです。(日本語の使い方は面倒ですね。)馬鹿カタルだから、お許しを…。
貧乏人の時間は目先ですから…船株かな? 金持ち時間は長期ですから…マザーズ関連なのでしょう。
そんな狭間に位置している「今の時間軸」を考えています。勿論、オーソドックスな利回り投資でも…構いません。この「インベスト・イン・キシダ」は基本的にポーズでも「野村証券株」にとって…最大の好材料です。カタルは、この「資産インフレ」を予てから述べていました。ようやく…岸田さんを卑下するコメントを避け…「持ち上げる」レポートが書けます。この政策が実現されるなら、「ど真ん中」の直球勝負です。これは素晴らしい政策です。
必ず…岸田さんが「本気で取り組むなら」…日本株は38915円を奪回できる順番が巡って来ます。来年にもチャレンジできるかもしれません。それくらい大きな材料ですよ。
野村証券を、お持ちの方は「楽しみ」になって来ました。我慢も1年半、これからようやく…それでは「有言実行」ですから、今の野村証券株は495-497.1-4889-495.5=4247400(9:38)から「成り行き」で2000株だけ買いに行きます。ハイ、497.7円で2000株のお買い上げです。
これは「疑心暗鬼」の面もありますが…岸田政権の政策転換を評価して、「野村証券」(8604)を2000株だけ買ってみました。だって…彼は、個人のお金を「貯蓄から投資に」移動させて、資産インフレに言及しているのです。
これで…日本もようやく車の両輪である実体経済と金融経済の車輪が回ります。だから理屈上は、野村証券の株を買うのが「筋です」。「時代性」投資を謳っているカタルの考え方は、こう言う事を言います。株式投資は至ってシンプルです。
株式投資の基本は「時代に合った」投資をすることです。今回のロシア問題は、いろんな面で日本にプラスです。一日、考えてください。カタルは沢山の日本株待望論を掲げることが出来ます。読者からは、こんなメールを頂きました。武者さんらしいですね。同じことを述べています。
それでは…みなさん、また明日。やってみせ…言って聞かせて、させてみせ…。岸田総理には、スピーディーな行動を望む次第です。どの世界も同じです。出来る奴の時間はスピーディーなのです。菅総理は、素晴らしかったですね。