かたる:市場はトランプ相場の疑念が渦巻いています。まぁ、当然ですね。識者の見解は、よく理解できます。昨日、岡本行夫氏が、何処かのテレビ局で、東西冷戦の崩壊と同じような体制転換かも知れないと…述べていましたね。EUでは…
先日、カタルは極左と述べたようですが、極右なのですね。訂正します。自国の権利を主張する極端な保守的な態度を示すらしいのですが、左翼が革新的で、右翼は保守的だとか…。現状の移民を受け入れるEU体制を否定する国民戦線のマリーヌ・ルペン女史は極右となっていました。その極右勢力が集会を開き気勢を挙げていました。
この流れ…ウクライナ侵攻や中国の南沙問題、更にブレグジットにトランプ政権の誕生を観て、彼は東西冷戦が崩壊したグローバルゼーションが転換すると考えているようです。この考え方は…充分にあり得ます。カタルの主張している「先進国への回帰現象」も、似た考え方です。カタルはスマートコミュニティーへ移行する過程と考えていますが、金融危機から、金融規制に繋がり、一部の人しか潤わない格差が広がりました。金融機能が正常化してないので…なかなか景気の広がりが実感できなかったのです。
だからイエレン女史は失業率の数字より時間給の賃金水準に拘り、ダリオ時間の懸念を払拭しました。ようやく、昨年の夏ごろに金融規制克服論が芽ばえましたが…時すでに遅し…ブレグジットとトランプ政権の誕生です。ただ現状の米国はオバマレガシー効果が存在し…既に景気波動は上向きになっています。まだ半年だから実感が乏しいのでしょう。
カタルはおそらく識者のトランプ批判の意見は正しいのでしょうが、時間ギャップがあると考えています。先ずはトランプ効果が発揮されると思っています。たぶん、1年~2年程でしょう。2年後の選挙は負ける筈で…その半年前辺りから、急速に株価が売られる展開なのでしょう。ただ、先進国への回帰現象の中で、うまくIoTやAIを利用したスマートコミュニティーを導入できれば…そのまま景気は拡大を続ける可能性はあります。
分かりますかな? どう考えても、このまま失速するとは考え辛いのです。それほど…オバマレガシーは確かなものなのでしょう。想い出してください。1年近く、カタルはダリオ時間とイエレン時間の話を…展開していました。ようやく…金融規制克服論が誕生したのです。だから昨年ようやく、2度目の利上げが成立したわけですね。
このカタルの考え方が当たるかどうか…。それなら…間もなく、金融株は二段上げに突入しますね。三菱UFJの700円割れは買い場になります。実は全体の指数を調べていますが…ようやく好転率が底打ちして反転します。そのグラフを掲載しておきます。いよいよ、本格的な株価上昇が可能になるかもしれない…と考えています。
こんなに早く…カタルが見通しを述べると…多くの読者は違和感を抱くでしょう。でも…ね。諺は良く出来ています。「強気相場は懐疑の中で育つ」のです。カタルのこの仮説が正しいかどうか…分かりませんが、当たるんじゃないかな?
コンチクショウ!ですね。折角、良い銘柄を発掘しても、ものに出来なければ絵に描いた餅です。Vテクの話です。3000円割れだったのです。それが…今は17000円台ですよ。まもなく6倍ですね。あまり早い指摘も…駄目なのですね。だいぶ上がってからの指摘の方が、丁度、良いのかも知れません。今年のテーマは銘柄を当てることではなく、如何に集中投資が、出来るかどうか…。結局、自分自身の度量の問題なのです。銘柄などは…何でも構いません。どんな株も2倍や3倍程度ならあり得るのです。それをものに出来るかどうかなのですね。
さて…本日は先日、打診買いをしたDeNAが買値を下回りましたね。先日は確か…2545円だったと思います。たぶん2500円割れ辺りは…買い場の筈です。でも19日は869万株も出来て下げていますからね。通常、あのまま先の高値を超えてから下げるのですが…。また下値圏の揉み合いを続けており、果たして2500円処が本当の意味の下値かどうか…分かりません。小野薬品もなかなか確定しませんからね。
多くの人は安値を買って、直ぐに上がって欲しいと思いますが、株の仕組み上、そんな事は…先ず、ありません。例外は一部にありますが…そんな事例はないと思って下さい。安全を買えば…時間と言う対価を払うのが…常識です。リスクを取れば時間が節約できます。Vテクの3000円台はなかなか動きませんでしたね。およそ半年間、揉み合いの相場でした。それからようやく増額修正から、上がり始めたのです。今回は高値保ち合いの後の上昇ですね。故に2万円も、3万円も在るかも知れません。何しろ…2020年頃まで大規模投資は続きます。
LGは日本メーカーが有機ELパネルを発注し…繁忙期になりますね。ただトランプ氏は当然、テレビなんかも米国第一主義を述べるでしょう。だからシャープの発表ですね。これは孫氏の意向でしょう。先日の会見で、孫氏はFoxconnの文字が躍ったプラカードを掲げていました。最近、スプリントは新しい展開期を迎えています。確実に儲かりそうですね。覚えているかな? 昨年、カタルはスプリントの株価動向を、今日の市況で伝えています。順調に上がり出しています。ようやく軌道に乗り始めたのでしょう。
さて寄り付き高から下げてきたボヤージュ(3688)の選択肢もあるし…今度975円を抜けば…新高値の夢も出てくるクラウドワークスの選択肢もあります。リスクを避けたい人は三菱UFJの金融株からアドバンテストなどの半導体の選択肢もあります。アドバンは確かに上がりました。既に5割以上は上がっていますが、Vテクの事例から見ればわかりますが、これからでしょう。みんな、それぞれ…自分が信じる所をやれば良いのです。
まぁ、だんだん個別株へのコメントは、減るかも知れません。基本的に素人は新しい銘柄を求めますが、そんな事は意味がありません。一番、知りたいのは方向性ですね。果たして東西冷戦崩壊のようなパラダイムショックなのか…カタルが考える揺り戻しなのか? この辺りは、神様だけが、知っている領域です。所詮、馬鹿カタルは…いつも、迷いながら試行錯誤を繰り返すのでしょう。
カタルは、やはりハイリスク派ですね。だから本日もユークス(4334)の下値に買いを用いています。既に打診を済ませており、更に買えれば…良しかな? でもこんな株を1万も2万も買う度量はないので、所詮は遊びか…。DeNAなら1万株程度は買えますね。小野薬もそうです。でも戻り相場は…面白くないものね。もう一度、クラウドワークスに集中させるか…アドバンか…。迷っているようじゃ…トホホの人生は続きます。それでは…また明日。