かたる:買いたい株は山のようにあるのに…肝心の資金が全くないのです。貧乏人のカタル君、自分自身の見極めが全くできておりません。困ったことです。安値圏で買いたい株が買えないのは…カタルにとって耐えがたいジレンマです。やはり5月以降の相場は、カタルの読み通り動いてないのです。何処かに狂いが生じ…カタルの行動が縛られているのでしょう。「進化論」を述べるのが、早過ぎたのか…。それとも、まったく方向違いの考え方なのかどうか。
でも昨晩の米国では…事前予想通りS&P500は新高値を更新しました。米国は実質的に新高値なのです。今年1月高値以降、貿易摩擦などに揺れてきた米国株ですが、昨晩は一時的ですが、前の高値2872.87を上回り2873.23を付けました。何れ…引け値ペースでも高値を更新するのでしょう。これは米国の成長が、さらに続く事を意味しており、カタルの進化論を裏付ける一番の味方です。
ただコーニング(GLW)の株価は安く32.88でした。…と言っても、目先の高値は34.15なのです。このコーニングも1月の高値で35.10でした。つまり高値圏です。
基本的な進化論は、今回の「緩み」は小さなもので、景気の上昇期は維持されるというものです。未来の成長が認められると…米国金利はスティープ化します。現在のフラット現象から改善するわけです。つまり期間の短い国債(2年)より、期間の長い国債(10年)の金利が上がり、この鞘が増えるというものです。これが進化論です。でも今は逆イールドになるか…と真逆の解釈が一般的です。そうして景気はまもなく後退期に突入するというものです。この説はモルガンスタンレー(MS)など…多くの証券会社が指摘しています。
だからこそ…ナスダックやラッセル2000以外の指数も高値を取れねばならなかったのです。先ずはS&P500が新高値更新したことで、次はNYダウ平均株価です。この考え方が正しいなら、古河電工を始め…半導体のSUMCOも…どの株価も高値を目指す筈なのです。安川電機…もなのです。
今、メディアがガンガン報道しているトルコ危機から発展する懸念の広がりは、やがて沈静化する事でしょう。ドル債務問題は、一時的な「緩み」を示す現象です。この事はレパトリ減税が実施されることが決まった昨年には、分かっていた現象の一つです。
あとは中国がグローバル論理を受け入れるかどうか…。南シナ海問題や台湾問題など…。米国も酷いけれど…中国は度を越している様な覇権主義です。この貿易戦争はグローバル化には欠かせないステップアップの過程に過ぎません。
このような前提を元に、カタルの行動は組み立てられています。でもケネディクスを見ても分かるように、早くに名目時代の確立を予想していましたが…実際は「流動性の罠」にどっぷりと浸かり、なかなか抜け出せません。しかし慎重な宮島さんも積極的な行動に転換したように…この動きは、これからどんどん広がります。
事実、2018年現象だったかな? 所謂、大量のビル供給で市場が緩む(空室率は上がり賃料が下落する)と警戒されていましたが、現実はどうでしょう。移民政策を表面上、日本は認めていませんが…加速されています。
弱気派はオリンピックの一時的な現象と言うのでしょうが違います。宮島さんと同じ心理状態が蔓延していたのです。これが「流動性の罠」です。最初は石橋を叩いても渡らない人達が、周りの動きに押され、徐々に活動をします。実質経済から名目経済の確立に移行するのです。
なにしろ…「失われた時代」は30年も続いたのです。だから…日経新聞の一面の掲載になります。本日のスルガ銀行は620円のストップ安です。この昨日までのチャートが此方です。でもカタルは、この程度の行動は認められるのが…名目時代だろうと思っています。不正融資の基準が…「ものさし」が、おかしいのではないかと思っているのです。
銀行は、多少、やばくてもお金を貸してなんぼです。金利を高くすべきです。もっと日本は多様な貸し付けを、認めるべきだと考えています。だから金利があるのです。今、スルガの値段が入りました。カタルにお金があれば…倒産するまで買い続けるかもしれません。金融庁の考え方が、果たして正しいのでしょうか?
かぼちゃの馬車問題は、自己責任の意味を、理解してない日本人根性のいやらしさです。何故か、馬鹿をやった借り手が庇われており、銀行が無理やり騙して…お金を貸したような報道です。
嫌なら、やるべきではないのです。そもそも…お金を借りて、儲けるのはそんなに簡単な事ではありません。そんな常識が通用しない日本は、やはり…おかしいと思います。利益を追求するスルガが悪い? カタルにはサッパリの論理です。それなら上場をさせるべきではありません。会社は、儲けてなんぼです。形だけの日本企業が、如何に多い事か…市場原理の精神が失われ、清貧思想の浸透です。
まぁ、世の中にはカタルのような異質な考え方もあります。日本で住んでいる以上、日本のルールに従わねばなりません。でも大麻など合法の所も多いですね。昔、米国では禁酒法時代がありました。アル・カポネなどのギャングが活躍していた時代です。あの時も大恐慌があり、人々は食えませんでした。時代の変遷は面白いものです。
株式市場は「人の行く裏に道あり花の山」なのです。だからこそ、周りのムードに流されて自分の行動が揺れないように…自分自身の考え方を大切にしましょう。自分がどう考えて、どう行動するか…なのです。その結果責任は、当たり前の事ですが、自分が、たとえ悪い結果でも、甘んじて受けねばなりません。それなのに…かぼちゃの馬車は、自分が騙された?
やはりサッパリの論理です。銀行は金融庁の采配に逆らう事は出来ません。カタルもそうでした。だって…おかしいと思うでしょう。会社の机に1円でも入っていれば…それを理由にして処分されます。 会社の机は私物ではないという理屈です。明らかに行き過ぎです。でも社長も金融庁に文句を言えないのです。政治家も動いてくれなくなりました。一体、だれが改善するのでしょう。馬鹿らしい限りなり…だから流動性の罠が深いのでしょう。
時代と言うのは、面白いものです。間違っていたものが、良くなったり…。昔、こんなバカな事を…と笑って許してくれたのに、今は、スルガのように厳格に処分されます。
社会にユトリが生まれると良いですね。そうなれば、やがて寛容な時代が訪れるのでしょう。みんなが成功すれば…社会は寛容になります。成功すればユトリが生まれますからね。名目時代は、必ず訪れます。時代から要請されているからです。自然の原理です。
本日はお金がないので、別口座で、狙っている株を1030円で1000株だけ買いました。昨日の安値は1029円、本日の安値は今の所は1027円です。この株、折角先日、1040円で買ったのに、追証水準で仕方なく1050円で外しました。
やはり貧乏人は、なかなかこのジレンマから脱出するのは大変です。折角、数日前に25日線が75日線を上回るゴールデンクロスをしたのに…。このままでは再び駄目になります。何とか…株価が上昇しないと…。
雪山をラッセルする人間が、ワハハ…と笑える寛容な名目時代は、もう直ぐ訪れるのでしょう。日本人みんなが、金融庁論理の清貧思想ではない筈です。市場原理が良いのか? それとも…まだ村論理を続けるのか? 株式市場は、そのバロメーターなのです。それでは…また明日。
スルガはまたストップ安で売り物は140万株ですね。10億円程度か…。まだ早いのは分かっているが…お金があるなら買ってみたいなぁ~。だから古河電工のようにやられ続けるのです。
トホホのカタル君は、いつまで続くのでしょう。でも昨日のデータでは…売り物は峠を越えた印象です。目先の投げ物は薄れてきました。それでは…また明日。