アーカイブ:2025年9月8日

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今日は昨日、話した…「未来の事象」は分からないから、こちらで「損をしない投資」の方策として「ブツブツ投資」を推奨していると述べました。今日は、この「ブツブツ投資」の一例を解説しましょう。

何故、「石破首相退陣」の話題を、トップに持ってこないか? 基本的に既に日本の政治は官邸主導から「政策官僚」が実権を握る…自民党に移行したので、昔に「戻った」のです。安倍政権の凄い所は、メディアは、なかなか…主張しませんが、政策の主導権を政策官僚から奪ったことです。

だから…森・加計問題から、桜を見る会など…黒川さんの検察人事で社会問題になったのですが…この実験争いの本当のことをメディアは報じません。メディアは政策官僚の仲間なのです。この事は、ごく一部の人が知っているだけでしょう。政策官僚は「傲慢」なのです。公僕なのに…前川事務次官のような奴が出てきます。しかし同時に失政を犯し続けた反省も彼らにはあったのでしょう。この主導権争いです。

これは、カタルの推察で、知っている人はごく一部で、あまり実態を知らないのでしょう。でもカタルはそう考えています。しかし…政策官僚の手に戻った政策も、石破さんを観る限り…「名目経済」の政策です。きっと、彼らも(政策官僚)反省があったのでしょう。それとも…既に「名目経済の流れ」は止められないでしょう。この価値も認められ始めています。名目時代は「素晴らしい」と言う…人間の「やる気」を刺激するからです。

だから…カタルは田沼時代と松平定信の寛政の改革に合わせて…過剰な「清貧思想」を批判していました。時代はいつの世も、この「匙加減」で大きく揺れます。こんな解説で良いですか? 基本的に株価は、誰が首相に成ろうが、あまり変わらないでしょう。むしろ…積極財政派閥の「高市」期待も、市場の背景にはあるのかもしれません。

さて話を「元」に戻します。「ブツブツ投資」です。昨日は時間軸の話から、未来の事象は「誰も分からない」と述べました。当たり前の理屈です。だから「間違う」事を前提にした投資を推奨しています。「一度に、買わない」。「時間を分けて買う」など…単純なドル平均投資とは、少し形は違いますが、理屈上は「ドルコスト平均法」と言う投資方法の応用版です。

カタルは仲間の「ブツブツ」から、この投資法を学びました。彼は「歩合セールス」のなかでも、トップクラスでしょう。「失われた時代」下に在っても…年収2000万円台を割ることはなかったのです。常に…毎日100枚以上の「伝票」(注文)を書いていました。「毎日100枚」は、やったものでないと分かりません。この水準がどれ程、高い水準か…分からないのです。

そのブツブツは何故、その実績を残せたか? 

それは「注文方法」に在ったのです。カタルは彼の隣の席で、その様子を3年かな? 5年程度かな? ずっと見てきました。そうして彼に学びました。だからブツブツ投資と命名しています。彼の「あだ名」です。毎日、「ブツブツ」…何か、呟いているのです。だからカタルは、彼を「ブツブツ」と呼んでいます。

この「ドルコスト平均法」は、例えば…1000円の株価を、下がる度に同じ銘柄を買い続けることです。自然に株価が下がると買う株数も平均単価も下がります。逆に上がる場合も一度に売らず…段階的に売り上がります。だから…基本的に株価が上下するなら、絶対に儲かる投資法です。どんな高値で株を買っても損をしない、と述べて、「大阪チタン」(5726)も先日は2550円で買いました。あの当時は、高い「買い指値」でした。

「第一三共」(4568)の 日足

先日の8月20日かな? 此方の記事を読んで…カタルは株価に関心を持ったから、「打診買い」として200株を買いましたね。3998円で「第一三共」(4568)の株価を200株買ったのです。8月27日に、あまりに良く下がるから、仕方なく…3570円でまた200株を買いました。本当は75日線を下回るまで「待てれば」よかったのかもしれません。その後、安値は3517円まで在って、今日は3629円です。200日線は3781円です。この「200日線の攻防」の銘柄です。

チャートから「時間軸」を観ると、買うタイミングとしては「早い」のでしょう。しかし…「株価位置」は、悪くはありません。だからカタルは「第一三共」の株を買ったのです。あとで知った「続報」です。日経新聞の記者は、誰かに利用されたのでしょう。あり得る話です。

どうしても…株価を高くしないと「クロス」が入らないのでしょう。作為的な高値だった可能性が在ります。しかし…時間軸を変えれば、話は、別なのでしょう。実際にこのような報道もあります。

「ブツブツ投資」は、必ず、儲かるのです。ただし、その会社が存続することが条件です。先ずは「良いと思った」株は、買う事です。失敗を前提にして…スタートします。この「第一三共」のように、何も「知らなくても」構いません。

カタルの場合は、買いたいと言う自分の「心の衝動」を大切にします。その気持ちの「高まり」が続くかどうか…です。自分の期待、事前予想のような「株価の動きにならない」ことが、殆どです。それでも構いません。

カタルの場合は、大概、最初は「失敗した方」が良いケースが殆どです。確かに、今回は良く「大阪チタン」(5726)も、株価が上がりました。でも「利用度」と言う点では「イマイチ」です。あの「爆上げの恩恵」を受けたのは、たった2000株です。それも大半は、高値ではなく…安く売っています。今、残っているのは、たった200株ですからね。呆れます。

本当は9月になってから、本格的に株を買うために、「打診買い」の売り買いを…繰り返していたのです。でも市場は「此方の都合」通りに行きません。まぁ実際はこんなものです。相場を「当てることは」そんなに難しくはありません。どうやって、上手く利用をするか? その投資方法が問題です。良いのですよ。別に…「ここから相場はスタート」です。

一旦は「空売りの踏み」が入っているようですから、今は、ひと段落、目先の相場は終了なのでしょう。今週末まで…事前公約通り2485円から下値に「買い物」が入っています。皆さんの多くは、目先の「需給バランス」で株を売り買いしているようです。でもそんなのは、素人の…「子供の遊び」の段階です。

本当の投資は、時間をかけて「時代背景」の恩恵を得るものでしょう。カタルは、ネット時代になり、手数料が安くなったので、「ディーリング感覚」の投資が増えていることを危惧しています。ヤフーの掲示板のコメント観ると、そんな投稿ばかりです。

長く読んで頂いている読者が、多かったことが、今回の休みで知りました。基本は「GDPデフレーター」のなのでしょう。しかしこのような基礎的な経済知識を、大学では教えてないようです。だから政策官僚は失政を続けたわけです。

その結果、日本は「世界から」開発スピードが大きく遅れ…劣化しました。清貧思想は、肝心の人間の「心」を駄目にするのです。格差が広がることは、良いことではありませんが、「能力の差」は歴然としています。5倍ではなく10倍以上も…違うのです。だから「第一三共」の人事考査の変化は、「当たり前」です。むしろ…遅過ぎるのでしょう。ある意味で、どの日本企業も、このように…「構造改革」が、板に付いてきました。

何故、カタルが「デンソー」(6902)を、2年前から取り上げて、今回の関税を「切っ掛け」にして、株を買い始めているか? こちらの報道を読むと、分かるでしょう。でも「ホンダ」(7267)は、凄い会社なのです。バイクで世界一の会社です。

しかし…こちらの報道は「嫌な感覚」を覚えました。「5%の利益率」の事業を残す必要があるのかどうか…。こんな精神だから…中国での戦略を、直ぐに「見直した」のでしょう。経営陣の「怠慢かも」しれません。カタルは10%以上が「最低ライン」として、普段から述べています。そうして売り上げに対する「利益率」の話をしています。まぁ自動車の世界は、僅かな利益率の争いをしています。日本は、もっと完成メーカーを「淘汰」すべきです。

「自動車」より、AIロボットの時代です。市場に資金が「循環」し始めています。だから「今日のような」相場になるのでしょう。今までの実質経済なら、株価は下がっています。まるっきり違う背景になったと言う事は、市場も名目経済に変化してきたのです。

でも慌てずに、ノンビリ…「構える」事でしょう。大切な事を「己の力量」の把握です。

どんな相場にも、対応できるような「己の体制づくり」が欠かせません。株価動向に「一喜一憂」しているようでは駄目です。所詮、株価なんか…どっちに転んでも「大丈夫」な体制づくりを急ぐべきです。今日は「第一三共」(4568)の事例を参考にして、「ブツブツ投資」の解説を掘り下げました。あくまでも…参考程度にすべきでしょう。また…明日。



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