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カタル:昨日は日銀のETF買いが実行され、円高=株安の公式が緩和されていました。カタルは円高でも株高になるんじゃないか…と言う期待を持っています。トヨタは国内生産の300万台体制維持と言う加工貿易の路線を堅持しています。しかしホンダの「NSX」は逆輸入製品だと言います。このトヨタの国内雇用維持と言う生産体制の立場は、果たしてグローバル企業として正しいのでしょうか? 日本は間違いなく…これから労働者不足なのです。来年になると…完全失業率の3%割れは、深刻な労働者不足をもたらし、社会現象になる可能性が高いでのです。続々と団塊の世代が退職を迎えるのですから…。

カタルのかみさんの友達は、優秀な看護婦で…学会などでの発表経験もありますが、彼女は今、週3日勤務で、しかも…6時間勤務だと言います。つまり週間で18時間しか働かないのです。カタルの場合、サラリーマン時代は午前7時30分ごろに出社し、いつも帰りは午後8時から9時の帰りでした。しかし場が引けると…パチンコなどに行き、遊んでいた時間が多かったように感じています。あるいは…仲間と麻雀でした。結局、サラリーンマン生活は、周りの空気に合わせ、時間調整する世界が日本の村論理でした。そりゃ、締切間際は…ちゃんと数字を合わせる為に、多少は働きますが…要するにノルマ分以上の働きはあまりしませんでした。でも歩合になると…土日も、夜も朝も関係なく…働き通しです。

昨日のWBSで、高橋さんによるロバート・フェルドマン氏のレポートの下りがあり、何でも来年は、失業率2.5%時代になるとか…賃金が上がりやすくなり、一気に…名目世界の下準備が整います。この発想はカタルが前から述べている主張ですね。「馬場レポート」の話です。

来年は凄い相場になりそうですね。ケネディクスは空室率の関係から、一気に賃貸料も上昇を開始します。此処に現在存在する「いつか来た道帰るコール」のデフレ懸念が払拭され…一気に、燃え上がる相場が想定されます。実際の収益も日債銀本社(共同開発)やホテルなどの自社物件の利幅な大きな売却もあり、利益が上乗せされます。このような背景が存在するために…カタルは、来年、もし「1300兆円の逆襲相場」の打ち上げが開始されなければ…ケネディクスの推奨を、諦めるかもしれません。

しかしコンセッションは、これからのビジネスです。既に介護リート(ヘルスケア)で始まっており、形を変えるだけなのです。だから息の長い上昇相場になる可能性も高いですね。皆さんは、誰も1万円相場と言っても…今は信じないでしょうが、カタルは、今でも実現はあり得ると思っています。

本日の日経新聞に、以前からカタルが述べている論調が掲載されていました。日銀の市場との対話ですね。アナウンスメント効果の重要性が、指摘されていました。もともと…マイナス金利を導入しなくても…国債の買い入れを80兆円にも増やさなくても…市場との真摯な対話姿勢で、日本は名目の世界に移行できるのです。もっとも…大きな問題は、日銀当座預金に眠る付利金利分の資金を動かす事ですね。しかし日銀の意外感を演出するサプライズ政策は、市場の不信感を増幅させているだけなのです。3流人間がやる仕事の姿勢ですね。1流域の人間は、逃げずに正面から堂々と…真摯に戦いを挑む筈です。カタルも公開レポートを通じて、本物の投資家になろうと努力を続けています。故に考え方のプロセスも公開しています。

ここに来てゴールドマンサックスは、9月の利上げ確率を55%から40%に引き下げたとか…ISMの数字が悪かったためですが…カタルは早くからWTI原油などを観て…あるいは大統領選が11月に控えている為に、利上げは12月の1回かな?…と考えてきました。最近はジャクソンホール発言から、ISM優位になっており、これに連動する形で為替が大きく動いていますが、どうして、そんなに神経質になるのか? カタルにはサッパリポンです。確かに輸出企業にとって、為替の問題は重要です。でも車は既にリーマンショックの需要減からの反動増を織り込んだ相場は終わっており、暫くは…相場がないと思っています。あとは排ガス規制などの燃費技術競争ですね。トヨタは決して勝者とは言えません。要するに…為替など、どうでも良い問題なのです。

むしろ本日の日経新聞の13面のIoT問題の掲載記事の「LPWA」(Low Power、Wide Area)の話は重要ですね。電気やガス、水道などの検針はなくなります。今は人手をかけて検針をしていますが…あらゆるものにセンサーが取り付けられ、稼働状態などがクラウド上で見える化され、管理される時代になります。IoTのユビキタスが、人気化してきたのも頷けます。昨日は久しぶりのボックス上限に位置しています。

次の壁は1800円ラインですね。此処で値固めをするのか? それとも…一気に走りだすのか? 今日も1390円で、100株だけ買ってみました。何故、8日間も連続陽線を続けている高値の位置で、株を敢えて買うのか? 此処が、カタル投資のミソでもあります。本当は…狙っている株は、毎日、買いたいのですが…残念ながら資金が続きません。たとえ…100株でも、買いたい株は、次々に湧き出てきますからね。

様々な仮説の実験を続けていると…どんどん広がります。いくつかの仮説を元に…色んな実験をしている訳です。そうしないと…相場の流れが見えてきません。本当は…任天堂もソニーも加えたかったのですが…大型株で、株価も高いので…敢えて外しています。小野薬品と同じですね。任天堂などは…乖離調整も終わりかけている所で…材料の出現です。良く出来ていますね。きっと仕掛け人たちは、事前にこの事を知っていたのでしょう。

カタルは読者からの情報メールも、よく頂きます。感謝しております。ユビキタスの決算説明会の模様など…あの質疑応答部分は、公に公開されていません。実はこの質疑応答のやり取りを聴き、トヨタの下りで経産省の文章に名前が出た話など…色んなヒントがありました。

次世代の車載搭載車の開発は5年程かけている訳です。いよいよ発売されますからね。おそらく、このような背景を考えると…1800円の壁も一時的な通過点なのでしょう。時代の変遷を支える会社は、必ず大化けをします。最近では、ヤフーなども、その一例です。200万円の投資が5億円に化けました。

ユビキタスもないとは否定できず…背景を知れば、知る程…買いたくなり、通常は株価が高くなると売りたくなるのですが…。この株だけは何故か…株価が高くなると買いたくなるのです。非常に珍しい銘柄ですね。カタルは、この性格の為に…これまでに数々の失敗を重ねています。でも良いですね。ユビキタスで、やられても本望です。株価の先など…所詮、考えても誰にも分かりません。だから…どうでも良いのです。成長株投資で成功するためには…会社と心中する覚悟が求められます。だから自分の力量の範囲で良いから、たった100株で良いのです。持ち続けてみれば良いですね。10年間は、売らないと決めるのです。

昔、お客様で…株券を書き換えして、名義を登録してから、株券を燃やした人が居ました。株券の再発行は公示手続きなど…大変な労力がかかる為に、簡単に売れなくしたのです。考えてみれば…トヨタも、松下も、ソニーもそうです。成長株と呼ばれる時代がありました。ソニーなどは株価が上がると、社員が挙って、証券会社に株を売りに来たそうです。わが社の株価が、こんなに上がる筈がないと…と売り急ぐのです。社員ですよ。人間と言うものは面白いものです。カタルはチャート分析でも、良く時間推移を大切にします。このユビキタスもそうだし…他にも色々ありますね。最近では…ケネディクスも、その株価位置で時間推移しています。アークなどもそうですね。

さて…先ほどの情報ですが…最近、読者から、「クラウドワークス」の関連記事が、日経ビジネスに載っていると教えて頂きました。このメールがなかったら、おそらく読んでいない記事です。この記事の中でカタルも知らなかったのですが…「ラッダイト運動」の話しが載っていました。

産業革命期に於いて、織機の発明により職を奪われた人間が、ニットの製造機械を破壊したという話ですね。人間らしい行動です。時代の進化は止められないなのに…、なにやらJA改革などの村論理の過去の遺物に対する固執をイメージしました。正社員の終身雇用への幻想もそうです。「働き方改革」は、もう誰にも止めることができません。このような記事が掲載され、存在がドンドン広がるから…、クラウドワークスにおける、カタルのような見方が、時間とともに支持されるのでしょう。内容はカタルが述べている様なものです。此処では乖離調整が必要だと思いますが、間違いなく4ケタ以上は、既に確定していると思っています。この株も、ひょっとすれば…ユビキタス同様に1万円候補になるかもしれないのです。9月5日号の日経ビジネスです。

カタルは何時も…事前に、自身の考え方をはじめ、銘柄の動向なども話しています。あとは…読者がどう考え、どう利用するかと言う話です。嫌なら、空売りをすればいいのです。最近、披露しており、本日も買ったSUMCOは円高もあり売られていますが、カタルはIoTの幕開けと言う発想で買っています。大阪チタンも分岐点に位置しているように見えます。ユビキタスやクラウドワークスは現物株ですので空売りは出来ませんが、SUMCOも大阪チタンも貸借銘柄です。

大阪チタンなどは、下げても既に下値は限られます。何も高値を追わなくても…下げた時に買っても良い訳です。でも同時に…ダリオ時間も推移しており、カタル自身は、迷っていますね。WTI原油の動向も重要なファクターの一つです。カタルは冒頭に述べたように…円高でも株高に成り得る可能性さえ…あると考えています。

どっちにしても…来年まで我慢すれば…、色んな条件が大きく改善を示す筈です。見えないのは、米国大統領選前後の動きですね。最近、サウジのドキメンタリー番組をテレビで観ました。カタルの事前認識を、大きく変えるものでした。ショックでしたね。相変わらず、中東は社会不安が台頭している様に見えます。果たしてグローバル化が推進できるのか? 何も…日本だけではなく、世界中が、スマートコミュニティーを前にして、同じ構造改革の途上なのです。やはり、何が起こるか分からない世界だから…自分の力量把握は大切ですね。それでは…また明日。



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