かたる:ケネディクスが、大量保有報告書の提出を「切っ掛け」にして人気付き、690円台に突入しています。しかし…なんで人間と言うのは、こうも…人気に左右されるのでしょう。不思議です。カタルは「時代の流れ」を見ていれば…上がる銘柄は、事前に決まっていると言っています。
今朝、メールを開いたら…夢テクを、会社側のグループが1000円以上買ったと…カタルが、昨日、原稿を書いた情報元のサイトを教えて欲しいと言われました。
色んな民間のサイトで、大量保有報告書が見られますが…基本は、金融庁が管理している「EDNET」の提出書類を加工して提供しているのでしょう。その大元は此方のサイトです。夢テクの会社側グループの買い値は1052円でしたね。提出は10/27です。カタルの「読み」は様々な材料が元になっています。その報告書の詳細は此方です。
もう少し…観察をしないと、仕掛け筋の動向は分かりませんが、ユビキタスと比較すれば、市場は「夢テク」の方を、高く評価しているようです。この辺りの話は、後で続きを、書きます。
このメールを貰い、カタルも久しぶりにEDNETを利用したら…「株式コード」の入力でも見られるように、サイトの改良がされていました。きっと批判が多かったのでしょう。金融庁は、独自のコードを付けて…そのコードでないと、以前は、見ることができませんでした。だから…カタルは批判していましたが、改善されました。まだ工夫は必要なのでしょうが…このような改善は、大歓迎です。基本は、政策も全てそうですが…大衆を原点にすべきです。生産者より消費者が優先されるのです。この場合は利用者本位なのです。
官僚は、いつも自分達が正しい…と自己論理を展開します。(まるでカタルのように…)昨日、例の「バブル」と言う日経新聞の永野健二さんが書いた本を読んでいたら、リクルート事件の事が、書かれていました。やはり…同じ疑問の視点でした。リクルートコスモスの上場が、賄賂になるかどうか。判決が、分かれていることが書かれていました。東京地検は、自分達が法律だとして…ホリエモンを逮捕して投獄しましたが、それなら東芝はもっと…ひどい犯罪です。
彼らの判断が正しかったかどうか…。カタルは武富士の最高裁の今井判事の判決を批判しました。その結果、今の金融界は歪んで見えます。アディーレ法律事務所問題も、その事例です。CM広告をバンバン打つ、歪んだ体制を生み、今度は…村論理で規制です。
失われた時代は、このような様々な判断ミスが重なり…庶民は追い込まれてきました。だから電通のようなブラック企業が生まれ…サービス残業が横行したのです。故に、労働改革は必要なのです。株式市場を通じて…自分で実際に株を、売り買いすれば…様々な矛盾を感じます。是非、政策担当者は、自分で株の取引をすべきです。
何故、ケネディクスの時価総額が、本日の株価は692円ですから1736億円なのか? カタルには、この価値観は、サッパリ理解できません。正常な名目時代の感覚なら、毎年、地価の5%程度は、最低水準でも上昇するのです。2兆円近い保有資産ですからね。確かにリートなどのファンドが保有しているので、100%の値上がり率を自由には出来ません。
しかし地所も借金をして投資をしている訳で、お金は銀行が出しています。ケネディクスはファンドがお金を出しています。法律上は、値上がり率100%がファンド保有者のものでしょうが…実際は、様々な形でケネディクスが、その利益の鞘を抜ける仕組みが出来上がっています。2兆円の5%として1000億円ですからね。その内、歩合セールスなら40%がもらえます。タクシーの運転手は、もっと多いのです。
22750円を抜いたと言う事は…名目時代が、確立することを示しています。だからカタルは昨日も買い増しを実行していました。まぁ、この銘柄は4ケタに乗せるまで…買い続けると公言しています。ただし…自分の力量問題が優先されますから、途中で買い続けることをやめるかも知れませんが…基本姿勢は4ケタ以下の株式ではないと思っています。
前から宮島さんが積極姿勢に転じ、一所懸命に仕事をすれば、一株利益は100円台を出せる器の会社との評価です。此処に「1300兆円の逆襲」から、コンセッションなどの夢が加わると、PERの評価は最大で100倍になり、株価は1万円になってもおかしくないと述べています。
まぁ、色んな批判があるのは分かりますが…株屋は、いつも夢を語るのです。だってコンセッションは、宝の山で成長分野です。しかも借金過多の日本国を…救うのです。此処が重要です。時代が…必ず、応援するのです。まぁ、経営者の「器」問題もあり…一概に言えませんが…。
カタルは名目時代の確立を、調べる為の実験として、ユビキタスにも「買いの手」を入れています。昨日は1210円でも500株だけですが…買いました。基本的に…名目時代は、常に、押し目は「買い場」になります。実質時代は、全体のパイがドンドン萎みますから…利食いをして、更に空売りなのです。しかし…名目時代は、全体のパイがどんどん拡大します。GDPが550兆円程度のものが、700、800、そうして1000兆円となるのです。
カタルの姉の初任給は、確か…2万円ソコソコだったように記憶しています。それが20万円に変化するのです。10倍ですよ。借金をする奴が、勝つ世界です。デフレの実質時代は借金をすれば…必ず負けます。時代の流れとは…こういう事を言います。ケネディクスは700円を付けましたね。こんなのは38915円に向けた一里塚に過ぎません。「1300兆円の逆襲」相場は、これから始まります。
目先は…ユビキタスも、指標銘柄の一つだろうと考えています。夢テクも、そうですね。「災い転じて…福となす」相場に、発展するかどうか。
名目時代は、常に、前向きな行動が、勝利を収める時代なのです。22750円の奪回は、その事を…市場が語っているのです。カタルの読者は、カタルの論理を公然と批判できる賢い読者に育ってほしいと願っています。そうして…互いに切磋琢磨して、バフェットを目指して頑張りましょうね。こまかい金は、どうでも良いのです。楽しい…お金の使い手になりましょう。それでは、また明日。
そうだ…昨日の日経夕刊の「ラウンドアップ」は参考になりますよ。今の市場の争点でもあります。金利の動向から目を離す事は出来ません。ケネディクスが、リーマンショック前の4000円台の高値を抜くかどうか…。様々な条件が…関連します。
あらら…サンフロンティア不動産(8934)も…263円高の1605円と大きく上がっていますね。1000株しか買ってないから、これも利食いではなく…買い増しかな? しかし夢テクでは懲りましたからね。ケース・バイ・ケースと…昨日書いたばかりですが、「馬鹿は死ななきゃ治らない」…からね。200株だけ、買い増してみるか? トホホ…。
ハイ、1608円で200株のお買い上げです。大丈夫かな? こんな高い所で買って…まぁ、世の中は、いつも常識外ですから…面白いのです。またね。