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かたる:まもなくサイバーダインは乖離調整を終え…前回の高値の838円を超える可能性が高いのでしょう。しかしカタル君は、残りの500株を利食いすると持ち株はなくなり、サイバーダインから手を引きます。でも株は上がるのでしょう。「はてな」も「SANTEC」も良く上がりましたね。何れも…僅かな期間の大幅な株価上昇です。

でもカタル自身が、この「体たらく」です。いくら情報が良くても活かせないと駄目です。どうしたら…活かせるか? この方法論の一つがブツブツ投資ですが、今回のように、銘柄を選択してから、直ぐに株価が上昇に次ぐ上昇では、このブツブツ投資は効果が出ません。持ち株が少ない為です。この辺りがカタルの課題でもあります。

銘柄を選別する能力は、かなり高いと自負しています。事前のあがる銘柄は大概チェック済みのケースが多いからです。でも資金がなく…買うために上がる銘柄を売ることもしばしばあります。もう少し潤沢に資金があれば…株式投資も楽しいのです。でも資金はなかなか作れませんからね。大概、思い切って勝負をするときは外れるものです。

以前、マイクロソフトの実例を紹介しましたね。あの株も凄い成長株でした。あのお客さんはどうしたのでしょう。その後、幸せに暮らしているのでしょうか? しがないOL生活を送っていた人が、マンションを買う頭金の500万円をマイクロソフトにぶち込み、そのお金が大化けしました。お金は人生観を変えますからね。銀座のクラブが…懐かしい。

でも高いですよね。一般庶民の感覚ではありません。その辺の居酒屋で焼酎を飲めば…高くても800円ぐらいかな? でも銀座の一流クラブは、座って一人4万円前後です。たいがい2人で行きますから、10万くらいが飛ぶ計算です。一晩でカタルは20万くらい使う生活を2年程続けました。でも最後は、税務署に御用です。良い時に来てくれるなら良いのですが…税務官が来るときはブームが去った後に来るから大変です。カタルはサラ金から800万を借りて納税しました。でも国から借りた方が良かったかどうか…。世の中は色々です。

サイバーダインの日足推移

このサイバーダインは…なかなか頑張っています。チャートを見て下さい。75日線の上に位置して下げません。故に、まもなく2段上げに入り200日線を目指す確率が高いのでしょう。チャート論的には、そう読めます。しかも戻り高値の半値戻しを達成しており、「半値戻りは全値戻し」の格言もありますから…たぶん、行けるのでしょう。

最近はチャート論の解説が多いですね。この根拠は「効率的市場仮説」と言うものです。「株は全てを知っている」と言うものです。だから昨年末のFRBの金融政策が批判を受けたのです。株価が下がっているのに…利上げを敢行しました。市場主義の国の中央銀行総裁とは思えませんね。まるでバブル崩壊を作った「平成の鬼平」こと三重野康(元日銀総裁)のようです。

株価なんか関係ない実体経済は確りしている…と、利上げを敢行し続けました。そのような前例がある為に、過度に警戒をして「クリスマスショック」になりました。あの悪夢のような1か月間で、カタルは昨年一年間の利益を飛ばしました。トホホ…。

でも…仮にこのままNY市場が新高値を取れるなら…あの利上げは「期待感を剥落」させ、景気波動の天井を更に「先延ばし」した事になります。故に、褒められる政策かも知れません。債務は増大しており、利上げは借り入れコストを上げますから振い落しになります。市場経済と言うのは、常に勝者の論理です。市場競争に負ける人を救うのではなく…淘汰して、更に前に進むのです。

だから日本が延命策を講じたシステムがおかしいと批判されました。今でも…必要のない金融システムが残っています。JDIなどが日本に必要なのかどうか…。雇用を守る為と言う大義は、人手不足が言われる今の時代には通用しません。

産業革新機構とか…なんで、存在するのでしょう。カタルには、官の増殖システムにしか見えません。だから「失われた時代」が長引いているとも言えます。売り上げに拘り、利益を捨てる企業が、なんと多い事か…。競合相手の多い分野に、更に進出しようとする大企業、AIや自動走行など…パイオニアの失敗は、あの開発競争です。トヨタが負け組に転落する分野で、どうして勝てるのでしょう。

故に…「独創性」が光ります。あまり成功できそうもない分野で、利益を上げ続ける会社は光ります。効率的市場仮説が正しいなら、このクリスマスショック時に株価が上昇してきた「フリュー」(6238)は、いったい何者なのでしょう?

市場で騒がれる…どの銘柄も、昨年のクリスマス時は大幅に株価が下がっているのです。そのような厳しい環境下で、株価が高値を取るなんて…信じられない思いです。だからカタルはこのフリューを手掛けたのです。

フリューの日足推移

1200円台だったサイバーダインが500円を割れる相場環境です。その間に、このフリューは900円台から大台を変え1000円台に乗るのです。しかも一度クリスマスショックで919円まで売られたのに…あっという間に高値水準の1065円を付けるのです。一体、此奴は何者なのでしょう? 通常の人間なら興味を持ちます。

リーマンショックのような下落状態の中で、株価が上昇してくるなら、もう怖いものはないですね。あのようなクリスマスショックでも、株価は下がらずに上昇するのですから、下がる心配をする方が異常です。…と言う事は、何れ、大きく上がると考えるのが普通でしょう。

効率的市場仮説が真実なら、やはりフリューは、いずれ人気株に育つのでしょう。今の株価なら恐くはありません。この水準なら失敗しても心配ないのです。だって…クリスマスショックのような下げ相場でも、ビクともしないのです。

このサイバーダインも、フリューも…どちらかと言えばチャート論の話です。あとは皆さんの判断です。カタルは一応、証券マンだから、様々なニューズの顧客に対応できます。皆さんが求める成長株に出会う機会は、一生に一度あるかどうか…。しかもそのチャンスに巡り合っても、多くの人は「お触り」だけです。1割程度の儲けで、満足するのです。

先ほどの、マイクロソフトのOLの話は、様々なマジックがありました。アメリカ株を知らないおじいちゃんの歩合セールスだったために、株がいくらになっているか…セールスが知らなかったのです。知っていれば…セールスをかけて、株を売らせて投資信託です。

しかも買っていた本人も、株の事は知らずに…いくらになっているか分からなかったのです。10年程度…かな? 不動産がドンドン下がり…そろそろ自分の給料でも小さなマンションが買えるかな? だからあの株を売って、頭金にしようと売りに来たら…ビックリポンです。たった500万が10億円以上に変身です。

世の中は、嘘のような本当の話が実際にあるのです。様々な偶然が重なるから、ビックリするような現象が生まれます。プリクラなんて…魅力ないなぁ~と思うのでしょうが、世の中は「独創性」が社会の方向性でもあります。何となく…分からない魅力があります。

そんな事を…株価が事前に知っているから、クリスマスショックでも、こんなに株価が強かったのでしょうか? やはり今後のフリューに興味があります。これから、どうなるのでしょう。本当に…株価って、先見性があるのでしょうか?

本日は普通の株の動きと同じサイバーダインと、異色なフリューのチャートを比較して考えて下さい。どっちも…上がりそうにカタルには見えますが、最後の軍配は、一体、どちらに上がるのでしょう? 因みに…カタルは1035円と1030円で500株ずつ買っています。

それでは…また明日。



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