フィッシング詐欺に注意!

最近は「フィッシング詐欺」が横行しています。だから、「金融機関」から届く…メールから、証券会社の名前をかたるサイトに誘導され…「ID」や「パスワード」が盗まれます。このようなフィッシング詐欺が多くあります。

故に…メールから「サイト」に飛んで…IDやパスワードを入力したら「アウト」です。届くメールソフトの多くは、そのようなメールを排除する機能を持っていますが、それでも、その「ガード」をすり抜けて来るメールもあります。だから…絶対に、証券会社などの金融機関から届く…メールから誘導されるサイトには行かず、必ず…自分が使っている金融機関の正規のサイトからアクセスしましょう。

カタルは、今回のメールのトラブルを通じて、毎日、100通から200通近い…「詐欺メール」が来ており、メールソフトが「自動的に」排除している実態を知りました。そのなかには「取引」をした覚えがない「楽天証券」などのメールも多く観られます。その「防衛網」を突破して来るメールもあるようです。アマゾンからカード会社まで…多様です。中には「国税庁」を、かたるものもあります。

だから…絶対に「メール」から誘導される…サイトを利用しては駄目です。

安易に…IDやパスワードを入れないことです。そのような詐欺は、ある意味で…「騙される本人にも」非があります。悪質なケースが多くありますから、互いに気を付けましょう。故にカタルは証券会社も分散して利用しています。一度、この機会にパスワードなんかも「変更する」と良いですね。まぁカタルは面倒だから、あまりしていません。

カタルの場合は、所詮…1000万か、2000万円止まりの口座です。まぁ詐欺に遭わないように「証券会社」の指示通り、パスワードを変更したり…野村証券の場合は「二要素認証」などをすべきでしょう。

そうした…万全の対策を怠らずに、証券会社を訴えても…必ず「敗訴」します。自分が気を付けて「万全の対策」を講じていても「裁判に負ける」ケースもあるのでしょう。だから…自分なりに、気を付けないとなりません。被害に遭うと…「泣き寝入り」になります。

くれぐれも…「メールから誘導されるサイト」に近づかないことです。互いに気を付けましょう。

さて…昨晩の米国市場は「聖金曜日」と言うキリストが十字架上で、死んだ日を記念する…復活祭前の金曜日で、受難の日なのだ…そうです。最近は、スマフォに「問いかける」と分からないことを教えてくれます。AI革命は、それなりに浸透してきており、色んな「進化」が観られます。カタル自身も、日々…成長をしようと、色んな「試行錯誤」をしています。

S&P500の週足と200週移動平均線の推移

その一環として…「米国株」の評価と「日本株」の指標(株価評価)の違いに「愕然」とします。そうして割高水準に感じていた米国株を、肯定する前提で、「AI革命のシンギュラリティ説」を述べたのが、今年の初めでした。昨年、後半の「トランプラリー」は、明らかに「行き過ぎ」の乖離状態を示していた為です。この株価を容認する為には、更なる…「成長」が欠かせないと考えてきました。

株価を決める要素は、何か? 

皆さんの多くは、目先の「需給バランス」を利用した「鞘取りゲーム」が、「株式投資」だと…「勘違い」をしています。確かに…相場は、その一面もありますが、所詮、ゲームはゲームで…長く継続しません。「一過性の値動き」に終始します。それでは「継続的」な株価上昇とは…何か?

そこで…米国株の上位の株の検証をやったのが、今年の年初の最初のレポートです。カタル自身は長年の経験から、投資のやり方は「色んな手法」がある事を知っています。証券マンですから…様々な「成功事例」なども観てきました。でも多くの投資は、「時間」が掛かり…市場動向に動じない「精神力」が必要になります。

カタル自身も苦手にする…「我慢」です。何しろ、貧乏人ですから、直ぐに「結果」を求めたがります。「朝三暮四」の精神で、しかも…いつも「穴」狙いです。これでは「精度」が下がるのは…仕方ありません。

競馬を観ると分かります。でもGIクラスの競馬になると…予想の精度も上がっており、大概は、大きく荒れた展開にはなりません。「本命―対抗」で、レースが決まるなら、そのオッズは10倍以下でしょう。でも貧乏人は、常に100倍以上の「穴」をねらいます。故に、その確率は下がります。

最近、カタル投資のテーマは、既に、銘柄の「選択眼」は、ほぼ…間違いありません。問題は、その相場が始まる「時間軸」が問題になるのです。その為に試行錯誤しています。

でも最近になって…その精度は、「徐々」に…高まってきているように思っています。このような経験は、非常に価値が高いと思っています。しかし残念ながら、カタルには、そのカタル理論を実証する「時間」が足りません。もう棺桶が迫っています。物理的に、どんなに頑張っても、成功者の領域に辿り着けるか、どうか…難しいからです。

だから、カタルは意欲ある若者に「後進」を譲るつもりです。このレポートは、カタルが独自に「開発した知恵」なども、詰まっています。毎日、読めば…自然に会得できるでしょう。そうして、カタルの考え方を「土台」にして、更に発展させなら…やがて日本の証券市場も「豊かな市場」に育つ…と確信しています。

是非、カタルのような「回り道」をせずに、カタルを土台として、ステップ、ジャンプして欲しいと願っています。

年初に…何故、米国株はこんなに「右肩上がり」の株高が続くのか?

それに引き換え…「日本株の不甲斐なさ」を感じます。だから…「スチュワードシップ」から「コーポレートガバナンス」が重要で…更に「総還元性向」が大切なのです。様々な資料を読むと、米国の総還元性向は100%を超えることが、珍しくも…ありません。「アップル」もそうです。

そこで…GOOGLEに聞いてみると…

「アップルの総還元性向は、直近3期で100%前後です。これは、配当総額と自社株買い総額が純利益に占める割合を示しており、つまり稼いだ利益のほぼ全額を株主に還元していることを意味します。より詳細に説明すると、アップルは配当と自社株買いの両方を通じて株主に還元しており、配当総額と自社株買い総額の合計が純利益の100%前後となるように調整しています。

過去10年間では、総還元性向は113.7%に達しており、累計の自社株買い額は11.4兆円に達しています。この高還元性向は、アップルが高収益企業であり、かつ高レバレッジ企業であることとも関係しています。総還元性向が高いということは、投資家にとって魅力的な指標であり、アップルの株価が上昇する要因の一つとなっています。」との答えが返って来ました。

過去10年で113%ですって…毎年「稼ぐ以上」の利益を、株主に還元するのです。その為に「アップル」の自己資本比率は低く「割高とも言える」市場評価なのでしょう。

時価総額上位の米国株の株価指標

現状の営業キャッシュフローで…時価総額を割ると…、投下資本の「回収期間」が、概ね…分かります。このデータを作成したのは年初ですから…当時のアップル株は243ドル前後だったのでしょう。その株価が、基準になっていますが…32.5年です。フリーCFでも計算をしました。その場合は35.3年でした。

今の株価は196ドルまで下がっていますから…約80%です。だから…「26年」程度なのでしょう。この考え方は「PERの考え方」だと…思って、良いですね。投下資本の回収期間です。

基本は利益の源泉は「営業CF」なのです。企業利益は、色んな要素が絡みます。EBITDAが、買収価値になるのは…「金利負担」や「減価償却費」を排除します。細かいことは、専門家ではありませんから会計士に聞きましょう。でも…株価の論理は、本質を掴んで…応用することにあります。

「西川ゴム」(5161) の日足推移

最近、日本企業の多くは東証のPBR改革などの指導が入っていますから、日本人らしく…それに従った「ロボット」です。だから…自己資本に対する配当などを決めるDOEと言う概念を持ち出した「西川ゴム」(5161)などの株価は急騰しました。この銘柄もカタルは上がる前に検索に挙がっており、伝えていると思います。

「シャルレ」(9885)の 日足

昨日は最近、「赤字」でも…現金を持っているのに、おかしい…株価と述べていた「シャルレ」(9885)の株価が、何故か分かりませんが…昨日は急騰していました。紹介した時にカタル自身も、少しだけですが…株を買っていました。だから記憶に残っています。

実はこのような「努力をしない経営者」が、日本には、まだまだ…多くいます。「トヨタ」(7203)は「自社株買い」を終了しましたが、まだ「アップル」などから観ると「月とスッポン」なのです。

何が、世界を代表する会社だ!…と遅れた「構造改革」に、カタルはいつも噛みついています。その核になる「デンソー」(6902)の株価を観ると、分かります。でも…必ず、株価が上がることは、既に「事前に」決まっています。問題はその「時間軸の話」です。

この風潮を増長させたのが、最高裁の「東京機械」(6335)の判決です。この判決の為に、また日本の構造改革の時間が「横ずれ」をしたのです。東証のPBR改革にグロース市場の100億円以下の時価総額基準など…東証の地位を上げねばなりません。そうしないと…お金が正しい論理で、動かなくなります。何も…「失われた時代」と言うのは、一つの原因で、その選択になったわけではありません。あくまで…「複合的」なのです。

「謎の下落」を続ける…米国10年債の利回り推移

やはり「日経新聞」は、書いてきましたね。米国10年債の利回り上昇の謎を書いてきました。この利回り上昇が問題にされ…株価を「恐怖」に陥れたのです。「中国の売却説」や「農林中金」など…トランプ関税を悲観した資金逃避まで、疑われていました。まぁそんな事を探っても、あまり意味がないのです。逆説的に言うなら、政策を催促する「仕掛け」かも知れません。所詮、相場は複合的な要素が絡み…正確な事は分からないのです。

でも株の成り立ちを知っていれば…あまり動揺はせずに済みます。知識が役立つのです。カタルはトランプ関税の面ばかりを誇張するメディアにもウンザリしています。

多くの学説のなかには「トランプの関税政策は正しい」と言う…意見も、少数ですがあります。カタルは見たのですが…残念ながら保管しておらず、後で探したけれど見つけられませんでした。カタル自身は乖離調整の意味も、かなり、あったのだろうと思っています。

17日の目標日までの…グラフ

事実、木曜日、金曜日の日本株の相場は「変化」を迎えているようです。だから…月曜日は、試しに…「負けない投資」でも、配当利回りが「7%」と高い…「野村証券」(8604)の株を1000株だけですが、850円まで買いに行きます。仮に寄り値が800円なら、その株価で株を買えます。まぁ更に改善した「日証金」のデータを掲げておきましょう。このデータは木曜日までで…金曜日は明らかに物色範囲は、更に…広がっていました。

何も…「アップル」だけの株価動向だけで、トランプ関税の今回の試練は「峠を越した」と思っている訳ではありません。様々な「市場の整合性」が、既に第一幕が終了したことを語っています。

問題は第「二幕」があるのか…ないのか? …なのです。でも、此方の報道は知りませんでした、このような解説を日経でも見つけました。

自分が、どの仮説を採用して行動するか、それは…自由なのです。問題は相場観ではなく、今は既に…個人の「力量」問題なのです。全ての行動の選択は「自己責任」なのです。また…明日。



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