日銀の失敗

本日の日経新聞にカタルが問題にしている福井元日銀総裁時代の量的緩和解除(テーパリング)の様子が描かれていました。なにも…慌てて、マイナス水準まで資金を絞る必要はなかったのです。日経新聞のグラフでは、そのミスがなかなか見えませんが…マネタリーベースとマネーストックの様子を合わせて掲載しておきます。まぁ、歴史は面白いもので…不幸にも此処に、リーマンショックが重なったので…二番底と言うか…、カタルの失敗に繋がりました。まだこの当時は、金融庁も引き締め段階で…赤字法人への融資は禁止です。不良債権処理が、ようやく片付いた直後だったからでしょう。

ベンチャリの失敗は、手痛い教訓として、カタルの心に染み込んでいます。あの時、商社だけが、なんとかユトリがあり、カタルが東大の法学部出なら、友達を通じてベンチャリに出資をさせることも可能だったかもしれませんが…カタルには、その力がなかったのです。あのビジネスモデルは素晴らしかったのに…。小林さんも、松本さんも運がありませでしたね。僅かな金額で乗り切れたはずなのです。10億か…20億か…きっと、その程度のお金で、危機は乗り超えられたのでしょう。

LINEの上場を観て、ライブドアへの扱いを巡り、やはり、あの時の政策が問題になります。何も、あそこまで…叩く必要はなかったと思います。2006年の福井さんの決断と地検の国策逮捕と言う決断は、後世に汚点を残しましたね。金融庁はその後も…強引に一部の取引価格を参考にして、銀行団にダヴィンチへの簿価引き下げを強要するのです。減損会計の強要ですね。追証で、たまたま生まれた…ありもしない価格を参考にして、簿価の引き下げを迫り、ダヴィンチの金子さんは消えました。きっと彼は悔しかったと思います。だってこの時の簿価は、収益還元法価格ですからね。

このような布石があるから、企業の内部留保も、当座預金も、個人資金も「流動性の罠」にどっぷり嵌り、動かない訳です。日銀の福井さんや金融庁の幹部は、自分達の反省を…確り、したのでしょうか? このような後遺症が…マネタリーベースを、これだけ増やしても…なかなか、マネーストックの上昇に、転化しない現実が生まれているのでしょう。如何に、政策が重要か分かりますね。

市場はヘリコプターマネーへの思惑が生まれていますが…、日本人の付和雷同的な行動やメディアのアホぶりを観ると…「ガラガラポン」のシナリオが、やって来ましたね。超円安の物価高のシナリオですから、お金持ちは、この円高下で外債投資を加速させないとなりません。円資金をドルに変えるだけで…ひょっとすれば…2倍から3倍程度の収益機会になるかもしれませんね。頭の片隅に入れておくと良いでしょう。非常に危険な要因が揃っています。その時に、円安下のピーク時に、外人は挙って…円を買い日本の不動産を買う事でしょう。

日本人はバブル崩壊で、明治から培った蓄積を吐き出し…今度はなけなしの財産を外国人に奪われるのかも知れません。これは全てメディアの責任です。馬鹿が上に居る仕組みを作っていますからね。ドイツは途方もない払えない額の戦争賠償金を課せられ…仕方なくハイパーインフレの道を歩み、ナチの台頭で再び戦争に突入しました。市場経済をよく知っている人間に、政策を委ねた方が良いですね。本当に呆れるばかりです。

コンセッションの活用やIoTの推進が正しい政策でしょう。規制を緩和しキャッシュレス社会を構築すれば…一気に、スマートコミュニティーへ移行できます。日銀はアナウンスメント効果を兎に角、活用する事です。当座預金残に対し、時間を決めて6か月ごとに、徐々に段階的に付利金利を撤廃し、マイナス金利幅を拡大すればいいのです。アナウンスもしないから…市場は戸惑い、混乱しているのです。そうして論理的価格を維持できるまで、株式の買い入れを増やすべきです。配当している黒字企業のPBR1倍以下の株式をなくせばいいのです。簡単ですね。

政府は資産を売却してコンセッションを活用して、民営化すべきです。そうすれば社会基盤の効率運営に繋がります。個人情報保護法などの改正をして、遺伝子治療などを活用すれば無駄な投薬もなくなります。その膨大なデータが蓄積され、AIの活用に繋がります。やがて医者などは必要なくなります。馬鹿な僕でも先が見えるのに…何故、早く実行しないのか…不思議です。きっと村論理の利害関係が邪魔をするのでしょう。

でも何故か…、政策期待なのか…どうか。市場は「金融相場」の様相を見せ始めています。この休みは、この辺りをレポートの課題にしようと考えています。ひょっとすれば…一気に「1300兆円の逆襲」と言う名目世界に、抜け出せるかもしれません。このグラフはマネタリーベースは右軸で、マネーストックは左軸ですからね。兎に角、すごい量が…注入され続けています。後は気持ちの問題なので…一気に様変わりする展開もあるのです。

マネタリーバースとマネーストックの前年比推移

マネタリーバースとマネーストックの前年比推移

どの程度…今日の内容が、読者の皆さんに伝わるか…疑問ですが、自分なりに日経新聞を読み、此処に掲載したマネタリーベース(ベースマネー)と、マネーストック(M2やM3)の変化を自分で考えてください。

言葉が理解できなければ…コピー&ペーストして、ネットで検索してください。素人には分かり辛いですね。マネーサプライ(M2)と言う表現もあるし…、こんがらがります。要するに…マネタリーベースが元になり、本来ならここを増やすと…マネーストックも伸びる筈なのです。でも今は当座預金に、折角の日銀供給分が溜まり、仕方なく増やした分を対し、マイナス金利適用にしたのです。カタルが良く、当座預金の210兆円と言う金額を用いるのは、この金額が付利金利(0.1%)適用分で、銀行の収入になっています。なかなか、この資金が動かないから、日銀は懲罰的な意味合いを込め、マイナス金利適用にしました。しかし銀行は、これに反発して…三菱UFJは国債の入札資格離脱をしたのです。

黒田さんも馬鹿ですね。本来は時間を事前に区切り…徐々に移行させるべきだったのでしょう。だからカタルはQE2の段階で。付利金利の撤廃を主張していました。しかし黒田さんの選択は、更なる量的緩和の拡大でしたね。これで一段と国債の流通量が減りました。株を上げ、地価を上げ、資産拡大させ、名目の世界に移行させねばなりません。今までは金融庁が反旗を翻していましたが…この3月から金融庁も方針転換したようです。ようやく一体化しています。まだリートなどへの減税処置が確認されておらず、財務省の動向が注目されます。政策と言うのは…一体化が、効果を発揮します。

カタルは未だに、東大法科にたいするトラウマか…彼らは優秀だと思っています。GPIFが株式運用を開始し、ようやく彼らも…本気になったのではないかと推察しています。もしこの仮説が正しいなら…今週から始まった動きは、本格的な上昇相場の第一歩かもしれません。その辺りの解説を、明日、しようと考えています。それではまた明日。

有料レポートは、来週。掲載の予定です。

 



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