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かたるしかし相場と言うのは驚くばかり…大塚家具のような銘柄は、先もないと思いますが、大幅高するのですからね。単なる需給バランスで上昇している訳ですが、値動きが信条の銘柄ですね。昔、兼松日産と言う株が大きく上がったことがありますが、親会社の兼松は持ち株を売らずに持ち続け、そんな価値があるのか不思議に思いました。兼松は持ち株を売り、新会社を起こした方が、どれ程、よかったことでしょう。大塚家具も降って湧いた経営問題、こんな次元の低い内紛争いなど、過去にいくつかありましたが、みんな劣化していますね。社員は可哀そうに…。ファンドは持ち株を外す絶好のチャンスですね。

カタルが良いと思っている株が上がらずに、需給面で売られるケースも良くあります。ケネディクスなどは、どうして上がらないのか? サッパリ、理屈がわかりません。期待値が高く、みんなが信用で買っているから、なかなか注意銘柄が解除されず、結局、この解除を待つまで待たされるのかどうか…。時間整理は、最も苦手にするパターンですね。人間、価格調整より、時間調整だけが越えられない壁です。

最近の株価上昇は、指数面の総体的な買い方でGPIFなどの影響が大きいのでしょう。何も日本だけでなく、米国もかなり買っているのでしょう。同じような展開です。サラリーマン的な手法で、非常に危うさを感じます。日銀は仕方がなくETFなどを買うのでしょうが…。GPIFやKKRは、個別株投資を出来るわけですからね。一斉に動く付和雷同型のネズミの集団行動を見ているようです。邦銀株の上昇は僅かな買い需要と配当狙いなどの利回り裁定行動により上昇したと思われますが、収益基盤は着々と拡大していますね。結局、銀行預金は投信などを通じて市場に流れるのでしょう。リートなどいい事例ですね。まるで「メザニンローン」を観ているようなイメージですね。

金融手法は様々で、エクイティーはオリックスなどの運用主体者が賄い、10~30%程度を被り、今度はこのメザニンローンの投信が開発される可能性があります。この割合を変えることで、シニアローンにより多額の融資を実行でき、ノンリコースが誕生できますね。そうすると関空の2兆円の資金調達も、そんなに難しいとも言えなくなります。日本国の債務が民間に置き換わる訳ですね。そうして社会インフラが市場原理に晒される訳です。効率的な資金配分が実施され、政府の役割はドンドン小さくなります。資産価格効果が生まれるインフレと組み合わせると…、どうにか日本も、保守的な経済学者からも批判されなくなる日も近いのでしょう。でもケネディクスが沈むようでは、陽は昇りませんね。ガラガラポンの世界が、間近にやって来ます。最後は高インフレになり、実質的な社会保障制度の崩壊ですね。まぁ、ケネディクスだけ見ていれば、だいたい日本の行く末の想像がつきます。

シャープは革新的なアイディアが溢れる会社で、カタルは好きです。今日は債務の株式化だそうですね。将来の株価に影響しますから、条件などがどうなるか…。資金がないとリストラも中途半端になる訳ですね。昨日のMITラボの伊藤さんの話がシャープにも関連しますね。設備投資の意義は、何処にあるのでしょう。2000億円も3000億も掛け、回収できない投資などは、ドブにお金を捨てているようなものですね。もしインフレ率が高ければ資産は劣化せずに、含み利益が生まれるわけです。設備投資を促したいなら、眼に見える形で資産インフレを実現させないとなりませんね。金融庁の査定がギャップを拡大させた日本は、必ず、この修正が起る訳です。これが道理でしょう。サラ金規制の最高裁の判決をカタルは批判しました。同じように諫早の判決も納得が行きませんね。もともと揺れる政策が混乱を招いたわけですが…村論理と言うのは厄介な代物です。

今日は演出に見えるケネディクスは、仕掛け人が居るのでしょうか?もともと存在するなら、もっと早く仕掛けるべきですね。最近は素人集団の目先相場ばかりで、相場に幅が感じられません。指数の上下だけで揺れる相場は本物と言えるのかどうか…。それでも、徐々に邦銀株のように、歪みは修正されるのですが…。どうもカタルには儲からないせいか…相場が、歪んで見えます。さて今日は、昔のカタルの注目株、ピジョンの決算が載っていましたね。この株は赤ちゃん用品が主体なのに、少子化の日本で株価が高騰する理由が分からずに調べたら、米国と当時は中国に進出し始めたのでしたね。それからノルウェーの年金が在庫処分の時に投資をして損失を出し、注目された時ですから、2009年の話ですね。当時の株価は1000円台でした。今、株価をみたら、間もなく9000円に乗るのですね。ビックリです。沢井製薬と言い、成長株らしい動きをしています。

ピジョンの週足推移
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ピジョンの週足推移

目先の1買い、2ヤリを否定するものではありませんが、ヤフーファイナンスを見ていると、どれも目先論の話ばかりで…投資の醍醐味を教えていませんね。今の日本の市場を、歪めている様に感じます。この手の株のなかでは…カタルはリクルートに注目しています。きっと5年後、10年後は良い資産になっていると考えています。まぁ、直ぐにではなく、ドル平均法を用い、徐々に株数を増やすと良いのでしょう。

あらら…のんきに構えていたら、また追証の水準に来ましたね。ケネディクスは上に行けないから、下値を試すのでしょう。何処まで売れるか…。まさに相場論理ですね。6000万株と言う信用買い残は、良い売り物ですが、やる仕掛け人が居なければお荷物ですからね。このせめぎ合いが続いている訳です。でも良い素質を秘めている銘柄は限られる訳ですね。一見しても、潜在能力はなかなか見抜けません。先ほどのピジョンの話のようですね。本当に不思議だったのです。何故、少子化なのに…高値を更新するの?それが、最初の銘柄選別の切っ掛けだったのです。

ケネディクスも一見すると、AUMのマジックは一般の人には理解できません。カタルは最も期待するのは、この6000万株の信用買い残ですね。これが未来の買い需要になります。今から想像するのも早いですが、自分が売った株価より、売った株がドンドン急騰すると、下値に売られる値惚れ買いと同じように、上値でも、こんなバカな…と言う心理が働きます。だから理外の相場に発展する要素があるのですね。今から指摘しておきますが、このような心理的な素質を、1999年から2000年のソフトバンクの相場で体験したのですね。カタルは最初、ソフトバンクを買い続け支持していたのです。でも1万円を超える段階で、そろそろ高過ぎるな…と考えたのです。

故に、あの時、ITバブル相場について行く事が出来ませんでした。それが翌年に入ると…炎のように暴騰します。なんと1万円でも高いと考えていたのに…19万と8000円だったかな? 相場って怖いですね。今の大塚家具なんてもんじゃなく…昨年は日本通信ですね。500円が目処でしたが、なんと1200円台まで行きます。ITバブル期のソフトバンクは、まさに異常値でしたが…1300兆円の逆襲は、そんな要素も秘めています。この手の素質は、なかなか生まれませんからね。数年に1度あるかどうか…の素質と、カタルは考えています。6000万の買い残は、未来の空売り残の素なのですね。カタルに運用資金があれば、仕掛けますね。

まぁ、でも今は、投げればいいのです。無理をする事はありませんね。追証懸念が生まれれば、粛々と整理をして無理をしないことです。事実カタル君、いつも買っては投げの繰り返し、もう一年以上も続けています。周りから見ればアホでしょう。それにしても写真印刷と言う株は強いね。外人投資家と言うのは、日本株と言うと…直ぐにハイテクを好みますね。アベノミクスの評価は、依然、偽物評価との見方が多く存在します。今は総力戦ですからね。ガラガラポンの時間が間近に迫っている様に見る人もいるのでしょう。際どい勝負ですね。ほぉほぉ~。今日は、小野薬品が高いですね。調べたら臨床が好調なのだそうです。カタル銘柄にしたかったけれど…高株価で貧乏人故に外した銘柄ですね。なかなか上手く行きませんね。まぁ、世の中こんなものでしょう。それでは、また明日。



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