アーカイブ:2025年5月21日

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ある読者の方からこんなメールを頂きました。その一節です。

「今日は嬉しいことがありました。半分あきらめていた未公開ファンドに、突然買い手が現れたとかで…約一億円が手に入りました。半分税金にとられますが、さあ何に使ってやろうかです。私はすでに84歳「お金は使ってなんぼ」は心得ています。でも予期せぬことはやはり嬉しい。エムスリーなどいかがでしょうか。」

このメールは、非常に価値が大きいです。

このメールで「未公開株」のファンドに、突然、「買い手が登場した」という部分です。この報道は、今の時世を良く表しています。

「名目経済成長」になって来た…現実を述べています。カタルは、何と…言っていましたか? 景気が良いとか、悪いとか…の基準は、「お金が活発に動くか」どうか…なのです。お金が「活発に動く」経済が、正しい経済です。

それを規制などで「歪める」と、お金は臆病ですから…途端に「雲隠れ」するのです。日本の「失われた時代」は、その連発です。今の中国も同じです。まだ駄目でしょう。最近は、金利は下がっていますが、「貸出量」は逆に減っていると言います。中国は、日本と全く「同じ道」を歩んでいます。まだまだ…「相当な時間」が掛かるのでしょう。

日本は「正しく方向転換」をしても…10年以上もその「葛藤」を続けていました。「野村証券」(8604)株の月足が、その動向を示しています。

「野村証券」(8604)株の月足

本来なら、安倍さんが首相に就任されて…日銀が異次元の量的緩和を実施しているのですから、そのまま、時間を掛けずに株価は「騰がる」筈なのです。でも実際は、奥田さんの「ポカ」もありますが、ようやく「高値圏」での…保ち合いです。

まもなく…このラインを抜けて…更に上昇をし続ける「右肩上がりの相場」は、確定しています。だから「大化け」はありませんが、確実に株価は騰がるから、「野村証券」だけで「良い」と…カタルは述べています。

何気ない…読者からのメールですが、このメールは、とても「大きな価値」があるのです。でも普段からものを考えない人は、この話題を「スルー」します。

「エムスリー」(2413) の月足

観察眼のある人と、ない人の違いは、未来において「大きな違い」を生むのです。このメールには「エムスリー」(2413)を候補に考えているようです。先ほどの「野村証券」と同じ月足で、先ずはその「株価位置」を確認します。如何でしょう。カタルが「株価位置」の話を、何度も…している理由が分かりますか?

「エムスリー」(2413) の日足

一方、日足では、こんな感じです。ようやく…200日線が「右肩上がりの上昇」に…転じてきました。この原動力は「大量保有報告」によると…「ブラックロック様」の御登場です。一気に5.26%を買い増したようです。

この銘柄はカタルの「会員レポート銘柄」です。今回の上昇前の1300円台で株を買っていました。皆さんも、たぶん…何回か…目にしている筈です。カタルが、株を買ったのはチャート面だけでなく、この会社が「M&A」を使った経営手法に変化したからです。

同じ事ですが、「ジェイドG」(3558)を高く評価しているのは、この時代の先端を行く…「M&A」手法により、業容を10年以上、28.6%と言う「高い成長率」で…業容を拡大しているからです。

もともと「失われた時代」の清貧思想の最中は「動かない奴」が勝者です。ようやく…「ジェイドG」の時代がやって…来たのです。だから大口の「リーボック」、更に「マガシーク」と…買収を拡大させています。なかなかの手腕です。

この「エムスリー」は、俄然、市場の脚光を浴びる理由は「財政事情」です。消費税の「引き下げ」を言う…「売国奴」が居ますが大馬鹿です。米国が、医薬品の薬価の引き下げを述べているのは、今度は、米国の負担を「世界が背負う」のですよ。

ただでさえ…財政事情が苦しいのに…薬価は更に上がります。ある一面では、米国が薬の「開発費」を負担し、世界は、その恩恵を受けて来たとも言えます。まして…高齢化社会ですから、「医療負担」は増え続けます。まだ当面、増え続けるのです。だから…少しでも財政負担を和らげるために…マイナンバーカードを整備して、共通利用をして「データ」を共有化したのです。無駄な検査を避けるためです。それと的確な診断です。更に、今は、どの病院も「医療のDX化」を進めています。電子カルテは、当たり前なのです。

この仕組みを、今度は「アジア圏に広げる」ことが、出来るのは、大手の「エムスリー」しかないのです。この後は「海外展開」も出てきます。先ずは医療分野だけでも、政治家と組んで…「アセアン」に日本のシステムを経済援助をしながら…広げるのです。

政治家は貧困です。考える政治家が居ません。上は「馬鹿ばかり」なり…トランプ関税で動揺する中で、躍進する「アイテム」が、たくさん…転がっています。カタルは最近「Jトラスト」(8508)を買い始めています。アセアンの先駆者です。

「Jトラスト」(8508) の日足

まぁ、この話より…少し「ブラックロック」の話をしましょうか…。もともと…ブラックストーンが親会社でしたが…分離したのかな? 今では、肩を並べ…ブラックロックの方が上かも知れません。この運用額は、膨れ上がっています。兆円単位の企業を、簡単に幾つも買えるファンドです。

そのブラックロック様を観察すると、「下値圏の株」を買うのです。カタルが気付いたのは船株の相場の時です。何故、船株が評価されないか? サッパリ…その理由が分かりません。案の定、爆利益の計上です。でも誰も、買わなかったのですが、ブラックロックだけが、下値で株を買い集めていました。このファンドを観察していると…カタルと共通する手法です。

「住友化学」(4005) の日足

先ずは「株価位置」の低い中から「変化」を探します。「住友化学」(4005)も、ブラックロック様の登場です。でも彼らは、時間を掛けます。少しずつ…買うのです。馬鹿は、金を持たせると使います。カタルのようなものです。毎晩、「銀座通い」でした。でも金持ちは違います。

「ソシオネクスト」(6526) の日足

最近では、チップレットの「ソシオネクスト」(6526)を買っていました。みんな…カタル銘柄なのです。それも…カタルが選択した後に、彼らも追随しています。何故、最近、カタルが「一皮むけた」可能性を述べているか? 色んなことがあるのです。まぁ自慢になるからやめます。流石、ブラックロックが、大きく…成長したわけです。「社風」と言うものがあります。

話は変わりますが…牧さんと言うのは、「金持ち」なのですね。村上の…「広告塔」かな?

「BASE」(4477)に続き…今度は「メドピア」(6095)ですって…昔の「秀和」などの輩と同等の感覚です。「SBI」(8473)の北尾さんも、そのタイプの人間に見えます。カタルは「縁の下の力持ち」を希望しています。「陰で」支えたいタイプです。

最近、簡単に儲かったのは「エーザイ」(4523)です。

「エーザイ」(4523) の日足

「SRL」と一緒になり…「H.U.グループホールディングス」(4544)となった…「富士レビオ」が開発した認知症のバイオマーカーが、米国で承認されました。これで…大変な検査を免れます。この「エーザイ」は、カタルの「敵討ち」候補の株です。江戸の敵は、長崎で…討つのです。

やはり前回は「兆候」ですね。今回は業績悪から「反発場面」です。時間は掛かりますが、きっと大きく「育つ」…と思っています。たぶん…これもブラックロック好みの要素を持っています。

何故か…1200円で買えるはずだったのに、寄り付きは1213円でした。「ジェイドG」の話です。1200円で買えると思ったのですが…駄目です。でもカタルは最近、楽しみを優先して、持ち株を今日も、1000株だけですが…また外しました。これも微益です。

やはりIOWNの「NTT」(9432)だけでも…良いのですよ。

「NTT」(9432) の日足

カタル自身は「証券マン」あがりですから…カメレオンです。色んな…「筋」が見えすぎて…どれが最も効果が高いのか、この選択を間違っています。他の株は上がっています。だからカタルの「レポート銘柄」の中から、自分の気に入ったものを選択すれば良いのでしょう。あとは「神様」次第です。神様は「気ままな」性格ですからね。

人生は「塞翁が馬」なのでしょう。少し意味は違いますが…「瓢箪から駒」と言う言葉もありましたね。まぁ、ノンビリやれば良いのです。

人生は楽しく…「パッパラ・パー」が一番でしょう。今日は、此方の新聞記事を紹介しておきましょう。最近の新入社員の報酬が「うなぎ登り」ですが…「生きがい」とは、何か? 

お金だけでは、測れません。確かに…豊かな生活の中には、最低限のお金は必要です。でもカタルは120万円の「極貧生活」も経験しましたが、今では、それも楽しい経験です。その時に、人間の本性を観ました。

カタルは友達に、毎月50万円ずつ…借りたのです。毎月です。そうして300万円になった時、「カタル、ゴメン。俺も「もう金がない」から、これで最後にしてくれ」と向こうが謝って…カタルに50万円を差し出したのです。今でも時々一緒に飲む友達です。こんな友達が居て幸せです。

もう一人はゴメン、「俺は金がないが、他に出来ることがあるなら…何でもする」と述べて、カタルの代わりに、カタルが田舎で持っていた土地を、銀行融資で買おうとした奴がいます。彼が実際の「買う訳」ではないのですが、カタルの「身代わり」で、借金ができる方法でした。それを「快諾」したのです。良い奴です。そんな仲間が何人いるか…。なかなか金は貸してくれませんよ。

そんな貴重な経験は、なかなか…出来ません。今から思うと「楽しい経験」でした。その時は、大変なのです。本当に…大変なんです。その代わり…「強靭な精神力」が、養われたかもしれません。

所詮、最後は「命のやり取り」です。ヤクザの世界です。仲間の「よちゃん」は、組の事務所まで呼ばれて…散々脅されて…最後は、その組長とステーキを食べに行くような奴なのです。なかなか…居ないのです。ヤクザは、ある意味で、馬鹿ですから何でもします。

まぁそんな…「経験」はしない方が一番ですが、所詮、株なんか…大きな問題ではないのです。ノンビリ、構えれば「それで良し!」 

迷ったら…「野村証券」を100株で良いから、買って置けば、良いのです。簡単です。実に…簡単な話です。上手に…「立ち回ろう」とするから、駄目なのです。また…明日。



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