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かたる:しかし…今の相場は、儲かる相場ですね。少し見所のある株は、みんな上がっています。それだけリスクの許容度が、上がっているのでしょう。基本的に、いくら良い株でも、全体の相場が悪い時は、絶対に相場になりません。たとえ一時的に買われても、すぐに沈みます。しかし基本的にアベノミクス以降、褒められた政策形態とは思いませんが、良い相場環境が続いています。今の日本株の焦点は「デフレ脱却」ですね。「流動性の罠」から抜け出せるか、どうか?

一昨日、紹介した「バロンズ」の「日本経済の回復に投資する方法」と言う趣旨は「流動性の罠」からの脱出なのです。その様子を、カタルは失業率(1月‐3.0%、2月‐2.8%、3月‐2.8%)と、消費者物価の関係のグラフを作り、何度か…この背景を紹介しています。マネーストックの伸び率(1月‐4.0%、2月‐4.2%、3月‐4.2%、4月‐4.3%)も、その状態を示しています。

今、カタルは、日本株の焦点の話をしています。バロンズ、実際の失業率とマネーストックの伸び率を見ても…分かりますが、この数字や記事が示す先の銘柄は、もう決まっているのです。読者の皆さんは、これらの統計資料を見て…直ぐに株式市場の銘柄に、結び付けられるかどうか…。この連想ゲームは、豊富な経験(キャリア)がないと、直ぐに銘柄を連想できません。仮に銘柄が連想できても…沢山ある選択肢の中で、どれを選択するか?…という難しい作業もあります。

カタルは、以前、娘の話をしました。彼女の亭主はロンドンに居り、豊富な人脈を抱え、シンガポールのプライベートバンカーの話として…来年の日本は、インフレになると言う話を紹介しましたが…覚えていますか? シンガポールは金持ちが、住む国です。税金が安い為にアジアの金持ちは、みんなシンガポールに住居を構えています。その人達はみんな大金持ちで…100億、200億程度の資産を持つ人は、ザラに居ます。

ほら…武富士の息子もそうでしたね。そうして国税に抑えられていた2000億円が還付されました。2000億円ですよ。こんな人たちが軒並み住んでいるのです。その金持ちの専属スタッフがプライベートバンカーです。この人達も優秀です。先日、紹介した25名には入らないでしょうが…数十億クラスはザラに存在するのでしょう。このプライベートバンカーの話も、バロンズの記事の背景になっており、現象が重なっています。

統計数字だけではありません。カタルはトイレットペーパーなどの紙の値上げ…、小麦粉などの値上げ…ヤマト運輸の話など、何度も…報じています。ここに来て日本の個人消費も上向いています。ようやく…官制賃上げ4年目にして、恐る恐る動き出しているのでしょう。昨日のニュースでバーナンキ元FRB議長は、こう述べていますね。消費者物価が2%台を回復しても、直ぐにテーパリングを考えてはならない。…と述べています。出口戦略を訴えた、河野太郎と言う人間はアホですね。宮澤喜一と同じレベルです。

このアホをやったのが…元日銀総裁の福井さんです。カタルは散々批判をしています。あの馬鹿が上に居た為に、ダヴィンチは収益還元法価格なのに…金融庁から、退場処分を下されました。日本中、馬鹿が上に居るから、ブラック企業が蔓延るのです。新聞配達のセールスを3年程度させてから、エリート教育に移るべきですね。下積みの実践を知らないから、末端の動きが理解できないのです。

カタルは貧乏の時も、年収が1億を超える時も、融資を断られたのです。この国の仕組みは国が認める年収300万から2000万程度の人間には住みやすいのです。でも年収が120万の人間にも1億の人間にも、住みにくいのですね。そもそも…そんな人間は、認めないのです。プロ野球選手もそうですね。税金を払うのに四苦八苦している人も多いでしょう。毎月、数百万ずつ納税の期日が来ます。予定納税から住民税と…。まるで税金を払うために働いているようなものです。もう一ケタ上なら…また世界が変わるかもしれません。

歩合セールスを続けても収入は明確ですから、そんなにお金が残るものではありません。税務署は、自分達の論理を押し付けます。結局、領収書は在っても、経費の認定にならず、税金の対象になります。ハニックスの社長が、国税の前で焼身自殺をして、抗議した理由も分かります。自分で経験してみないと分からないことが、たくさんありますね。だからキャリアがあるかないか…は、大変な事なのです。

カタルが毎日データを取っているのですが…もしカタルにエクセルのマクロを使う能力があれば…あんなデータ取りなどの馬鹿らしい時間を使わずに、分析に時間を充てられます。しかし実際は、データを集めるだけに時間を要しているのです。だから勉強は大切ですね。数学も語学力も…。でも、もう直ぐ語学力は必要なくなります。カタルは読者に、表面的な銘柄を見るのではなく…考え方を学んでほしいのです。そのプロセスを紹介していますね。

上記に掲げたデータは、「ケネディクス」が、いよいよ「ボックス相場」を抜けるかもしれない事を示しています。まだ分からないのです。早急に、考えないで欲しいのです。非常にスケールの大きな話なのです。「1300兆円の逆襲」と言う話ですからね。

先日、カタルは、昔の桃源社や秀和のような企業が、必ず現れると述べています。事実ユニデンは、銀座でビルを購入して不動産事業に進出しました。その事を報じましたね。まだ200円以下だったのですよ。今の株価は248円です。

カタルは、沢山のヒントを本文で述べています。数日前は、久しぶりにクラウドワークスを950円で500株だけ買ったと述べました。でも本日は売りましたが…。現物株は、永遠にしばらく持っていますが…。目先の売買も、かなりやっていますからね。

皆さんは、余程、丹念に読んでないと、カタルの隠れた意図は読み切れないと思います。カタルだって未来図は、分からないのです。可能性があることを書いているだけで…当たる場合もあれば…外れる場合もあります。こんな事は当たり前の事です。

ケネディクスは590円ですね。何故、こんなに強いのでしょう。「1300兆円の逆襲」と言う相場テーマが、背景にあり、確実に…その実現に、現実が向かっている為でしょう。カタルは述べています。600円台に入ってから…そろそろ本格的に、株を買い始めても良いかも知れないと…。そうして4ケタに乗ったら、そこからが、本番だと…宣言しています。

Vテクは、上場来高値を更新しました。何故でしょう。カタルは前から述べています。条件が整うなら…ケネディクスも4000円台の上場来高値を更新するかもしれません。更に、経営者が優れていれば…1万円の可能性もカタルは前から指摘しています。

先日、ケネディクスを買ったエリオット・インターナショナル・エルピーなどは、雪山をラッセルする先発隊に過ぎないと述べました。これから続々と後続の部隊が参加してきます。ラッセルをするのは大変ですが、一度、造られた道を…後から歩むのは楽ですね。

雪山でなく、ジャングルを想像しても良いですね。どっちでも、構いません。何しろ1兆7000億円ですからね。大変なものです。何故、カタルが…この数字が、すごいと言っているか? 皆さんは、実際にお金を使ってビルを買ったことがないからです。カタルの友達が、リーマンから800億円を預かり、実際に一所懸命に買い集めたのですが…使いきれなかったのです。未達です。あのバブル崩壊で、銀行が不良債権処理に奔走している最中でも、収益不動産は、なかなか集まらないものです。お金があるからと言って、買えるものではないのです。

何度も、同じことを述べていますが…何れ、分かります。のんびり構えればいいのです。だからカタルは、このシナリオに賭けており、カタルは4桁まで「買い増し」を実行すると述べています。株式投資の仕方は、色々あります。当然のことながら…何処かでフルイにかけられます。Vテクだって…なんども、何度も、振られました。同じことですからね。

へぇ~40万株も出来ていますね。クラウドワークスの話です。誰か、やり始めるのかな? 本日は、売ったけれど…、また買い直しになるかも知れませんね。数字を上げられる証券マンは、一度、顧客に利食いさせた株を、さらに売った株価より、高い値段で…また買わせるのです。常識的には、顧客は怒りますが…出来る証券マンは違います。素直に失敗しました。また上を買いましょう。…と強引に、上の株価で買いますね。大概、顧客は儲かっていれば…なんでも、二つ返事で「お願いします」なのです。

カタルのケースでは、注文を断った顧客は、排除して行きます。そうしないと…効率的な営業などできません。説得に20分も30分も要するような非効率な営業などやっていられません。

いつも「ハイ、分かりました。お願いします。」ですね。でも流石に、ベンチャリで大損をした後は…顧客は渋りました。でもそんなペースで、仕事をしないと…年収1億は不可能です。立会時間中、電話と注文です。今の相場環境は、軽く2000万程度の株式手数料が上がる環境でしょう。

まぁ、現役の人は、頑張ってくださいね。何でも…自分で実際に、やってみないと分かりません。今日の580円は、買えないのかな?…昨日は、買えたのです。少し休んだ方が良いと思うけれど…株価は、市場の総意で決まりますからね。自分勝手な想像をしても、当たるものではありません。なすがままのケセラセラ…。これだけ連騰を続けていると尋常ではなく…もう自分自身で、「負けても良い」と覚悟を決めないと…この高値は、絶対に買えません。

株式投資と言うのは、力量の問題なのですね。最後は、「人間の器」の勝負です。必ず株価は、ぶれます。そのぶれた時に…人間の器が試されます。無理をしないことですよ。所詮は神様が…決める領分の話なのです。それにしても…良く、当たっています。どうしたのかな? 最後の壁が克服できたのか…。それとも偶然の産物か…。いよいよ…馬鹿らしい、このレポートも、終焉を迎えられると良いですね。苦節20年か…。それでは…また明日。



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