ルンルンルンの相場

「トランプ関税」の観方を、一般的な主張とは違う…「別の考え方」を昨日は示しました。株式相場は、いつも「買い手」と、「売り手」が居り、その銘柄に対する評価は違います。未来のおける「株価」を観察するのですが、問題は…その目標株価に対する「達成」時間です。

多くの人の感覚は「貧乏人」なのです。つまり…「朝三暮四」で、暮れ(未来)の4つより、今(朝)の3つを優先する感覚です。カタルなどは、0〜1の人間です。

しかし株式相場は「だんだん良くなる法華の太鼓」なのです。バフェットは実が熟して落ちる間際に食べますから、甘みは最高に増しています。でも僕ら貧乏人は「青い柿」を食べるのです。渋柿を食べているようなものです。

相場のスタートは「緩やか」ですが、だんだん…その「上昇速度」は加速して行きます。どの株も「同じ」なのです。

例えば…成功事例の「リクルート」を観てみましょう。カタルがこの株を買ったのは、2023年2月~3月です。会員レポートでは2023/3/12号の第13回、10回目の有料株式教室に「原稿」が載っています。当時は「週足を用いて」…解説しているようです。その文面をご紹介します。

長くなりますが…今日の原稿に必要なので、敢えてそのまま…添付します。

各国のGDPデフレーターの推移

ようやく…村社会論理の日本の独自価格が、国際価格になったのでしょう。ここでは…GDPデフレーターのグラフが参考になります。上記のグラフは四半期のもので、最近は常に名目値が実質の数字を超えています。だから株価は強くなっており…米国株とは違う展開になっています。

日本は、前から国民生活を犠牲にして「弱者基準」を設けています。生活保護制度などは、なかなか…良い仕組みですよ。日本国民である以上…必ず食えるような制度になっています。更に「終身雇用」なんか…も、その事例に一つでしょう。

本来は能力がなければ…解雇されるのが当たり前です。でも日本村論理は、出来る人間に頼って…全体(国)の雇用を守って来ました。これが終身雇用であり…年功序列の仕組みです。だからトヨタ自動車の章夫社長はEV時代なのに、エンジンに拘ったのです。しかも300万台の生産体制の維持です。

肉体労働なら…明らかに30歳前後の人間が一番、稼げるはずです。スポーツの世界を観れば分かりますが…30歳を超えると、どの業界、野球もサッカーも現役を維持できません。これが自然な姿でしょう。50歳から60歳までの人間が「高給を貰う」道理は、間違っているのでしょう。企業はあくまでも、成果に見合った報酬を払うのでしょう。

「失われた時代」は、その構造改革を理解させるための日本国民の「教育時間」と言う解釈も成り立ちます。リクルート事件は1988年に起こりました。1984年(昭和59年)12月から1985年(昭和60年)4月にかけて、江副浩正リクルート社会長が自社の政治的財界的地位を高める目的で、有力政治家、官僚、通信業界有力者にリクルート社の子会社であるリクルート・コスモス社の未公開株を譲渡しました。その公開は1986年10月30日です。

そうして…1988年6月18日に川崎駅西口再開発における便宜供与を目的として川崎市助役へコスモス株が譲渡されたことを、朝日新聞が『川崎市助役へ一億円利益供与疑惑』としてスクープしたので発覚したのです。このリクルートは「就職活動」を支援する為の企業です。確信はありませんが…「日本村論理」を「壊す役割」を秘めていたので…東京地検は、捜査対象に絞った可能性があります。

このアイディアは、会員レポートを書くにあたり…「GDPデフレーター」などのデータを内閣府のサイトを利用して…エクセルに落として、原稿を書く段階で、ひょっとしたら…可能性があるように感じています。

当時の「リクルート」6098)の週足推移

そうだとすれば…時代は「雇用の流動性」を、これから問いますから、自社株買いをしても、更に安値を更新している「リクルート」株(6098)は、未来において…「宝物」になる可能性があります。この変身は、非常に時間軸が遅いので…ゆっくりですよ。ですが…「数億」円単位の投資に耐えられて…尚且つ、時代革新ですから、非常に相場は大きくなります。

良い銘柄を、今回は提供できます。

丁度、リクルート株は安値を更新している最中です。このアイディアの価値は、非常に高いですね。日本の大きな「構造改革」の一環で、しかも「核心」を突いた発想です。良かったですね。良いものを…発見出来ました。たぶん…この考え方は、正しいと思っています。株価水準も安値を更新している株価位置です。

皆さんの多くは…株式投資のやり方を間違っています。

基本的に成熟経済の場合、その多くは「循環型」の企業です。景気循環により企業業績が上下をするだけなのです。売り上げも利益も伸び続ける成長企業など…そう当たる(見つかる)ものでもなく、出現する確率もかなり低いのです。

多くの企業は、株価が上がると…また下がるのです。

日本製鉄の選択は、確かに…いい銘柄でした。東証のPBR改革も後で出現しています。今は「低金利」ですから…「金利裁定」機能が、働くのです。しかも橋本さんの頑張りで、「適正利益を確保する」時代背景の流れに乗りました。

当時の「ルネサスエレク」(6723)の月足推移

この点は「ルネサスエレク」(6723)も同じでしょう。コロナからサプライチェーン問題が発生して半導体不足が起こって、自動車会社も、半導体の「値上げ」を受け入れる環境にあります。日本製鉄も、橋本さんの「頑張り」がありましたが、このような時代背景に恵まれたのです。

ここで…過去の会員レポートの掲載は此処までです。

その後の実際の「リクルート」(6098)の日足推移

長くなりましたが…当時の会員レポートは、今、読んでも「新鮮」な響きですね。その後の…「リクルート」は、御覧のような展開になっています。

その後の「ルネサスエレク」(6723)の日足

この時は同時に紹介した「ルネサスエレク」(6723)も、その後は、良く株価は上がっています。別に「自慢をしている」訳ではありません。会員の方に紹介はしていますが…自分自身が、大きく…その銘柄を利用していません。「玉石混交」なのでしょう。

それでも…全体相場が良くなるなら、今回も同じですが、今回は、更に…凄いのですよ。3日間連続で「3銘柄とも」カタルの観察株の中からの…「ストップ高銘柄」の誕生なのです。つまり「どういうこと」か…と言えば、全体の「市場要因」が大きく…改善しているから、カタルの「選択眼」が「冴えている」ように…見えるのです。大切な事は全体市況である「市場要因の回復」なのです。

カタルは、こう述べています。そもそも…「名目経済」成長路線を、ずっと待ちわびている人間です。市場が「正しい選択」をするなら、既にカタルは「レポート屋」なんか…卒業です。こんな作業をせずとも…「使い切れないお金」が創れるでしょう。

今のカタルは、その「最終段階」なのだろうと思っています。結局「空売り」を選択しませんから…相場を「待つ」しか「方策」がありません。せいぜい、投資したお金を引き上げる程度です。実際に、昨年は何回もお金を引き上げており…生活費が2000万円程度まで膨らみました。

その反動で…今は「苦しい」のです。株屋らしいのです。「宵越しの金は持たねぇ…こちとら、江戸っ子だ!」なのです。

カタル自身は、新潟、長岡の生まれですが…お爺ちゃんが東京の田舎の世田谷に住んでいたのです。だから先祖の墓も東京です。貧乏をして…と言うより、生まれは、侍の次男坊か…三男坊で、百姓なのです。遺産相続の時に「古い戸籍」が必要になり調べたら、今の「東京タワー」辺りに…カタルの先祖は住んでいたようなのです。そうして…家を出て、世田谷の九品仏辺りに…親戚が居ました。

カタルの小さい頃は「金鮨」と言う屋号で、九品仏の駅前で「鮨屋」をやっていたようです。小さい頃は、良く新潟から東京に来て、九品仏のお寺の前で、遊びました。そのお爺ちゃんは、どうも借金をした「保証人」か…。何かになっていたらしく…「東急」の五島慶太に「その土地」を撒き上げられた…と伝え聞いています。だから血筋は、たぶん「江戸っ子」気質なのでしょう。

何しろ、カタルは「短気」な性格です。「ガラガラ・ポン」も、厭いません。銘柄の「総入れ替え」の話です。今の苦境も…昨年「ジェイドG」(3558)を「一本買い」したので貧乏になっています。

あの2828円の高値段階で、5万株程度を保持していたのです。約3000万の5つですから…総額で15000万ですから、その3割は4500万です。他にも持っていたのでしょう。だから…昨年は5000万ほど、ヤラレ…今年も「その流れ」は続き、今のところは1000万程度のマイナスでしょう。

その人間が、こんな事は言えませんが、何故か…「不思議な感覚」を抱いています。「もう直ぐ…卒業だ」と思えるようになって来ました。株屋の「観測」なんか…「いい加減」なものです。皆さんは、カタルの性格を知って、「割り引いて」この原稿を読まなくてはなりません。こんな事は世間の「一般常識」です。それを真に受けて…右往左往するから、日本人は、劣った…国民です。歴史を知りません。

年初にカタルは「トランプ家の成り立ち」を解説しました。お爺ちゃんがドイツからやって来て…「一旗」揚げよう…と米国に来た開拓民です。小さい頃は「やんちゃ」で…仕方なく規律の厳しい「軍隊」の学校ですよ。彼には、お兄さんが居て、オヤジのプレッシャーを受けて…精神を病んで「事業」を継げずに、パイロットになったのです。精神を病んだ兄貴でしたから、「兄弟の競争」も勝てたのです。そうして…オヤジの不動産業を継いだのです。

だから…彼は馬鹿ではないですが、「倫理観」は劣っており…「勝負け」に拘る人間です。自分自身で、彼の生い立ちを描いたドキメンタリーを、何本か観れば…分かります。その努力もせずに、今のトランプ政権の政策を語ることが、どうかしています。先ずは…戦う相手を「知らない」と駄目なのです。株式投資は「奥」が深いのです。そうして「経済のイロハ」も知らないと駄目です。

業界を知るのは、大変ですよ。歴史を勉強して…

何故、「住友化学」(4005)の米倉さんが、サウジアラビアの国有石油会社、サウジアラムコとの合弁企業「ペトロ・ラービグ」を始めたか? そうして…今回の損失は、その持ち分を37.5%~15%に引き下げたのです。この「債権放棄」に伴い…住友化学は、24年7〜9月期に単体では約1090億円の「特別損失」を計上して、持ち分法による投資利益約820億円で一部を相殺し、連結決算では約270億円の損失を計上したのです。

「住友化学」(4005)の 日足

日本の化学業界は「激変の嵐」です。この「住友化学」は、今「ブラックロック」様が株を下値で買い集めています。カタルも「300円以下なら鉄板」と述べていた…「観察株」です。この根底にある考え方は総資産経営ではなく効率化経営に舵を切ったのです。その為に構造改革の「リストラ」実施です。昨日、伝えたパナソニックの1万人の削減も同じ背景です。なにも上場企業だけでなく日本全体が「効率化」に向けて…舵を切りました。此方の報道でも分かります。

皆さんの「板状況」から観た…需給バランスだけで、「ワイワイ」…と騒ぐレベルは、カタルの目指す方向性ではありません。その「BASE」(4477)は、案の定、「自作自演」の下げの演出でしょう。きっと「株が欲しい」のでしょう。安く買って、高く売るのは「常套手段」です。でも皆さんの「朝三暮四」の世界か、どうか…分かりません。川船は3年以上の歳月を掛けました。

「本物投資」を目指すカタルは、株価の観察を続け…相場の「時間軸との格闘」をしているのです。何れ…必ず「住友化学」の株価は「騰がる」と思っています。こんな株は「腐る程」…あるのです。問題は、最後の「時間軸の壁」です。ここを乗り越えるなら…もう「卒業」です。

既にカタル自身が、「グローバル株価」(国際基準の株価)と述べている銘柄が、増えてきました。たぶん…この後は「野村証券」(8604)も「三菱地所」(8802)も、同じような「軌跡」を描く…と考えています。

名目賃金と実質賃金の推移

ここで厚生労働省の統計の「取り方」が変わったのですが、それでも、この「体たらく」です。周回遅れの日本の経済状況と「株価との関係」も、把握しておかねばなりません。コメの価格上昇は「自然な事」なのです。「野村株」の上昇は、このような経済データにも関連します。

「本質」を見極めて…投資をすると、簡単に、4桁を割った「野村証券」株も、理解できるでしょう。カタルは、いつも本質論を捉えて…相場を解釈しています。それでも…時間軸の把握は、なかなか…超えられない壁です。でも本日、述べたいことは、会員の方を含め…一般の読者の方も、このレポートは、かなりの「確率」なのですよ。

今回は、昔の会員レポートから…抜粋してレポートを綴りました。「正しい部分」も、かなり…あるのです。その中から、どれを選択して、「自分の投資」に役立てるか? その自分自身の「取捨選択」の話なのです。

カタルは「追い風」環境なら、かなり優れたパフォーマンスを挙げられます。何しろ、東京歩合外務員協会で、ディラーを除き…セールスでは、「先物」を扱っている奴と、カタル程度が、先生の「御厄介」になったのです。税務署員から追われる立場の人間は、そう…居ません。

苦楽を歩んだ…実践の会員レポートの「会員募集」を、ただ今…募集しております。詳しくは…昨日の原稿の一番下の部分を観て「応募して」ください。必ず、来週中に応募者全員に、返信のメールを差し上げます。

ようやく…TOPIXの11連騰の「追い風」評価の環境です。「名目成長」時代は毎日が、金儲けの…日々になります。馬鹿なカタルは、少しの環境変化で「浮かれる」性格です。「相場の楽しさ」を実感してください。また明日。

「ルンルンルン」…明日は、何を買おうかな?



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