本物になりたい

本当は…米国株は金曜日に下げがない方が、綺麗だったと思うけれど…、なかなか思うように事は運びませんね。もともとカタルは、もう少し市場は強いと考えていました。15日、16日のFOMCを抜ければ…2年以上に及ぶモヤモヤ感がなくなりスッキリしますから…新しいステップに入ると思っています。利上げ観測を予測するCMEのFedウォッチは、金曜日の下げでも81.4%の利上げ確率です。既に市場は来年の展開を読み始め、2度目の利上げの読みに向かっています。

ところが…OPEC総会を受けての原油相場の軟調に足元をすくわれ、一部で、サマーズ時間支持派の復活が台頭しているようです。米国の金融政策は判断が難しく、ビルグロス氏などは、利上げの機会を逸したと言うほど…イエレン氏を非難している人たちも居ます。確かに、雇用統計は遅行指数なので、この指標に合わせた金融政策の実行は、弊害が大きいとも思えます。つまり米国景気の山は、既にピークを過ぎているかも…との読みですね。

ダリオ氏は、もともと金融業の後遺症が、大きいと言う立場ですね。サマーズ論理に似ています。故に、金融界のリストラは…世界規模で続いています。逆に、バフェットが「リート」を買ったと言う事は、イエレン支持派のようにも見えますね。これだけ世界の中央銀行が、量的緩和を実施したので…、バフェットの論理もあり得ます。まさに市場経済は混迷に揺れているのです。

この辺りの感覚を、前回のコラム「スッキリ感が漂う」(12/6)で述べました。金融デリバティブの発展が支えた市場経済の拡大が、中国を中心とするBRICsの躍進ですね。デカップリングが言われるほど…力強いものでしたが、やはりリーマンショックには勝てませんでした。資金元が断たれると…途端に、新興国のBRICsは、色んな問題が露呈してきました。資源価格の上昇は、この金融デリバティブが支えていたわけですね。この現象が剥がれると…途端に資源価格も急落しています。

カタルは、何時も思っています。世の中はバランスの中で、成り立っています。行き過ぎれば、その乖離は、必ず是正されます。株と同じですね。基本は公平な流れにあるのです。だから行き過ぎた資産デフレの反省が、生まれると考え「1300兆円の逆襲」をテーマにしています。最高裁のサラ金規制の判決も、やはり行き過ぎた状態を生んだので…必ず是正されるとして、今でも、カタルはサラ金株の支持派です。過払い請求は行き過ぎです。

バブルの発生もそうですが…、政策の行き過ぎは、必ず、市場経済化に於いて是正されると思っています。日本株だけが、この数十年間、新高値を更新していません。様々な問題を抱えていたためですね。丁度、鎖国政策を実施していた江戸時代から、明治の時代変化に今の環境は似ています。その為にカタルは、黒船来航から西南戦争の時間を、今回の失われた時代に当て嵌めて、比較していました。日本は安倍政権を迎え…ようやく新しい時代の扉が開くのです。名目GDP600兆円の実現を、多くの識者は疑っていますが…本物の学者ではありませんね。株をしたことがないから、人間の欲に絡む感覚が理解できないのです。株価を見れば分かります。つい先日、高いけれど魅力があると思い、カタルはアイサンテクノロジーを、目をつむって買ったのです。その水準が3000円割れですよ。人間の欲は…計り知れないものです。

スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードの定着、名目GDP目標、TPP、外形標準課税など…、どれをとっても日本株に追い風で、バラ色相場に見えますね。ROEの現在が、米国のように15%水準なら、株価上昇の余地は少ないでしょうが、日本は日経平均採用の黒字企業だけでは9%水準なのです。株価は2倍になる可能性がありますね。この為には、経営者の姿勢が変わるかどうか…なのです。故に、日経新聞の「啓もう活動」次第です。

1300兆円の逆襲が続くと…目に見えない資産効果が生まれます。消費も活発になります。生きた経済を知っていれば…カタルの述べている論理を、理解できる人も居るでしょう。物価を2割、3割と…上げればいいのです。その分、国の財政赤字は減りますね。1000兆円が、2割のインフレで800兆円に、更に3割で700兆と消えて行きます。このユトリが減税に結びつき、活動がさらに活発化し…、日本全体のパイが膨らみます。ユトリが生まれれば…ブラック企業やブラックバイトなどの問題も消え、不正会計処理なども減ります。杭打ちの不正データ処理などもなくなり、より一層、日本本来が持っている美徳である武士道精神の倫理観が復活するでしょう。

米国ダウ平均株価の推移 
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                        米国ダウ平均株価の推移

カタルは、あまり後ろ向きの予測をしませんが…、それでも現在は、世界経済の新しい枠組みのへの変化がありますが、大きな激変ではないと思っています。故に、来週前半は勝負でしょう。本当は11月16日の17210ドルを割れない方が綺麗に見えますが、仮に割れて10月14日の16887ドルまで行っても、基本的に8月24日の15370ドルを下回らねば…大きな混乱にはなりません。ただ11月16日からの上昇の高値が、11月3日の高値の17977ドルを抜けずに下げているので…、チャートの基本は弱く見えます。だから今回の下げは17000ドル割れもあり得ますね。10月14日の16887ドルを維持できるかどうか…勿論、それ以上なら、全く問題はありません。

カタルの予測は、この金曜日か、(この観測が正しければ…すでに通過しています。)来週の月曜日、火曜日が問題で、16日には、もう霧が晴れていると思っています。もともとFOMCを前にして、ある程度の揺れは、覚悟していました。その為に相場の強さを見る為に「かんぽ生命」を買い、「ベルシステム24」を買ったのです。何れも…売り物が少ない新規公開ですね。なるべく打診買いを出来るように…幅広く手掛けていますが、所詮は、貧乏人ですから、全て、思い通りに手掛けることはできません。早くカタルの読み通りになり、もう一段レベルを上げ、たくさんの実験が出来るような原資が出来ると良いですね。そうすれば…もっと全体相場を見ることが出来ます。

喩え僅かな株数でも、自分で実際に買うのと…机上論では、投資家心理の揺れは、雲泥の差なのです。竹刀で試合をするのと、真剣勝負の試合との差は、大きな違があるのでしょう。この差と似たような感覚です。日本は、偽物が多いと言うのは…多くのアナリストが、実際に株式投資をしないことです。身銭を切って株を買い、損をして、初めて…自分の未熟さが実感できるのです。レーティングを上げたり、下げたりするなら、実際に自分で投資をすべきです。それで勝ち続けるなら、アホらしくて…サラリーマンなどしていませんね。投資家になりますよ。

早く日本も、本物の人間を育てる環境にしないとなりません。保身のために内部留保を優先させるような、偽物経営者は排除せねばなりません。いつも真剣に経営してこそ、本物の現役経営者です。故に、孫さんはスプリングの買収に動きました。評論家は、家でカタルに様に「ごたく」を並べ、インターネットを使って意見を発信すればいいのです。やがて、その活動が認められ、本物なら…みんなが正しい評価をします。

カタルは前回、本物かな?と勘違いして…ビスタニュースを興し、試してみましたが、食えないと言う事は、偽物なのですね。おかげで借金だらけです。本物なら、食えるはずですからね。証券マンも歩合で食えるようなら本物です。みんなで…本物を育てましょうね。また明日。



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