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かたる:昨日、ニュースを観ていたら高速道路の大渋滞模様を報じていました。昔、子供が小さい頃、キャンプなどに行き良く渋滞に巻き込まれましたね。懐かしく思った次第です。社会構造が成熟すると価値観が変わるのかどうか…。アメリカンドリームが絶対だと思っていました。しかし幸福感は、自分自身の気持ちの持ちようで大きな変化が生まれます。満足度を何処に設定するかにより…人生の過ごし方も大きく変わるのかも知れません。

我々は長く、画一化教育を受け、共通する幻想に縛られてきたのかも知れません。一般的な東大法科から一流企業や役人などの道が…理想とされる訳ではありませんね。カタルの世代の多くの人が、リストラに遭っています。知り合いのほとんどがそうですね。東芝に物産など…世間、一般からすれば、一流大を出て一流企業に就職したのですが、この失われた時代に於いて、普通の人間は排除されました。終身雇用体制が崩れた為に50歳まえからリストラです。まぁ、カタルはサラリーマン時代の10年間は、順風満帆かな?

歩合生活は食うのが、やっとで…毎年、金欠です。一時的に年収が1億を超えたこともありましたが、税務署など色々ありましたからね。でも馬鹿上司に合わせる必要もなく…自分なりの生き方をしてきました。今は、なんとか食えるので…楽ですね。投資の世界で、もっと成功できると思ったのですが…やはり実力不足のようです。この原因は、いつも最善のイメージを持って…相場に臨んでいる為ですね。だから全体相場が上昇している時は必ず儲かりますが…一旦、ダメになると成績はガタガタです。いつもそうです。

3年間、眠っているケネディクスが相場にならない限り、日本経済の「失われた時代」からの脱出は果たせません。なかなか難しいですね。「流動性の罠」と言うジレンマに陥り長い時間が経過します。何故、正常な裁定概念が働かないのか? 年金運用などは、様々な縛りがあります。配当している企業しか買えないとか…赤字は駄目だとか…株は駄目で国債なら良いとか…。基本的に時代にマッチしてない法令が存在し、なかなか改善されません。

JA改革など観ると分かります。人間と言うのは保守的なのですね。新しいチャレンジを好みません。2択になると、大概は現状維持を前提に考えます。熊本地震の時にカタルは1カ月から2か月程度、旅行でもすれば良いのに…とかみさんに話したら、「そんな考えは、あなただけ…」と一蹴されました。不便な生活をする必要はないですからね。今では…知り合いの話しでは、気仙沼の公的住宅と言うか…避難者の為の施設が、ようやく完成したらしいのですが…ガラガラだと言います。その知り合いの避難者は、まだ家賃補助がある為か…東京で暮らしています。やはり5年の歳月は、気持ちを大きく変えるのでしょう。

安倍首相は歴代に比べれば…断然、優れています。実は、カタルは就任前、安倍首相に批判的でした。激務に耐える健康状態なのかどうか…大腸の病気は、大丈夫なのか…と懐疑的でした。ストレスで、すぐ辞めるのかな…と思っていましたが、立派なものですね。しかし残念ながら、現状を観ると、今、ひとつです。早くIoTを利用した医療改革などすれば、もっと評価は高いのですが、未だにお薬手帳などの時代ですからね。スマフォで順番を予約し、10分前に病院に着けば、診察を受けられる仕組みが、何故、構築できないのでしょう。背景には、様々な利害関係があるのでしょう。株屋は直ぐに理想論を語りますが、現実的な移行は難しいですからね。

あれ? MSNが売り気配ですね。理由を調べたら今期予想が大幅な減額だと言います。前期の一株利益60円から今期予測は40円だと言います。四季報は50円から54円になっていました。背景を調べると、今期の数字増加は土地などの特別利益とあったので…短信を観ると30百万でしかありませんね。つまり1720百万円に対し僅かです。順調に推移しているように見えます。

どうして今期、落ち込むのでしょう。予想は売上920億に対し営業利益は3270百万円です。理由を観ると…薬価の改定だそうです。近年、医師会などから薬局の儲け過ぎが指摘されていました。同時に医療費の削減の為に、在宅医療の推進を厚生労働省は力を入れており、「かかりつけ機能」などが新設されています。予防医学にも重点が置かれていますね。その為にスポーツ施設なども注目されています。運動をすれば予防が進みます。

 

株価は下がりましたが、カタルは俄然、注目し始めており本日は時間がかかるにもかかわらず…買い増ししました。75日線は520円処であり、また買うつもりです。理由はようやく数量効果が生まれる段階だと思っています。まぁ、観ていてください。今期末は来年ですが…たぶん増額されると思っています。だって今期は350件増の1750件だと言います。加盟店数の話です。約2割ですね。

お金のない人は時間を待てばいいし…お金のある人は、どんどん買い増せば良いですね。問題ないと思います。そんなインチキな今期予想より、50円でも大変なのに…60円ですからね。一時的な収入の不動産売却を観ると30百万で1720百万に対し僅かです。今回の固定資産売却利益の前年評価は、ゼロ査定の物件ですね。前々期の固定資産除去損は42百万で、前期は34百万です。意外に堅実なんですね。

前年度では香川県などの物件を241百万円の減損処理をしています。この減損処理の土地代は54百万ですが…、カタルはケネディクスが上がらない限り…日本経済の力強い上昇にならないとしている「1300兆円の逆襲」相場の基本概念が、この決算にもありますね。土地は劣化しませんからね。つまり資産価格を上昇させれば…MSNのような減損処理をしなくて済むのですね。今でも、企業は毎期、このように資産劣化の減損処理をしています。38915円奪回のためには、資産価格の上昇が欠かせない…と「1300兆円の逆襲」相場を訴えている理由が、このような小さなMSNのような決算を観ても分かると言うものです。

東芝や物産などが…何故、終身雇用を維持できずに、凋落するのか? 冒頭のカタルの友達の実際の話ですね。このような目に見えない減損処理の為に、多くの人の希望を奪ってきたのです。政策が変わるだけで、このような悲劇が消えるのですよ。ブラック企業などの問題は「根っこ」を、辿ればいいのです。株が下がると年金債務の問題が生まれます。その損失補てんの為にリストラを実施します。だからケネディクスだけ見ていれば…日本の将来は分かると述べているのです。1兆6千億円の収益不動産を持っている会社が、潤わなければ…基本的に、日本の…どの株を買っても駄目ですね。

でも誤解があるのです。合成の誤謬と言うか、清貧思想の弊害と言うか…。考えてみれば分かりますね。日立やトヨタのようなローカルな不動産価格を基準にした純資産価値と違い、都心の一等地にある都市銀行の一株当たりの純資産は、価値があります。直ぐに売れますからね。しかし茨城の田舎の日立市の土地など売れませんね。誰も買い手がありません。明らかに間違った株価が生まれていますが…実際には、裁定概念が働きません。おかしいですね。配当利回りも合うし…純資産価値も大幅に時価より上です。こんなバカな水準を当たり前だと思っている現状が異常なのでしょう。個人金融資産の再配分を目指すのが正しいのでしょうね。

あらら…要らんことを書いている暇がないですね。安くなってきました。MSNはストップ安です。みんな表面的ですね。また買ってみます。本日は545円、525円、更に522円を買いました。明日は…ないから来週ですね。こいつは儲かりそうなので…下がれば、また買います。前回、カタルが買ったところの一番安い買いは…確か608円でした。それから、上を買ったのがやられましたね。トホホ…。まぁ、良いか。一般的に、この時期の決算予測は慎重なものです。JTECのようなケースは珍しいですね。ホンマかいな…と思いますね。やはり小型株優位は消えませんね。一部に批判はあります。NY市場なんか…では、懸念が生まれています。

でもカタルは決算数字が明らかになると…やはり小型株、特にバイオに人気が集まると思っています。本日も…ですね。日経平均株価は安いけれど…あの少し前の好環境が再現されると思っています。MSNの決算短信の25ページから26ページの損益計算書の注記を元にケネディクスの仕組みなどを解説しました。その決算短信は此方です。今の日本経済は分岐点に位置していますね。そう捨てたものではないでしょう。それではまた明日。



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