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かたる:GDPがマイナスになったと言いますが、通常は二四半期連続のマイナスは警戒が必要ですが、1回程度のマイナスは、良くある話しでしょう。此処に来て「ダリオ時間」を心配する声も上がって来ました。日本が、何故…長く「流動性の罠」に陥ったのか? この辺りをよく考える必要性があります。

「ダリオ時間」と言うのは、ブリッジウォター・アソシエーツと言うヘッジファンドを創設したレイ・ダリオ氏が、世界大恐慌の後に立ち直った経済を見て…利上げを急いだために再び景気後退を招き、戦争に突入した金融政策の間違いを指摘して、量的緩和の解消を急ぐべきではない…と解説した事を指します。利上げによる景気後退を示し、利上げのオーバーキル現象を懸念しているカタルが付けた造語です。

ブルームバーグには、アトランタ連銀のボスティック総裁の談話が載っています。此方です。カタルは債券のフラット化が、これからのテーマと述べました。何度も、これから登場しますから、自分なりに考えておきましょう。

過去、カタルは、このダリオ時間とイエレン時間を対比させ話題にして…失業率の3%割れの「馬場レポート」の話を、何度も引き合いに出して来ました。相場を理解するための大切なアイテムですから、それぞれ読者が、自分なりに色んなレポートを見て消化しておきましょう。そのような努力が、やがて賢い投資家に育ち…老後の生活を豊かにします。

さて今日のテーマは「自社株買い」です。日経新聞6面のOPINION グローバルビジネスコラムニスト ラナ・フォルーハー『次の危機の種はアップル』は、良いレポートです。読んで置かれると良いですね。何故、賃金がなかなか上昇しないか…そのような背景が推測されています。一理あります。この中で自社株買いの話が登場しています。日経にも書いてありました。同じくWSJにもありました。此方はバロンズの記事ですが…此方です。

ケネディクスが100%以上の株主還元をしてまで自社株買いを実施、株高を望んでいます。本日は690円から5円刻みで下値に買いを用いましたが、今の所は、買えていません。5円高から指値をしたのです。まぁ、買えなければ…また上を買う事に成ります。カタルは余裕があるなら、いくらでも買うつもりです。でも貧乏なので…そんなに買えません。

昨日、買ったクロスマーケティングと東邦チタンは、ある共通項があります。株価の値動きの話です。このヒントで、カタルが、何を指摘しているか? 分かったなら…プロ顔負けの投資家レベルでしょう。チャート論の話なのですが…効率的市場仮説が生まれる話で、兜町では、チャートを見てワイワイガヤガヤ…と、株価の行方の論議の対象になります。ヒントは二番底の話です。他にもたくさんの銘柄が共通の動きをしています。何もクロスマーケティングと東邦チタンだけではありません。つまり…解答は、忘れなければ…明日述べます。

でも基本は「時代観察」なのです。先ほど紹介した日経新聞のラナ・フォルーハー『次の危機の種はアップル』と言うレポートは、カタルが普段から考えている内容そのものです。

価値観が、変わる話です。あのレポートは、たしか…有形資産と無形資産となっていました。カタルは物への消費ではなく、豊かな時間を送る為に…人間の価値観が変わると述べています。同じことを言っていました。流石、たぶん一流レベルのコラムニストなのでしょう。あのような…新聞記事を読んで、直ぐに株価と連動できれば…一人前でしょう。

カタルは昨日買った東邦チタンは1300円台に入って来ましたね。 良い素質を持っている株なのです。たぶん今年は、これだけでも良いのでしょう。

今一番人気の「クラウドワークス」は、第一回の有料会員向けレポート銘柄で…今の相場を頭に描き…500円割れも買っていました。2年程、掛かりました。でも4倍近いのです。

昨日、買い乗せした「クロスマーケティング」も有料会員向けレポート銘柄です。何も…小型株だけではなく…昨日は決算を受け株価が安かった三菱UFJを、カタルは買いだと述べていました。古河電工もソニーもファナックも、そうだと述べています。でも…ね。今年は、難しいのです。だから横ばい予想なのです。

カタルはいつも事前に、株式見通しを語っています。あとは、どれを選択するか…は、読者の選択です。タイミングもそうです。基本的に、カタルは「ブツブツ投資」を推奨しています。一般的に言う「ドル平均法投資」です。これさえ、会得できれば…鬼に金棒でしょう。あとは、自分の心との戦いです。

今日は、たくさんレポートを紹介していますから、原稿は短めにします。自社株買いの話ですが…自分で相場を創ったことがある人は分かります。市場にある浮動株を吸い上げると…その後は面白いように、株価は上がって来ます。2倍なんて…もんじゃないのです。

銀行株が、何故、理論株価に届かないのか…。リーマンショック後に安値圏で大量の公募増資をしたからです。需給のバランスが完全に壊れました。でも割安の一言です。

何故、高値圏でもケネディクスを買い続けるか? 皆さんは、本物の「名目時代」を知りません。まぁ、「今に見ていろ、僕だって…」いつまでも貧乏人のままではありません。1989年に上京以来、初めて訪れる…本格的な、まともな政権なのです。

ソニーの5%の賃上げ効果を…やがて皆さんが、その意味を知ることになります。名目賃金は確実に上昇をしています。しかも実質賃金を上回っています。この差が人間の「やる気」に繋がります。賢い投資家は、カタルが述べると言葉の意味を、直ぐに理解するのでしょう。

まぁ、いつもの話ですが…カタルの読みが当たるとは言っていません。でも結構…当たりが多いと思っています。過去のレポートは右のカレンダーから、いつでも読めますから現在と比較すると良いですね。それでは…また明日。



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