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上げ続ける株はないし…下げ続ける株もない。基本は株価の移動平均線(200日)との「乖離率」と言う客観性のある指標でしょう。多くの人が「この銘柄は良い」と思うのは…この乖離率が高いものです。でも…その乖離率が示しているように、既に良いと思うから…株価は上がり乖離率が高い訳です。逆に大きく売られた株も、乖離率がマイナス圏に開きます。そんな時は値惚れなどで買いたくなります。

でもカタルは昨年、古河電工で手痛い目に遭っています。時代背景を考えると…スマートコミュニティーの「進化論」しかないと思っていました。その為に、それを支える半導体や5G関連から銘柄を選択しようと考え日経225の中から比較的仕手性がある株を選択した結果、シリコンウェハーのSUMCOと光ファイバーの古河電工の2銘柄を選択しました。そうして下がることを前提にして…少しずつ、ブツブツ投資で買い下がりました。でも意外に株価の上下はなく、昨年の逆金融相場では下げ続けた印象です。

やはり在庫調整と言う「チキン循環」の波に株価は低迷しました。予測が困難なことに…この循環波動は現在指摘されている米中貿易摩擦に関連があります。景気のパイが拡大傾向になるなら、売り上げは伸び在庫整理は一気に進みます。逆に米中貿易摩擦が悪化すれば景気のパイは縮小傾向になるかもしれません。少なくとも足踏み状態は続くのでしょう。実際に関税強化が実施されなくても…将来の不安があるなら、経営者は積極的な設備投資を控えます。この連鎖が生まれ…景気のパイは縮小します。

未来に「希望がある社会」がエネルギッシュで活動的なのです。未来に希望がないから、行動が制約され人々の心が蝕まれていき、犯罪が多発し…自殺者が増えます。川崎の殺傷事件、電通の高橋さんの自殺など…実質経済の「負の面」が表れています。世の中は馬鹿をやったのが楽しいと思うのです。社会に馬鹿をやる奴を擁護する風潮が、いつ生まれるのでしょう。政治家の失言を叩くメディアの論調にはウンザリしています。

かたるのような馬鹿が、更に浮かれる社会にならないかなぁ~。その馬鹿カタル昨日はDeNAをすべて売り、本日は空いた枠でJトラの490円を1000株買い、更に、その下に5円刻みで買いを用いました。こうなれば…自分の道を信じるだけです。

トヨタがミャンマーに新工場を新設するとか…。昨日は中国からの迂回輸出の話を紹介しましたが、本気で米国が取り組むならメイドインチャイナは、全て禁輸処置になります。そうなれば…工場を移転するしかなく、既にこの動きは加速されています。中国の人件費は上がり…あまり優位性がなくなっている為です。

でも株にとって最も恐いシナリオは米中貿易摩擦よりドルの信認問題です。あまりにトランプが放埓な行動を繰り返すと…EUも最後は米国を見離します。その関連記事が増えてきました。本日紹介するレポートは、ドルの信認に関わる問題です。イラン制裁からインドとEUはドルに変わる決済手段を模索していると言う話です。

かたるはトランプ氏が就任した当初から…一番、危惧した可能性です。かたるも今すぐにドル離れが起るとは思っていませんが…いずれ議論される日が来る問題です。ドルは米国が世界の警察官として治安を維持し、先駆して開発した技術を公開して来たから、米国は憧れと尊敬が集めっていました。しかし既に5G部門では後塵に拝し…スマートコミュニティーの技術力開発も他国との差は縮まっています。

まぁ、それでもすごいのです。世界の先駆けFAANGなどの産業を、新たに生み出す力があります。他国は真似をするだけです。独創的な分野を開拓する力を有しています。だからやはり凄いですね。一昨日、サンフランシスコの話を紹介しました。日本人の多くはあの記事を読んで、どう感じたのでしょう。昔の1$360円時代を彷彿しませんでしたか?

日本は豊かさへの挑戦を諦めてはなりません。本日はチラシで、初めて…時間外というか早朝勤務ですが、時間給1300円を確認しました。豊洲の食堂の従業員の募集だとか…。ZOZOの動きは、水面下で広がっています。やはり動き出しています。周りの事象をつぶさに観察すれば…新しい時代の流れを感じることが出来ます。問題はサンフランシスコの事例をNHKなどが特集を組むべきです。そうすれば、時代は一気に加速して行きます。

電通の高橋さんの自殺から、確か2年程経ってから問題は一気に広がり、ヤマト運輸の問題に転嫁しました。富士通は業績悪化ではなく、大量の社員の希望退職者を異例の厚遇で集めました。「同社は60歳定年で、定年後は希望すれば65歳まで再雇用が可能になる。今回の早期退職制度では、65歳まで富士通で働いた金額を退職金とは別に支払う優遇措置を付けている。」と報道されています。本当ですかね? その記事は此方です。

でも三菱UFJの通帳廃止など…確実に効率化の動きは続いています。自社株買いだけが話題になりますが、このような事象も確実にROE経営に向けた歩みになっています。

このような事象を観ると、やはりカタルは名目時代入りをする日は近いと感じて居ます。もう直ぐです。今日は千代化もチタンもJトラストも安いですね。DeNAだけが高いようです。でもこの株は、あまり深追いを出来ません。まだまだ上がると思っていますが、程々にしましょう。

千代化の資料を読むと…毎年最終利益が100億から200億円となっています。しかし今期の予想はおかしいですね。最終利益は60億円になっています。最低で100億なのです。つまり一株利益は38円です。仮に200億円なら76円です。この返済予定の900億円は前期の3Qの予想損失1050億円から実際の損失2149億円の差額1099億円の範囲です。

つまり僅か3か月間で、こんなに損失が膨らむのでしょうか? きっと何かマジックがあるように感じています。この意味は、いつになったら公になるのでしょう。カタルは本日も千代化を買っています。たぶん何処かで…株価は大きく水準訂正をする事でしょう。だって一株利益の水準から見ても、やはり300円の株ではありません。

ウーバーの売り上げが14%増えて27億6000万ドルで、純損益は10億1000万ドルの赤字だそうですが…こちらの健全化より千代化の方が、ずっと安全に思えます。ウーバーはもっと高い成長か…と思っていました。

でも彼らにも言い分があり「グロスブッキング」と言う指標では…34%増だと言います。顧客の支出を示す指標だそうです。14と34では、全然、見方が変わります。詳しく見てないから何とも言えませんが、米国は赤字を容認しても産業を育てようとする国です。これが強さの源でしょう。

一方、日本は約束された黒字に見える千代化の利益も、否定する社会環境です。おかしな社会です。もっと自分で株を研究すると良いですね。レオパレス21は早いと思っていますが、千代化も儲かる銘柄でしょう。お金さえあれば…カタルは、いくらでも買えます。でも肝心のお金がないからね。困ったことです。

本来なら利食いを優先する筈のカタル君、何故か…Jトラに惹かれています。やはり天井ラインが高く見えるからでしょう。先日、考え方の背景を示しました。米中貿易で揉めるこの時期に浮上するのは頷けます。しかも3月から12月期に決算期を変更しています。年末にかけ一気に仕上げる可能性があるのでしょう。カタルが銘柄を推奨する以上、論理的な理由があり、時代背景があります。あとは経営者の器の問題です。

何故、カタルは高値圏でも…Jトラの買い増しを進めているか? その理由はチャートにあります。チャートは過去の株価の軌跡ですが…「壁」を事前に想定できます。此処で揉み合い、このラインから離れると…一気に大台を次々に変える可能性があります。

Jトラスト(8508)の価格帯出来高付き日足推移

だって1000円まで壁がありません。株価の真空地帯です。仕手筋はこのような株を好みますね。シコリがない株です。しかもJトラは小さい割に貸借銘柄となっています。大幅赤字から黒字転換をする局面が、一番、株式投資で妙味がある場面なのです。だから上を買う必要性はありませんが、500円以下なら…かなりの確率で儲かる銘柄となりますから、目先、緩んだ処は、拾っておきましょう。確かに100円ほど、安値から上がりましたが、依然、下値圏の株価位置なのです。

昨日、当初の原稿に加筆をした東邦チタンですが…5月7日に予兆があり、5月22日の高値を抜いたわけです。つまり目先2つの壁を超えたので、本格的な株価上昇になるのでしょう。

チタンの輸出推移(貿易統計から)

心配していましたが、発表された貿易統計値は合格点です。4月の輸出額は30億円を超えました。ついでそのグラフを付けて置きます。昨年の4月は輸出が13億弱と少なかったので、前年比では…倍増以上に伸びています。

たぶん…この背景は商務省問題が無罪になった可能性があるのかもしれません。日本はF35の大量購入もあります。そんな関係かな? もしこの観測が本当なら…これが表面化する時は、また株価が大きく撥ねます。

レアアースなどと…訳の分からない材料では「空売り」が増えますが…裏付けが取れる貿易統計値だと…ワクワク感は増します。これを記念して…、今1000株だけ東邦チタンを成り行きで買ってみましょう。ハイ、1104円と1105円で合計1000株のお買い上げです。実は昨日Jトラを更に買うために…少しだけ利食いをしたのです。だって貧乏人だから、手の内は火の車です。はやく早く…買いたい時に株が買えるようなお金が欲しいね。それではまた明日。



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