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かたる:カタルも本日は追証対策を強いられ、ケネディクスや三菱UFJを売ったけれど…逆に買っているものもあります。寄り値より、高ところで買っているものもあります。スーパー301条発動=関税…と考えない方が良いと思いました。

少しネットで調べましたが、基本的に貿易黒字国、この場合は中国ですが、交渉のテーブルに着くように…促すアイテムのようです。日本は過去、このような経過を経て交渉を続けてきましたが、基本的に貿易赤字は膨らんだそうです。

モリス・チャンがテキサス・インスルメント(TI)から独立して、台湾に受託生産の半導体の会社(TSMC)を立ち上げたのが1987年です。貿易摩擦で苦しんでいた時期に、米国は製造業を放棄して…ファブレス化を進めて来ました。アップルなどは、その最たる事象です。その代り…デジタル化の中で、稼ぐ仕組みを構築しました。具体的にはアップルやグーグルです。フェイスブックなども…その口です。

だから…欧州では、このような新しいタイプの産業に対し…デジタル課税(3%?)の話が出ているのです。トランプ氏の手法は、時代遅れの「揺り戻し」に見えます。日本も、同じ構造改革の痛みを味わってきました。その為に空洞化が起きていました。でもようやく中国も人件費が上昇し、価格競争力を失っているから、産業転換を図っている訳です。実際に中国から、より人件費の安いベトナムなどへ産業移転が起っています。

このような経済的な背景がある中で…モノの輸出入で、経済力を計る考え方が正しいのかどうか…。今は過渡期なので、このような問題が生まれるのでしょう。故にスマートコミュニティーにおいて、国家の意味があるのかどうか…。カタルは、ずっと考えています。価値観が大きく変化するのでしょう。

ある意味で、この時期に、このような事象が生まれるのは必然的と言うか…面白いものです。レパトリ減税により、これから米国では投資が盛んに、おこなわれるでしょう。この大切な時期に、何にお金を使うか…は、人類の大きな問題です。最近では、兆円単位でも、企業の設備投資を支える金融システムが構築されており、更にアイディアに対する価値が大きく上がっています。だから小さな会社への投資が盛んになっています。

産業革命から大量生産時代を経て…人々の価値観が大きく変わっています。先進国では、ものにお金を使うのではなく…時間にお金を掛けます。豊かな時間を過ごすために、対価を払うのです。物質的な車や家、家電なんかの価値が薄れています。

だから米国の新興企業の株価が、赤字でも買われ…ドンドン売り上げを伸ばしているのです。中国のテンセントもそうです。倍増ペースですよ。ゲームの価値を、古い人間は認めていませんが、最近ではスポーツだそうで…プロが誕生する業界に成長しています。昔なら…絶対に考えられません。

消費行動は変化しているのに…スーパー301条の発動で貿易交渉をして、どの程度、米国が得をするか? そのようなアドバイスをした側近が、ゲイリー・コーン氏のように切られていますが、トランプ氏の生命線の株価が下がると…政策を変えざる得ないでしょう。彼はビジネスマンです。「ブラフ」と言うか…、先ずは、過激な考え方で…相手に対し有利に立とうとしている行動に見えます。

まぁ、昔のような貿易戦争で、貿易量が激減して、経済規模が縮小する極端な考え方を、馬鹿な人間を騙す手口として、メディアは利用するでしょうが、実際、そんなに懸念をする必要はないんじゃないか…と思っています。

でも貧乏人のカタルは、細心の用心が必要ですから…ポジションを少し落としました。結果が正しくとも…途中経過で負けるのが株式投資です。 でも…ね。此処は絶好の買い場にも、見えるから面白いものです。本日、カタルは銘柄を入れ替えています。どうせ、大きく下がっているなら、銘柄の入れ替え作業をするチャンスでもあります。

証券マンは、格好のチャンスかもしれません。駄目な銘柄を売り、上がりそうな銘柄を買い…次の相場に備えます。カタルは、このようなチャンスを、過去…活かし続けて来ました。だから手数料マシーンとも…呼ばれた時期がありました。上がる株を、安く買うチャンスでもあるのです。ピンチは、チャンスなのです。

でもその結果、顧客にとっても、その方が良い事が多いのです。いよいよ正常値になって来た○○、買い場かも知れません。

本日は、あまりゴタクを述べても仕方なく…追証の人は、無理をせずに、ポジションを落としましょう。お金持ちの人は…バックボーンは変わっていません。ようやく名目時代に移行しているチャンスですから、少しずつ、買い続ければ…良いのでしょう。この株価水準で、「怯む」ことはありません。株価位置は、低い位置なのです。しかも日本は、ようやく名目時代ですからね。多分、スーパー301条の発動は、「交渉へのテーブル」との解釈が正しいのでしょう。

米国で一番、弱いのが、GEなどが含まれるダウ平均株価で、次がSP500…ナスダックの株価は全く崩れていません。その様子を見て…本日は、お終いです。そんなに心配する必要は、ないと考えています。何しろ…既に2か月ほど調整を続けており、最後の下げの場面にも見えます。

基本的なバックボーンの失業率は、3%を大きく割れているのです。牛丼も値上げだし…名目時代は定着し始めています。食品はドンドン容量が減っています。カタルは明治の板チョコを良く食べますが…小さくなりました。このような意味が、株価に繋がります。

またね。相場なんか…見ていてもしょうがないから、花見でもして…ノンビリと週末を過ごしましょう。それでは…また明日。

それにしても…小野薬品も、J・TECも良く上がりましたね。この下げ相場で…ですから、カタル君、既に、離れたとは言え…なかなか優れた選択眼をしています。今回も…楽しみです。ピンチはチャンスか?

ダウ平均株価の推移

SP500の推移

ナスダックの推移



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