アーカイブ:2025年9月5日

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世間はニュースに溺れ…右往左往する市場です。でも「確実」だと思ってきた考え方が、いとも簡単に壊れた現実を観て…何か、バカバカしくも感じています。市場原理主義は、もっと公正な概念と思っていました。

でもトランプ大統領の出現で、簡単に壊れました。地球温暖化は明らかでしょうが、その基準も簡単に変わるのです。それまでに積み上げた努力が、全く意味もなく崩壊するのを観て、人間の浅ましさを感じます。所詮は動物ですからね。

「ニデック」(6594) の日足

昨日、カタルは「ニデック」(6594)を2430円で200株だけ買いました。そう述べているのに…「経営陣関与で不正会計と報じられていましたが、買いで良いのですか?」と言うメールを頂きました。気持ちは良く理解できますが、そんな事は分かりません。と応えるしかありません。この読者は凄いのです。「北海道電力」(9509)をフル活用された筈です。なかなかの選択眼です。

カタル自身が、あまり利用していませんからね。「脱帽」です。でも気持ちは分かりますが、最近のカタルは「ブルーデー」だと表現しています。ある意味で「喪失感」に佇んでいます。まるっきり…「やる気」が出てこないのです。仕方なく…本日も100万円、数日前も100万円、立て続けに現金を引き上げています。

「ニデック」の話に戻しますが、カタルは本日も買い指値を2370円に200株だけ入れました。仮に株が買えると合計は、2400円で400株を買ったことになるからです。単純な理由です。最大1000株まで買う予定です。

仮に最悪の場合は「ライブドア」のように粉飾決算で市場から退場しても1000株ならたぶん200万円程度だから、構わないと思ったからです。逆に「IHI」(7013)のようなケースもあります。

そもそも…「リスクとリターン」の関係を、いつも述べていますが、こんなメールを貰うと言う事は、皆さんの理解が進んでないのでしょ。「力量は、人、それぞれ」と述べています。

株式投資は、如何に「力量」を上手く把握できるか? この概念に尽きるのでしょう。そもそも投資をする際に、「信用取引」を利用するなら、買った株は借金ですから、その金額が自分の債務になります。今は気軽に信用取引が出来るようになりましたが、昔はもっと厳格な基準がありました。資格がない奴が利用すべきではありません。

その資格とは「自己責任」です。最後、破産するような覚悟があるなら、余分に株を買っても構わないと思っています。老後資金の大切なお金を、博打に使うべきではありません。ある日突然、今までの発表した数字は「偽物だった」と言う事も…あり得ます。自分が、どんなリスクを取っているか?

こんな事前説明を、何回も「説明しなくては」ならないことが哀しいのです。自分のケツは自分で拭くのが当たり前の話です。他人の責任ではありませんよ。投資は自分で考えて、自分で決めるものです。もう一つ…最近多いのです。此方のメールを頂きました。

「こんにちは、未来かたるさん。そろそろ卒業すると聞いて、初めてメールしました。今年50歳になります。株はネット取引ができるようになったITバブル頃から始めました。IRNETは手作り感満載のサイトの頃から、現在に至るまで、毎日読み続けています。660円のニチメン日商を、330円になった双日の時に精神的に耐えられず損切りした記憶があります。120万円ほど損をしましたが、今ではその金額はどうってことはないですが、その当時は資金も少なかったため、かなり落ち込みました。

その後、信用取引もやりましたが、性格に合わず、30歳頃からは現物投資だけでやっています。最近の成功例は、ツクイ、テクノスジャパン、マツダ、デンソー、エムスリーです。コロナ時に買った三菱UFJは今ではすごい含み益になっています。みずほがつぶれたら日本が終わるという、かたるさんの言葉が記憶にあったので買い続けることができました。ありがとうございました。

今の主力はジェイドGです。ジェイドGとはかれこれ5年ぐらいの付き合いになります。

かたるさんが言うように魅力的な銘柄だと思います。これから田中社長がどうやって会社を成長させていくかということが楽しみです。これからもどうぞお身体にお気を付けてお過ごしください。」

と言う内容でした。本当に卒業を願っていますが、カタル自身はいつでもやめる準備なのですが、周りの状況がそれを許しません。だから、まだしばらくは続けるのでしょう。今の生活は毎月100万円では、収まってないでしょう。都会は何故か…お金が掛かります。

「ジェイドG」(3558)の 日足

この読者のメールにもありますが、カタルは「ジェイドG」(3558)の田中君を高く評価しています。今日も1485円で700株を「買い増し」しました。これで…「雪だるま投資」の玉は14700株になった筈です。一つの口座だけは「増やし続ける」と述べています。1万株から順調に増えています。今度は評価損が消えていますから…増え方は大きくないでしょう。

でもこの失敗を受けて、カタルは進化しました。そうです。「売上げ高・営業利益率」の考え方を手にしたのです。年初に米国株は割高ではないか?…と考えて、色んなケースを観て、株高の神髄を会得した可能性があります。事実、最近の「目覚ましいヒット」の連続はこの成果の一つです。同時に…「ジェイドG」については2000円までは既存の方針を貫くが、大きく増やす予定もありません。大谷ボール以来、カタル自身は、田中君の評価を少し下げました。

「ジェイドG」(3558)の 四季報予想

仮に現状の「発表された四季報数字」を基にするなら、既に株を大きく買う事は出来ません。だって標準的な株価評価になっています。問題はこの利益率が10%~15%、いや20%に大きく改善をするかどうか…それと次のM&Aです。

これまでの実績が28.6%成長なので…この数字は約3年で2倍です。その「潜在力」をカバーしてない現状の市場評価です。普通の評価なのです。カタルは「潜在成長率」の話をしています。だからそれを加味して2000円までは追うけれど、それ以上は、実績を観たいと思っています。リーボック、マガシークの試験をクリアするなら、次の課題が「伊藤忠」(8001)から渡されると考えてきました。そうです。初めて…「公開ページ」では、カタルの「推察」を述べますが、伊藤忠が買収した「デサント」のネット販売部門の「大役」です。

でも…リーボックは、兎も角、マガシークは、多くの社員が会社を辞めました。なにか「不都合な理由」があるのかもしれません。このマガシークの統合は、辛うじて…合格か、どうか…伊藤忠が判断をすることになるのでしょう。もともと…伊藤忠の課長職は3600万円台かな? 部長職は4100万円ラインと言う高級取りなのです。商社のなかでも高い方でしょう。

給料が高いと言う事は、競争が過酷なのです。知り合いに「物産」の社員が居ました。残念ながら、直ぐに出向です。そうして退職して、介護の世界に行って既に年金族です。官僚機構もそうですが、大会社の競争も過酷ですよ。商社マンなんか…大変です。その役職は伊達に与えられるものではありません。だからハードルは、かなり高いのでしょう。

様子するに、現状の材料では、最大で2000円ほどまでの評価しか与えられず、後は田中君次第です。でも1475円、1470円にも500株ずつの買い物が入っています。他から観ても断トツだと思っています。

「住友化学」(4005) の日足

他に、やはり…「住友化学」(4005)も復活しましたね。あの300円の時は「買い場」だと思っていました。同様な感覚の銘柄は、沢山あります。「ソフトバンクG」(9984)の5000円の時も同じです。いずれもかなり時間が経過していますが、通常は、こんなものなのです。

そうだ…大ヒットの「大阪チタン」(5726)の続報です。昨日は20万株程の「踏み」があったようです。先日の45万株に続く展開です。でも相場的には、もう「目先の相場」は終わっているでしょう。もともと45万株を踏んだことが、相場の終焉です。でも…「目先の話」ですからね。何処まで「押し」を入れるかどうか…。次の観察点でしょう。知ったかぶりをして、相場を語っていますが、こんな事は「貧乏人の戯言」です。最近は当たっているから「鵜呑み」にする人が、居るでしょうが、こちら側の人間だから「卒業式」を迎える事が出来ないのです。

つまり…外れていると言う事です。最近、新たな実験をスタートさせています。この成果は注目されます。そんな事で、その内、成果の発表を出来るかもしれません。また明日。たくさんの応援メールを頂き感謝しております。



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