米国の雇用統計の発表から、一気に米国では「利下げ機運」が確定したようで…年3回の利下げ説も浮上しているようです。もともと…不思議でした。米国の金利水準は、かなり高いと思われるのです。住宅ローンで7%の金利が取れるなら、何も…リスクを冒して、「株式投資」をする必要はないのでしょう。本来なら…金利が、これほど高いなら、市場に供給される資金は減る筈ですが、株価指数は強かったのです。年初に伝えた「謎」の話です。

米国株は、割高ではないか?…と言う命題です。でも「ラッセル2000」(小型株の指数)は、また高値ではありません。

確かに、米国の「GDPデフレーター」は125水準となっており、EUの120、日本の112より、ずっと…「資産投資」が優位な展開でした。だから…なかなか、今回のインフレ要因の住宅関連の指数は高い状態で…「インフレ懸念」が長引きました。
しかしニュースによれば、トランプは「治安面」では、国民から支持を受けていると言います。移民が多い…ロサンゼルスなどで「対立」が深まっています。先日は「現代自工」の工場で大量の移民が逮捕されました。ある意味で…これは象徴的な現象です。実はこの現象を観て…あの時に考えたのは、これから本格的に米国で生産活動をする日本などの投資が、円滑に回転するのか?…と言う疑念です。
日本もそうですが、末端の生活を支える人は、成り手が少ないのです。カタルは毎朝、マンション前の公園にストレッチに行きます。最近は、近くで工事があるようで…ガードマンのお爺ちゃんが、数人、公園で着替えます。そうして…公園のトイレを掃除する委託業者もお爺ちゃん、公園を清掃する人もお爺ちゃんです。年金で生活できない老人が、年取った体を駆使して肉体労働です。
自分で「末端生活」を実体験して観ると…分かります。まもともな仕事などはないのです。世界中、どこでも一緒でしょう。だから「ロボット化」が進むのだろうと思っています。この韓国の現代自工の工場で、大量の移民が逮捕されたニュースの「消化」が問題です。その影響が、どのような形なのか? 現時点では、まだ全く分かりません。だから「いくつかの銘柄」を観て…その「時代推移」を観察することになります。

やはり「ロボット化」ですから、「ファナック」(6954)などの工作機械ですが…どうも世代が変わり、パフォーマンスはマズマズですが…実績が「イマイチ」です。ずっと、カタルは「ファナック」を観察し続けています。だから米国で「補修工場」を立ち上げたニュースも知っていましたが…「4000円割れは買い場」と述べた時間推移と、その投資成果は褒められたものではありません。

そこで「川重」(9012)は、株価位置面で論外ですが、最近、業績悪で売られている「安川電機」(6506)はどうかな?…と今は考えています。
まぁ今すぐに「反応」をするわけではありませんが、候補の株式です。このように…社会現象から推察して「次のテーマ」を考えるのです。でも皆さんの多くは「目先主義」です。その方が、馬鹿(一般人と言う意味です)には「分かりやすい」のです。でも所詮、「ディーリング」なんか…株式投資と言えるかどうか。
確かに、カタルも時々、目先も「多用」します。しかし所詮は「遊び」です。まぁ、皆さんが好むから、仕方なく、目先の話題も集めて…伝えていますが、本当の時代投資は、社会に「革新をもたらす」株を、継続的に「手掛ける」のが、投資なのでしょう。
次は「AIロボット」です。メディアは自動車の「トヨタ」(7203)を持ち上げますが、中国勢にやられ続けており、技術評価が、なかなか…進みません。そりゃ、そうですネ。日本の「ラピダス」は1兆円程度で、「グタグタ」…言われますが、中国は7倍の資金を投じても、共産党の一党体制で、文句は「抑え込まれて」います。最近の中国株は元気なのですが、今一つ、やはり分かりません。カタルはここ数か月、中国株の観察時間も入れています。
お金は「世界を回る」なのです。

インドネシアは混乱し、ベトナムも揉めています。なかなか…アジアと一言に言っても「難しい」ですね。実は偶然なのですが…昨日は、なんで…急に「人気になったのか」分からなかったのです。5月の連休で伝えた「高成長株」と、市場で指摘される「SHIFT」(3697)です。実は最近、打診買いをしたばかりでした。その理由が200日線です。前から狙っていたので、先ずは「打診買い」をしたら…昨日は、日経225に新規採用だとか…。

最近は「大阪チタン」(5726)も「エーザイ」(4523)も「日経225」の採用銘柄です。そこで…少し前の会員レポートでIP銘柄と日経225の面を、併せ持つ「東宝」(9602)を紹介していました。見事にヒットした銘柄です。あの最後の一年間は、こんなものではありません。1989年の話です。何故、「東宝」が上がり続けるのか? 謎だった「バブル期の話」です。
1987年に多くの銘柄が、高値を付けたのですが、指数関連だけは、最後までその流れが続きました。あの時の海外投資家は「売るために」、指数株を買っていたのでしょう。奴らのやりそうな事です。株式市場は「海千山千」の強者の集まりです。素人は慎重に行動をしなくてはなりません。資金力のある投資家に、勝てる道理はありません。
やはり「割れて」来ました。「大阪チタン」(5726)の話です。2550円を割れてきました。カタルは2485円だったかな? そこから買い始める予定です。今のところは…なのですが。

実は「ある記事」を観て「買いたい衝動」に駆られ…実験をした株の「デクセリアルズ」(4980)と言う「謎の名前」の会社ですが、旧社名は「ソニーケミカル」です。
この報道を読んで直ぐに株価位置と内容を調べたのですが、「妥当な株価」でした。でも実験ですから「打診買い」をしたのです。その株価が、「今日は上がっています」ね。この「光電融合」の話は、前に「皆さんにも」伝えていますが、しかし…カタルのように、利用された方は「皆無」に近いのでしょう。
そうです。チップレスの「ソシオネクスト」(6526や「アオイ電子」(6832)の話と共に…半導体で有望な分野の話の時に、この「光電融合」の話を述べています。
みなさんは「馬の耳に念仏」でしょう。カタル自身、打診買いしかしていません。日経225に採用された「SHIFT」と言い、何も、偶然ではなく…事前にカタルは実験をしています。
でも問題は「利用度合い」の問題です。非常に多くの「打診買い」を用いて、可能性を探って、カタルは事前に研究をしていますが、未だに「こちら側の人間」です。

最近の謎は、簡単に200日線から「離脱できる株」と「出来ない株」の違いです。一例を掲げるなら「三桜工業」(6584)は見事に事前告知から抜け出しましたが、「大真空」(6962)は駄目でした。実は「三桜工業」は、前回の決算の時は「空振り」だったのです。「四半期の違い」(時間軸)まで、来ているのかもしれません。

謎は深まるばかりなり…そんな事で、今日はお終いです。1480円の「ジェイドG」(3558)を500株だけですが…買えたようです。又ね。

此方の週足を観ると…カタルの狙いは、分かるでしょうが…解説は、「何れ」します。また明日。