久しぶりにお休みを頂きました。先ほど、墓参り、花火、温泉から帰って来ました。もう直ぐ、地元長岡の中越と慶応の高校野球が始まりますから、簡単に終わりにしたいと思っています。
先ずは米中貿易戦争の行方です。当然のことながら、中国はあらゆる面で苦戦を強いられています。何処まで中国独自の規制と言うか…制限と言うか…、グローバル化になるのかどうか…。此処に来て、貿易の減速から、中国はシャドーバンキング問題などの正常化を目論み…金融を引き締めていましたが、急展開で、お金を再び増やしています。つまり金融緩和=固定資本形成依存の元安が進んでおり、この動きも問題になるのでしょう。
トランプ氏は中間選挙狙いだろうと思われますが、果たして…本当の所は、何処に狙いがあるのかどうか…。オーストラリア産、牛肉などが高騰し…貿易摩擦問題などが影響を与えています。日本の鉄鋼製品も代替え需要があるようです。
トランプ氏はNAFTAやEUと共同で中国をターゲットに絞るのかどうか…。イランのように最後は報復します。金融を締められると…EUも日本も最後は従わざる得ません。
不透明な見通しなのに…アップルは1兆ドルに乗り、テスラも損益分岐点比率に到達するようで…売り方が大ヤラレの様相です。FAANGは好調です。遅れていたSP500などは新高値を窺う動きです。この背景は中間選挙が関門となり、貿易戦争も決着すると言う背景もありますが、中国の横暴が規制されると言う見方もあるのでしょう。
この所…中国の傲慢な押し付けに対する報道が多いですね。借金漬けにして…考え方の協調を迫る訳です。台湾問題などは、その事例でしょう。
通常、先行き不安があると…株価は上がらないものですが、楽観論が勝っているようです。ただソニーは高値を取りましたが、弱い銘柄も多いですね。古河電工の3650円を200株だけですが…買ってみました。もう少し買う予定だったのですが…株価は上昇しました。他にも下値の銘柄を幾つか…この週末に買いました。
カタルの基本方針は、あまり変わっていません。上がるように見えても上がらない。下がりそうに見えても下がらない。しばらくは横這い波動なのでしょう。少し驚いたのは…1Qなのに…株価は過剰反応しているように見えたのです。特に悪いものに対してはネガティブに反応しているように感じていました。古河電工などの株価が下がったので、株を買ったのですが、決算数字は観てないので…時間を置きながら、後で確かめてみようと思っています。
毎年の事ですが…、高校野球の時は、兎に角…相場は良くないのです。カタルは比較的に遅めの夏休みを取るケースが多かったのです。9月に沖縄とか…良く行きました、その時も悪かったように…記憶しています。一度、旅先の京都から、顧客に追証請求をしたことがありました。つまり8月、9月の相場は…悪いのです。この季節的な要因であるアノマリー…は、年末年始高に向かう下準備でしょう。カタルは10月にお休みを頂く予定です。
格言通り「売りは早かれ、買いは遅かれ」…貧乏人だから、他人より早めに準備をしてもお金が続きません。ないなら、ないなりに工夫をしなくてはなりません。決算が来週はピークを迎えるのでしょうが…あまり、この時期の数字を重視するのは、どうかと考えています。東邦チタンのようなケースは稀な現象なのでしょう。
来週は東邦チタンを買い直すかどうか…。そんな場面があるのかどうか。まぁ、どっちにしても貧乏人は、分相応に相場に臨みたいを思っています。
最も心配している貿易戦争からの懸念が、一つだけあります。その参考資料として此方のコラムは参考になるでしょう。カタルが、最も心配しているのは「ドルの信認」問題です。
もう一つの参考資料は、日銀の現状容認行動(ステルス・テーパリング)が、米国債券のスティープ化に繋がる可能性も指摘されています。此方です。
この二つは、一般の人には分かり辛いレポートですが、何れ参考になる可能性があるシナリオの下準備ですから、関心のある方は、両方とも読んで置かれると良いのでしょう。それでは…これからテレビ応援です。また明日。