アーカイブ:2025年9月29日

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今日は9月の「配当落ち日」です。野村証券のサイトでは、この配当落ち分は303円と計算しているようです。実際は読者からの指摘があったように…この数字は、確定していません。昨年は261円だったようです。だから1年間で40円ほど…この配当金額は上がったのでしょう。この「上昇率」は16%ほどです。この1年間の「増え方」です。インフレより良かったでしょう。物価高に負けませんね。

如何に…「資産投資」が加速しているか?

この現象を観ても、日本の「GDPデフレーター」が示すように…「資産投資」が有利な環境に成っているか? その実態が分かります。しかしこの差を観て、このような考え方をする人は、あまり居ないでしょう。そのような人は、普段から、あまり物を考えない人です。

確かに…「AI」は便利ですが、まだまだ…実用化レベルかどうか。カタルは疑わしいと思っています。読者からの指摘もあって、チャットGTPを利用してみましたが、的を得ない回答もあり…まぁ「利用の仕方」次第なのでしょう。だから利用度から観て「Googleの検索」で充分かな?…と思って有料サイトの登録をしませんでした。

確か…ネット上に、ドイツ証券だと思いましたが、今のAIブームが「採算に合うのか」? 疑問を呈するレポートがありました。もともと…カタルもそう考えています。

必要な事は、事実ですが「利用料金」が跳ねあがると、一般化しません。カタルが利用するにしても、せいぜい、今なら月の利用料金が5000円程度でしょう。「ネットフリックス」の最上位の「プレミアム」は月額2290円です。通常はスタンダードで充分でしょうから1590円です。更に広告付きは890円です。この程度が「常識的な使用料金」でしょう。

故に「データーセクション」(3905)や「さくらインター」(3778)などの株価が、大きく上がるとは思えないのです。目先の博打です。

もう一つは、此方のレポートです。これは保存をして置いたので…紹介できます。ブルームバーグの報道です。M7の偏り(かたより)から、今の相場の主軸は変化しているレポートです。

M7と新興株の比較

「次世代のリーダー候補として、ウォール街のプロは多数の企業を挙げているが、今回の取材で特に頻繁に名前が出た企業があった。半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)はオラクルやブロードコムと並びAIエコシステムに不可欠な存在とみられている。またパランティアは、セールスフォースやアドビといった従来のソフトウエア大手が取り残されているとの見方を払拭できない中で、数少ないAIソフト分野の勝者とされている。」と言う内容です。

この中で、「アーク」(ARKK)のキャシー・ウッド氏は、AIを利用したビックデータ分析の「パランティア」(PLTR)に早くに投資して、たしか…「利食い」もしていました。米国の国防省に採用されたのが切っ掛けです。

「パランティア」(PLTR) の日足

比較チャートだけでなく付けておきますか…。その個別株の「チャート」は凄いですね。彼女は昨年、この株を買っていた筈です。もともと…彼女の選択は「成長性」を追う…タイプです。「利益率」ではないのです。彼女は「赤字企業」の時に、その「成長性」だけを観て、未来を評価して、株を選別しています。彼女の投資信託のアーク(ARKK)は規模は大きくなって、色んなファンドが出ていますが、彼女の選択基準は、そういう事です。

カタルと「同じ匂い」がします。「ジェイドG」(3558)の「28.6%」成長に魅せられました。最近、「SHIFT」(3697)を買ったのも…200日線や52週線にタッチし、更に成長力が高いからです。しかし利益率の収益性は普通です。「タイミー」(215A)の収益性の上限は20%を欠け、尚且つ、最近は成長性に「翳り」(かげり)が観られます。だからまもなく、観察株からも外すのでしょう。

ここでも「GDPデフレーター」の話が出てくるのです。米国と日本の違いは、何か? 日本人も高度成長時代は、確かにNHKが描くように「公害」や「物価高」など「負の面」も在りますが、日本人が未来に「夢」を持って「希望」があったから「明日は、もっと良くなる」と考えて、頑張ったのです。

しかし「失われた時代」の35年間は、「希望」と言う二文字が消えたのです。だから所詮、「何を、やっても無駄さ」と「諦めの境地」になったのです。

昨日のNHKの大河ドラマ「べらぼう」に、吉原の場面が描かれていました。あの通りです。清貧思想を蔓延させると「活力」が失われます。「松平定信」の考え方は一面では、正しいかもしれません。しかし…全体の政策として、「合成の誤謬(ごびゅう)」を生み、経済活動はドンドン…「貧弱」になります。

故に「ラピダス問題」が鍵の一つになるのです。無駄とも思われる…投資です。貨幣の「乗数効果」とは、そういう事を意味しています。

もう…みなさんは、本当に子供ですね。まぁカタル自身も、日本のメディアに汚染されているのでしょうが…「体制が変わる」と大変なものです。NHKで「ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国」をやっていました。「恐ろしい」話です。今も「似たようなもの」かもしれません。

「大阪チタン」(5726) の日足

さて…相場が始まりました。良かったですね。「大阪チタン」(5726)は日経報道を受けて、10万株程の「仕掛け筋」と思われる「手」が入っていました。2510円の寄り値でした。しかし…カタルは利食いを「先行」させました。目先の読みが「失敗」したからです。金曜日の読みが、外れました。だから…利食いを「優先」させました。しかし…あの報道が出なかったら「危なかった」のでしょう。

故にカタルは金曜日、利益のない所で「大阪チタン」の持ち株を2000株程…外しました。今日も2000株程を売っています。しかし…今日から2450円から「下値なら」買う予定です。しかし…あの2442円は、間に合いませんでした。

最近は注文を出すのも面倒になって「時間」が掛かります。「フィッシング詐欺」の為です。皆さんも、証券会社を「名乗るメール」は絶対、開かず…必ず、公式サイトにアクセスをして確かめましょう。もう…腐った世界です。悪者は「至る所」に居ます。自分自身が気を付けましょう。

しかし…今日は「最低限」の2520円を、奪回しましたから…これでまた「安心して」株を買う事が出来ます。ただ…この後の取り組みなどの行方が、目先の相場を左右します。時間軸を長く観るなら、4180円の高値を奪回するとカタルは述べています。

要するに「ジェイドG」(3558)と同じですが…「時間軸だけ」の問題でしょう。「マガシーク」のゴタゴタは、意外に続き…田中君の信頼性も揺るぎました。カタル自身は、あの「大谷ボール」の入札の仕方と、決算の「発表の仕方」が慎重になりましたね。「法螺」でも…良いのです。決算発表は、自分の「決意表明」のようなものです。たぶん、批判があって彼は考慮したのでしょうが、このような器では「世界に出る」ことができません。

「ZOZO」(3092)の前澤君は優秀です。しかし…「己を知っている」から、たぶん「LINEヤフー」(4689)に会社を売却したのでしょう。「小手川君」の選択に似ています。識者は賢いね。カタルのような馬鹿はしません。

もう一つ、「配当」を実施するのは良かったのですが、何故、「貸借株」の申請をしないのか? 「サッパリ」です。「空売り」が出来ないようでは…駄目なのです。大きく…成れません。批判を受けても「自分は頑張れる」と言う決意のようなものです。早く…「貸借株」になることを望みます。このような事があって、カタル自身は「ガチガチの信頼」から、少し彼の評価を落としました。でも安ければ…この株を買います。

今日は1415円に200株だけの買い指値。更に1400円で500株の買い指値が入っています。「大阪チタン」が売れたので…「心配の懸念」が減りましたから、場合によれば、もっと「ジェイドG」の株を、買うかもしれません。

どっち道、ようやく「秋風」になって来ました。最近の「夕暮れ」は早くなっています。今、1415円の200株の指値が買えました。更に買うかどうか…思案中です。何しろ…貧乏人なのです。

「3Dマトリックス」(7777) の日足

「3Dマトリックス」(7777)も安いようです。323円まであるのですね。それでは…「買えるか」どうか…分かりませんが、325円から315円まで「買い指値」を、少しだけ入れましょう。

今日は「エムスリー」(2413)、「キオクシア」(285A)が高いですね。たぶん海外投資家の「決算期末」の売りなのでしょう。「半導体株」は、総じて…同じ動きになっています。しかし…日経平均株価は306円安の45051円です。配当の落ち分は303円でした。

「野村証券」(8604)は、やはり…駄目なのですね。40円も配当をするとは思えません。会員の方は、あまり高い所まで、株を追わないように…時間を掛けましょう。「新しい銘柄」の話です。品薄株ですから僅かな株で株価は簡単に動きますが、まだたぶん、追随はなく…「続かない」のでしょう。今日だけでしょう。

10月に日銀が「利上げ」をする話が出ています。しかし…微妙です。利上げをすべきかどうか、まだ分かりません。何故なら…「ラピダス」への「追加投資」が、なかなか見られません。政府が、あれだけの金額を投じても「民間企業」はなかなか…動きませんね。

この現象が日銀の黒田さんが日経平均株価のETFを買っているのに…誰も「追随する人」が出てこない現象にも似ています。あの時は、むしろ、黒田さん「批判」が溢れていました。日銀が株を買っているのに…「損をしたら、どうするのか?」と言う馬鹿な話が出ていました。日銀券は、もともと「紙屑」ですよ。いくらでも刷って…有限の株券を買えば、上がるに決まっています。もう…小学生以下の経済学者様が世の中に跋扈しています。哀しい日本になったのです。

ここまで…日本人から「夢や希望」を奪った政策が、本当に正しいのでしょうか? 東大法科と言う所は「記憶力は良いかも」知れませんが、馬鹿が揃っているのでしょう。まぁ、勉強が出来ないカタルの戯言ですから、気に障ったら…流してください。

意外に買えるのです。今試しに…「ジェイドG」(3558)の株を500株ずつ3本、そうして300株と…合計1800株を1415円で指値をしたら、直ぐに株が買えます。まだ「売り物」が控えているのでしょう。慌てることもなさそうです。

1537円かな? その「目先の高値」の奪回は、「遠い」のかも知れません。本当はこのように、断続的に…更に1415円の売り物を、丹念に少しずつ買うと、「アルゴリズム」が働き…「上の株価」を買い始めるのです。

「大阪チタン」の利食いが出来たので、敢えて…上値の1415円も買いましたが、これ以上、カタルは「増やす」ことができません。しかし…同時に1410円にも1500株の買い物を用いました。下値なら買う予定です。だから、売り人は、どうぞ…売りましょう。

逆に「3Dマトリックス」(7777)は、330円が入って来ました。カタルの325円の指値は買えません。机上論では「駄目」なのです。カタルが、実際に注文を入れて「場味」を試すのです。たぶん…「ジェイドG」(3558)は、「順番だろう」と思ったから、買っていますが、まだなのかな?

まぁこんな事は「結果論」ですから、分かりません。

「レーザテック」(6920)の 日足


確か… 24日の「レーザテック」(6920)の買値は21200円でした。まだ、かなり「下」です。基本的に、今までの株価波動から「流れが変わるとき」は、このような「目先の売り物」の消化が、必要になります。重い丸い石を動かすときに…最初だけ、かなりの力が必要ですが、一旦、その石が転がると…あとはそんなに「力」が要りません。

その現象が、先日の「大阪チタン」の爆上がりです。3035円でしたかね。一度、目先筋の売り物が消化されています。しかし…あの買いの主体は「空売りの踏み」ですから、「一過性の動き」ですから、その「価値」は、少し…下がります。

だから次の壁、2668円の奪回は、時間が掛かると思っています。

皆さんは直ぐに上がると「勘違い」しているでしょうが、この場面が重要です。時間を掛けながら「空売り筋」が育つかどうか…。本当の株価の上昇相場と言うのは、両者の「売り残」も、「買い残」も…増え続けるのが、良いのです。簡単に、目先の3035円を取っては「下手糞」の相場になります。今は相場を「育む」場面でしょう。もともと「200日線乖離」は、まだまだ…高いのです。

半導体株は高いですが、「ルネサスエレク」(6723)は安いですね。まだまだ「シコリ感」が大きいのでしょう。やはり来年の2月かも知れません。あっ。買えないと思って諦めていた「3Dマトリックス」(7777)の325円が買えました。正直、嬉しいのです。次は320円です。このように「ノンビリ」やった方が、良いと思っています。高値圏の揉み合い場面が必要でしょう。その後で、375円の奪回から、一気に643円の達成です。

ただ「野村証券」(8604)は走っても「良い段階」です、だから、次は「何処で」株を買うかでしょう。1100円の買いは「配当分」を早期に埋めないなら、目先は失敗の可能性も出てきます。

「ロームの謎」からカタル自身の「相場観」を強めましたが…まだ「慎重な対応」が正しいのかどうか…。難しい…処です。こんなところで、本日のレポートは終了です。まぁ、皆さんは自分の「力量」を守って「無理をしない」投資を実行しましょう。ノンビリです。また…明日。



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