ギリギリの戦い

トランプ政権の一般評価は芳しくないのですが…一部からは、支持されています。一方、反トランプ派だった有識者も、彼の現状を冷静に判断しようと見直し始めています。その一つが此方の記事でしょう。

一方、彼の公約である金融規制緩和もようやく進み始めていますが、此方の記事を見る限り緩和していると言っても、部分的な進展です。ドイツ銀行の格下げなど…ストレステストが表面化し、ドイツ銀行は混乱しているように見えます。

もともと新基準をクリアするのは大変です。日本は総資産経営をしており、規模の拡大に終始してきました。基本な経営にROEの概念が希薄なのです。でも効率社会を迎え、投下資本に対するリターンを求めるようになったのは、危機を乗り越えた「ソニー」を見ると分かります。カタルが苦戦している「古河電工」もその企業の一つでしょう。銅箔の利益率の改革が会社説明会で取り上げられていましたが、小林さんなら大丈夫だろう…と思っています。

企業は、やはり経営者により株価が大きく変わります。昔はかなり批判的に宮島さんを見ていましたが、ここ2年程かな? かれもユトリが生まれたようで積極姿勢に転換し始めています。ケネディクスを観察して5年程になりますが…社会のムードの変化を感じています。名目時代は、やはり楽しいのです。皆が前向きに転換し始めています。

今年は株式投資が難しいと思ってきました。同時に日本は長年の悲願だった名目時代が確立するかどうか…問われています。

「流動性の罠」から、いよいよ抜け出しますからね。カタルは一昨年の夏、日経新聞で「失業率と消費者物価の関係」を書いた馬場レポートを読んで、これだ!…と思いました。黒田さんが緩和姿勢を続けて拡大しているのに経済は委縮したままです。何故、経営者は積極姿勢に転じないのだろう?…と不思議でした。

国内投資もなかなか進みません。代表事例はSUMCOでしたね。活況とも言える状態なのに…なかなか増産投資に踏み切らず、ラインを増やす程度の対処の仕方でした。何もSUMCOだけではありません。旧村上ファンドに狙われている新明和もそうですね。ダンプカーなどの受注はうなぎ登りなのに…なかなか対応しませんでした。今は良く知りませんが…兎に角、何処も彼処も…設備投資に二の足を踏んでいました。

本日の日経新聞、一面を言っているのですよ。前文まで読んで、ピンとくれば…マズマズのレベルでしょう。ただ、まだまだなのでしょう。

何故、そう感じるかと言えば…一例は同じ日経新聞トップのスルガ銀行です。何を、これからカタルが、語るか分かれば…たいしたものです。かぼちゃの馬車問題は、営業と検査の戦いですが、このニュースを聞いて、カタルはスルガ銀行株を買おうかな…と思ったほどです。

日大のアメフト事件もある意味で、今の日本を象徴しています。スルガと日大には共通の結び付きがあります。分かるでしょうか?

カタルは、むしろ営業成績や戦いの戦果を重視する姿を評価する見方もあるんじゃないかと思うのです。もし、かぼちゃの馬車にしても…上手く機能していれば、スレスレのラインで成功組です。でも杜撰な仕組みだったのでしょう。せめて大東建託やレオパレス並みなら、社会から容認されたかもしれません。そうすれば…スルガの強引な商法は成功組になります。

日大のアメフト問題もそうです。アメフトですからね。あの程度のルール違反は容認されても良いように思うのですね。それなのに…社会は悪質問題と決めつけて…厳格な処分を求めています。なにか…最近の日本の社会は、上手く行ってない鬱憤を、誰かに押し付けて…みんなで叩いている構図に見えるのは、カタルの曲がった感覚なのでしょうか?

仕事をすれば…多少、強引な事を求められるのです。仕事をしたことがないから、ワイワイ言うのですよ。自分を独自に課した目標を達成するまで、追い込んだことがないから、ルールだなんとか…偽善のような良識を持ち出すのでしょう。現場は切羽詰ったギリギリの戦いをして成績を挙げるのです。

皆さんだって、昔は、馬鹿をやったなぁ~と、思いませんか?

カタルなんか…反省ばかりです。失敗ばかりを繰り返し…それでも食えないのです。実質時代は、どんなに頑張っても無駄なのです。毎日、名刺を100枚、200枚配り、土曜も日曜も当たり前、夜まで仕事をしても食えないのです。そんな生活をカタルは続けてきました。

ギリギリの戦いです。そんな状態なのに綺麗ごとなど言えませんね。犯罪に手を染める誘いもあるのです。そこまで追い込まれて成績が達成されます。目標に対する執着心と言うか…みんな希薄ですね。もし自分が現場を良く知っていれば…スルガ問題も日大のアメフト事件も笑えませんよ。悪質だ…なんて叩けません。みんな偽善だね。

何れ、名目時代が定着すれば…もっと「寛容な社会」になると思います。森友・加計問題など…もし犯罪なら検察が動くでしょう。何故、国政を問う国会議員が検察のような真似をして、時間を浪費するのでしょうか? あれが政治家なのでしょうか? 嫌なら、次の選挙で、安倍さんを落とせばいいのです。それだけの話です。カタルにはサッパリポンの世界です。

今の日本は、まだまだ実質時代ですね。だからケネディクスが評価されないのでしょう。毎年20%近く地価は上昇し…既に5年程…経過します。やはりどう考えても…安いとカタルは思っています。何れ、見えない利益が表面化されるのでしょう。僕らは未来の適正株価を判断できる賢い投資家を目指しています。

何となく…銘柄の選択の仕方が理解できるでしょうか? カタルは明日、寄り値でソニーを100株だけ、買います。何故か?ソニーが5%の「賃上げ」をしたからです。実に単純な投資です。名目時代が確立されるのかどうか…日本株は、面白い「揉み合い」場面に入っています。それでは…また明日。

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  1. 2015.07.12

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