様々な問題

世界のニュースを観ると…分からないことだらけ、それがどう株価に影響を与えるか? 誰も、未来は分かりません。今の課題は、米国のM2の変化率推移…米国とグローバルサウスの関係、中国からの資金逃避、このM2に関し、FRBの政策動向です。

ただ株価を観ると…多くの人はインフレ問題か…それに付随する金利高からの金融システム問題程度を気にしています。でも既に相場は、「次の段階」のリセッションから個別の企業業績の変化が課題になっています。

米国株の多くはPER30倍程度なのです。「アップル」(AAPL)は27.6倍で、配当利回りは0.59%です。このPER30倍水準は、かなりの成長を見込まない…と成り立ちません。

チャットGTPで話題を提供している「マイクロソフト」はPERが31.15倍で配当は0.91%です。

テスラの四季報数字

テスラ株は、昔から高い評価で「数字が合わない」と述べられていましたが、今ではPER47.43倍です。無理をして…掲げている数字に見えますが…その動向が此方です。538億ドルから814億ドルですから…51%も売り上げが伸びたのです。凄いものです。この成長力を観るなら…PER50倍もなるほどなぁ~と思います。

最近ツイッターが、ようやく黒字化するそうですが…そのリストラが凄いですね。8000人いた社員数が、僅か1500人だそうです。この強引な大量解雇に批判が集まっていますが、彼らしい対応です。

カタルは「市場原理主義者」なので、彼の行動を理解しています。これが世界の一流域の水準です。そうして仕事に対する認識が、常人の意識とは「別次元」に感じられます。トヨタの章夫社長は300万台の国内生産に拘ったのですね。この数字の中に、エンジン部門の社員など…「要らない人間」が数多く…含まれます。

大胆な「構造改革」を迫られている日本ですが、日本製鉄の橋本さんも霞む…現状に見えます。何しろ…8000人を1500人ですよ。「キャッシュフロー」の大切さを理解できる話です。

損益分岐点の話し(資料はロコンドから)

その損益分岐点の話を、先日、「ロコンド」(3558)の資料を使って…「大阪チタン」(5726)の業績の見通しで…解説しました。カタルは、今期一株利益200円以上…と弾いている根拠の話です。四季報予想は110円程度ですが…。だから…株価は大幅高すると言う未来の利益の話です。この未来と言っても「今期の話」ですからね。

その大阪チタンのスポンジチタンの納入先のボーイングにトラブルが発生し…生産調整に入ったので株価が5%程度下がりました。787ジェット機の前方圧力隔壁を供給するスピリット・エアロシステムズの問題だそうで…米連邦航空局(FAA)も認識しているとか…。報道から分析すると大きな問題ではなく、少し生産が遅延する程度なのでしょう。

何故、大阪チタンがフル操業に生産を高め、政府がその設備投資支援をするのか?

たとえばボーイングは 737 MAX (2022 年末の受注残は 3,653 機) の生産を、現在の月間 31 機から 2025/2026 年までに月間 50 機に増やす計画です。一方、エアバスは、2024 年末までに A320neo ファミリー航空機で月間 50 機の生産率に達し、月間 65 機に達することを計画しています。このような生産計画を持っているのです。更にミサイルなどの安全保障問題が絡みます。

故に大阪チタンの未来は、非常に明るいのです。ですが…ここに来てやはり…「期日向かいの動き」で需給バランスは、改善に向かっていますが、まだスッキリ…解消されていません。その為に時間を待たされています。

ロコンド(3558)の日足推移

少し前、カタルは「ロコンド」のチャートを、かなり…詳しく解説しました。

何度も、何度も…「アフターケア」をしました。二度目の200日線割れでの1000円割れの株価は「買い場だ」と…何度も述べており、自分自身でも1万株ほど…株を買っていました。嘘だと思うなら…右のカレンダーから過去の「今日の市況」を、振り返って読むと分かります。事前にカタルは「未来」を語っています。

本当は…NPC(6255)のストップ高の前も、分かっていました。丹念に決算書の解説を読めば…納入が遅延していただけの話ですから、今回の決算数字に驚きは別にありません。

ところが…今の市場参加者はあまり勉強をしてないようで事前に、株価がなかなか…上がりません。月曜日のロコンドは、この決算数字を受けて…大幅高でしょう。田中君は珍しく…ヤフーの掲示板にも登場していました。以前、カタルは、この行動を批判しました。公式の会見の場以外に登場するのは…経営者として、どうかな?…と思ったからです。

しかし…これが「新しい経営スタイル」になる可能性もあります。

何故、田中君の評価が高いのか? 

前回も感じましたが、今回も僅かな金額ですが自社株買いを発表しています。前回は1億円で、今回は5億円かな? でも「ロコンド」クラスにしては、頑張った金額です。彼の今の心境がヤフーの掲示板や自社株買いで分かります。良い経営者です。リーボックはやはり大きく株価の貢献をするのでしょう。此方の手紙を読めば…彼の資質の高さが分かります。

ルネサスエレクの柴田さん、ロコンドの田中君、何れも共通する認識は「時間」です。ツイッターでイーロンマスクの行動が批判されていますが…カタルは素晴らしい…と思います。「キャッシュフロー」に、拘りを持って、凄い決意です。トヨタの章夫社長の感覚が、「時代遅れ」と述べた意味を、悟って欲しいのです。

世界の動向から…株式市場への見方は、全て繋がっています。グローバルサウスの台頭をサマーズは懸念していました。スリランカの債務問題で揺れていますが…政治家の資質が国民に跳ね返ります。

奈良県知事選挙で、高市早苗がまた叩かれていましたね。でもカタルはこの高市さんは嫌いではありませんね。可能性を持っている政治家の一人でしょう。

カタルが期待している政治家の一人に、東京都第24区の「萩生田光一」がいます。安倍首相に見出された「やんちゃ」上がりの暴走族です。27歳で八王子の市議に初当選をして…なかなか優れた奴です。将来の「総理の器」でしょう。昭和38年ですから…カタルより8歳下です。応援をしたい政治家の一人です。

株式市場を考えて行くと…最後は政治の問題と、教育の問題になります。

特に教育は時間が掛かりますから、早く改革が必要です。消費税を上げて、その資金を教育の現場に回さないとなりません。せめて教員の「正社員」化を、直ぐにするべきでしょう。多くの教員は非正規です。この人たちの処遇を改善しないと教育の場は廃れる一方でしょう。それが振り込め詐欺などの犯罪になって、社会に跳ね返っています。

疲弊する実質経済成長の実験は、いい加減にやめて…名目成長経済をどんどん伸ばすのです。物価の上昇、家賃の高騰…良いじゃないですか…どんどん上げて、賃金もそれ以上に、上げれば…頑張る若者が外に行きません。日本に留まり…がんばります。

「ワーキングホリデー」なんて…メディアは流行のように述べていますが…カタルの感覚は「恥ずかしい現象」に思えます。東芝問題は、その事を述べているのです。

何故、株式市場で切磋琢磨して、投資をするのか?

この原点を、よく考えて欲しいのです。ロコンドの田中君が頑張っているから、効率的な社会形態になるのですね。あの仕組みは、なかなか…優れています。小売りの形態を変える可能性がある取り組みです。だから…株価が下がっても継続して観察銘柄になっています。目先…少し株価が下がっただけでワイワイ言い、チャンスが来て1000円を割れているのに…今度は株価を観て…駄目な会社ですか?

僕らは「賢い投資家」を目指して…未来を観て株式投資をしましょう。

残念ながら、大阪チタンやエーザイのように、カタルは「時間軸」の問題を抱えています。しかし…方向性はいつも正しいと認識しています。Jトラストだって、時間軸の問題だけの話です。今は仕手材料株の選択をしています。それは、此処から世界のリセッションの話がどう変化するか…まだ見えないからです。

M2の変化率の激変は、グローバルサウス問題とも絡みです。並行して脱炭素問題は、世界の規制です。日本だけがG7で主張が認められた? 阿保報道が続いています。

何故、三菱商事が風力発電を独占できたのか? 何故、秋田支店を作ったのか? 世界の…イギリスの風力発電の話を…、日経新聞が、何故、EUと比較しないのでしょう。オランダでも良いですね。もう狂ったメディアの視点を、変えないと日本の未来はありません。困った連中ですよ。フジテレビを買収しようとすると…地検様の登場です。上部の政策官僚は、本当に「日本の未来」を考えて行動しているのでしょうか? 

何故、カタルが「最高裁」の判決に噛みつくか…何故、ゴーン逮捕の話を何度もするのか?

34年間の悲哀の結論です。でもようやく「新しい勢力が台頭」し始めています。だんだん良くなる「法華の太鼓」なのでしょう。また…明日。

最後に、こちらの利率が確定していました。「ソフトバンクG」は最終償還年限が35年で発行から5年後に期限前償還(コール)が可能になるハイブリッド債35年NC5。発行利率は4.75%に決まった。…そうです。同時に「バークシャー・ハサウェイ」は、此方の報道です。同じ株式投資でも…大きな違いです。市場は残酷です。



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