需給バランスの確認

世間では北朝鮮のミサイル発射失敗などと言っていますが、故意に自爆したのかもしれないし…実情は北朝鮮の関係者でなければわからないのでしょう。株式市場というのは、実に面白いですね。実際のニュースは「ダシ」に使われます。起こるかどうか…分からないものを、さも実現するかのように見せかけて、市場の反応をうかがいます。未来の可能性をいろいろ市場に問い、その反応を確かめているのです。 

皆さんには、先日から…何度か、「効率的市場仮説」を解説していますが、このような「確かめ」を繰り返し、実際には、市場の需給バランスを試しているものと思われます。 

「かい離」調整というものもそうですね。株価を高値に放り上げ…そのラインにどの程度の売り物が出てくるかを試すわけです。当然のことながら、かい離が高ければ、潜在的な売り需要は増していますから、何か…全体の市況悪化要因が重なると、危ないからリスクを軽減しておこう…と人間は行動するために、かい離の高い銘柄は、利食いが誘発されます。要するに株価の「地固め」が必要なことがわかります。 

逆のケースでは、株価が長く下値に滞在する株価位置のモノもあります。この場合は、すでに人気がなくなっており、多くの潜在的な売り物があるわけではなく、よほど、全体市況が悪化しても、大きな売り物は出てきませんから、大概は…下値で揉み合うことになります。 

何故、カタルがシャープのようなケースを好むのか? そうして株価が、一番、面白い場面の事例として、先ず、赤字からの黒字転換の場面を掲げています。その理由は赤字の場合、株を買う人が居ないからですね。つまり潜在的な売り要因が少ないのです。 

二番目に復配の時期と述べています。実は多くの機関投資家は社内ルールが存在し、危険なものには投資をしないルールになっています。つまり無配の会社や赤字の会社には…年金ファンドのような資金は通常は入っていません。このことを裏返すと…黒字で配当をするようになると、確りした…資金元、つまり短期運用でない年金資金などの長期運用資金が流入しやすくなります。 

だからリスクを取るか…取らないか…。当たり前の話ですが…、資本金、発行済み株式総数が多い企業ほど…企業経営は安定しています。それに多くの人が、そのような会社の株価はカバーしていますから、株価の流動性は非常に高いですね。 

例えば日経平均に採用されている225の銘柄は、そのような基準で選ばれています。だから基本的に赤字にならない、配当を実施している会社が採用されています。中には例外はありますよ。でも基本は一期限りの赤字とか…限定されているケースが多いですね。 

自分が運用する資金が、どんな資金か? このことが非常に重要な要素になります。だから証券マンの人は、顧客の要請を断る勇気が必要です。ところが…いつもノルマに追われていると…見せかけの注文を受け、泥沼に嵌ることになります。ヤクザから、一度でも注文を受けてごらんなさい、抜けられませんよ。どんどん、ヤバイ要求に発展します。そうして転落する人生を歩むことになります。 

だいたい…バブル期に起こった事件である、料亭「惠川」の「尾上縫」事件など…に踊った金融関係者が、馬鹿なのですね。世の中の「良識」というものを知りません。数百億円も料亭の女将が持っている訳がないのです。その料亭に多額の融資を実行したのは…どう考えても…良識がない連中ですね。そんな連中が、日本を代表する金融機関の役員をしているわけです。日本が転落するわけです。 

どんな良い注文も裏を取り…それから乗るべきでしょう。通常、億単位のお金になれば…相手を警戒せねばなりません。証券マンは注文欲しさに…動いてはなりませんね。カタルは新人の頃、ご主人が交通事後にあった未亡人を、信用取引に巻き込んだことがあります。多額の補償金が入ったために、本人も浮かれていたのでしょう。しかしカタルもバカでした。成績本位で…未亡人を信用取引に巻き込むとは…。新人の頃だけですが…馬鹿をしました。 

ネット族のように…若い世代なら、例え株取引で失敗して破産しても、やり直しがききます。だからリスクを取って、果敢に挑戦をしてもいいのでしょう。要するに…自分がどんな性格で…どんな資金の性質かをよく考えて…無理をしないことが、株式投資の最低限の条件になります。このリスクの度合いは、当然のことながら、自分しかその範囲がわかりません。見かけは学生でも…親が金持ちで億単位の資金が出てくることもあります。いろんなケースがありますからね。 

特に支店を預かる地位にいる証券マンは、若い部下の動向には…常に関心を払って行動を見ておかないとだめですね。証券マンは、成績より事故が一番、怖いのです。中には犯罪に巻き込まれるケースもありますからね。手張りをしている社員も中に入るでしょう。現物程度なら良いのですが…信用に手を染めてサラ金から借金をしていれば…早めに手を打たないと…顧客の金に手を付けかねません。部下の人生も管理者も惨めになりますからね。 

ハイリスクの小型株好みのカタル君は、常にリスク管理が欠かせません。だからカタルは基本的に下値圏にある株を好みます。先ほどの話ですね。高値圏の株は結果がすぐに判明しますが…リスク度合いが高いのです。逆に下値圏の銘柄は、結果はすぐに出ないケースが多いですが…リスクは比較的に軽減されています。だって…目先筋の買いが少ないですからね。 

でも下値圏からのボックス離脱は、大変です。丁度、ケネディクスが、この株価位置ですかね。通常、最初の壁に…多くの利食いが入ります。だから最初の関門を抜けるのは、かなりのエネルギーが必要なのですね。そうして…徐々に玉が沈んで行き、動きが軽くなっていきます。だから今の動きは、玉を集めている動きに見えますね。本当の相場は、まだまだ先の話です。カタルは600円台に入ってから、参戦してもいいと述べています。 

逆に…夢のある下値圏にある株は、面白いですね。カタルは金曜日に3回、JTECの株を500株ずつ、合計1500株買いました。でも後で気づいたのですが、あの材料は322日に一度発表されていたのですね。その時、翌日の高値が1401円でした。あの日…なぜ高いのかな?…と思ったのですが、理由を調べなかったのです。同じ材料の二番煎じなので…金曜日の株価は綺麗に…立ち上がらなかったのでしょう。 

しかしこのパターンは、最も強いケースの一つですね。何故、赤字から黒字への転換が株価に大きなインパクトを与えるのか? それは収益構造にあります。企業の売り上げは損益分岐点を超えると…急速に利益が膨らみ始めます。この損益分岐点売上高の目安が、重要なのですね。そうして…その後の売り上げ展開が重要になります。 

株価が上がる分岐点が分かれば、もう怖いものはありません。後はどう買うか…だけの話です。JTECはようやくこの損益分岐点を超え、利益を生む段階に入ってきました。そもそも膝軟骨を補う「ジャック」にカタルは期待をかけています。 

多くの女性が年齢を重ねると膝の痛みを訴えますが、せいぜい気休め程度のヒアルロン酸注入をするのがせいぜいです。この治療法は根本治療ではありません。現在のジャックの利用は、適用範囲が狭いことと…。そうして面倒な手術方法にあります。このために認可を受けましたが、専門医の育成が遅れ、なかなか軌道に乗りませんでした。ようやく2例目以降になる先生が増える程度の状況です。 

28日の中期計画によると平成31年に簡素化を含めた低侵襲化するようです。さらにステップアップしますね。現状の適用条件でもジャックの成長力は高く50%越えが予想されています。仮にこの後は適用範囲が拡大されれば、爆発的に利用されるはずです。それほど高齢化を迎え、膝関節への治療患者は多く存在します。1000万人単位の話ですね。すでに実用化されており、適用範囲の拡大申請は、通常の新薬に比べ、早期に認可されると思われます。さらに再生医療は、日本国が進展を期待している国策案件です。 

ここに来て、28日に中期計画が打ち出され、再生医療の分野で「CDMOCROビジネスを受託事業として、当社の中核事業に育成します」と計画されています。もともと最も期待される再生医療の分野は、腎臓移植などの臓器製造です。カタルは、実験で可能でも臓器の量産化技術を蓄積しないと一般化しないと述べています。JTECは、その先頭を走っています。今回の経営方針の決定で、この動きが加速します。いよいよ本番を迎えますね。 

J・TECの週足推移

 

決算を見ると…今回はジャックの中国での使用特許の一部売却となっており、いよいよジャックの海外展開も視野に入れているようです。新社長を迎え、今回の決算づくりにみられるように…フィルムの支援も容易になり、決算数字に安定感が見られるようになります。息の長い相場が期待されます。その様子を週足のチャートで見るとわかります。この株が下がりそうに見えますか?  

問題は、仕掛け人の存在です。新たに…ヘッジファンドが、狙う筆頭銘柄になります。通常は株価が上がり、手が入ったのを確認してから買うか…。あるいは、このように素質がある銘柄を事前に仕込んで置き、ヘッジファンドの介入を待って、共に新たに…更に買い増しをするか…なのです。もう決算数字は悪化しませんから…どんどん玉は沈んで行きます。 

今回、新社長を迎え、利益余剰金の赤字が消え復配体制が準備されます。まだ収益力が低いために、配当をすぐにする段階ではありませんが、いよいよ株価が飛ぶ場面になります。2013年の初めに…JTEC株価は300円台から4000円台へと10倍になりました。 

これは「ジャック」の保険適用を受けてのことです。ようやく…この理想買いが、現実の段階を迎える時期が来ました。企業業績にジャックの収益が、これから反映されるのです。何故、遅れたかといえば…専門医の研修が義務付けられ、手術が難しく…適用範囲の患者数が限られたいたためですね。 

ここから3年、面白い場面を迎えることになります。なぜなら、目先の業績の伸びに加え…将来期待される人工臓器などの夢の話が、付加されるためですね。最も期待されるのが、透析患者が多い「人工腎臓」への期待でしょう。その話題が実際の業績の伸び加わると…株価は、あっという間に、1万円でしょう。IPS細胞の活用技術は進化を続けています。もし仮に株価がJTECを事前に支援し、公募増資などでさらに資金提供をすれば…再生医療の培養技術の研究は、さらに加速します。分りますかね? ある意味で…株式投資は社会貢献活動です。

このように…夢のある会社の株をあげれば、日本国の未来に貢献できるのです。自分自身で一度、会社側のIRサイトに飛び、内容を精査してから、自分の力量範囲で賛同すれば行動を共にすればいいし…反対の人は空売りをすればいいのですが、この株は残念ながら、一般の人は、空売りができません。この株の三市場残は49万株しかありません。つまり完全に人気圏外の状況が続いています。201511月に100万越えがあったのですが…基本的には2013年から一貫して整理を続けているのです。それではまた明日…。会社のIRサイトはこちらです。



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