村論理の組織との狭間

カタルは最近、反省をしています。過去のカタルレポートは、基本的に負け組のレポートでした。ライブドアの粉飾決算問題やダビンチを上場廃止に追い込んだ金融行政など…日本の国は、何処かおかしい…と述べて来ました。

今でも、そう考えていますが…でもこれは負け組の発想です。要するに上手く行かない人生に対し、批判の矛先を、外部に向けていただけではないか…と最近は思っています。

政策が、間違っていれば、「空売り」をすべきだったのかも知れません。でも株屋は、株を買わせて、資金調達することが仕事で…優良な企業に資金を使わせる豊かな市場の形成が正しいと思ってきました。

でも…正義感と言うのは見方により大きく変わります。歴史の中では…数々の汚点がありますが、その失敗があるから、進歩に繋がります。だから失敗も必要悪なのかもしれません。出来る事なら…常に勝ち組に回り続けたいと思っています。でも嫌がる馬に水を飲ませることはできません。故に読者の考え方は、いつも自由です。何も…カタルと同じ思考パターンにすべきではありません。カタル銘柄を「空売り」すれば良いのです。

カタルは自己主張が、強過ぎる面があります。だから自分の考えを皆さんにも押し付けますが…世の中には、様々な主張があり、どちらが正しいか? 判断が難しい場面も多く在ります。

貴乃花の行動が問題視され…彼も苦しんでいるのでしょう。自殺した財務官僚もそうなのでしょう。いい加減に…矛盾を処理できない自分自身と組織の狭間に揺れる心は良く分かります。近畿財務局だけでなく、本省でも自殺者が居るとの事。村論理と正義感の板挟みで苦しむわけです。

あまり真剣に物事を考えても…上手く行かないことは多く、いい加減な性格が、必要なのかもしれません。特に…数々の過去の失敗を思うと…あまり真剣に考えず、いい加減に処理をしておけば…無難な人生を送れたのかもしれません。でもカタルの性格は、一直線ですからね。熱情的と言うか…なんと言うべきか。

でも恋愛を思うと…あれほど求めていた感情がなくなり、今は懐かしさも感じます。青春時代は、自分の心がコントロールできず…苦しみます。初恋の告白もそうです。あの懐かしい場面は、今でも脳裏に焼き付いています。

株式投資も…あまり肩入れして、一直線に…進まない方が良いのかもしれません。

最近は、そんな風にも…考えています。ベンチャリの失敗を思うと…今でも、何故、あれほど買い集めたのか? どのくらい買ったのか分かりませんが、顧客すべてに押し込みましたからね。最初は…株価が100円台から500円台に飛び…本当にあのまま値嵩株に成長できると思っていました。でも資金が続かなかったのです。つなぎの資金を提供出来れば、生き返っていた…と、今でも思います。あの時期だったから、資金の確保が出来ずに潰れました。

NSWやイ・ガーディアンなど…古くは、リロ・グループもそうです。銘柄など一つでも充分だと述べて、試行錯誤していますが…最後は、経営者の資質です。どんなに恵まれた環境を与えても、それを、ものに出来ない馬鹿経営者も多いのです。まぁ、こうやって批判することは容易いのですが…実際に実現させるのは、なかなか難しいものです。

リーマンショック以降、国際的に格差が拡大し、意見の集約が難しくなっている様に感じています。イギリスのEU離脱、米国のトランプ政権の誕生、上手く行っている筈のドイツも脆弱化しています。世界の流れは、混沌と…し始めています。どの時点で、水面下の問題が急浮上するのでしょう。

市場と言うのは…面白いですね。株価の意味を考えて行くと…様々な隠れた意図を、感じることが出来ます。

今の領域に到達するまで…いったい、何年、無駄な試行錯誤を続けてきたのでしょう。今は年収1千万のお気軽な職を捨て…投資家に転じて良かったと思っています。まだ3流域ですが…その内、何とか、目標が達成できるんじゃないか…とも考えています。果たして…、人生最後の有意義な時間を送ることができるかどうか…。今年から来年は、正念場かも知れません。

今日も与太が多く…皆さんには、あまり参考になりませんでしたね。ゴメンね。少し株価のイメージの話をして…本日は、終わりにしましょう。現時点でのカタルの株価イメージは…2013年5月から値固めをした株価パターンを想定しています。 その様子を加えておきます。それでは…また明日。

日経平均株価の推移

 



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