アーカイブ:2025年9月28日

急ぐ、必要はない…

先週末は、9月の決算期末ですから、金曜日の相場は「特殊な事情」が絡む…場合があります。人間と言うのは、面白いものです。

こう書くと、具体的に「どんなことか」…知りたくなります。そんな事の本当の事は「分からない」のです。しかし…経験を積むと、色んな特殊要因が「頭に」浮かびます。先ずは「海外勢」です。多くのファンドは、「配当」を嫌いますから、現物を売って、先物などでヘッジをします。逆に、個人客でも「名前が出る」ことを、嫌う人もいますから、期末の大引けで「クロス商い」をする…場合があります。現物株を売って、信用で買う場合です。だから通常、決算月の場合、株価が下がることもあります。

でも今回の日経平均株価は、かなり…強いですね。

裁定買い残の様子

9月の配当落ち分は、先日の「QUICK」の報道では1兆3000億円ほどになるそうですから、かなりの「規模」になります。それにも拘らず…株価は「新高値圏」です。やはりかなりの規模の実弾投資、それも期間の長い…「足の長い資金」需要が多いのでしょう。実際に先物を買っている筋がいるから「裁定買い残」が増えました。その様子です。この裁定買い残は、まだまだ…増えるのでしょう。

ここで「お願い」です。何度も「お願いして」…恐縮ですが、このIRNETのサイトは、カタル自身が「貧乏の為」に、サーバーの容量は「安いもの」で契約しています。だから混雑時のアクセスを避けてください。11:30~13:00はサーバーが「パンク」しそうなのです。一度、クラッシュして、ソフトを直し、サーバーの容量を少しだけ、大きくしました。

最近は、またアクセスが増えています。「急ぐこと」はないのです。むしろ「繰り返し」理解するまで…「何回も読む」事の方が、重要でしょう。会員制度設けて、実際に「会員募集」はしていますが、その「維持費」を賄えません。今年も「赤字」でしょう。カタルが、早く「卒業式」を迎えたい理由でもあります。

自分が金を出して、提供している「ボランティア活動」の意味もあるのです。また120万円ほど…カタルは、会社の口座にお金を入れて「貸し付け」をします。カタル自身は、皆さんに「株式投資の魅力」を知って欲しい…と願っています。別に他意はありません。

日本人は米国人と違い…「利殖のやり方」を知りません。「馬鹿」なのです。これは「画一化」教育の影響でしょう。実際に「働いてみる」と分かりますよ。いくら稼いでも、「税務署」に御奉公する制度に成っています。税理士の方は良くご存じでしょう。

予定納税をされる方は、世間一般から観ると…1億円以上の収入だから「たいしたものだなぁ~」と思うでしょうが、毎月、所得税、住民税、予定納税と…順番に「納税」するのです。毎月、税金を200万、300万、400万と払ってみれば、大変な実情が分かります。

更に税務署は「高額納税者」をチェックしており、必ず、「経費の査定」が入ります。カタル自身は、銀座のクラブの接待料は「経費」と思って…使っていたのですが、これが「認められない」のです。一人、5000円だと言います。

本当の話ですよ。一晩に20万円程度を使っても、それが「経費扱い」にならず、後になって、過去の遡っての「追徴課税」です。更に「住民税」の追加です。バカバカしい限りです。つまり…まともに、働いて得る所得など、たかが知れています。

金持ちの多くは、「不動産」や「株式投資」で得る…「利殖」がメインです。だから早くから「株式投資の勉強」をした方が有利なのでしょう。でも自分で「やったことがない」奴は、分かりません。時間軸をかける「ノンビリ投資」なら、時間は掛かりますが、確実に儲かります。簡単なんですよ。


「ブラックロック」の大量保有速報(昨年の8月)

例えば…その一例を、掲げます。大きな「構造改革」を実施している…企業があります。カタルが、時々…紹介していた「住友化学」(4005)は、おそらく「復活をする」のでしょう。「ブラックロック」が関与していました。この大量保有速報は、公に発表されているものです。彼らは投資のプロですから、確りした…「会計士」などの知識の「裏付け」があるから投資をするのです。しかし…これだけ「大きな会社」だと…時間を掛けます。

「住友化学」(4005) の月足推移

この速報は昨年の8月のものです。月足のチャートを観ると分かりますが、まだまだ株価は「上昇」を続けるのでしょう。実際の12か月、24カ月、60カ月の移動平均線は順番が違いますね。上昇する株価は12か月の移動平均線、この場合は青になりますが…、今、ようやく…赤の24カ月線を下から上に抜いた「ゴールデンクロス」(GC)の場面です。まだ60カ月線の緑のラインは一番上です。

通常、青(12か月)、赤(24)、そうして緑(60)の順番が、正常な株価上昇場面です。だから、その形が出来上がるまで、まだまだ…時間を要します。逆説的には、まだまだ…株価はこれから騰がるのです。しかし、かなりの大型株ですから、仮に成功しても、高値は1000円程度なのでしょう。「GIPF」(年金資金を運用している)などの機関投資家向けの株です。

「住友化学」(4005) の日足

しかし日足を観ると分かりますが、今は「スピード違反」にも見える速度で、日足も「乖離」が高くなっています。また「下がるか」…「横ばい」になって、短期の乖離調整が避けらないでしょう。「時間軸」の考え方です。

「ユニチカ」(3103) の月足

他には、今、盛んに…ようやく始まった「構造改革」が「真っただ中」の企業も在ります。カタルが観ているのは…名目企業の「ユニチカ」(3103)です。先ずは「月足」を観ましょう。そうして今の「ユニチカ」の「株価位置」を把握しましょう。かなり低い株価位置だと言う事が分かります。

現状はようやく「本格的な構造改革」に着手して「資産売却」が始まりました。この理由は、地価の上昇も影響しています。もともと…担保があったから、借金が可能だったのです。その「要らない資産」を売却して…借金を返済して、財務内容の改善が進んでいます。今年…たぶん…「政府系の出資」なのでしょう。「地域経済活性化支援機構」が大株主になっています。如何にも…日本的です。

本来は「ガラガラポン」を急いで、一度、「倒産させて」から、再生させて構造改革を急ぐべきですが、雇用問題が背景に在るのでしょう。あるいは地域の関連企業の「連鎖倒産」を畏れたのでしょう。だから、本来の市場原理とは違いますが、国などの公的資本が入ります。

「ルネサスエレク」(6723) 月足推移

「ルネサスエレク」(6723)と同じケースです。この「ルネサス」は国の資金など…全ての株主が、利食いして…現在の株主は世界な「有名なファンド」が大株主になっています。何れ…「ユニチカ」も、そのようなケースを歩む「可能性」もあります。

カタルが何故、注目して、株価ボードに銘柄を入れているか?

 「朝三暮四」のカタルは、「ユニチカ」の株を買っていませんが「観察株」に成っています。可能性のある会社の一つです。もう一度…11:30~13:00を外して…皆さんが、暇な時間に、ノンビリ…とレポートを読んで、欲しいのです。「何回も読む方」が、自分の為になると思っています。そうして、カタルの「間違い」を探して…ください。見つけたら、これは「違うんじゃ」ないか?…と、御一報を頂けると助かります。実際に、金曜日かな?

ある読者から…メールを頂きました。「内容のあるレポート、いつもありがとうございます。かたるさん、野村証券は中間配当が決定していませんから月曜日は配当権利落ちはしないですよね。」との質問か…意見を頂きました。

野村証券の四季報予想

確かに「確定」は、してないのでしょう。しかし…四季報では前期の23円から25円の予想に成っており、東洋経済では、そのように観ているようです。実際、カタルは野村証券を利用して、野村株を1000株だけ持っていますが、現在の時価総額の表示は、前期の23円を落とした、1098円が時価表示に変わっています。野村証券を利用して、信用で野村証券を買っている人は、自分の眼で確かめましょう。

カタルの一部の建玉(野村証券のもの)

カタルは別に「嘘」は言っていません。「23日」に方針を変えて…24日に1100円で「野村証券」の株を、1000株だけ買ったのです。「3D」も最近、また株を買い始めています。まだ、たった3000株です。その部分だけを切り抜いて、掲載しておきます。

カタルはいつも「真剣」です。「事前告知」をして、そうして「有言実行」を貫いています。これで、あちら側に近づくなら「本物」に成れます。

カタル自身は、ある面で「潔癖症」です。今でも…「ビットコイン」など仮想通過には、「アレルギー」を持っています。「イカサマ」だろう…と思っているからです。しかし…これだけ長い期間、みんなが、認めつつありますから、カタルも、最近は「考え方」を変えつつあります。しかし…同じ博打でも「可能性」のあるものを推奨しています。

「3D」(7777)の最初の買値は、たぶん…110円程度なのです。今は「3回目」の利用に入ったのかな? 皆さんは、最初に述べた時に、株を買わないで、高くなっても…「追い続ける」カタルの姿を観て、ワイワイ…と、文句を言います。

最初に手がけたロコンド時代の日足推移
(2020年の初めからスタート)

今でも、株価を追っている定番の「ジェイドG」(3558)の最初の推奨は「ロコンド」時代の2020年の初めです。1000円前後から推奨して575円まであった株です。でも「時間軸のズレ」だけで、やはり…その後、4180円まであるのです。

カタル自身は「ジェイドG」の田中君を長く観察しているから知っています。自社株買いの「おかわり」をする程「株価を愛している」経営者だから、応援を続けています。最近も「株」を買っています。その事を皆さんに伝えています。

しかし…明らかに失敗した株です。4180円は、流石に…株を買ってないでしょうが、その後の2865円前後も買っています。そうして…今回は、「リーボック」、そうして「マガシーク」と続けて…「大型の成果」を成し遂げていますから、馬鹿になって、最大5万株程度の株を買いました。

今は、この失敗で「貧乏」になっています。

だから、2万株程度かな? あるいは3万株程度の間を「ウロウロ」している…状態です。それを…馬鹿みたいに、皆さんが、目先の株価を観て、ワイワイ騒ぎます。呆れますね。みんな…「こんな程度」の日本人なのです。

今は、10月15日の決算数字の発表を控え、たぶん1537円を抜く「方向性に」株価が転換した可能性を考えています。だから下がれば株を買います。でも今のカタルにとって、これ以上は「負担」になるから、敢えて高値を追ってまで、株を買いません。

しかし1600円以上なら、まだ「株数を増やす口座」があります。その持ち株は、14100株を持っています。1万株から増えて来ました。高値でも株を「買い続けて」いますから、平均買値単価は1500円程度でしょう。「雪だるま投資」の実戦です。だから今は負けています。

しかしカタルは、田中君を信頼していますから、1600円台に成れば、又「クロス」を続けて、その利益で「ジェイドG」の株を「買い増しする」と、事前告知をしています。あと2年間程度は、続ける…予定です。

彼が、期待に応え…頑張れば、この投資だけで、「億円単位」の成果になるのでしょう。「目指せ! 1万円相場」です。

目先の銘柄も「色々」…紹介をしています。皆さんは、分別のある大人ですから、カタルの真意は「伝わっている」と考えています。勝手な解釈をして、高値で株を買って、他人に責任を転嫁するのは、止めましょう。「他人批判」をして…何が「楽しい」のか? カタルには、サッパリです。

「後追い」報道をする「偽物」人間である「メディア」と同じです。

結果論ばかりを並べ、それで飯が食える世界が「日本」です。呆れます。その現象を取り上げようと思いましたが、既に「長くなったら」…又にしましょう。くれぐれも…アクセスは、カタルが「アップする」11:30~11:35は避けてください。カタル自身が原稿をアップできないのです。だから当然、サーバーは混み合います。

更に13:00を過ぎれば、サーバーは空いて居り…「直ぐに」繋がります。急いでも「意味」はありません。それより、原稿を吟味する読み方の方が、「自分の為」になるのでしょう。また…明日。

会員の方は、新しい原稿をアップしたので「お読み」ください。



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