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かたる:どうも東芝は日経新聞の言うように…7000億円を市場(立会外買付)から買うようですが…もうゴールドマンサックスと事前の話し合いが行われているのでしょう。 どこでGSがぶつけるかにより株価は決まりますが、この動きをみるとやはり市場マインドはかなり低いのですね。仮に市場から買うとすれば…もっと株価は上昇します。でも事前協議があるかどうかに注目が集まっているから、意外に東芝の株価の上昇が鈍いのかもしれません。「自社株買い」そのものをやめる可能性もまだあります。

東芝の週足推移

チャート上の節目は2016年12月に付けた4750円です。確か…あの時は村上ファンドだったか? シンガポールの何処かのファンドが買った高値です。でも4000円を超えれば多くのファンドは、市場のどの高値を買っていても…利益を計上できるのでしょう。昔なら野村の裁量で、決まっている話なのでしょうが、GSとの話し合いが、何処辺りでついているか…市場動向から探るしかありません。まぁ、どっちにしても…大きな問題ではありません。

でも東芝が仮に7000億円、全てを買い付ける…と言う行動を通じて、車谷さんが決意表明をすると…どうなるかです。この東芝の変身が、日本の企業全般に与える影響は、限りなく大きなものになります。

カタルは東芝が変身を示し、今回の高値を抜いて…どんどん株価が上がるような利益を上げて復活できるなら、多くの日本企業がROE経営に転換するのだろうと考えています。既に三菱UFJなどは、株価に対しても…高い関心を持っているようです。

日本の多くの企業は、非常に多くの無駄を抱えています。村論理と言う目に見えない縛りを抱えているのでしょう。業界の秩序とか…。建設業界を見ると分かります。なかなか談合はなくなりません。むしろ村論理の共存共栄の精神の方が、日本人自体が自然だと思っているのでしょう。ただここに来て、この精神構造が時代の変遷で変化しています。

だから「東芝の変貌ぶり」に、高い関心が集まります。この結果は時間が掛かります。最低3年程度、観察する必要があるのでしょう。ただ半導体の上場問題など考えると、スーパーサイクル論との兼ね合いがありますが…来年も東芝は市場を席巻するのでしょう。

だからこの自社株買いの評価が、決まった後も面白いです。カタルはそう考えており、余裕があるなら…たとえ少しでも株を残したいと思っています。継続観察銘柄になります。

でもどうも日経新聞の報道は…事実のような気もしています。でもGSとの話し合いが何処でついているか…なのでしょう。それは相場を観察していれば分かるのでしょう。特に出来高に注目しておくべきでしょう。

最近、なかなか止まらないケネディクスの株価は、良い所に来たように感じています。理由はカタルが買った株価を下回りました。確か…あの株価は550円前後でした。それにテクニカル面の価格が530円です。この下げの切っ掛けは業績の保守的な見通しに対する嫌気なのでしょう。

加えて…スルガ問題から我が国の金融界の不動産向け融資への方向転換などの外部要因もあるのでしょう。でもカタルは国会で審議されている移民問題など…日本の根底問題が大きく影響を与えると思っています。都市部の地価上昇は続きます。何故なら、日本国は、もうデフレ社会に戻らないからです。

カタルには、やはり日銀がリートやETFを買っている意味をもっと真剣に考えるべきだと思っています。既に日銀はGDPを上回る量の資産を買い入れています。大半は日本国債の購入なのですが…これは財政ファンナスです。でも円は大きく売られません。でも金持ちは資産移転をしていますよ。やはりシンガポールを拠点に移す「お金持ち」は賢いのです。

でも何故、日本人の多くは株式投資をしないのでしょう。カタルには、ここが不思議でなりません。三菱UFJの配当は、年間で22円にするのです。株価が660円にして3.3%ですね。仮に…優良顧客が1%台で借金を出来て、三菱UFJに投資するとすれば…2%の鞘が抜けます。100億円で年間2億です。それもリスクは殆どありません。この金融環境下でこれだけの利益を上げており、未来が楽しみな筈です。何故、なかなか「裁定概念」が動かないのでしょう。

東芝と言い、三菱UFJと言い、鉄板相場はたくさんあるのに…日本人と言う人種はやはりカタルには理解し辛い種族です。振り込み詐欺にカタルも遭遇しましたが…確かに上手く話しは創られていますが、ちょっと考えれば分かると筈です。

でも多くの人が被害に遭うのは…本当に不思議です。汚い奴等です。弱者から金を抜こうとするなら、市場から抜くべきです。もっと市場に、賢い参加者が増えていい筈なのに…。裁定概念も働かない異常な光景が続いています。

さてゴタクを述べても仕方がありません。昨晩のNY市場はイギリスの相次ぐ閣僚辞任を見て…諦めていましたが、結果はプラス圏で推移しました。ニュースを見ているFAANG株をファンドから外す動きなど…が報道されていました。

通常、プロ達は、このような場面で株を拾っています。何故なら、株が下がると思っても、ここでは…更に株を叩きません。空売りの連中もプロですから、高値を叩くのです。髙く売った方が、儲けも大きくなります。

今は期待感が薄れて、株価が上がりそうに感じられませんが、意外に株価の値動きは強いのです。この人達は一度、株価を上げてから、再び売るのでしょう。カタルはそう考えています。今、ケネディクスの530円指値が買えました。コンチクショウです。嬉しくもありませんね。この論理価格以下まで、売られる市場は相当弱いのでしょう。

カタルは昨日、新高値更新の話をしました。10月2日に付けた24448円です。この水準を現時点では大きく上回ることはないでしょうが…おそらく来年2月頃にはこの水準を超えると思っています。その年末年始のアノマリー相場が、これから…と言うより、もう始まっています。でも東芝を持っている人以外では、自分の持ち株が、まだケネディクスのように下がっているから、なかなかカタルはそう述べても信じられない思いでしょう。

でもカタルは昨日も話しましたが、様々な「市場の整合性」を見て、もう株価は上昇を開始していると思っています。その代表格の銘柄が「東邦チタン」であり、「東芝」だと考えています。だからこの2銘柄に的を絞り、カタルはこの年末年始の相場を事前に皆さんに伝えました。

今は「買い」の連中が儲かってないので、動きが鈍く…その流れが潮流にまで発展していません。でもカタルは、まもなく時間の問題で…新しい胎動がスタートする様子を皆さんも実感できると思っています。ケネディクスも含めてです。この株と三菱UFJは同じグループです。「名目時代の確立」を確認する銘柄群です。

先日、カタルは空室率と賃料の話をして、ようやく日本にも「期待値」が、芽生え始めたと様子を伝えました。未来に対する「希望」が生まれた様子を伝えましたね。まだ多くの人が実感できていないから、NYダウ平均株価や上海総合株価の動向に、怯える行動を取っています。でもカタルは事前に伝えています。

それは…この環境下だから、明確な上昇にはなっていません。でもDeNAの1800円台は2189円になり、チノーの出遅れを指摘していましたが、今は1459円です。逆金融相場から、次の展開に移行する場面だから、みんなが大儲けできるほど…力強い上昇を期待するのは無理ですが…確実に日本経済は歩み始めています。

東芝の株価上昇は、その様な動きの表れなのです。でも何度も…「市場の整合性」の話しを展開していますが、皆さんには「馬の耳に念仏」なのかもしれません。

でも日本株はデフレの関門である22750円を挟んだボックス相場なのです。この動きはまだまだ続くと思われますが、三菱UFJの平野社長の談話を聞いて確信しています。彼は自社株水準の「安さ」を嘆いていました。ケネディクスの自社株買い行動は正しいのです。株価は下げていますが、経営者は実体を、良く知っています。

でも市場と言うのは面白いものです。だから無限のお金が転がっていますが、なかなか回収できず、逆に放出する事もしばしばあります。古河電工の打診買いなど…馬鹿な行動をしたものです。

来週、再来週、続々と期日が来ますが、カタルはこの教訓を、次に必ず活かします。小野薬品も…このDeNAも、古河電工も…同じ形のグループです。カタルの買いの判断は正しいと思うけれど…いつもタイミングが、微妙にずれています。この僅かなズレが問題です。

昨日、古河電工を3150円で200株買ったと言いましたが、本日は今3200円の古河電工の200株が先ほど売れました。 通常、ダメな相場なら、決して高値に指値をしても売れません。これは期日分の対応です。これで損金が確定しました。332285円です。

たった200株で始めた取引が、大損になった結果です。あれは5月23日に4780円で買った「甘い判断」が今日の期日になりました。この33万は何処かで取り戻します。

まさにコンチクショウ相場は続きます。ギャフン!きゃん、きゃん。



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