本日の日経新聞3面に、名目GDPの話が載っています。今回、改定が行われ、企業の研究開発費が加わることになりました。この額が19兆2千億円でGDPを3.8%押し上げるとか…。先のドイツの改定は、2.3%だったそうで日本は格段に高い訳です。でも付加価値の合計がGDPなので…研究開発費は、付加価値なのかな? むしろ材料費のイメージです。
確かに…この費用が活かされ、製品になり販売されますが…それにしても拡大解釈過ぎるようにも感じます。でも技術開発が効率化を生み、生産性を上げるから良いのかな? カタルには、少し解釈が難しいですね。特許の使用料は分かりますね。リフォームを投資に含めるのも分かります。まぁ、難しい話は良いか…。所詮、馬鹿カタルには分かりません。
大切なことは、この名目値の目標と言う事ですね。一方、14面の景気指標には実質金利が登場しています。名目と実質の違いは、物価を加味するかどうかの話ですが…僕ら人間は名目の世界で生きており、その変動により感情が動くので…何故、これほど実質値に拘るのか分かりません。
安倍首相が年初の番組で、ワクワクする社会を目指すと述べたと報道されました。この「ワクワク」感とは…何か? カタルは人気ゲームのパズドラやモンストを携帯アプリにダウンロードし、もう2年程かな? ほぼ、毎日やっていましたが、最近は、ほとんど一日一回、開くだけで直ぐに閉じます。実質的にはゲームはしていません。代わってファイナルファンタジーと、最近はドラクエを始めました。FFを一番、長い時間かけてやっています。でも物語は既に終えて、キャラクターの強化の為に時間を費やしています。
何故、パズドラやモンストをやめたのか? おそらく達成感が得られない壁が高く、キャラクターの進化が、止まったためですね。なかなか壁が超えられないのです。とうとう、アホらしくなり…やめました。これが学生なら、友達に聞いて自分のキャラクターのレベルを上げて、クリアするのでしょう。でも情報なしに…単純に、毎日やっているだけでレベルは上がらないのです。結局、何回やっても、達成感が得らないから…自然に興味が失われたのでしょう。
ワクワク感とは…多くの人が、満足を共有できる社会の事ですね。実質の世界であるデフレ時代は、先着1名か2名しか…儲かりません。その他大勢は、優秀な先駆者の餌になります。しかしインフレの名目時代は、成功者の枠が100名、200名に増え、多くの人が達成感が得られる世界に変わるのでしょう。たとえ僅かでも…今日より明日は豊かになれると思えば…勇気も湧き、努力をするようになります。何処にゲームの難易度の照準を合わせるか?
いつまでも…読者の人が、ワクワクした気持ちを維持して、原稿を読んでくれるか? その点、時代ものを書く佐伯泰英は、すごいですね。彼は岩波新書を創設した岩波茂雄氏の別荘だった熱海のセキレイ荘(惜櫟荘)を買い取り、改装していましたね。ずいぶんお金が、かかったようです。まぁ、文化財の様なものですからね。佐伯さんの本が好きで…ずいぶん読みました。
株式市場も奥が深く…自分なりに勉強してみると…どんどん、のめり込みます。だから素人が、少し経済が分かるようになると…信用取引を実施し、罠に嵌り…破産する事も良くあります。逆に大儲けして、一大財産を築く事も出来ますね。オリコの大株主のネット・トレイダーの小手川君も、その一人でしょう。彼は優秀で度胸もありますね。カタルには彼ほどの度胸もなく…器が小さいのでしょう。彼の度量は…非常に優れています。きっと普通の会社を経営させても…優秀でしょう。
人間の資質が、違うのです。どんな生い立ちか…分かりませんが、株で儲けられると言うのは、大変なことです。通常の頭のいい人が、あまり欲を言わずに…自身を自制できれば…必ず儲かります。株は下がらない株を、買えば良いのです。下値に何年も…何年も転がっている株が、ある日、突然上がり出したら、大変な確率で…大化けします。でも人間と言うのは…時間の壁を超越出来ない動物なのです。多くの人は、この「時間の概念」に討ち死にします。
一例を掲げましょうか? 現在、小野薬品は調整期間を続けています。まだまだ時間が掛かりそうですが…いつか株価が上昇するでしょう。3年か、5年か分かりません。でも何れ、あのオプジーボは、更に開花すると思います。だから皆が狙い、憧れて買いつき、いつまでも信用の買い残が減りません。カタルは一度、株価が上がる前に推奨しており…(実際は発見が、かなり遅れました。)現在も、観察を続けています。
でも多くの人は、だんだん関心が薄れます。時間の壁で気持ちが劣化するのです。だからもう少し整理してから、株価が上がり出すと…みんなが「ヤレヤレ」…と売るのですね。ここが狙い目になります。たぶん、ケネディクスも、既に4年目に入るから、多くの人は、もう、いい加減に諦めています。此処が狙い目なのでしょう。
名目時代になると…どうなるか? 日銀が「財政ファイナンス」を実施していると言う意味を、多くの人は理解していませんね。国は1000兆円の借金を抱えているのです。プライマリーバランスも達成できていないのです。この現象を考えれば…常識的に儲かる銘柄は、既に、決まっています。ただ人間は時間を超えられないのです。必ず、自分の気持ちが負けます。
株式投資は、精神修行の場でもあります。損をするのは自分が愚かで…馬鹿なのです。自分自身の心を押さえることが出来るかどうか…。チャンスが来たら、勇気を持って投資をする事が出来るかどうか…。通常、ジャイコムに、多額の資金をぶち込めませんね。せいぜい買っても100万とか、200万の小銭の世界が、常識人の世界です。でも小手川君は違いました。だから度量が、違うのです。小物のカタルと雲泥の差があります。でも「足るを知る者は富む」と言う諺があります。所詮、己の器を知ることも、大切なのでしょう。佐伯さんの…チャンバラものの世界ですね。
早く卒業がしたいものです。そんなカタル君ですが…現在、有料会員の追加募集をしています。今回は金額が高いのか…? 応募は、少ないようです。以下は、昨日と同様の繰り返しです。それでは…また明日。
さて、ご案内です。
IRNETの有料の株式教室は、半年間の試用期間が終了しました。若干の空きがありますから、新規会員を募集します。募集人員は4名の補充と10名の新規会員です。多くの皆様の期待に応えられず、申し訳ございません。
前回は120名程度の応募がありましたが、30名の採用でしたので、多くの人が選に漏れました。実戦形式の株式教室なので…多くの人を採用できません。ただ情報屋とは違いますし、銘柄のアドバイスなどをするものではありません。
あくまでも…皆さんが自立した投資家になれるのを目的としており、財務会計の見所などを紹介しています。基本的な株式を選ぶための考え方を、有料にて講義しています。1カ月に2回程度の有料レポートです。さらに今回はレポートの提出もあると思います。あくまでも株式教室ですからね。授業の内容の「確かめ」も必要になります。
今回の料金は、既存会員の平均評価に、基づいて決めました。(10000円から108000円の評価でした。) 今回は、前回講義した分の半年を含め、これから半年の講義料として、会費は45000円にプラス消費税です。つまり8%の消費税なので、合計で48600円になります。半年分です。
応募が多ければ…前回応募され、選に漏れ方が優先されます。ただ前回申し込んだ方全員が、今回の募集に採用されるとは限りません。折角、応募されても選に漏れる可能性もあります。悪しからず、ご了承ください。
応募はIRNETのトップページの右側に、カタルのメールアドレスがあります。その「at」を「@」に変えてメール送信して下さい。応募者全員に…必ず、返信します。その返信メールは、来週末になると思います。先ずは…応募されてみて下さい。次回の募集は、半年後ですが…今度は、たぶん補充分だけになると思っています。
IRNETは商売ではなく、あくまでも会社の維持費を確保できれば…それで良いのです。税理士など…いろいろな経費も必要です。カタルは貧乏なので、自分自身の持ち出しは困りますからね。皆さんの御厚意に甘える次第です。既存会員の方へ、新しいパスワードは、たぶん15日頃にメールにて発送します。既に、今までのパスワードでは、有料講座のサイトを観れません。ご了承ください。