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誰も「未来図」は分かりませんが…過去の株価波動から未来図を観察することは出来ます。今回は、昨年の5月に継ぐ…「指数相場」のイメージです。「アドバンテスト」(6857)は新高値を更新しましたが…「ルネサスエレク」(6723)は、「NEC」(6701)、「日立」(6501)などの株式の売り出しもあり、まだ…高値を更新していません。

そこで前回の日経平均株価の上昇率を観てみました。

日経平均株価の日足推移

ご覧頂いているように、前回は3月16日の26632円を起点にして、6月19日の寄り値の33768円までの「株価上昇率」は26.8%でした。今回の起点は10月の30日の30538円でしょう。ここから1月23日の高値36984円までの株価の上昇率は20.6%です。前回並みなら…上値の目標は38722円になります。上昇期間も1月の末ですから、前回並みなら…可能性があるのは「今週」~「来週」なのでしょう。

果たして38915円(バブル期の最高株価=終値)に接近するのかどうか…。それとも、一度でもクリアできるのかどうか…。ハタマタ…このまま調整波動に入るのか…。

観方はそれぞれ…割れますが、言えている事は、何処かで…株価は「休む」という事でしょう。慎重な方は「持ち高調整」をすべきだし…カタルのように、どうせ「捕まった」としても大きな損害にはならないと「強気を堅持する」方策もあるのでしょう。自分がどちらを選択するか? 今回は3月の配当付きです。この心理的な効果は、どの程度のものでしょう。

どんな成長株も、必ず、株価上昇の過程で「休み」を入れます。

「乖離調整」です。基本的に株を安値で買った人は、「必ず」…と言って良いほど、株価の上昇過程で、利食いをできる株を「持ち続けること」は出来ません。多くの人は、成長株を買ったとしても、その上昇過程で「必ず」売るのです。

途中で「チンタラ」と…やられる「時間軸」に耐えられません。比較的、値幅による値下がりなどの「株価調整」は耐えることが出来ますが、「時間軸の調整」は耐えられないものです。「川船」(9107)のケースを事例に掲げて…カタルは株価上昇の過程を解説しています。

カタル達は、この週足では2021年8月に船株相場に参加したのです。結果だけを観るなら素晴らしい買いタイミングですが、このチャンスをカタルは活かしていません。

「川船」(9107)の 週足推移

会員の中ではまだ持っている方も居られるでしょうが、ごく少数でしょう。aの場面ではなく、bの場面からの参加なら…ひょっとしたら、もっと成果は良かったかもしれませんが、実際のカタルは、たまらずに…cの場面で離脱です。

本当に「真坂、魔坂、まさか」の船株相場でした。どっぷり…波に揺られ「船酔い」になった気分です。仮に、しぶとく…維持していてもdの場面では、多くの方が離脱されたのでしょう。株と言うのは、本当に…分からないものです。この事は、何を「教訓」にしているかと言えば…銘柄の「良し悪し」は、あまり関係ないのです。この教訓を、これからの戦略に活かさねばなりません。

実は、今回は迷っています。

「ジェイドG」を「成長株投資」とみなし…このまま「雪だるま投資」をしたなら…仮に株価が今年中に…上場来高値の4180円を抜くとするなら、かなりの効率投資になります。株価は2倍以上ですから、おそらく資産は5倍以上になるのでしょう。上手く行くなら…10倍でしょう。可能性のある選択肢です。

昨年は、基本的に折角の株価上昇を上手く…ものにしていません。どちらかと言えば…散々苦労をしています。高値で買って、下値の1400円で投げたり、また高値を買ったりしています。せめて…持ち株数を増やす「雪だるま」でなくても…現状維持でも、かなりの効果でしょう。何れ…4180円は抜くのでしょう。

今年は無理でも…来年は「可能性が高い」ですからね。今の市場環境は「メルカリ」(4385)を観ても分かります。「BASE」(4477)でも…「ソフトバンクG」(9984)でも分かりますが、この手の新興株の相場環境ではないのです。

その中で…「逆行高」ですから…やはり強いのでしょう。本日も、今ほど…1930円が買えました。BASEも300円を5000株ですが、また買っています。

今は無理でも…春には「FRBは利下げに動く」確率は高く…たぶんその時の相場の流れは追い風でしょう。今は全体の株価は確かに上がっています。しかし…どちらかと言えば「指数相場」の印象です。

やはり「野村証券」(8604)は、高値を追っています。769.9円まで来ています。

やはり…800円台に一度…入るのではないかな? たぶん…日経平均株価も、このまま38915円の挑戦に向かう可能性はあります。今、慌てて…BASEが下げてきたので…もう12000株ですが、295円で買い指値を入れました。本日は294円まであるのです。ビックリ…です。やはり多くの人は「ジェイドG」もそうですが、個人投資家は、あまり相場が見えてないのか…。「目先しか」…やってない印象です。

カタル自身も分かりませんが…微妙な時間軸の選定で、しかもこの「振れ具合」(株価)は、誰も分かりません。結果論は、誰にでも言えますが…追証と「背中合わせ」の際どい勝負をしているカタルには、微妙な時間軸も「試練」になります。

皆さんは、もっとゆったり構えましょう。「キヤノン」(7751)でも良いと思っています。

「キヤノン」(7751) の日足推移

基本的にキャノンは「国内回帰」の一番手の会社です。この戦略は正しいと思っています。今は米国です。米国の名目GDPの伸び率は6.3%なのです。昨年の名目GDPは26兆9496億ドルです。つまり…約3907兆円ですね。日本の6倍以上なのでしょう。この6%は24兆円ほどになります。米国で工場を作って…製品を売る方が、採算に合うのでしょう。

故に「安川電機」(6506)が工場を建設するわけです。「オークマ」(6103)も同じです。

たぶん…「大阪チタン」(5726)も新工場建設に動く可能性が高いのです。「東邦チタン」(5727)もサウジのプロジェクトをフル稼働させるそうです。エアバスも…ロシア産を増やすわけに行かず…外部環境はかなり良いのです。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

大阪チタンの「出来高増加」の今回は、期待できます。株と言うのは、安値を買うのが良いわけではありません。先ほどの「川船」のカタルの失敗事例を観れば、分かります。折角のチャンスを活かせないのです。今のジェイドGも、その可能性が高いと思っています。だって基本的に「追い風ではない」中で…逆行高を演じています。

たぶん…この春には、「大きなチャンスが来る」と思っています。

3月になれば…外部環境は、かなり変わって居るでしょう。先ほど「BASE」(4477)に買い指値を入れた…295円の12000株は買えました。これで本日は17000株ですから、82000+17000=99000株で、ほぼカタルの目標水準です。利食いを出来るのは、野村証券や大阪チタンなのでしょう。少し、もったいないから…入れ替えは自重します。

まぁここが安値とは限らずに…更に株価が下がる場面もあるかもしれません。

「BASE」(4477) の日足推移

でもこのチャートを観ると…この「a」の場面は下値を「切り上げて」の…株価の持合いの形です。この場合の多くは「b」の株価波動か…2倍の株価波動が、「c」の場面で出現するケースが多いのです。カタルは386円を奪回すると思って株を買っています。事前告知をしています。

チャート論も「効率的市場仮説」が存在するように…「株価は全てを事前に知っている」のです。だから…テクニカル・アナリストなる商売が成り立ちます。市場には様々な…観方がありますが…どの説を採用しても自由です。カタルに反対なら、ジェイドGの「空売り」は出来ませんが、BASEなら「貸借株」ですから、空売りが出来ます。大阪チタンも貸借株です。

世の中は、自由なのです。

自分が信じられる道を歩めば、良いのです。一度、自分が決断をしたなら…その行動は自己責任です。誰も強要などしていません。それを日本人は、本当に駄目な種族です。

最後に、こちらの話題を紹介しておきましょう。このような事例は、日本で続々…起きてきます。だから経営体制も保身から…「内部留保」を積み上げるのではなく、ジェイドGのように…営業キャッシュフローを株主に還元する姿勢が、正しい経営者です。

田中君は、何度も言いますが…「自社株買いのおかわり」をする経営者です。やはり素晴らしい資質です。

株価は経営者の資質を反映しています。小型株が嫌なら…野村証券だけでも良いし…キヤノンでも構いません。何れ…株価は必ず、今より更に上がります。

カタルは一貫して…同じことを言っているだけに過ぎませんね。あとは自分がどう考えて…決断をして行動をするかどうかです。その選択の話です。どうせ…人生は短く、どんなに失敗の選択をしても、カタルのように…頑張れば、普通の生活は出来ます。

野村証券を1万株だけ外して…BASEを2万ほど買ってみたく…なって来ました。また290円を割れるのかどうか…。果たして…どうでしょう。まぁ世の中は、「色んな選択肢」があります。それでは…また明日。



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