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昨晩のNY市場はアップルの「人員削減」などのニュースが、相場の腰を折ったようです。決算発表を迎え…かなり神経質な展開のようです。この理由は…

「利上げ懸念の緩和で株式相場は上昇しているが、ゴールドマン・サックスの世界株式担当チーフストラテジストは、米金融当局にかかる政策引き締め圧力が後退すると見込むのはまだ早過ぎるとの認識を示した。ピーター・オッペンハイマー氏はブルームバーグテレビジョンで、年初来の株価下落はマイナス成長に陥るとの投資家の予想を反映しているとしつつ、「深刻なリセッション(景気後退)が織り込まれているとは思わない」と指摘。「リスク資産の底入れが確認できる前に」金融環境の引き締めが必要になるだろうと語った。」

…との解説が正解だと思っています。

カタルのこの連休で、「不可解な市場の動き」を考えました。「小売り」の「売上高」の結果を観ての「市場の反応」の話です。インフレが市場の焦点なら…悪材料でしょう。利上げが懸念をされます。逆に景気動向に焦点があるなら…株価は騰がる筈です。

この解釈を巡り…一部で、利上げ懸念の後退により「株価が上昇した」という…日経だったかな? そのような解説がありましたが…カタルは、その解釈は間違っていると思います。

日経新聞は、かなり湾曲して物事を書くことが在ります。例えば…日米間の金利差の拡大で「金利平価説」を持ち出して…だから「円が売られる」と述べて、「日銀批判」をしていました。これは一部のヘッジファンドの片棒を担いだ窺った見方です。

市場には、様々な解釈…説が混在し…どれが正しいか分からないことが沢山あります。過去、日経新聞は、プラザ合意後の新聞記事を読めば…「利下げをしろ!」という円高を阻止するために、日銀に利下げを迫っていました。金利平価説です。しかし円は加速して円高になるばかりです。その記事に「踊った澄田日銀元総裁」は、銀行の貸し出し競争を見逃し…バブルを発生させた張本人です。日経新聞が、あのバブル形成に加担をしたのです。

まぁ過去の事だし…知らない人も大勢いるでしょうが…それが現実です。

要するに…株式投資で、信じられるのは、自分だけなのです。自分が正しいと思った説を「無理をせずに」、自分の「力量を守り」歩むことです。カタルレポートも、その一つの要素に成れるなら…嬉しいですね。でも「鵜呑み」では、どうしようもありません。

日本人は自分自身で「決断をする」という訓練を受けていません。教育方針がそうです。世の中には、様々な選択肢が沢山ありますが、良い大学を卒業して、良い企業に就職をする…そんな路線などを信じます。ですが…それは嘘です。

昔のエリートは「炭鉱」でした。でも石炭は直ぐに廃れました。

同じですよ。今は、「金融」より「プラグラマー」の世界です。飛び抜けているなら、話は別でしょうが…そんな人間は、ほんの一握りです。昨日、SNSのテレビ番組を少し見ていたら…今の若者はSNSに依存しすぎ、自分を「見失っている人」が大勢いるようです。世の中は広く…色んな考え方が存在することを知らないようです。特に日本人はロボット教育を受けているから駄目ですね。免疫がありません。

株なんか…上がっても良いし…下がっても良いと…ノンビリやることでしょう。

この連休で考えていたことが「争点」になって来たのです。

インフレから景気動向に…FRBの考えではないですよ。「市場の関心」が、何処にあり…その読みが、株式市場です。つまり…先ほどの相場解説の話ですが…市場の「関心」と言うか「焦点」と言うか…。それを見つけ、どう未来を読むか? 

それにより…銘柄の選択肢が変化をします。この市場の焦点を判断するためには…「市場の整合性」を観るのです。米国株ではアップルの動きやテスラ、ARKKやJPモルガンなどもそうです。その関係が正しい動きをして居るかどうか…の株価比較をして、市場の流れの速度を測ります。未来図は、既に、決まっているのです。

カタルは日本製鉄の話やみずほの「配当利回り」投資の話をしています。そうして「金利裁定」機能は、「絶対」で…無限の資金が入ると述べています。だから日本製鉄の1900円割れは、市場産業だけれど、買い場なのです。同じことで…海運株は「博打好き」には堪りません。この値動きに魅了されるでしょう。

逆説的に言うなら「危ない株」と言うことです。世の中に、上手い話などはなく…儲けが大きいものを狙えば…リスクも大きいのです。自分が思う通りに、世の中は動きませんよ。だから「ブツブツ投資」なのです。

ところが…例えば今の「BASE」(4477)なんかを観ると、3000円台のBASEは、みんながワイワイ言って買うのに…300円台になると誰もが「見向きもしなく」なります。不思議です。同じ品物が…バーゲンです。洋服だった…せいぜい7割引き程度でしょう。株式は1/10以下です。面白いね。「捨てる神あれば…拾う神アリ」市場全体が暖まるなら…つまり市場要因が改善をすれば…動く資金は増えて、市場は活発化します。

そうすると…「仕掛け人」達も、やり易くなります。高値を買ってくれる種族が増えます。この好循環をどうやって作るか? 日銀が苦心して…頑張っていますが、日経新聞社は批判記事ばかり掲載をします。こいつらが…豹変するまで、やらねばなりません。どんどんやれば良いのです。

カタルに総理させれば…素晴らしい国になります。簡単です。先ずはデジテル庁を活用してキャッシュレス社会を創り…増大する医療費を削減するために、統一するシステムにして医療改革です。最先端医療にお金をジャンジャン入れます。

日本に来れば、どんな病も直せる…「医療ツーリズム」の需要は、無限です。人間ドックから…治療まで。地方都市は栄えますよ。重粒子線治療などは…非常に高価な装置です。その装置を50台、100台と用意して先端医療を、世界の金持ちに提供すれば良いのです。量産化するなら…コストも下がるでしょう。地元の観光業も潤います。色んなアイディアはあります。

岸田さんが原発再開を唱えたら…早速、宮城の村井知事は「反対」意見の表明です。基本は東電の刈羽原発ですが…新潟は今のところは静観しています。まぁ、この程度の話が、実現できないと…。問題は、早く日銀の抱える国債の処理です。このまま改革だけを加速させると金利が上がり、コスト増大になります。折角、安倍さんが「日銀、子会社発言」を出したのに…世論の誘導というのは、なかなか難しいのです。

でも山上徹也容疑者のような馬鹿を作り出したのは、ある意味でメディアの力です。あんな風にワイワイガヤガヤ…「一方的な見方」を報じれば…「恨み」の対象にも、なり得るのです。やはり…メディアの「正しい方向性」の報道は欠かせません。いい加減に…「抜け出しましょう」この失われた世界の泥沼から…。このまま「清貧思想」を貫くと…最後はガラガラポンに決まっています。早く処理をしないと駄目です。

既に税収が増えて…プライマリーバランスも見えています。アベノミクスは正しい戦略です。ただ抵抗勢力が多過ぎて…なかなか進みません。それに黒田さんはよくやっていますが…やはり、カタルには物足りません。時間内に…処理するのが「ノルマ」なのです。投信の締め切りは、決まっています。その日までに、やらなければ…駄目なのです。

そんな講釈師のカタル君は、本物世界を目指し…本日は、金曜日に買い過ぎたので売りばかりです。26件のうち11件が…いや1件だけ買いでした。他は全、部売りです。少し薄利多売買の手法も「継続」させています。何しろ…貧乏人なので、下げられると直ぐに「追証」の二文字が、カタルに「襲い掛かり」ます。この二文字は、やはり怖いのです。

早く…限度を気にしないような買い方を、してみたいですね。だって「三菱UFJ」(8306)も薄利多売買の戦略にしたのです。あの日、700円割れを買っていましたが…710円では売っています。本当に…コスクイ人間です。まぁ、これも相場…あれも相場…でしょう。

やはり…340円を買い増すしか「方策」はないのでしょうか? BASEの話です。ただ…ブツブツ投資の基本からは外れます。今までは薄利多売買で…下がったら株を買って、上がったらすぐに売っていましたが…どうも市場の焦点は「変化を迎え」…少し強めに考えた方が正しいような気がしています。

何しろ…謎だった、低PERの謎の船株は、下値のものが「利食い圏」になって来ました。昨日、紹介した記事で…船は、確かに…「スポット運賃」は下げ続けています。しかし正当な評価をしていません。仮に利益が1/3でも…まだ株価は安いかもしれません。問題はこの「爆利益」を、株主に、確り…「還元をする」かどうか…です。海運では、いつも先行する商船三井は、既にかなりユトリがあります。1000億円程度の自社株買いをしても不思議ではないと思っていますが…どうなのでしょう。

この3社の比較では、やはり「1:3」の分割効果は出ているようで…商船三井には大衆の参加で、今回の3000円割れを支えた様に感じました。だから…8月説ではなく延長路線も考えています。何れ…川船も、日本村ですから「1:3」の株式分割でしょう。そのカードをいつ切るのか? そんな読みです。でも危ないから「覚悟のない奴」は、参加しない方が無難です。

昨日、浜ちゃんが言っていた、司馬遼太郎の「峠」を観てきましたが…やはり河井の決断は間違っているというのが、カタルの意見です。ウクライナのゼレンスキー大統領と同じです。主義主張は、よく理解できますが…負ける選択もあるのでしょう。株式市場もそうです。

どうやって…間違った戦略の「後始末」をするか? 

ブツブツ投資なら恐くはありませんが…問題は、自身の力量問題です。この兼ね合いをどう測るか…チャンバラの「間合い」の世界のような…会話でした。それでは、本日はこの辺で…27日のFOMCで1%の利上げを受けた後の市場の反応で、今の「市場の争点」が、何処に在るか? 明確になるのでしょう。

今日はこの「市場の関心の話をしました。そうだ…こちらを知ると分かりやすいかもしれません。読者から教えていただきました。助かっています。ありがとう。

この岡崎さんの考え方とカタルの考えは「まるっきり」違います。カタルはFRBの動向なんか…あまり関心がないと言っては、何ですが…。それ以上に「市場の関心」市場参加者がどのに「焦点を充てて」論議をしているか? その焦点が「大切だ」と思っているのです。

そろそろ…インフレの話から、景気動向の話に、市場の争点が移行する時間だろうと思っているのです。そこの事を、この3日間で述べたのです。この解釈次第で…BASEの高値を買い進むか、どうか…が決まるのです。分かるかな? カタルの発想の展開を述べています。まぁ…色んな意見を紹介していますから、好きな意見を参考にして…自分の頭で考えましょう。それでは…また明日。

最後に…流石アビー・コーエンです。彼女が述べている「アメリカンドリームが消えていく」は、面白かったのです。彼女らしい発想です。このような解釈の仕方が出来るなら…一流域なのでしょう。人間の心は、名目時代が育むのです。彼女は良く、その事を知っているようです。だから…最初は、小さな成功体験で良いから…その積み重ねが大切なのです。薄利多売買手法を馬鹿にしてはいけません。

「ロコンド」(3558)は、たぶん横ばいでしょう。時間を置きましょう。



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