かたる:先ずは昨日の続きから…。この話は非常に需要なのです。カタルは希望溢れるユトリある社会構成が日本に必要だと述べています。その為には名目成長率が、実質成長率を上回るインフレ社会の構築が、欠かせないと考えております。「失われた時代」下に於いて…これまで(戦後から先進国の仲間入りに於いて)の膨れ上がった村論理が、水準訂正を強いられ、グローバル化に転換しています。東西冷戦下で保護された日本が、米国から見捨てられた…と言うか、保護下から外れ、自立を促されたのが1985年のプラザ合意だと考えているのですね。
日本独自基準の転換に必要だった構造改革の期間が「失われた時代」なのです。デフレ下で強制的にグローバル化を成し遂げてきました。そうしてTPP交渉の成立です。コメの価格を見ると良く分かります。世界に類を見ない高い関税率と補助金で食ってきた我が国の農業です。既に就業年齢からみて、我が国の農業に未来はありません。だって…みんな物理的な「死」を迎えますからね。平成26年の農業の就業年齢の平均は66.8歳です。これで農業に未来がありますか? 如何に、矛盾が限界を迎えているか分かります。
構造改革が終ったので、新しい時代を迎えます。故に日本株は38915円を奪回できるのです。黒田さんの意欲的な量的緩和で、もっとインフレへの転換が早いかと思っていました。しかし現実は非常に緩慢と言うか…なだらかですね。その一つが実際の名目GDPと実質GDPの金額推移です。名目値を実質値で割ると…1を超え続けるのが、正常な経済の形ですが…金額ペースでは未だに水面下なのです。これでは…いくら政府が笛を吹いても、民間企業は設備投資に踊りません。その様子が此方の実額金額の推移のグラフです。2013年までは年額で表示…2014年以降は四半期数字を用いています。このGDPデフレータの表示が、「1」を上回らないと駄目なのですね。しかし傾向としては、昨日見たように…人間は、少し前の状態より、現在の自分を比較し豊かになったとか…の実感を抱く動物ですから…昨日、カタルが述べた主張は、間違いではありません。
だからカタルは、ハローウィン緩和で…既に国債の買い入れ増加は、既に充分な規模だから「付利金利の撤廃」を予想したのです。ところが黒田さんの選択は違いました。故に折角、マネタリーベースを拡大しているのに…実体経済に影響を及ぼすマネーストックの伸びが、低いまま(貨幣乗数効果が非常に劣る)なのだと考えています。でも伸びており、確実に、新しい時代に向かっています。財政ファイナンスを実施しているから「1300兆円の逆襲」は、間違いないのです。カタルの読み間違いは、この加速度の読み違い、だからケネディクスの上昇が、2年以上も待たされ続けているのだと考えています。
昨日、カタルが憧れ…上京し歩合セールスになった切っ掛けの加藤さんが、株価操作で逮捕されたとか…。74歳だそうです。カタルは、上京し「よっちゃん」達から仕手筋の裏側を実際に見たのです。よっちゃんも現役当時は、メディアを賑わすほどの有名人だったのです。当然、熱海の旅館で加藤さんに会い、「一緒にやらないか…」と誘いを受けましたが、よちゃんは申し出を断ったと言います。そのよっちゃんに、カタルは色々と金融屋の世界等を学ばせてもらいました。でもあの連中とは合いませんでした。本物は居なかったのです。時代を読み、企業を育て、社会を豊かにするのが…市場経済です。お金の流れを市場原理で動かす役割を担うのが、証券マンですね。イカサマで儲けるのは、理に反しています。
故に、このブログを通じて…、現役の証券マンの人は勉強して、外人投資家の騙しのテクニックに騙されず…自分の考えを、しっかり持って行動して欲しいと願っています。カタルは、自身のベンチャリなどの失敗を素直に反省し方向転換しています。それでも自己の考えに固執する傾向は、未だに強いですね。最後は「政策が悪い」と批判しますからね。空売りをすべきなのに…。でも売りは嫌いなのです。負けたことは…ないのに、何故か、空売りは嫌いです。それは基本概念に反するからですね。
加藤さんに騙される奴が…馬鹿なのですね。新日本理化が論理的に合うかどうかカタルは見たことがないので分かりませんが…。カタルだって、ケネディクスは1万円の器に成り得ると述べています。その理由を解説しています。一株利益を100円あげて…尚且つ、コンセンションの成長分野の雄になれば、PER100倍の評価も夢ではありません。
だって市場規模は1000兆円もあるのです。公的債務の…左側の資産項目には、政府の持っている社会基盤などが存在します。それを民間資本に肩代わりさせ、公的債務を民間の資産に置き換えるのです。だから、オリックスの「関空の利用権」なのですね。何故、オリックスが有望か? 1万円相場に向け歩んでいるか? ケネディクスにも、経営者次第で、その芽が存在します。1万円相場ですからね。あとは経営者の判断です。
昨日、ケネディクスの三市場残が発表になりました。とうとう3000万株を割れ2925万株になりました。527万株も、わずか1週間で減りました。ピーク時は6380万株も、信用の「ぶら下がり」がありましたが…、流石に2年にもなると…カタルの戯言も、効果が薄れてきました。しかし今回は、可能性が在るかも知れません。カタルだって…わかりませんよ。どっちに転ぶか…。でも、そのグラフが此方ですね。
このグラフを解説しますね。この仮需の逆数と言うのは、V/TICK指数と言うカタル独自指数で、出来高をTICK回数で割った数字で、日証金の買い残を、そのV/TICK指数で割ったものです。つまり現物で…相場に参加している人の比率を、この逆数は示しています。信用の仮需要ではなく…現物の関与率が増していますね。過去最高を更新しています。日証金残は2000万株を一時超えていましたが、今は僅かに182万株です。
故に、そろそろ500円絡みの…このボックスを抜けても不思議ではないと考えています。次は800円ですが…、日銀次第でマネーストックの伸びが、さらに増せば、ケネディクスの収益源の不動産価値が上がりますから、一気に上場来高値更新も、あり得ます。カタルは現時点での妥当株価は4ケタ以上だと考えており、日銀次第で2000円程度が、妥当株価だと思っています。
でも…ね。三菱UFJも、そう考えており…ずっと推奨銘柄のままなのです。現在の妥当株価は、やはり三菱UFJも2000円程度でしょう。それと比較してもケネディクスは割負けています。その理由が、需給バランス…と長く考えてきました。今回は…ひょっとすれば、ひょっとしますね。一気に抜けるかもしれません。こんな事は誰も分かりません。未来予測など…所詮、当たらないものです。
だから、どっちに転がっても…儲けられるブツブツ投資は、優れています。かれは年収1千万を割れたことがない筈です。今の相場環境なら一月1000万円程度の株式手数料を上げるのが普通です。カタルを興銀の常務に紹介してくれたKさんもそうですね。Kさんは岡三証券で歩合外務員をしていました。一月の株式手数料が1億円を超えていました。この数字が、この世界のトップです。最近は手数料の計算が変わり低くなっていますが、それでも5000万程度が、株屋のトップ水準でしょう。カタルも、そのラインの数字を、手数料が下がってから、あげたことがあります。あの時の月給は…3000万近かったのですね。
加藤さんが逮捕され…、つい、昔を思い出した次第です。カタルは嘘は書いていません。株価の読みは、予想だから当然ですが、外れることは「良く」あります。でも結構、その辺の証券マンより、当たっていると思います。今年、推奨のVテクは、3000円を割れていた時からの推奨で…8月、9月、下げましたが、また高値圏に戻って来ましたね。アフターもしていますね。日経新聞の3兆円報道が本当なら…、1万円だと述べています。当然、エレクトロンなども恩恵を受けます。でも設備投資関連は、あまり好きではないので…これ以上は推奨とはしません。でもこれからが…相場としては山場でしょうね。日本通信も500円を超えて、カタルは打ち上げ宣言をしたけれど…1200円まで行きましたからね。
カタルは…株価が騰がる前から推奨していますね。クラウドワークスも大きく下がった現在、推奨しています。実は、今日も…たった1000株ですが、買っています。理由はテクニカルですね。上手く行けば…近いうちに上がると思っています。JTECもそうですね。いくつかある、カタルが見ている株の中でも株価の戻りが遅れています。でも全体の相場が上がると…どの株も水準訂正をするものです。それがシステマチックリスクの軽減ですね。全体が上がれば…出遅れを買うのが当然の流れです。遅れていた日阪製作も上がって来たでしょう。あの時は、900円を割れており900円前後で取り上げていましたね。今日は1051円ですよ。約1割以上、株価は上がっています。JTECもクラウドワークスも同じことですね。カタルが、期日対応が終ったように…間もなく皆さんも終わるのでしょう。
さてケネディクスは、今回、抜けるのでしょうか? どうでしょう。楽しみですね。今日も寄り付きで、少し買いました。信用買い残の激減を見たからです。でもカタルも上がれば売ります。下がれば買うし…上がれば売りますね。どっちでも良いのです。出来れば…一気に人気株になり、大きく株価が跳ねて欲しいものです。果たして…どうなるのでしょう。こんな事が分かれば、今頃は…こんな苦労はせずに、美女をはべらし南の島ですね。だからこそ株は、面白いのです。皆さんも論理的なことも解説しているので…自分なりの相場観を養う糧にして頂ければ…幸いです。共に、がんばりましょうね。