トランプ大統領が就任し、その後「実態」が、分からないまま…4月初めに株価は急落しました。今の感覚は、良い「ガス抜き」相場だったようで、単に…「値幅調整」が強要された現象になっています。この動揺が「仮需の試練」を生みました。だから「相場の腰」が強くなります。当初、予想された事態は「回避」され、至って…「現実的な対応」になっています。
だから「不安の壁」をよじ登る…「TACO」相場と呼ばれたのでしょう。
今回の「銅の50%課税」も「大変だなぁ~」と思ってきました。銅は、産業活動において重要な鉱物です。全ての産業に、その銅が使われ…製品価格に影響を与えるからです。だから鉱物資源のなかでも…「銅」だけは、「別格扱い」で、証券マンは常に…その相場に注意を払っていたからです。
しかし今回は、実際の「関税適用」にあたり「精錬銅」は、この関税処置から除外されると言います。つまり実質的には「大きな影響はない」のでしょう。だから市場では「TACO」相場と呼ばれるのでしょう。
でも7月の「FOMC」では、その「トランプ・ブラフ」の言動に怯え…金利の引き下げを見送りました。カタルは、この点は、トランプ大統領の意見に賛同しています。実際の物価は「沈静化」しています。「景況感」が順調だから…「高金利」でも良いと言う道理になりません。FRBの政策は、トランプ政策の「阻害要因」なのです。
彼は、米国内における「産業基盤の育成」を目的にして、米国内での「現地生産」を強要しています。明らかに…「相反する」FRBの対応です。パウエルFRB議長は、先を読んで…関税の混乱で「物価高」への「予防処置」をしています。でも現状の「経済指標」を口実にして「言い訳」をします。今は「株価」が大きく戻り、その影響が「消費行動」を支えているのでしょう。「資産効果」です。何処の「時間軸」に政策を合わせるのか?
日本では、一時、「新NISA」が盛んで「オルカン投資」(オール・カントリー)への投資が一時的な「損失を受けた」ことを、ワイワイ…「メディア」は騒ぎました。しかし株価が戻ると、自分達が騒いだことへの「反省」は、全くありません。そもそも…投資の意味を、あまり理解してないように思います。「メディア」は「悪もの」です。人間の感情を煽って…「視聴率」を稼ごうとすることばかりを、目的にしているように感じます。
「切り抜き動画」を用いて、勝手な解釈に「国民を誘導」して、他人を「悪人」に仕立てます。「フジメディアHD」(4676)問題の基点になった中居君問題も、当初は本人同士が「納得して」示談になったのに…「ものを言う株主」の戦略に乗り、メディアは大騒ぎしました。我も、我も…の「各社の参加」です。何故、「SBI」(8473)の北尾さんなどが、登場するのか? カタルには「サッパリポン」です。
そんな彼の性格だから、北尾氏は孫氏と「袂」を分けたのでしょう。北尾さんの人物像です。カタルの「好きなタイプ」ではありません。むしろ嫌いな…タイプの人間です。メディアの「本質」は「正しい報道」の視点から、ドンドン薄れ…離れています。
カタルはメディア人が、嫌いなわけです。確かに「流行」には敏感です。その手の才能は認めます。時代を読んで、「時代を創る」わけです。でもそれに乗って、ワイワイ騒ぐ行動は、「みすぼらしい」下品な行動に思えます。本当に…ブランドものの「エルメス」のバックに、そんな価値があるのかどうか…。
カタルが、この話をしたのは「株式投資」にも、「共通する感覚」だからです。ヤフーの掲示板などは、下品な…他人の「誹謗中傷」ばかりが目立ちます。なかなか…株式投資の本当の価値を伝えてないように思うのです。なかには役に立つ主張もあります。でも…それは稀です。

昨日は「フロンテオ」(FRONTEO=2158)の時価総額は、成長性を加味しても現状はPSRで、5倍程度が「限度」ではないか…との「私見」を述べました。しかし…「サンバイオ」(4592)の赤字経営から観れば…まだ「マシ」な株価水準に見えます。このような「目先人気」は、長い…「時間の試練」に耐えられません。
だから…相場と言うのは「時間の概念」が、大切なのでしょう。でも流石に、バブルの反省として、35年間の「失われた時代」は長過ぎます。現役世代は「総入れ替え」です。カタルは1989年に「希望に燃えて」最も厳しい…「歩合給」の世界に入りました。しかし…そのカタルも、既に70歳です。現役が「総入れ替え」になる程の「悪政」の実施です。
今回の石破政権で、最大の過ちは政策の主導権を、自民党本部に「官邸」から移したことでしょう。何故、これが駄目なのか? 「村社会論」を増長させるからです。
そもそも…民主主義は「いい面」ばかり強調されます。しかし正しい政策なら、独裁体制の方が、社会変革は速いのです。中国のような独裁体制、米国も、最近はトランプ政権が誕生して、同じ「手法」です。中国が先行する技術革新に「市場原理」が一時的に負けています。無理をして…社会改革を急ぐから、いろんな面で「歪み」が生まれます。最近の中国の「内巻き現象」はそういう事です。
この大量の「資本投下」による…強引な手法に「社会全体の体制」が、追い付いてない現象です。
でも時代変革を急ぐなら、この方策になります。不動産も鉄鋼も太陽電池も、みんな同じです。今回は「EV」で、過剰生産です。だから「新古車」…「新車」なのですが「中古車」扱いで販売されます。つまり…新車価格より、安い市場価格が定着し、無理やり販売店に「目標数字」だけが与えられます。各社に…「赤字操業」の強要になっています。
溢れた車は、周辺に輸出され、世界中の販売価格が「異常な価値」になります。でも…凄いですね。本当に…これで黒字が計上できるなら、この黒字が続いて拡大をするなら、たいしたものです。その報道が此方です。
日本の「トヨタ」(7203)も…「負け組」への転落です。だから「デンソー」(6902)は、トヨタ改革を急がせたのですが、「間に合うか」どうか…分かりません。でもこの2000円割れの株価なら、たとえ、この判断が間違っていても…「逃げ出す」時間的な「ユトリ」がある株価でしょう。でも「期待感」は、そんなに高くありません。まぁ中国の過当競争が、世界に広がっています。
だからトランプは、独自の「生活網」を築こうと…しているとも言えます。中国依存の怖さは、何も「レアアース」だけでは、ありません。中国は「独裁性」が強く、周辺国へ「覇権的」な圧力をかけます。まぁ「米国」と、いい勝負です。言論の自由がないと言う事は、大変な事です。でも「進化」は、その方が早くなります。
日本は一時、自民党の協議制から、安倍政権が強引に…人事権を盾にして、政策転換を図ったのです。それ程…強硬姿勢を貫いても、実質経済の弊害から、未だに「脱出」することが出来ていません。
実質賃金のマイナス圏と言う事は、さらなる「物価高」を容認しないと成り立たないのです。しっかした概念をメディアが、国民に伝えねばなりません。「経済学者」でも反対論が在りますからね。清貧思想は「美徳」の面も持ち合わせ…難しい問題です。一般の方は、なかなか「GDPデフレーター」の話をしても、理解できないでしょう。

株式投資と言うのは「正しい知識」が必要になります。カタルは「ジェイドG」(3558)で失敗をしましたが、今のところは、この失敗のお陰で「新たな武器」を手にして、試行錯誤を繰り返しています。実際に…大成功した「データセクション」(3905)は、その原理を応用した成果です。ちゃんとした解説が出来るのです。

次回、週末に予定している「会員レポート」は、その論路的な解説をしようと思っています。そうして、その成果の一つの「WASHハウス」(6537)は「ストップ高」しました。だから今は、既に持っていません。なるべく…色んなケースを試しておきたいのです。この論理は「なかなか」…なのです。
皆さんは、単に、株価が「上がりそう」だとか…「下がりそう」だとか…の目先の需給バランスだけを気にして「売買」をしていますが、カタルが皆さんに伝えたいのは、もっと本質的な株式投資の「ノウハウ」です。
確りした…「論理的な解釈」が、身に付いているなら、もう「鬼に金棒」で、お金なんか、「使う事が大変だなぁ~」と思う世界へ行けるのでしょう。そろそろ…棺桶の時代ですから、卒業式を待ち望んでいます。そのモデルケースとして…「ジェイドG」(3558)の株価の考え方の「未来図」を語っています。まぁ、田中君は合格点だから、カタルは継続した売買に取り組んで…その模様を解説をしています。良い事例に育つでしょう。
別に「銘柄」なんか…何でも構いません。小型株の方が、変化を実感できるでしょう。今回は、何故、この株だけが、「他の株」から観て…出遅れているか? その時間軸をタップリ味わっています。昨年からずっと…下げ過程を買っています。
時間軸の「先」が見えるから…なかなか「あきらめ」が付かなかったのです。この銘柄だけに「特化」した口座を一つだけ残しました。今日は1366円と1365円で「買い物」を入れたのですが…まだ買えません。誰か、売ってくださいね。

カタルは、昨日も述べたように…「ローム」(6963)の謎があります。「デンソー」(6902)と資本提携までしています。その理由はパワー半導体なのですが、「ルネサス」(6723)はSiC(炭化ケイ素)からGaN(窒化ガリウム)へ戦略をシフトしています。GaNパワー半導体を手掛ける米「Transphorm」を買収し、GaN事業をパワーディスクリート事業の中核として注力することを決定しました。
カタル自身も専門家ではありませんから、この違いが、どの程度…違うのか、分かりません。何しろ「半導体」と一言で、言っても…色んな物や分野が在ります。今、半導体業界で注目されているのは「チップレス」や「光電融合」などの分野です。的を確り…絞って、技術的な理解もしなくてはなりません。なかなか…難しいですね。株式市場と言うのは、茶化す面もあります。僅かな…「シェア」ですが、手掛けているだけで、利益の貢献度が高くなくても、話題で「相場」に成ったりします。だから、投資に辺り、自分が確り…その収益性を理解できないと駄目です。
今日も人気になっている「フロンテオ」(2158)の株の売買において…リスクを「理解」したうえで、相場に参加しているなら…問題はありません。しかし、ただ「上がりそう」…と言うムードだけで、株を買うから…「クックパッド」(2193)のように…株価が2倍になっても、、ヤフーの掲示板で、佐野さんの悪口を言って「ボヤく」のです。

でもカタルは、また「利食い」です。今日の利食いで…しばらくは「観察期間」に移行します。今は「3Dマトリックス」(7777)かな? そんなに買っている訳ではありませんが、今日も下値に「買い物」が入っています。昨日も出来高が578万株もありました。この出来高なら…何処かで「爆発する」可能性がないとは、言えません。先日も、こんな感じで…爆発したのです。今回は500万株の商いをこなしています。
カタルの目標株価は、前も述べましたが、何れ…4桁台になると思っていますが、目先は2022年始めの643円の奪回です。これを一気に超えるなら、「超人気株」になるかもしれません。業績の裏付けも、マズマズの部類です。何しろ、赤字から「黒字への転換」です。株式投資で、最も株価変動率が高い場面です。次が「ジェイドG」の「復配」の場面です。

そうして…「大阪チタン」(5726)です。何故、「仕手系の材料株」なのか? 株価位置が高くなり…一本調子で、株価上昇が続くのかどうか…カタルには分かりません。それなら「野村証券」(8604)の選択でしょう。所詮、「アルゴリズム」を利用しての「目先売買」です。上手に…この癖を掴んで、微益でも良いから「賢い儲け」を継続させましょう。また…明日。