かたる:いやはや…揺れる初めての買収か…。シャープの話ですが、両者の言い分が割れており、相変わらず揉めますね。この理由の一つがシャープの経営陣の混乱ですね。既に統治能力を完全に失っていますね。もともと高橋と言う社長の器の問題です。銀行管理に置かれていますが、この辺りの経緯が株価の読みを難しくさせています。報道を読んでいると混乱します。一体、どれが正しいのか…。決定権が当事者になく、本人達も分からないから混乱するのでしょう。
強いリーダーシップが求められる場面なのに村論理の社長選択なのです。山一もそうでした。あの時に清算したら、最後はごく僅かの損失でした。ドン底の清算であの程度ですから…間違いなく、まともな経営者なら会社は残っていました。時代のアヤと言えば…それまでですが、社員は可哀そうに…その後の山一の連中は哀れでした。一部を除き…なのですが、やはり多くは無能ですからね。ホンハイは旧経営陣を追い出せばいいのです。偶発債務などは、太陽電池を除きそんなに大きな損失はないのでしょうが…おそらくホンハイは、今後の展開を睨んだ行動だろうと思っています。でもカタル自身の力量が狭く、やはり1万株止まりですね。倒産のリスクは、依然…可能性が薄いとはいえ残っていますからね。おそらくは…演出でしょうが、あまり大きなリスクを負えない為に、本日は再び、泣く泣くの損切りです。貧乏人は嫌いです。折角のチャンスなのに…生かせないのです。
日経平均株価を見ると…前回の8月~9月は、3発の下落局面がありました。8月25日、9月8日に9月29日ですね。つまり下値模索は…およそ1か月間続きました。今回は最初が1月21日と思われ、2発目は2月12日ですが…既に1か月以上経過しましたが…3発目はなく下値固めの動きに見えます。そろそろあっても不思議ではありません。25日線は16511円で通常、下降波動がある場合は、上回らずに下がるのが普通なのです。でもこのチャートは…明らかに下値を切り上げています。ソフトバンクなどの自社株買い効果が出ている様に感じています。
自社株買いの4000億円を発表した日産は、寄り付きが1091.5円で…今は1052円の株価です。自動車は中国の伸びがあり、大きく落ち込みませんが…やはり魅力は乏しいですね。それに引き換え、ソフトバンクは「ペッパー君」の存在が大きいですね。苦戦を強いられているスプリントの減損会計が問題になりますが…この辺りは難しい会計問題です。
そもそもシャープもそうですが…偶発債務問題などは、買収する方が調べる問題ですね。世界一般では…騙される方が悪いと言う認識です。シャープの高橋が決める時に優柔不断だから、こんな結果になるのです。取締役会で事前承認を得て、正式調印してから発表するのが普通です。スプリントの株価を見れば、苦戦しているのは明らかです。だからソフトバンクは、鉄板に見えてもリスクは、やはり存在します。どの銘柄もそうです。リスクのタガが、リターンに影響を与えます。
こんな事は当たり前の道理なのに…日本人はリターンばかりを追求します。当然、その裏にはリスクが存在します。いい加減に…温室育ちの考え方を是正しないとなりません。失われた時代は、このような日本人の意識問題ですね。少子化対策も待ったなしで…予算は限られます。死にゆく老人に医療費を掛けるより、未来のある子供に教育費を掛けた方が効率的ですが…政治家は、誰もその現実を指摘しません。正論を言うと社会が叩くからですね。メディアの報道がそもそも問題ですが…誰も、その事を主張しません。
老人医療費などは、みんなと同じで3割負担にすればいのです。80歳を超えたら高額治療は自己負担にすれば良いですね。死を待つ老人に1000万も2000万も掛かる高額医療を提供する必要はないのです。全額、自己負担なら、それもその人の力量ですから、良いでしょう。しかし何も、社会が高額医療費を、負担する事はありません。浮いたお金を子供達に還元すべきでしょう。第一子に300万、第二子に500万、第三子以降に700万…と渡せば、きっと人口は増えると思います。
株の世界にも物理学の応用論理が入り込み、クオンツやらアルゴリズムやら…訳の分からない売買が増えています。でもバフェットのような考え方が、投資の真髄です。そのバフェットは、やはりイエレン時間を主張していました。本日の日経新聞に紹介されていましたね。この時期には非常に珍しい主張ですね。今の市場の主流は「リーマンショックの再来」が一般的ですからね。本日の日経新聞には「ツェンゲン協定」の話が掲載されていました。カタルも事前知識がなく調べたら、検査なしに国境を超えることを許可する協定です。イギリスの離脱問題に絡み、これからの焦点の一つです。この辺りは…今後も注目されます。
ハイリスク・ハイリターンと言えば…最近、掲げたフュートレックですが…何も上を買う必要はないと思いますが、本日は断続的に玉を拾っているようにも見えますね。でも買い方は、力がないようにも見え、どっちなのか…微妙です。暫く、この800円台を固める動きの方が、あとあと提灯が入り易く、時間推移を待つべきだと考えていますが、世の中、色んな見方がありますからね。確かに金曜日は、かなり大きな陰線にも見え、力を入れるとこなのですが…そんなにユトリがあるのでしょうか?
あるいは、好材料の発表が迫っているとか…。それとも力がないから買っているのでしょうか? サッパリ、ポンですね。出来高を落としては駄目なので…上を買うしかないのかも知れません。カタルなら上下波動を繰り返すか…下値を丹念に拾うか…どちらかですね。今は17円高の832円で33万ですね。吸い上げ効果はあるのでしょう。100万程度買えば…一気に飛ぶかもしれません。次は4桁ですからね。この水準なら、余りリスクはなく、拾われる方は早めの方が良いと考えています。まぁ、気に入らないなら、またチャンスを待てばいい訳です。
ソフトバンクは相変わらず、3万単位の買いがあるようです。でも此処は休んでも良いようにも見えます。チャート的には、この辺りで足がかりを作った方が綺麗ですね。銀行も下値が堅く見えます。パイオニアなどもやはり戻りの動きに入っている様で、全体的に言えますが、追証懸念は消えつつありますね。先週の金曜日で2月12日から2週間が経過しました。経験則では追証の混乱は、一応、決着が着いた格好です。
まぁ、分からないものは仕方ないから…ユトリがあれば…買い参加すれば良いし、ないなら無理をする事はありません。カタルは追証の際に入れた増し担保を引き上げました。基本的に自分の力量問題です。株価が下がってからアタフタするようじゃ…自分に力量がないのですね。過分な挑戦をしていると言う事でしょう。逆に、この下げでも安心して買えるようなら力量内と言う事です。株式投資で難しいのは、良い銘柄を選ぶことより、自信の力量把握ですね。自分の心との戦いなのです。この辺りの把握が、未だにカタルは出来ません。要するに浮かれるのです。いつもそうです。銘柄の選択が当たると浮かれるし…外れても…市場がおかしいと自己弁護します。市場が絶対なのに…。困った自信家です。
既に証券マンをやめて5年が経過していますから、そろそろ本物の投資家になりたいものです。いつになったら、この壁を超えられるのか…。トホホ。フュートレックは、この下げの中で逆行高をして新高値なので有望なのです。ソフトバンクなどの戻り相場と基準が違います。故に新高値を切ったら、売りではなく買いなのでしょう。でも恐いですね。この高所恐怖症が堪りません。まるで綱引きですね。しかし何処かで規制を受けますね。通常は、一次規制は買いなのですが…果たしてどうなのでしょう。ゆっくりやるのか…一気なのか。
楽しみのようであり、恐くて仕方ないようでもあり…微妙な心持です。仮に…あと3週間程度値固めをすれば、この恐怖感は消えます。でもそれでは普通の株ですね。一気に1800円台を抜くのが…筋のような気もしますが…、やはりサッパリポンです。それでは、また明日。アララ…JTECも強いですね。