アーカイブ:2020年12月

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カタルは以前、国家という体制は、いずれ消えて地球連邦構想になる…と述べました。このハシリが最近の報道からうかがえます。巨大IT企業に対する政策当局の規制強化です。欧州は負け組です。米国に比べROEの見劣りは、そのような現象の一つの現れなのでしょう。アントの上場間際の強制的な介入は、親会社のアリババに波及しています。習近平氏はどうも民間企業の成り立ちも否定するのかもしれません。

中国は日本同様に高齢化問題が一気に浮上します。例の一人っ子政策の為です。この影響でミャンマーから人身売買を経て、花嫁を買う動きも問題視されている程です。詳しい比率は分かりませんが、女性不足なのです。

オーストラリアとの関係を見ると…あるいはカナダとの交渉を見ると、怖くて…中国に行けないという意見もありました。日本以上に理不尽な強権政治です。国家は絶対です。国家批判をしようものなら、抹殺されます。たぶん、ジャック・マー氏はその「見せしめ」になっているのかもしれません。アントを巡り表面化した共産党員のジャック・マー氏の今後の動向が試金石になるかもしれません。

この株価価値が最大の強みになっているソフトバンクは一つの峠を迎えたのかもしれません。MBOとの綱引きでしょう。ソフトバンクは、SPACのIPOで5.25億ドルも調達するそうです。このSPACは、ある意味で「詐欺」のような仕組みです。何故なら、投資先も決めずに実体のない投資会社に出資をする形です。カタルの嫌いなビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)みたいなものです。今の過熱する投資環境を示唆しています。

ざっと…最近の事象を追いました。この背景をしっかり理解してないと…相場の動きが理解できなくなりますから、この背景を探り自分なりに理解を深めなくてなりません。株屋は相場を読むために膨大な資料を読み、その背景を理解しようとしています。日経新聞など…後追い新聞で重要なキーワードを追っていないのです。

カタルはリーマンショックの頃、全く、本当の背景を知りませんでした。単にサブプライムローンの話だけだと思っていました。ところが…その仕組みを利用したブラックボックスがあったのです。そうです、「影の銀行」システムです。金融デリバティブを利用したCDSという存在を、当初の日経新聞は伝えていません。あの当時はインターネットも普及していましたが…カタルは英語が読めず…今のようにロイターやブールームバーグなどの記事を、スマフォで読める環境ではなかったようにも思います。

その為に、意図された記事しかカタルには選択肢がありませんでした。だからCDSの残高が天文学的な数字になっていることは、リーマンショックが起こってから、初めて知ることになります。あの当時、サブプライムローンだけでは大きな問題にならないだろうと思っていたものです。ベンチャリで40億円を飛ばした背景の原点です。これを切っ掛けに2006年からのカタルの転落が始まります。

ベンチャリを手掛けているときは、株式手数料の1000万円割れなど…考えられないと考えていました。つまり月額報酬が毎月400万円以上の数字です。だから銀座に店を出して従業員の給料を払ってもやっていけると思い、ビスタと言う会社を立ち上げました。しかし…リーマンショックが起こります。ツキがあるか、ないか…というのはわずかな違いです。ピンチがチャンスになるケースもあるし…いろいろです。

最近、思うのです。何故、邦銀株が安いままなのか?

カタルはこのリーマンショック後の三菱UFJの株が800円前後かな?  その辺りで打診買いを始め、500円割れになり馬鹿になりました。ところが…未だに500円以下です。この理由を考えると割安だとか…そんなことは関係ないのですね。市場と言うのは「方向性」の問題だと考えるようになっています。

この考え方は「東邦チタン」の失敗の時に、学び始めています。そうして今回のコロナ禍でもそうです。原油価格がマイナス37ドルでしたかね…信じられない現象が生まれました。先物相場の為ですが…そんな環境で、石油の生産会社が倒産するのに設備投資をする会社の千代化の株価が上がるわけがありません。同じことです。737MAXが運航停止になりボーイング(BA)が大幅赤字なのに…航空機の材料であるチタンの株価が上がるわけがありません。

今回は、たぶん初めて…この大阪チタンと東邦チタンの株価の逆転劇が生まれています。この意味は、MLCCは好調だけれど…チタンは依然、駄目だという事です。たぶん…折角、上昇を始めた東邦チタンをまだ持っている方には申し訳ないが…株というのは、全ての条件が揃わないと、なかなか良い相場になりません。今の航空機市場を見れば…分かりますが、すぐに回復する状態ではありません。だからいくらMLCCがバカ売れしても…東邦チタンの株価の大幅高は、あり得ないでしょう。

このように…方向性がどちらに向いているか? 

時代の流れの先行きを読むために、今、世界で起こっている様々な事象が重要なのです。チリは大変ですよ。日本のメディアで、その報道を見たことがありませんが、公務員の給料は「スズメの涙」の水準ではありません。日本人の感覚で月給が数千円の世界なのでしょう。誰も働かなくなっています。だから学校も税務署も警察もみんな機能していません。「ガラガラポンの世界」です。日本の行く末です。

何れ…預金封鎖も起きます。このまま馬鹿なメディアに侵され続けると…未だに「桜を見る会」で揺れる政治情勢をみると、日本のメディアは売国奴です。

日本人を間違った方向性に誘導しています。菅政権は鉄板の村社会である通信料金を引き下げた功績を消えています。もっと真剣に考えましょうよ。僕らの子供や孫のことを…75歳以上で医療費が2割りなんて…それでもおかしいのです。3割負担が当たり前です。年金財政が破綻をしています。働かない年金などの上限を15万円程度にして、カットしましょう。15万円もあれば…田舎なら暮らせるはずです。何しろ…家賃も5万円以下のところはいくらでもあります。

自分の頭で、世の中の仕組みを考えると…何故、未だに関西電力の問題が起こるのでしょう。既得権力の日本医師会が表にしゃしゃり出て、政治の問題に口を出して医療体制が逼迫していると喚きます。政治家も自分は違うと思っても正論を述べる環境ではなく黙ります。

看護師が不足しているといいます。そりゃ…そうですね。テレビを見ると掃除などの雑用までやっています。お金を払えば、リスクを負って掃除する業者もいるでしょう。看護師の負担を軽減させるために、その雑用を受け入れる所は、たくさんあるはずです。何故、自助努力で、そういう方向転換を考えないのでしょう。看護師も月給を100万にすれば…潜在的な資格を持った人達も、リスクを覚悟して復帰する人がいるでしょう。市場原理を導入すべきです。

カタルにはサッパリ分からないことだらけです。色んな意見があるのは承知しています。人間は自己中心的だから…自分がコロナになっていないから、カタルのように勝手なことを言います。株と同じで「主体と客観」評価です。

今日から、ケネディクスは748円の売り物になりましたね。こうやって下げるのでしょう。でもいつか…新たな買い手が生まれると思っています。今は端境期で、難しい場面です。やはり宮島という人間はバカでなく…頭が良いのでしょう。1月8日でしたかね。いくらでも下げればいいのです。TOB期間中は裁定が効くのでしょう。ですが…継続するかどうか分かりません。まぁ、TOBを止めても構いません。何れ、2兆円の意味が理解されるでしょう。配当を止めた株主総会が見ものです。

そういえば…東芝の株主総会の話…話題になっていません。あれは大変な問題ですよ。こちらだけリンクを張ります。この話は株主資本主義の「根幹」を揺るがす問題です。事実なら、東京地検が証取法違反かなんかで…動く案件です。しかし日本は村社会ですから…ね。今日は相場論を展開せず、様々な複雑な問題を提起しています。それぞれの背景をリンクして、いちいち、何故、カタルガ重要と考えているか?を説明すると大変です。皆さんもそんなレベルでもないでしょう。こんな話はあまり人気ではないですからね。

しかし…本日書いた「方向性」の話は、最近考えている重要なテーマです。何故、いつまでも三菱UFJが、上がらないのか? 逆にどうしようもない株価、安川電機などは非常に割高に見えます。ですが…カタルには見えないだけの話かもしれません。

MMT理論やベーシックインカムの話を突き詰めると、ロボットが人間の代わりをします。だから未来図を先取りしている相場とも言えます。人間は未来の希望に向かい行動をします。だからグロームHDは、ここから意外高を発揮しても不思議ではありません。

カタルは会員の皆さんに、金子さんの性格と普斉堂が1750円で株を引き取ったことを知り、買い始め…クラウドファンディングの返済の話で暴落しても買っていました。僅か3000株の話です。

途中で1000円前後の時に、もう1000株を買い増しして、下げられたためにその高値で買った玉は売りました。そうして1400円で買い500株は追証で利食い、もう500株も1830円の寄り値で売りましたが…また参加しようと思っています。まだ…昔の額面株50円の印象を持っています。何故なら、大株主の買値が1750円だからです。

ただ、この水準は流石にもたつくと考えています。ロコンドは、3000円以下は何処でも買い場、2500円以下は絶好の買い場…と述べてきました。その有言実行のために…カタルは反省を強いられました。しかし時間の読みを間違っただけの話だと思っています。

少し前に述べました。夏ごろの話かな? ケネディクスと比較してロコンドを「雪だるま投資」の選択をすれば良かった…と述べた時期があります。今はそんな心境になっています。何れケネディクスの決着がつくから、それからです。皆さんの多くは目先投資でしょうが…時間軸は、人により様々です。株価が下がることで、新たな参加者が生まれます。その繰り返しです。

今日のマザーズ指数は安くなっており8.14安の1159です。アンジェスの株価は36円安の1253円で、PSSも30円安の950円です。しかしロコンドは30円高です。何れ…イナゴ族も「資質」の違いを、実感すると思っています。ですが…初の協賛で、色んなことを学びました。SNOWの存在の意味を理解したことは大きいですね。

技術革新の流れは止まりません。いや、この流れを止めては駄目です。何れ、地球連邦の向かいのです。カタルはジャック・マー氏の考え方が正しいと思っています。もう一つぐらいリンクを張っておきます。

このことは何も、中国だけの問題ではなく、米国でも欧州でも同じ問題が起こっていますが…たぶんこの流れが正しいのです。既に国家などの体制、そのものが古いのでしょう。MMT理論とコロナ禍は密接に結びついています。このような形で、神様は人類に、「進化の度合い」を課題として与えているのでしょう。それでは…また明日。

今日は難度が高かったかな?ごめんね。ですが…たまには良いでしょう。



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