医療体制の不備とROE

中身は読んでないが…「見出し」だけ見ると、日経新聞はようやく「医療体制の不備」を報道し…改革を促しているのかな? 

しかし日経新聞は、自らの使命を忘れています。何故、日本は内部留保を475兆円も貯めたのか? 更に2013年の春に日銀は「異次元の量的緩和」をスタートさせたのに、「流動性の罠」から抜け出すのに、2020年の末まで…かかったのか? この空白の7年間は、ハッキリ言って…日経新聞の罪です。

何故、米国はGDP成長率が6.4%増なのに、欧州はマイナス2.5%減で…日本はマイナス4.5%減なのでしょう? 単純に、ワクチン「接種率の違い」だなんて…小学生レベルの回答をしないでください。その背景を問うているのです。

日米欧のROEの推移

此方の資料は、少し古く…2019年11月のものですが…イメージさえ掴めれば良いでしょう。日経新聞が企業経営者を教育しないために、日本はどんどん劣化していったのです。村社会の「ぬるま湯」体質に溺れ…いつしか「茹でガエル」になった姿が、今の日本です。

別に医療機関だけではなく、東芝の問題は、そういう事ですよ、

そもそもROEが低いから…非効率な社会形態に陥っているのです。GAFAの四半期決算は軒並み2倍の利益水準です。この意味を…この時代背景を真剣に考えないとなりません。

日経一面には、同じく…菅総理が日本医師会に休日・夜間の要請をしたと言いますが、何故、市場原理を導入しないのでしょう。確か、時給7500円とか…言っていましたかね? 

数字はうる覚えですが…。看護婦不足も時間給をどんどん上げ、バランスが取れる水準があると思っています。市場原理と言う物は、そういうものでしょう。お金で解決するのを日本人は嫌いますが…それが合理的な判断でしょう。

大阪なおみさんがテニス以外で稼ぎ、年間40億円とか…。今までは20億円ラインだと思っていましたが、いよいよ上位1%の世界は、一気に2倍になったのかもしれません。感覚的には世界の中央銀行がジャブジャブ資金を提供しているから2倍が「適切な成長」ラインなのかもしれません。GAFAの利益と大阪なおみの関係には「市場の整合性」が見られます。

新時代の価値観は「文化の香り」…とカタルは述べています。

1985年のプラザ合意、その時にファブレス化が一気に進んだのです。このファブレス化と中国の鄧小平が「富める者から先に豊かになれ」…と共産国家の指導者が語る内容ですか? 見事に一致しています。ここにも「市場の整合性」の関係が見いだせます。

日経新聞はROEを推奨する記事が書けないなら、背景を知っている外部の知識人に委託しなさい。馬鹿ですよ。パイオニアが指名解雇(1993年)をした時に、日立は動くべきだったのです。それを「変わらないことが、我が社の社風」とカタルが訪問した時に、当時の社長室長は述べていたのです。きっと探せば…名刺が何処かにあるでしょう。

ようやく日立化成、日立金属、日立建機を外して…効率化の道を歩んでいます。「総資産経営」の…「規模の拡大」から、利益率の高いビジネスへの転換です。はっきり言って、上場企業が売上高営業利益率15%以下のビジネスに手を染めるべきではありません。

誰かが「薄型テレビ」に手を出すと、我も、我も…。採算を度外視して、日立、東芝、ソニー、シャープ、パナソニックと…薄利多売のビジネスでしのぎを削ります。だから…ソニーはあれほど超優良企業だったのに…凋落して、サードポイントと言う「ものを言う株主」に狙われたのです。

東芝の社員が、偉そうに…自分達の論理を語れる立場ではありません。従業員は猛省をしなくてはなりません。何が「コストカットが厳し過ぎる」だ。

意見を言うなら、先ず自分たちが置かれた立場の「義務」を果たしてから、堂々と正論を述べましょう。自分たちの「ノルマも果たせない奴」が、偉そうに文句を言える道理がありません。

全て日経新聞の報道姿勢が間違っているから「失われた時代」を日本に産み、長い「流動性の罠」に陥ったのです。

いい加減に…日本人は自分たちの「問題意識」に気付かないとなりません。ネット時代は自分が、その気になれば…様々なデータが家にいるのに手に入ります。便利な世の中です。米国の動向も一目で分かるのです。これがグローバル化です。

何故、「野村証券」を買ったのか? 

カタルは述べています。子会社の野村総研株を売り、自社株買いの原資を作ったのです。そうして我が国の金融界では、いち早く自社株買いを実施しました。三菱UFJより先に…。更に…信用取引の金利を0.5%にしました。「フェアな競争」姿勢を、業界に示したのです。グローバル化にとって、最も大切なことは…フェアな競争原理です。

国際価格で勝負する姿勢です。村社会と言う「ぬるま湯」に溺れずに…先ずは「率先垂範」です。この金利は、たぶん業界で一番安い金利です。ですが…これが適正な競争で、市場金利に見合った適正料金なのです。

ユニクロが500円Tシャツを売り出した時の衝撃と同じです。たぶん…この時期です。ファストリ(ユニクロ)は、7200円で株式上場をして…その後は成長を続けました。村社会構造の洋服の「価格破壊」を実行して、グローバル競争に挑んだのです。

確かに…野村は目先、アルケゴスで躓きました。しかし…果敢に攻めるべきです。損失を畏れていては…前に進めず、進歩もありません。GSとの…水は開くばかりです。如何に「情報」が大切か?

日本人には、残念ながら、この「感覚」が、全くありません。

何故、GSは損失を免れたか? あの週に会合が持たれたのです。それを察知し…先だって売却したのです。事前に分からないように「空売り」を仕掛けている場合もあります。情報力の差ですよ。

1兆円以上の損失ですからね。「情報の価値」が分かります。日経新聞の馬鹿さ加減が分かるでしょう。リーマンショックの時に、サブプライムローンを散々報道しておきながら…そこから派生する「CDS」の存在を報道しなかったのです。知っていたはずです。

是非、皆さんは、この連休中に「マネー・ショート」と言う映画を観ましょう。これが調査力です。

皆さんは簡単に情報が手に入ると思ったら大間違いです。この映画の中には、自分たちが実際に現場に出向いて…調査をしている様子が描かれています。大変なのですよ。調べることは…そういう末端の苦労が積み重なって、初めて「市場の整合性」と言う考え方が身に付くようになります。

カタルは本日…日経新聞をマンションの下の郵便ポストに取りに行き、この「見出し」を見ただけで、この原稿を書いています。この繋がりが、一瞬のうちに…閃くのです。皆さんは日経新聞を読んで…ROEの話や東芝の話…そうして日立の話が、直ぐに思い浮かびますか? 

流石に…20年以上、毎日株式レポートを書いていると、カタルもそろそろ卒業式を迎える段階に来ているのでしょう。でも神様は、「御褒美」をくれても良いように思いますが、アルケゴスに、ロコンドの田中君のポカに付き合わされています。トホホ…。

決算を良く見ていませんが、ニュース の見出し だけだと…ソニーの値下がりは、ロコンドの田中君と「同じ轍」を踏んだようです。実質成長時代が長く続き…経営者も心が折れているのでしょう。それに引き換え…ANAは黒字化だと言います。ホンマかいな…。面白いでしょう。決算も…。

イビデンは大幅な設備投資計画を発表。SUMCOは値上げが通れば…設備投資に動くとTSMCなどに述べているとか…。この違いも面白いですね。

さり気なく…皆さんに材料を提供しています。 最後の…この考え方は重要なヒントです。もっと「かみ砕いて」語らないと…なかなかニュースの意味の理解が、皆さんには、進まないかもしれません。本日はヒントだけを書きました。あとは…自分で考えましょう。

「他人任せ」にする癖を、直しましょう。僕らは、自立した…「賢い投資家」を目指すのです。

それでは本日は、これでお終いです。本当は別の話題を提供しようと思っていました。此方の派生です。しかし今朝の日経を見て、気が変わりました。人間らしいね。また明日。



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