時代の変化

それにしても…最近はネット時代になり隠れた不正や問題が表面化される為なのか…。それとも本当に人的な資質が低下しているのか分かりませんが、官僚のレベル低下が目立ちます。例えば…移民法の改正で揉めた法務省の杜撰なデータ管理、野党から指摘を受け混乱していました。官僚は法案の提出が一つの試金石でもあります。それだけ重要な案件なのに、あの体たらくの有様です。

今回の厚生労働省の勤労統計もそうです。カタルは良く日銀のデータを引き合いに出しますが、データの改正を良くやっています。時代が変われば…データの重要度も変わるのでしょうが、それにしても名称をマネーサプライからマネーストックなどに変え、データの継続管理の重要性が薄れているように感じています。でも日銀は確り公表しており、データの移管に際し両方のデータを一定期間、両方とも表記していますから違いが分かり落ち度はありません。でも今回の厚生労働省のデータ管理は完全にアウトです。

日本人の資質がドンドン劣化していると感じているのは、カタルだけなのでしょうか?

日経一面トップの「ゴーン事件」この程度の事を、地検は問題にして動きました。まぁ、厳密に言えば東京地検様のご指摘通り犯罪行為かも知れませんが、日産自動車を救った功績は大きいですよね。それも世界トップ水準なのです。彼が強引に進めたから成し得たのでしょう。もっと高い次元の判断が働き、お灸程度のやり方がなかったのでしょうか?

こんな事例をみると…日本は進化から取り残されます。恐くて…外部資本が日本に入らない訳です。

株式市場を通じて日本を考えて欲しいと願って始めたこのサイト、最初の表題が「株式市場 日本を考える」と言うタイトルでした。その布石がありIR活動の重要性を鑑み、IRNETと言う会社を立ち上げ今日に至っています。

株式市場を通じて、日本の在り方を考えて欲しかったのです。地検も金融庁も本当に人が居るのかどうか…。法務省の時もそう感じたし、今回の厚生労働省もそう感じます。森・加計問題で揺れた財務省もそうですね。本当に東大法科のキャリア官僚と言うのは優秀なのでしょうか? そもそも秀才と言われた大蔵官僚出身の宮澤喜一も、資産価格を下げる悪政を実施し、失われた時代を創りました。

結果論でいうのは簡単ですが、これだけ長い時間、待たせれる…と運命の悲運を感じます。だから今年、元号が変わると…カタルはいよいよ本格的な名目時代の幕開け相場がスタートすると考えています。

布石は色々あります。本日の日経新聞2面のオリンパス、過去に粉飾をした企業です。確か…野村第二事業法人部を書いた横尾さんが関わった案件でしたね。物を言う株主から取締役を受け入れ監査体制に活かすのだそうです。これと東芝問題は同じ土壌にあります。

一見すると分かり辛いと思いますが、7面の2年連続の1兆円越え…と言うコラムのNTTがNTT都市開発を子会社化したケースなど…この記事もこの2面と記事と関連があります。分かるかな?

何れも…名目時代に向けた、新しい時代の流れが生まれています。馬の耳に念仏、豚に真珠でしょうが…カタルはケネディクスの相場は、まだ生まれてないと思っています。本当は…あの時に、一気に行くかと思ったのですが、流動性の罠があり、景気サイクルの一巡間を待たされました。相場的には完全に終了し、「新しい芽」探しになっていますが、周りの環境はドンドン良くなっています。何故、三井ホームでもNTT都市開発でも子会社化するか?よく背景を考えると分かります。

でもゴーン事件は残念でした。やはり資本導入を躊躇う現状に繋がります。東京地検の幹部の力量が分かると言うものです。本当は政治が役割を担うものでしょう。安倍さんが事前に判断していたとしたら、安倍さんも、やはり3流人間と言う事になります。まぁ、流動性の罠を生み、森・加計問題を表面化させたので、安倍さんも一流域とは言えませんが、それでも名目時代派の人間ですからね。

カタルなら強引にキャッシュレス化に走り、中国のスピード感を取り入れます。日本は村論理があり、少数派意見に配慮します。だから制度が歪み、「軽減税率の適応」のような不可解な制度がどんどん生まれ…非効率社会になります。

故に…東京地検などは大岡裁きをしなくてはならないのですが…どうも、せこくなりました。社会に寛容さが薄れています。難しい時代です。読者の皆さんも、カタルの失言や法螺話など…笑って見逃してくださいね。ワイワイガヤガヤ言うのは良いのですが、本気になって責めないでください。所詮、底流をあがいている馬鹿野郎なのです。

東芝やオリンパスは、一つの流れです。問題があったから、改善が進んでいる事例でしょう。

日経平均株価指数の動き

成人式があり…3連休なのですね。でも昨日の日経平均株価は髙かったのです。珍しいね。この所…陽線の日が増えてきました。寄り付きが安く、大引けが高いのです。その様子を示す表を添付しておきます。12月4日から12月25日まで…ひどかったのです。特に最後の12月20日、21日、25日は連続で、指数が1%以上も陰線となるのです。でも26日から明らかに変化しています。

カタルが取り上げたレポート銘柄でJTECもユビキタスもストップ高する程に…市場は回復してきました。でもまだ小さな会社ですが…。だんだんスケールが上がると良いですね。それでは、本日はこの辺で…。また明日。



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